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15話 騎士団の制服 ※R18
しおりを挟むディアマンテが、騎士服を脱ごうとボタンに指を掛けると…
フロルは華奢な手を伸ばし、騎士服の袖を引っ張る。
「ああっ… 旦那様、あの… 脱がないで… くだ‥さい!」
思わずフロルは、ねだってしまう。
初めて会い、恋した時もディアマンテは晴れた陽光の下、騎士服を颯爽と着こなしていた…
その姿にフロルはずっと胸をときめかせていたのだ。
「…んん?」
ボタンを外す手を止め、ディアマンテの袖を掴み、恥じらうフロルを見下ろすと…
「好…好きなのです… 騎士の姿が…とても素敵でドキドキして私は… 服を汚さないように… 気を付けますから‥お願いです‥少しだけこのまま…!」
言葉を1つ、紡ぐごとにフロルの身体がフワリと紅く染まり…
同時にディアマンテは、オメガのフェロモンに包み込まれ、熱い激情に追い立てられていた。
「はっ…っく!!」
ディアマンテは息を呑み、夢中でフロルの唇を奪い、舌で口腔を蹂躙する。
「フゥンンッ…ッ…ンンッ…ディア…!! ああっ!」
「フロル…ッ…悪い子だ! …夫の裸より、騎士服が良いなんて…っ!」
低く暗い声で、ディアマンテはフロルの耳元で、甘く責めた。
「あっ…ハァァ…ッ…アナタが素敵だから…っ…んんっ…ふうっ…っ…」
騎士服をキュッと握り締め…
フロルは堪らず、アルファのフェロモンが溢れる、ディマンテの首筋へ鼻を擦り付けた。
「悪い子だ! …そんなに騎士に抱かれたいか? 仕方ない、今夜だけ望みをかなえてやろう!!」
いつもの紳士然とした姿とは違い、粗野な雰囲気のディアマンテに…
フロルはさらにドキドキと、胸をときめかせてしまった。
フロルは知らないが、騎士団という男ばかりの職場では、貴族出身でも気の荒い者が多く…
騎士たちを束ねるのに、上品さは不要なのだ。
「んんっ…!ハァ…ああっ…んんっ…!!」
ネックガードの隙間から、ディアマンテは荒々しく太く長い指を差し入れ…
首周りを刺激しながら項の代わりにフロルの肩を跡が付くまで噛む。
「ああっ…んんっ…ディア…ディア…アアアッ…!!」
敏感な首周りから、背骨を通りウズウズ、ジクジクと刺激が走りフロルの平らな下腹の中に、火が付く。
「…フロル!! ハァッハァッ‥私のモノだ! ハァッハァッ‥私の妻だ!!」
アルファの本性、強い独占欲が解き放たれてゆくディアマンテ。
ネックガードを押し上げ…
いい匂いがする、フロルの細い首の付け根を、ディアマンテは夢中で吸う。
ジュククチュクッ…ジュッ…チュッ…ッ…
「ああ… んんっ… ディアア… 身体が熱くて、オカシクなりそう…!」
首筋をたっぷり味わった後…
ディアマンテは小さな乳首を摘まみ、跡が付くまで吸う。
「ディアア… もっと、もっと吸ってぇ… 止めないでぇ…!!」
「止めないさ!!」
フロルがとヨガリ狂うまで、ディアマンテは甘噛みし吸い続ける。
ジュクッ…ジュッ…チュッジュクッ…ジュッ…チュッジュウッ…
「出るぅンンッ…出るぅハァアッ…出ちゃうぅ…アアンンッ―――ッ!!」
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