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69話 番の契り ※R18
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最初はゆるゆると小刻みに動いていたが…
アディが上げる甘い声に合わせ、ズリュッ… ズリュッ… とデスチーノの動きは、大胆なものへと変わって行った。
「はあっくぅぅ…ああっんんっ…! ああっ…! ああっ…ああっんん…!」
ヂクヂクと疼くお腹の中、アディが覚えたての好きな場所を、デスチーノに狙って刺激され…
グチュチュ… グチュ… グチュチュ… グチュ… チュッ…
蜜壺からあふれた淫密が、デスチーノのペニスに絡みつき、絶え間なく響く淫らな音を聞きながら、 アディは魂が飛び出しそうなほど、激しい快楽を貪る。
「ああああっ―――――――――っ…!!!!」
「うううっ…くっ… アディ…!」
先にアディが射精すると… 眉間に深いしわを寄せ、アディの肩にポタッ… ポタとッ… と汗を落としながら、デスチーノは射精を耐えて、ずるりっ… とペニスを引き抜く。
「はあぁっ… ああっ… デ… デスチーノ…?!」
<ああ、どうして抜いてしまうの? デスチーノはまだ射精していないのに? いっぱい僕の中に出して欲しいのに?!>
アディはぷくっ… とふくれて、不満顔でデスチーノを見あげると…
ギュッ… と目を閉じて、デスチーノが辛そうにぶるぶると震えているのに気付き、アディはどこか痛いところでもあるのかと、急に心配になり慌ててしまう。
「デスチーノ、大丈夫ですか?! どうしたの?!」
「ア… アディ… すまない、もう… 我慢できそうにない!」
ハァッ… ハァッ… と苦しそうに熱い息を吐きながら、スミレ色の瞳を薄く開き、眉間には深いしわを寄せて…
震える手でデスチーノはアディをうつ伏せにして、お尻だけを持ち上げた獣の交尾の姿勢をとらせた。
「デスチーノ…!?」
<"番の契り"を交わすの? 僕はやっとデスチーノの"番"になれるの?!>
背後から一気にアディの最奥まで、再びデスチーノにペニスを挿入され…
「ああっ…! んんんっ…! ふうっ…んん…っ!」
たっぷりあふれ出た、アディの淫密で良く滑り、大した抵抗も無く、ずぶりっ… とデスチーノの長大な性器が入ってしまう。
さっきまで感じていたのとは違う場所が、ゴリゴリと強くこすれ、アディは背中を反らしてうめき声を上げた。
「アディ…! 噛むぞ!!」
汗で項に貼り付いた、アディの金糸のような髪を寄せると、デスチーノはチュッ… チュッ… とキスを落とし… 白い項に噛みついた。
「あああ―――っ…!!」
「ううっ…くっぅ…!!」
甲高い叫び声を上げるアディの項を噛んだまま、デスチーノはガツッ… ガツッ… とアディの臀部に腰を打ち付けるように、激しく突きあげ…
「ああっんん! はあっ! ああっ…! ああっ…! んんぅっ…!」
<熱い! 熱い! 項が… 背中が…っ! 僕のお腹の中が…っ!! あっ… また出ちゃうっよぉ! 出ちゃうっ―――っ……!>
デスチーノの項を噛む力が強くなり…
じわりっ… とアディの身体全体に項から痺れるような刺激と熱が広がって行く。
「デスチーノ! デスチーノ!! ああああ―――っ…!!!!」
「ううっ… ぐぐっ… う――――――っ…!!!!」
アディが善がり狂い、気を失うまで…
"番"になった夫婦が行う、最初の儀式は続いた。
アディが上げる甘い声に合わせ、ズリュッ… ズリュッ… とデスチーノの動きは、大胆なものへと変わって行った。
「はあっくぅぅ…ああっんんっ…! ああっ…! ああっ…ああっんん…!」
ヂクヂクと疼くお腹の中、アディが覚えたての好きな場所を、デスチーノに狙って刺激され…
グチュチュ… グチュ… グチュチュ… グチュ… チュッ…
蜜壺からあふれた淫密が、デスチーノのペニスに絡みつき、絶え間なく響く淫らな音を聞きながら、 アディは魂が飛び出しそうなほど、激しい快楽を貪る。
「ああああっ―――――――――っ…!!!!」
「うううっ…くっ… アディ…!」
先にアディが射精すると… 眉間に深いしわを寄せ、アディの肩にポタッ… ポタとッ… と汗を落としながら、デスチーノは射精を耐えて、ずるりっ… とペニスを引き抜く。
「はあぁっ… ああっ… デ… デスチーノ…?!」
<ああ、どうして抜いてしまうの? デスチーノはまだ射精していないのに? いっぱい僕の中に出して欲しいのに?!>
アディはぷくっ… とふくれて、不満顔でデスチーノを見あげると…
ギュッ… と目を閉じて、デスチーノが辛そうにぶるぶると震えているのに気付き、アディはどこか痛いところでもあるのかと、急に心配になり慌ててしまう。
「デスチーノ、大丈夫ですか?! どうしたの?!」
「ア… アディ… すまない、もう… 我慢できそうにない!」
ハァッ… ハァッ… と苦しそうに熱い息を吐きながら、スミレ色の瞳を薄く開き、眉間には深いしわを寄せて…
震える手でデスチーノはアディをうつ伏せにして、お尻だけを持ち上げた獣の交尾の姿勢をとらせた。
「デスチーノ…!?」
<"番の契り"を交わすの? 僕はやっとデスチーノの"番"になれるの?!>
背後から一気にアディの最奥まで、再びデスチーノにペニスを挿入され…
「ああっ…! んんんっ…! ふうっ…んん…っ!」
たっぷりあふれ出た、アディの淫密で良く滑り、大した抵抗も無く、ずぶりっ… とデスチーノの長大な性器が入ってしまう。
さっきまで感じていたのとは違う場所が、ゴリゴリと強くこすれ、アディは背中を反らしてうめき声を上げた。
「アディ…! 噛むぞ!!」
汗で項に貼り付いた、アディの金糸のような髪を寄せると、デスチーノはチュッ… チュッ… とキスを落とし… 白い項に噛みついた。
「あああ―――っ…!!」
「ううっ…くっぅ…!!」
甲高い叫び声を上げるアディの項を噛んだまま、デスチーノはガツッ… ガツッ… とアディの臀部に腰を打ち付けるように、激しく突きあげ…
「ああっんん! はあっ! ああっ…! ああっ…! んんぅっ…!」
<熱い! 熱い! 項が… 背中が…っ! 僕のお腹の中が…っ!! あっ… また出ちゃうっよぉ! 出ちゃうっ―――っ……!>
デスチーノの項を噛む力が強くなり…
じわりっ… とアディの身体全体に項から痺れるような刺激と熱が広がって行く。
「デスチーノ! デスチーノ!! ああああ―――っ…!!!!」
「ううっ… ぐぐっ… う――――――っ…!!!!」
アディが善がり狂い、気を失うまで…
"番"になった夫婦が行う、最初の儀式は続いた。
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