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36話 僕のモノにする ※R18
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キスが深くなり、カイリの温かい舌がフユメの中にするりともぐりこみ、唇の内側でフユメの舌と淫らに戯れる。
チュク… チュク…ッ… チュ… チュ… チュクッ…
「んんっ… ふぅぅ… んんっ… んんっ…」
唇と唇が重なり合う音を聞きながら受ける、2週間ぶりの性的誘惑がたっぷり込められたカイリのキスは…
鈍感になっていたフユメの感覚を刺激し、お尻の奥にあるオメガの性器がとろとろと、うずき出してしまう。
チュクッ… と音を残して、フユメはカイリのたくましい胸に手をついて、唇を離した。
「ダメぇ… カイリさん! ごはんが冷めちゃうよ… それに話したいことあるし」
<奥… 奥さん…の話… 聞きたい!>
「食事は後で私が温めるから… 今すぐ、フユメを食べたい!」
カイリはフユメの耳を甘噛みしながら、甘い声でねだり… オメガの弱点で性感帯の項を大きな手で、ゆるゆるともむ。
「でも、カイリさん…! んんんっ…!」
項に与えられた刺激が、背筋を通りキスで感覚がするどくなった、フユメの身体全体へと、じわじわと気持ち良いしびれとなり広がる。
「ごめんフユメ! もう… 我慢できない! フユメが欲しくてたまらないんだ!」
「あっ…!」
フユメは大切なことを思い出した。
<カイリさん… ずっと僕の体力を考えて、我慢してくれていたけれど… 僕と暮らし始めた頃、オメガの僕が目の前にいると、性欲をいっぱい刺激されて、毎日セックスしても足りないと言っていたっけ…?>
「フユメ… やっぱり、抱かれたくない?」
寂しそうなカイリの声に、フユメはドキリッ… と心臓がはねた。
「・・・・・・」
<そんなカイリさんを2週間も、我慢させている… これ以上我慢させたら、他の人を抱きたいと思うようになるかもしれない! そんなの絶対に嫌だ! 絶対に僕だけを抱いて欲しい!!>
「ダメかな?」
フユメの耳の裏側に舌をはわせながら… カイリはおずおずとたずねた。
「して、カイリさん! 今すぐ抱いてぇ!」
<奥さんとは出来ないことを、僕はカイリさんと、いっぱいしたい!! だってセックスだけは、僕が奥さんに勝てる要素だもの!!>
フユメは背伸びをして、自分からカイリの唇にキスをした。
<それに心がまだ奥さんのものなら、カイリさんの身体は僕のモノにするんだから!!>
「フユメ?!」
満面の笑みを浮かべて、カイリはフユメを抱き上げると、寝室へと向かう。
抱き上げられて寝室へ運ばれる間、今度はお返しにフユメがカイリの耳を甘がみして、夢中で耳の裏をなめた。
強く溺れるようなアルファのフェロモンが、カイリから立ち上り… フユメは頭がくらくらする。
「んんんっ…! すごい… カイリさんのフェロモン! 狂いそう!」
抱かれると覚悟を決めたとたん、カイリのフェロモンに欲望を刺激され、フユメの身体は軽い発情状態に入った。
「フユメもすごいよ! 今まで身体が不調だったのが信じられない!」
「カイリさん! 早くぅ! 早くぅ―――っ!!」
チュク… チュク…ッ… チュ… チュ… チュクッ…
「んんっ… ふぅぅ… んんっ… んんっ…」
唇と唇が重なり合う音を聞きながら受ける、2週間ぶりの性的誘惑がたっぷり込められたカイリのキスは…
鈍感になっていたフユメの感覚を刺激し、お尻の奥にあるオメガの性器がとろとろと、うずき出してしまう。
チュクッ… と音を残して、フユメはカイリのたくましい胸に手をついて、唇を離した。
「ダメぇ… カイリさん! ごはんが冷めちゃうよ… それに話したいことあるし」
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「食事は後で私が温めるから… 今すぐ、フユメを食べたい!」
カイリはフユメの耳を甘噛みしながら、甘い声でねだり… オメガの弱点で性感帯の項を大きな手で、ゆるゆるともむ。
「でも、カイリさん…! んんんっ…!」
項に与えられた刺激が、背筋を通りキスで感覚がするどくなった、フユメの身体全体へと、じわじわと気持ち良いしびれとなり広がる。
「ごめんフユメ! もう… 我慢できない! フユメが欲しくてたまらないんだ!」
「あっ…!」
フユメは大切なことを思い出した。
<カイリさん… ずっと僕の体力を考えて、我慢してくれていたけれど… 僕と暮らし始めた頃、オメガの僕が目の前にいると、性欲をいっぱい刺激されて、毎日セックスしても足りないと言っていたっけ…?>
「フユメ… やっぱり、抱かれたくない?」
寂しそうなカイリの声に、フユメはドキリッ… と心臓がはねた。
「・・・・・・」
<そんなカイリさんを2週間も、我慢させている… これ以上我慢させたら、他の人を抱きたいと思うようになるかもしれない! そんなの絶対に嫌だ! 絶対に僕だけを抱いて欲しい!!>
「ダメかな?」
フユメの耳の裏側に舌をはわせながら… カイリはおずおずとたずねた。
「して、カイリさん! 今すぐ抱いてぇ!」
<奥さんとは出来ないことを、僕はカイリさんと、いっぱいしたい!! だってセックスだけは、僕が奥さんに勝てる要素だもの!!>
フユメは背伸びをして、自分からカイリの唇にキスをした。
<それに心がまだ奥さんのものなら、カイリさんの身体は僕のモノにするんだから!!>
「フユメ?!」
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「んんんっ…! すごい… カイリさんのフェロモン! 狂いそう!」
抱かれると覚悟を決めたとたん、カイリのフェロモンに欲望を刺激され、フユメの身体は軽い発情状態に入った。
「フユメもすごいよ! 今まで身体が不調だったのが信じられない!」
「カイリさん! 早くぅ! 早くぅ―――っ!!」
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