5 / 6
お兄ちゃん
しおりを挟む
それじゃ、気を取り直して!!
「せーの!」
「いただきます!」
天使のおにぎりは、もちろんのことカルボナーラの濃厚な卵の甘味が、クリームからも感じられるし‥
「うまいー!」
「おいしーい!初めて食べる食事DAKARA
、ちょーおいしい!」
「おいおい笑 急いで食べなくても大丈夫だぞ!口のまわりにご飯粒ついてるし。」
「あれ?ほんと?」
「ああ、ほらここらへん。」
「あ、ほんとだ。とれた?」
「ああ、とれたよ。そういえば、どれくらい食べればお腹いっぱいになりそうか?」
「うーんとさ、天使のおにぎり一個分くらいかな?」
「少食なんだな。もっと食わなくて大丈夫か?」
「うん、ていうか病気にならないから大丈夫だよ?」
「まあ、そうか。話は変わるけど、お腹いっぱいか?」
「うん!!お腹いっぱい!」
「じゃあ、残った分は冷蔵庫にいれとくか。って、地味にこの冷蔵庫の初めての使用だな」
「眠くなったからお眠りするね!」
「おお、そうか。あ、それなら布団しいてやるからちょっと待って。」
「あ、ありがとう!」
「これくらい気にすんなよ。ほい。」
「君は寝ないの?」
「ああ、俺はいいよ。何分たったら起こしてほしいとかある?」
「うーん、三十分くらいしたら、起こしてほしいな。」
「わかった。おやすみー。」
「おやすみー。ふぅぁー」
さてさて、この間に俺は持ってきた荷物を整理するかな。って、もうルシアンは寝たのか。早いな。こいつやっぱり、スッゲー可愛い系の整った顔だから寝てる姿もかわいいな。子犬みたい。俺に弟いるなら、こんなやつがいいな‥って荷物の整理しなきゃ。
まずは、スーツケースを開いて‥
お、なんだかんだしてたら、いい時間だな。ルシアンを起こさなきゃ。
「おーい、ルシアン、三十分たったぞー!起きろー。」
「う。。ん。。むにゃむにゃ。。」
「おーい。起きろって。」
と言いながらルシアンの髪を手でとかす。
「むにゃむにゃ。。お兄ちゃん。。」
「うん?どうした?」
「お兄ちゃんも一緒に寝ようよ。。」
「お兄ちゃんってだれだ?」
「もちろん君に決まってるじゃん。。ってむにゃーーー!ごめん。忘れて今の!!」
「俺がお兄ちゃん?」
「いや、違うの!!ちょっと寝ぼけててさ。お願いだから忘れて!!」
顔を真っ赤にして必死に弁明するルシアンはなんていうか‥
「最高の弟みたいだな。」
「え?」
「あ、ごめん。声に出しちゃった笑 いいよ、お兄ちゃんで。周りの人へのお前の説明にもちょうどいいし。」
「いいの?」
「ああ。同じ部屋に住んでるのにただの友達ってのも変だしな。怪しまれないように、人目のあるところでも、お兄ちゃんって呼べよ。」
「うん!お兄ちゃん!」
なんか、心があったかくなってきた‥
「せーの!」
「いただきます!」
天使のおにぎりは、もちろんのことカルボナーラの濃厚な卵の甘味が、クリームからも感じられるし‥
「うまいー!」
「おいしーい!初めて食べる食事DAKARA
、ちょーおいしい!」
「おいおい笑 急いで食べなくても大丈夫だぞ!口のまわりにご飯粒ついてるし。」
「あれ?ほんと?」
「ああ、ほらここらへん。」
「あ、ほんとだ。とれた?」
「ああ、とれたよ。そういえば、どれくらい食べればお腹いっぱいになりそうか?」
「うーんとさ、天使のおにぎり一個分くらいかな?」
「少食なんだな。もっと食わなくて大丈夫か?」
「うん、ていうか病気にならないから大丈夫だよ?」
「まあ、そうか。話は変わるけど、お腹いっぱいか?」
「うん!!お腹いっぱい!」
「じゃあ、残った分は冷蔵庫にいれとくか。って、地味にこの冷蔵庫の初めての使用だな」
「眠くなったからお眠りするね!」
「おお、そうか。あ、それなら布団しいてやるからちょっと待って。」
「あ、ありがとう!」
「これくらい気にすんなよ。ほい。」
「君は寝ないの?」
「ああ、俺はいいよ。何分たったら起こしてほしいとかある?」
「うーん、三十分くらいしたら、起こしてほしいな。」
「わかった。おやすみー。」
「おやすみー。ふぅぁー」
さてさて、この間に俺は持ってきた荷物を整理するかな。って、もうルシアンは寝たのか。早いな。こいつやっぱり、スッゲー可愛い系の整った顔だから寝てる姿もかわいいな。子犬みたい。俺に弟いるなら、こんなやつがいいな‥って荷物の整理しなきゃ。
まずは、スーツケースを開いて‥
お、なんだかんだしてたら、いい時間だな。ルシアンを起こさなきゃ。
「おーい、ルシアン、三十分たったぞー!起きろー。」
「う。。ん。。むにゃむにゃ。。」
「おーい。起きろって。」
と言いながらルシアンの髪を手でとかす。
「むにゃむにゃ。。お兄ちゃん。。」
「うん?どうした?」
「お兄ちゃんも一緒に寝ようよ。。」
「お兄ちゃんってだれだ?」
「もちろん君に決まってるじゃん。。ってむにゃーーー!ごめん。忘れて今の!!」
「俺がお兄ちゃん?」
「いや、違うの!!ちょっと寝ぼけててさ。お願いだから忘れて!!」
顔を真っ赤にして必死に弁明するルシアンはなんていうか‥
「最高の弟みたいだな。」
「え?」
「あ、ごめん。声に出しちゃった笑 いいよ、お兄ちゃんで。周りの人へのお前の説明にもちょうどいいし。」
「いいの?」
「ああ。同じ部屋に住んでるのにただの友達ってのも変だしな。怪しまれないように、人目のあるところでも、お兄ちゃんって呼べよ。」
「うん!お兄ちゃん!」
なんか、心があったかくなってきた‥
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
甘灯の思いつき短編集
甘灯
キャラ文芸
作者の思いつきで書き上げている短編集です。 (現在16作品を掲載しております)
※本編は現実世界が舞台になっていることがありますが、あくまで架空のお話です。フィクションとして楽しんでくださると幸いです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
彩鬼万華鏡奇譚 天の足夜のきせきがたり
響 蒼華
キャラ文芸
元は令嬢だったあやめは、現在、女中としてある作家の家で働いていた。
紡ぐ文章は美しく、されど生活能力皆無な締め切り破りの問題児である玄鳥。
手のかかる雇い主の元の面倒見ながら忙しく過ごす日々、ある時あやめは一つの万華鏡を見つける。
持ち主を失ってから色を無くした、何も映さない万華鏡。
その日から、月の美しい夜に玄鳥は物語をあやめに聞かせるようになる。
彩の名を持つ鬼と人との不思議な恋物語、それが語られる度に万華鏡は色を取り戻していき……。
過去と現在とが触れあい絡めとりながら、全ては一つへと収束していく――。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。
イラスト:Suico 様
下っ端妃は逃げ出したい
都茉莉
キャラ文芸
新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりーー
庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになる。
そんな鈍臭い妃の一人たる私は、偶然後宮から逃げ出す手がかりを発見する。その手がかりは府庫にあるらしいと知って、調べること数日。脱走用と思われる地図を発見した。
しかし、気が緩んだのか、年下の少女に見つかってしまう。そして、少女を見張るために共に過ごすことになったのだが、この少女、何か隠し事があるようで……
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる