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初日の思い出!

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 「それでは皆んな、私は先に帰るが、しっかり楽しんでくれ」


 海で遊び終わり、先輩の別荘でくつろいでいるうちに夜になる。
 クリムは仕事のため、サークルの活動はここまでだ。


 「誘ってくれて楽しめた、ありがとう。明日のキノコ狩り、参加はできないが応援しているぞ」

 「クリムの応援なら頼もしいさ」


 俺がそう言うと、クリムは笑いながら。


 「また向こうで会えるのを楽しみにしている」


 そう言ってボートに乗っていくのだった。
 結局水着好き男の誤解は解けなかったが。


 「それじゃあ明日はキノコ狩りだ、今日はこのあと十分体を休めよう。各自風呂入って就寝!」


 リッシュの指示でみんな動き始める。
 別荘に風呂は一つしかないが、リッシュが事前に順番を決めていた。

 誰よりも気合が入っているのか、それともサークルのリーダーだからなのか。
 今は誰よりも頼りになるのだった。



 しばらく経ち、ベッドに横になる。
 目を瞑ると、自然と皆んなの水着姿が……

 まだ初日が終わっただけだけど、また来たいなと思える。
 明日のキノコ狩り、皆んな無事にクリアしたい。

 強い魔法は使えないけど、役に立ちたい!
 そんなことを考えていると、ゆっくり眠りに落ちていった。
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