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序章
13.さがしもの
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女中はやはり、音もなく移動している。俺たち二人が発する足音も、本来なら控えめで静かなはずなのに、彼女が静かすぎるせいで、とても目立っていた。
滑らかな動きで履物を合わせ、玄関の外へ出る。同じように、俺たちも靴を履いて外に向かった。するとそこに現れたのは、一台のリムジンだった。女中はその車体に向けて恭しく頭を下げ、中の人物が降りてくるのを待っている。
「伊織……」
ほどなくして後部座席から姿を見せたのは、伊織だった。俺が思わずこぼした言葉に反応して、こちらに視線が向けられる。学校で別れたときから、変わったところは見当たらないことから、怪我などもせずに帰って来られたのだと推察できた。
「おかえりなさいませ、伊織さま。それに柚織さまも……。ご無事で何よりです」
「……ただいま。しづ、これ」
そう言いながら、伊織が「しづ」と呼んだ女中へ手渡したものは、あの日本刀だった。……見つかったのか。よかった。
「承りました。……探し物は見つかりましたか?」
女中が放った言葉に、総毛立つ。あのとき伊織がいつの間にか手放していた日本刀は、今しがた渡したばかりだというのに、そんなことを口にするということは……他のものを指しているんだ。
……そして、それは……、それは……。
「どうもこうもない……!」
伊織のあとから降りてきた彼は、苛立ちと戸惑いが織り交ざった口調で、女中の問いに答えていた。俺たちよりも背が低く、まだあどけなさの残る彼の名は、柚織――伊織の弟だ。
「話は中でしよう」
柚織くんが再び口を開こうとしたところに、伊織がそう誘導した。
「……おや、それでしたらわたくしは……すぐに伺えませんね」
ちらりと伊織を一瞥してから、女中は「失礼いたします」と一言残し、どこかへ去ってしまった。預けられたものを、しまいに行ったのかもしれない。
「なんなら一緒に……は、まずいのか……」
独り言のように柚織くんがこぼす。俺と須納のことを見ながら言っていたということは、女中の行き先がどこかを、俺たちに知らせたくない、ということなのか。
「柚織は休んでもいいよ」
彼が呟いていた言葉には触れず、休息を促す伊織。人のことは言えないが、本当だったらぐっすりと眠っているはずの時間だ。今日の予定は分からないけれど、こんな時間に活動させてしまったことを、伊織は申し訳なく思っているようだった。
しかし柚織くんは頑としてそれを受け入れず、俺たちに向けて、何があったのか説明する場に付き添うことになった。色々と事情はありそうだが、まあ……弟としては、口下手な兄が心配なのかもしれないな、とも思った。
再び屋敷の中へ入る。先ほどと同じ部屋に案内されるかと思っていたが、どうやら違うらしい。置き去りにされていたタオル類を回収し、そのまま奥へ進んでいく。
相変わらず、家の中は静かだ。俺たちがいた部屋と玄関付近は電気がつけられていたが、それ以外は消されたままになっており、どうしても畏怖の念を抱いてしまう。問題なく歩ける程度には薄暗いなのだが、何も見えない真っ暗な空間よりも、個人的な心情としてはつらいものがあった。
伊織の家なら、あの奇妙な人影を見てしまうことはない――漠然とした、根拠もない考えが頭に渦巻いているが、それでも緊張してしまうのは、長年の経験からくる反射的なものなのだろう。
「……兄さん、まさか……」
道中、柚織くんがそんなことをつぶやく。対する伊織は少しだけ柚織くんに顔を向けて、わずかに頷く動作だけを見せて、正面に向き直った。
最奥まではいかないものの、かなり奥まった場所にある部屋までたどり着いたとき、伊織はようやく足を止める。どうぞ、と言いながら開けられた障子の中には、生活感がまるで感じられない部屋が待ち構えていた。
それは電気をつけられても変わらず、むしろ余計に無機質さを増しているような気さえする。
重厚で立派な座敷机に、厚手の座布団がいくつか配置されているのと、茶箪笥と思しき家具が壁沿いに置かれているだけなのだが、手入れが行き届いているからなのか、店頭にある展示物のように、ただそこに置かれているだけ、といった印象を受けた。
席には俺の隣に須納が座り、その向かいに柚織くんが座っている。伊織は俺の正面だ。
「申し訳ありませんが、お茶は出ませんよ。そんな時間ありませんし。まあ間に合えば、しづが何か持ってくると思いますけど」
柚織くんもまた、女中の名前を口にした。年上の者を呼び捨てにして当たり前、といった態度に見えるのは、やはり主従関係があるからだろうか。そして、不透明な部分が多いとはいえ、あの女中が宮原家に正式に仕えている人間だと判明して、安心する。
俺は幽霊の類を見たことはないはずだが、イザナイさんがきっかけで人影以外のものまで見えるようになってしまったのかと、すこし嫌な気持ちになっていた。それも杞憂だったらしいが、あの女中には申し訳ないことをしてしまったな、と自分の振る舞いを改める。
「それで……」
「待ってくれよ。俺、あのとき何が起こったのか、途中までしか知らないんだ」
本題に入ろうとした柚織くんを、須納が遮る。だから教えてくれないか、と言う彼に対して、あの惨状を目の当たりにした俺と伊織は、視線をさまよわせた。
「……本当に、知りたい?」
伊織が静かに問いかける。世の中には知らないままでいたほうがいいこともある、と暗に言っているようだった。
「……三咲はどうなったんだ。東雲についていた血が全部三咲のだって言うんなら、あいつは……」
須納から見れば、まだ一縷の望みがある状態なのだろう。追ってきたイザナイさんの手によって、重傷を負ってしまったが、生きている……しかしそれは、俺たちが三咲を放って校舎を出た時点で、ありえてはいけないはずの想定だ。
「――三咲は、死んだ。伝えるのは、それだけでいいだろ」
喉に引っかかりそうになる声をなんとか絞り出して、俺がそう発言した。
「……なん、で……」
「これ以上は……俺も、知らないままでいたほうがいいと思うんだ。伊織だって、伝えたくないから、ずっと黙っていたんだろうし……」
もちろん、図書室で聞かれたときは、東雲がそばにいたからという理由もあるだろう。けれどもやはり、あの光景を再び思い出しながら説明するのは、話す本人も須納も、精神的につらいものがある。
「…………」
しばしの間、沈黙が流れた。須納は血の気の引いた顔で、考え込んでしまっているようだ。
「……それで……、俺があの学校に着いてからの話なんですが」
柚織くんの切り出しに、須納はうめきにも似た声で「続けてくれ」と答えた。
「状況の把握や、血痕等の処理もしなければなりませんが、まず俺たちは……三咲さんを捜して、取り返すことを第一としました」
きっと彼なりに言葉を選んだのだろう。通常なら遺体を回収、とか言いそうな流れだった。
「ですが、どこにも見当たらないどころか、大量にあるはずの血痕すらなかったんです」
「は……?」
彼の告白に耳を疑った。三咲が死んだ場所以外にも、鏡から出てきたイザナイさんが通った道には、血痕がべったりと残っていたはずだ。それなのに、なんの痕跡も残っていなかったと、そう言うのか……?
「兄さんが現場に置いていった刀だけが、綺麗に残っていました。みなさん以外の誰かが侵入していた可能性も、ゼロではありませんが……それにしたって、兄さんたちが出てから再び入るまでという限られた時間のなかで、校舎内の汚れた箇所を全て綺麗にするなんて、通常で考えれば不可能です」
「……通常で考えれば、ってことは、じゃあ……そうじゃない視点からなら、可能ってことなのか?」
「……まあ、言い換えればそうですね。ただ……、説明してもいいものなのか……」
柚織くんの声は、尻すぼみになっていく。
「こうなってしまった以上、言うしかないよ」
伊織の言葉を受けて、柚織くんは何か言いたげにしていたが、次第に考えるような仕草になっていた。どうやって話すべきか、頭の中で整理しているのかもしれない。
「……もし、伝えてはいけなかったことを口にしてしまっても、非常事態だから……平気、ってことだよね、兄さん」
最終確認のような素振りで問いかける彼に、伊織は無言でうなずいた。
滑らかな動きで履物を合わせ、玄関の外へ出る。同じように、俺たちも靴を履いて外に向かった。するとそこに現れたのは、一台のリムジンだった。女中はその車体に向けて恭しく頭を下げ、中の人物が降りてくるのを待っている。
「伊織……」
ほどなくして後部座席から姿を見せたのは、伊織だった。俺が思わずこぼした言葉に反応して、こちらに視線が向けられる。学校で別れたときから、変わったところは見当たらないことから、怪我などもせずに帰って来られたのだと推察できた。
「おかえりなさいませ、伊織さま。それに柚織さまも……。ご無事で何よりです」
「……ただいま。しづ、これ」
そう言いながら、伊織が「しづ」と呼んだ女中へ手渡したものは、あの日本刀だった。……見つかったのか。よかった。
「承りました。……探し物は見つかりましたか?」
女中が放った言葉に、総毛立つ。あのとき伊織がいつの間にか手放していた日本刀は、今しがた渡したばかりだというのに、そんなことを口にするということは……他のものを指しているんだ。
……そして、それは……、それは……。
「どうもこうもない……!」
伊織のあとから降りてきた彼は、苛立ちと戸惑いが織り交ざった口調で、女中の問いに答えていた。俺たちよりも背が低く、まだあどけなさの残る彼の名は、柚織――伊織の弟だ。
「話は中でしよう」
柚織くんが再び口を開こうとしたところに、伊織がそう誘導した。
「……おや、それでしたらわたくしは……すぐに伺えませんね」
ちらりと伊織を一瞥してから、女中は「失礼いたします」と一言残し、どこかへ去ってしまった。預けられたものを、しまいに行ったのかもしれない。
「なんなら一緒に……は、まずいのか……」
独り言のように柚織くんがこぼす。俺と須納のことを見ながら言っていたということは、女中の行き先がどこかを、俺たちに知らせたくない、ということなのか。
「柚織は休んでもいいよ」
彼が呟いていた言葉には触れず、休息を促す伊織。人のことは言えないが、本当だったらぐっすりと眠っているはずの時間だ。今日の予定は分からないけれど、こんな時間に活動させてしまったことを、伊織は申し訳なく思っているようだった。
しかし柚織くんは頑としてそれを受け入れず、俺たちに向けて、何があったのか説明する場に付き添うことになった。色々と事情はありそうだが、まあ……弟としては、口下手な兄が心配なのかもしれないな、とも思った。
再び屋敷の中へ入る。先ほどと同じ部屋に案内されるかと思っていたが、どうやら違うらしい。置き去りにされていたタオル類を回収し、そのまま奥へ進んでいく。
相変わらず、家の中は静かだ。俺たちがいた部屋と玄関付近は電気がつけられていたが、それ以外は消されたままになっており、どうしても畏怖の念を抱いてしまう。問題なく歩ける程度には薄暗いなのだが、何も見えない真っ暗な空間よりも、個人的な心情としてはつらいものがあった。
伊織の家なら、あの奇妙な人影を見てしまうことはない――漠然とした、根拠もない考えが頭に渦巻いているが、それでも緊張してしまうのは、長年の経験からくる反射的なものなのだろう。
「……兄さん、まさか……」
道中、柚織くんがそんなことをつぶやく。対する伊織は少しだけ柚織くんに顔を向けて、わずかに頷く動作だけを見せて、正面に向き直った。
最奥まではいかないものの、かなり奥まった場所にある部屋までたどり着いたとき、伊織はようやく足を止める。どうぞ、と言いながら開けられた障子の中には、生活感がまるで感じられない部屋が待ち構えていた。
それは電気をつけられても変わらず、むしろ余計に無機質さを増しているような気さえする。
重厚で立派な座敷机に、厚手の座布団がいくつか配置されているのと、茶箪笥と思しき家具が壁沿いに置かれているだけなのだが、手入れが行き届いているからなのか、店頭にある展示物のように、ただそこに置かれているだけ、といった印象を受けた。
席には俺の隣に須納が座り、その向かいに柚織くんが座っている。伊織は俺の正面だ。
「申し訳ありませんが、お茶は出ませんよ。そんな時間ありませんし。まあ間に合えば、しづが何か持ってくると思いますけど」
柚織くんもまた、女中の名前を口にした。年上の者を呼び捨てにして当たり前、といった態度に見えるのは、やはり主従関係があるからだろうか。そして、不透明な部分が多いとはいえ、あの女中が宮原家に正式に仕えている人間だと判明して、安心する。
俺は幽霊の類を見たことはないはずだが、イザナイさんがきっかけで人影以外のものまで見えるようになってしまったのかと、すこし嫌な気持ちになっていた。それも杞憂だったらしいが、あの女中には申し訳ないことをしてしまったな、と自分の振る舞いを改める。
「それで……」
「待ってくれよ。俺、あのとき何が起こったのか、途中までしか知らないんだ」
本題に入ろうとした柚織くんを、須納が遮る。だから教えてくれないか、と言う彼に対して、あの惨状を目の当たりにした俺と伊織は、視線をさまよわせた。
「……本当に、知りたい?」
伊織が静かに問いかける。世の中には知らないままでいたほうがいいこともある、と暗に言っているようだった。
「……三咲はどうなったんだ。東雲についていた血が全部三咲のだって言うんなら、あいつは……」
須納から見れば、まだ一縷の望みがある状態なのだろう。追ってきたイザナイさんの手によって、重傷を負ってしまったが、生きている……しかしそれは、俺たちが三咲を放って校舎を出た時点で、ありえてはいけないはずの想定だ。
「――三咲は、死んだ。伝えるのは、それだけでいいだろ」
喉に引っかかりそうになる声をなんとか絞り出して、俺がそう発言した。
「……なん、で……」
「これ以上は……俺も、知らないままでいたほうがいいと思うんだ。伊織だって、伝えたくないから、ずっと黙っていたんだろうし……」
もちろん、図書室で聞かれたときは、東雲がそばにいたからという理由もあるだろう。けれどもやはり、あの光景を再び思い出しながら説明するのは、話す本人も須納も、精神的につらいものがある。
「…………」
しばしの間、沈黙が流れた。須納は血の気の引いた顔で、考え込んでしまっているようだ。
「……それで……、俺があの学校に着いてからの話なんですが」
柚織くんの切り出しに、須納はうめきにも似た声で「続けてくれ」と答えた。
「状況の把握や、血痕等の処理もしなければなりませんが、まず俺たちは……三咲さんを捜して、取り返すことを第一としました」
きっと彼なりに言葉を選んだのだろう。通常なら遺体を回収、とか言いそうな流れだった。
「ですが、どこにも見当たらないどころか、大量にあるはずの血痕すらなかったんです」
「は……?」
彼の告白に耳を疑った。三咲が死んだ場所以外にも、鏡から出てきたイザナイさんが通った道には、血痕がべったりと残っていたはずだ。それなのに、なんの痕跡も残っていなかったと、そう言うのか……?
「兄さんが現場に置いていった刀だけが、綺麗に残っていました。みなさん以外の誰かが侵入していた可能性も、ゼロではありませんが……それにしたって、兄さんたちが出てから再び入るまでという限られた時間のなかで、校舎内の汚れた箇所を全て綺麗にするなんて、通常で考えれば不可能です」
「……通常で考えれば、ってことは、じゃあ……そうじゃない視点からなら、可能ってことなのか?」
「……まあ、言い換えればそうですね。ただ……、説明してもいいものなのか……」
柚織くんの声は、尻すぼみになっていく。
「こうなってしまった以上、言うしかないよ」
伊織の言葉を受けて、柚織くんは何か言いたげにしていたが、次第に考えるような仕草になっていた。どうやって話すべきか、頭の中で整理しているのかもしれない。
「……もし、伝えてはいけなかったことを口にしてしまっても、非常事態だから……平気、ってことだよね、兄さん」
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