107 / 175
連載
8.-10
しおりを挟む
オルギールが戻ってくる。
私は頭の中で反芻した。
ということは、今はアルバにいないのか。それとも比喩的な意味で、近くにはいるのだけれど、いずれ「私の傍に」戻ってきてくれる、ということなのか。
「……ルードもまだまだのようだな」
ユリアスは私の肩に置いた手をそのままに、まあ俺はもっとそうか、と自嘲気味に呟いている。
わけがわからない。
シグルド様のことは、今はいい。
戦争には勝ち、ご無事で戻ってこられるならそれを待つだけだ。
でも、オルギールは何をしているんだろう?
「ねえ、ユリアス。できれば、教えて頂きたいのだけれど」
「何なりと、姫」
「オルギールはどこにいるの?何をしているの?」
緑柱石の瞳を見上げて私は思ったことを口にした。
「まあ、知りたいだろうな」
ユリアスは微苦笑とともに言って、軽く置いていた手を滑らせ、私の肩をそっとひと撫でした。
すいぶん、一晩で距離が近くなったものだな、と思うけれど、まあいい。
細かいことは気にしないことにしたのだ。ぼんやりしていたけれど、昨晩のレオン様とユリアスのやりとりは覚えている。私が三公爵の共有の妻になること。そして、レオン様は何度も「いずれは」と言っていたけれど、どうやらその時期は早まるらしい。決定事項らしいから。
それより、オルギールのことを知りたい。彼に聞こうにも今はいないし、レオン様とは致す暇はあってもゆっくり話す暇もないし。
「……オルギールはアルバにいたりいなかったり。まあ、猛烈に多忙にしている」
「何をしているの?」
「地盤固めやら引継ぎやら」
何それ。さっぱりわからない。
首を傾げつつさらに質問しようとしたのだけれど、不意に、唇にそっと指が置かれて面食らってしまった。
ユリアスの指が、私の唇に。
何これ。もっとわからない。
「何なりと、と言っておいて悪いが今俺が言えるのはここまでだ」
あっけにとられた私の機先を制して、ユリアスは言った。
私に質問を許さないようにか、やんわりとはいえ唇に触れる指はなかなか外してもらえない。
やだ、ユリアス。と、小声で言ったつもりだけれど、聞こえなかったのか聞こえていて無視したのか、ユリアスはお構いなしに乗せた指をゆっくりと左右に動かして……つまり、指で私の唇を撫でている。
振り払おうと身を捩ってはみたものの、捩った先、背けた先に指がついてくるだけ。
せめてもと憎たらしい緑瞳を睨んでやったのだけれど効果なし。それどころか、穏やかで静かに凪いでいた筈の瞳に妖しい光が灯ったようで、たじろいでしまう。
「詳しくは俺から言うべきではない。言える話なら初めからオルギールがあんたに話しているはずだ」
「……」
「あいつにとっても生き方を変える相当なことだ。戻ったら何でも話してくれる。それまで待っていればいい」
「……」
「言うべきではないし、俺からは言いたくない、口にしたくない、ということもある」
そこまで言うと、あとは黙っていつまででも私の唇を撫でている。
……だんだんムカついてきた。
謎かけみたいなことしか言わないからさらに混乱するだけだし、艶めいた目で(そう。真昼間から認めたくはないが、妖しい光、というのはまさにそっちの方面のことだ)ひとの唇を撫でまわしているし、何が言いたいのだ。
「俺とともにいても、ルードの話をしていても、今のあんたの頭の中はオルギール、か」
ユリアスは独り言のように言う。
ずっと一緒にいたもの。当然でしょう?と、私は声に出さずに応じる。
「レオンも複雑だろうよ。昨晩の様子からすれば」
勝手に納得して勝手に喋るのは止めてほしい。
我慢がならなくなった私は、反撃に出ることにした。暴力をふるうのではないから問題ない。
「えい!!」
「!?った……」
がぶり!とユリアスの指に噛みついてやったのだ。
もちろん、大した力は込めていない。でも十分不意打ちにはなったはずだ。
「ざまあみろ、よ、ユリアス!」
予想通りの反応。慌てて指をひっこめたユリアスに、私は意気揚々と言い放った。
昨晩の鼻先にちゅうのときも思ったけれど、公爵様は不意打ちに弱い。御貴族様ですからね。
あ、レオン様は別、だけれど。あの方は舐めてかかるとえらい目に合う。
でも、実はほんの少しだけ、ユリアスに対しては舐めてかかっているかもしれない。ユリアスは反応が余裕綽々じゃないところが若さがある、と思う。
「奥歯に物が挟まった話し方しかしてくれない。自分だけ納得して喋る。感じ悪いわ、ユリアス」
「……」
今度はユリアスがだんまりになった。
私に噛まれた指を見、私を見、唇を引き結んでいる。
ちょっと怒らせたかな?と心配にはなったけれど、歯型が付くほど噛んだわけではない。
いきなりひとの唇なんて撫でるからだ。
「思わせぶりな事を言わないで。結局なんにもわからない。それどころかもっと混乱させられた」
「……」
「ユリアス、何かお返事は?」
「……」
悪かった、とか、なんとか一言でも言ってくれればそれでよかったのだ。
でも、ユリアスは黙ったままで。
それどころか、なんと私に噛まれた指を口に含み、紅い舌を見せつけるように伸ばして舐めている!
「ちょっ……!?」
衝撃の映像に息を呑むと。
ユリアスは指を舐めながら薄く笑った。
悪い笑み。……色っぽくて、邪な。
「悪かった、姫」
指を咥えたまま、ユリアスはニタリ、と笑った。
こんな顔もできるのか、ユリアスは。
冷たい汗が背中を伝う。
調子に乗ったか?私。……ちょっと、ほんのわずか、噛みついただけだが……
「いいぃ、いえ、もうお詫び、けっこうです」
本能的な恐怖心にかられ、私はへんてこな丁寧語と共に震え声で言った。
「それよりユリアス様、ずいぶん長居をしてしまいました、私そろそろ失礼を」
「ユリアス、だ」
彼はこんな状況下でもしっかりと訂正を要求した。
肩を撫でていた手は、いつのまにか腰に回されていた。舐めていた指を離し、そちらの手も同様に。ようは両手で退路を封じられ、ユリアスに囲い込まれ。
──明るい空中庭園の一角。知らない花の香、鳥のさえずり。こんなにも麗らかで気持ちの良い午後なのに。
私は個人的に緊迫していた。
ユリアスは凄みのある笑みを浮かべたままどんどんその整った顔を近寄せてくる。
「ユリアス、だ、姫」
「ユリアス」
「今日は空けておいたと言ったろう。ゆっくりしていけばいい。……夜まで」
「いや、それは……夜まで!?」
「……一緒にいてほしい」
「はあ!?」
最後はまさかの懇願になって、私は素っ頓狂な声を上げた。
怒涛の押せ押せに転じたユリアスは至近距離で奇声を発した私に怯む様子もなく。
「ちょっと!?……ユリアス、ユリアスってば!!」
ぎりぎりまで近づいたユリアスの顔が、不意に沈んだ。
──私の胸に。正確には、胸の谷間に。昨日ほどの胸あきの衣裳ではないとはいえ、しっかりとそこが強調された私の胸元に。
くちづけされるのかと思ったのだけれど、ユリアスの鋭く整った美貌は唇をスルーして私の胸の谷間を直撃したのだった。
昨晩に引き続きこの仕打ち。
お胸大好きユリアスは谷間フェチだったらしい。
私は頭の中で反芻した。
ということは、今はアルバにいないのか。それとも比喩的な意味で、近くにはいるのだけれど、いずれ「私の傍に」戻ってきてくれる、ということなのか。
「……ルードもまだまだのようだな」
ユリアスは私の肩に置いた手をそのままに、まあ俺はもっとそうか、と自嘲気味に呟いている。
わけがわからない。
シグルド様のことは、今はいい。
戦争には勝ち、ご無事で戻ってこられるならそれを待つだけだ。
でも、オルギールは何をしているんだろう?
「ねえ、ユリアス。できれば、教えて頂きたいのだけれど」
「何なりと、姫」
「オルギールはどこにいるの?何をしているの?」
緑柱石の瞳を見上げて私は思ったことを口にした。
「まあ、知りたいだろうな」
ユリアスは微苦笑とともに言って、軽く置いていた手を滑らせ、私の肩をそっとひと撫でした。
すいぶん、一晩で距離が近くなったものだな、と思うけれど、まあいい。
細かいことは気にしないことにしたのだ。ぼんやりしていたけれど、昨晩のレオン様とユリアスのやりとりは覚えている。私が三公爵の共有の妻になること。そして、レオン様は何度も「いずれは」と言っていたけれど、どうやらその時期は早まるらしい。決定事項らしいから。
それより、オルギールのことを知りたい。彼に聞こうにも今はいないし、レオン様とは致す暇はあってもゆっくり話す暇もないし。
「……オルギールはアルバにいたりいなかったり。まあ、猛烈に多忙にしている」
「何をしているの?」
「地盤固めやら引継ぎやら」
何それ。さっぱりわからない。
首を傾げつつさらに質問しようとしたのだけれど、不意に、唇にそっと指が置かれて面食らってしまった。
ユリアスの指が、私の唇に。
何これ。もっとわからない。
「何なりと、と言っておいて悪いが今俺が言えるのはここまでだ」
あっけにとられた私の機先を制して、ユリアスは言った。
私に質問を許さないようにか、やんわりとはいえ唇に触れる指はなかなか外してもらえない。
やだ、ユリアス。と、小声で言ったつもりだけれど、聞こえなかったのか聞こえていて無視したのか、ユリアスはお構いなしに乗せた指をゆっくりと左右に動かして……つまり、指で私の唇を撫でている。
振り払おうと身を捩ってはみたものの、捩った先、背けた先に指がついてくるだけ。
せめてもと憎たらしい緑瞳を睨んでやったのだけれど効果なし。それどころか、穏やかで静かに凪いでいた筈の瞳に妖しい光が灯ったようで、たじろいでしまう。
「詳しくは俺から言うべきではない。言える話なら初めからオルギールがあんたに話しているはずだ」
「……」
「あいつにとっても生き方を変える相当なことだ。戻ったら何でも話してくれる。それまで待っていればいい」
「……」
「言うべきではないし、俺からは言いたくない、口にしたくない、ということもある」
そこまで言うと、あとは黙っていつまででも私の唇を撫でている。
……だんだんムカついてきた。
謎かけみたいなことしか言わないからさらに混乱するだけだし、艶めいた目で(そう。真昼間から認めたくはないが、妖しい光、というのはまさにそっちの方面のことだ)ひとの唇を撫でまわしているし、何が言いたいのだ。
「俺とともにいても、ルードの話をしていても、今のあんたの頭の中はオルギール、か」
ユリアスは独り言のように言う。
ずっと一緒にいたもの。当然でしょう?と、私は声に出さずに応じる。
「レオンも複雑だろうよ。昨晩の様子からすれば」
勝手に納得して勝手に喋るのは止めてほしい。
我慢がならなくなった私は、反撃に出ることにした。暴力をふるうのではないから問題ない。
「えい!!」
「!?った……」
がぶり!とユリアスの指に噛みついてやったのだ。
もちろん、大した力は込めていない。でも十分不意打ちにはなったはずだ。
「ざまあみろ、よ、ユリアス!」
予想通りの反応。慌てて指をひっこめたユリアスに、私は意気揚々と言い放った。
昨晩の鼻先にちゅうのときも思ったけれど、公爵様は不意打ちに弱い。御貴族様ですからね。
あ、レオン様は別、だけれど。あの方は舐めてかかるとえらい目に合う。
でも、実はほんの少しだけ、ユリアスに対しては舐めてかかっているかもしれない。ユリアスは反応が余裕綽々じゃないところが若さがある、と思う。
「奥歯に物が挟まった話し方しかしてくれない。自分だけ納得して喋る。感じ悪いわ、ユリアス」
「……」
今度はユリアスがだんまりになった。
私に噛まれた指を見、私を見、唇を引き結んでいる。
ちょっと怒らせたかな?と心配にはなったけれど、歯型が付くほど噛んだわけではない。
いきなりひとの唇なんて撫でるからだ。
「思わせぶりな事を言わないで。結局なんにもわからない。それどころかもっと混乱させられた」
「……」
「ユリアス、何かお返事は?」
「……」
悪かった、とか、なんとか一言でも言ってくれればそれでよかったのだ。
でも、ユリアスは黙ったままで。
それどころか、なんと私に噛まれた指を口に含み、紅い舌を見せつけるように伸ばして舐めている!
「ちょっ……!?」
衝撃の映像に息を呑むと。
ユリアスは指を舐めながら薄く笑った。
悪い笑み。……色っぽくて、邪な。
「悪かった、姫」
指を咥えたまま、ユリアスはニタリ、と笑った。
こんな顔もできるのか、ユリアスは。
冷たい汗が背中を伝う。
調子に乗ったか?私。……ちょっと、ほんのわずか、噛みついただけだが……
「いいぃ、いえ、もうお詫び、けっこうです」
本能的な恐怖心にかられ、私はへんてこな丁寧語と共に震え声で言った。
「それよりユリアス様、ずいぶん長居をしてしまいました、私そろそろ失礼を」
「ユリアス、だ」
彼はこんな状況下でもしっかりと訂正を要求した。
肩を撫でていた手は、いつのまにか腰に回されていた。舐めていた指を離し、そちらの手も同様に。ようは両手で退路を封じられ、ユリアスに囲い込まれ。
──明るい空中庭園の一角。知らない花の香、鳥のさえずり。こんなにも麗らかで気持ちの良い午後なのに。
私は個人的に緊迫していた。
ユリアスは凄みのある笑みを浮かべたままどんどんその整った顔を近寄せてくる。
「ユリアス、だ、姫」
「ユリアス」
「今日は空けておいたと言ったろう。ゆっくりしていけばいい。……夜まで」
「いや、それは……夜まで!?」
「……一緒にいてほしい」
「はあ!?」
最後はまさかの懇願になって、私は素っ頓狂な声を上げた。
怒涛の押せ押せに転じたユリアスは至近距離で奇声を発した私に怯む様子もなく。
「ちょっと!?……ユリアス、ユリアスってば!!」
ぎりぎりまで近づいたユリアスの顔が、不意に沈んだ。
──私の胸に。正確には、胸の谷間に。昨日ほどの胸あきの衣裳ではないとはいえ、しっかりとそこが強調された私の胸元に。
くちづけされるのかと思ったのだけれど、ユリアスの鋭く整った美貌は唇をスルーして私の胸の谷間を直撃したのだった。
昨晩に引き続きこの仕打ち。
お胸大好きユリアスは谷間フェチだったらしい。
20
お気に入りに追加
6,147
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
迷い込んだ先で獣人公爵の愛玩動物になりました(R18)
るーろ
恋愛
気がついたら知らない場所にた早川なつほ。異世界人として捕えられ愛玩動物として売られるところを公爵家のエレナ・メルストに買われた。
エレナは兄であるノアへのプレゼンとして_
発情/甘々?/若干無理矢理/
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
ドS騎士団長のご奉仕メイドに任命されましたが、私××なんですけど!?
yori
恋愛
*ノーチェブックスさまより書籍化&コミカライズ連載7/5~startしました*
コミカライズは最新話無料ですのでぜひ!
読み終わったらいいね♥もよろしくお願いします!
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
ふりふりのエプロンをつけたメイドになるのが夢だった男爵令嬢エミリア。
王城のメイド試験に受かったはいいけど、処女なのに、性のお世話をする、ご奉仕メイドになってしまった!?
担当する騎士団長は、ある事情があって、専任のご奉仕メイドがついていないらしい……。
だけど普通のメイドよりも、お給金が倍だったので、貧乏な実家のために、いっぱい稼ぎます!!
異世界転移したら、推しのガチムチ騎士団長様の性癖が止まりません
冬見 六花
恋愛
旧題:ロングヘア=美人の世界にショートカットの私が転移したら推しのガチムチ騎士団長様の性癖が開花した件
異世界転移したアユミが行き着いた世界は、ロングヘアが美人とされている世界だった。
ショートカットのために醜女&珍獣扱いされたアユミを助けてくれたのはガチムチの騎士団長のウィルフレッド。
「…え、ちょっと待って。騎士団長めちゃくちゃドタイプなんですけど!」
でもこの世界ではとんでもないほどのブスの私を好きになってくれるわけない…。
それならイケメン騎士団長様の推し活に専念しますか!
―――――【筋肉フェチの推し活充女アユミ × アユミが現れて突如として自分の性癖が目覚めてしまったガチムチ騎士団長様】
そんな2人の山なし谷なしイチャイチャエッチラブコメ。
●ムーンライトノベルズで掲載していたものをより糖度高めに改稿してます。
●11/6本編完結しました。番外編はゆっくり投稿します。
●11/12番外編もすべて完結しました!
●ノーチェブックス様より書籍化します!
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。