上 下
69 / 175
連載

7.-27

しおりを挟む
 「------あと一人、ってなった、とき、に」

 途切れ途切れに、私は言った。

 浴槽にもう一度入って、オルギールの腰に跨り、肩に手をかけて、力の入らなくなったからだ全てを彼に預けている。
 指はもう抜かれていて、全身に纏わりついたぬるぬるを落としながら、ゆっくりゆっくり肌の感触を確かめるように、大きな手のひらが私のからだを巡っている。

 キアーラの声に騙されて一人で敵地に飛び込んでしまったこと。屈強な傭兵達が何人もいたが、それでも、戦って勝てる、勝つ寸前であったこと。けれど、ちょうど、剣を取り落としてしまったときに、報酬のとりっぱぐれを恐れた兵士達が、総督達を連れ戻しに、壁の隠し穴から現れたこと。

 「------刀子だけでは、斃せる人数では、なかったから、捕まることにしたの」

 なかなか、普通に話すことができない。
 オルギールは、今は普通に私のからだを撫でているだけなのかもしれないが、それも私にとっては愛撫に等しい。息が上がってしまって、私ばかり興奮しているみたいで恥ずかしくて仕方がない。
そんな私を知ってか知らずか、オルギールは銀色の睫毛を伏せたまま、飽かず私を撫でまわしている。

 「担ぎ上げられて、はじめは、甲冑を、着たまま、だったのだけれど」

 とられて、しまったの。

 ここまで話すと、オルギールはゆっくりと目を開けた。

 「!?・・・ちょ、っと、」

 私は激しく動揺した。
 恐ろしい眼。こんな眼を、このひとは私に向けたことはない。

 ひとは、恐怖に直面すると本能的に逃げようとする。今の私もまさにそんな感じで、思わず身を捩ってオルギールと距離を取ろうとしたけれど、当然いきなり強くなった腕の力に、諦めるほかなかった。

 「オルギール。顔、怖い・・・」
 「何と言われました?どんなふうに?」

 いつも、最高級の紫水晶みたいだ、と感じる瞳は、今はそんなお綺麗なものではない。
 魔眼、とでも言おうか。その力強さ、禍々しさ。まさしく魔力のようなそれを向けられて、身動きができない。

 「眼、怖い、オルギール・・・」
 「怖い目にあわせましたね、リヴェア様」

 声だけはものすごく甘く、優しい。顔との落差が、かえってもっと恐ろしくなるほどに。
 お湯の中で、思わず身震いした私を囲い込む腕の力は、強いけれど苦しくはない。絶妙な力加減だ。

 「・・・もっと詳しく話して下さい。・・・奴らは、なんと?」
 「強いから、武装解除を、させておけ、って」

 別に、隠すことではない。話すことでフラッシュバックに悩むほど、やわな私ではない。
 けれど、それを聞いたオルギールの反応のほうが、ずっと恐ろしい。

 「それで、鎧も革帯もとられた、と」
 「そう・・・」
 「なんと言って?黙ってとられたのでは、ないでしょう?」
 「うん。・・・オルギール、その、手・・・」

 また、彼の両手が蠢き始めた。
 今度はわかる。・・・明確に、「その」目的をもって動いている。
 背筋が震える。からだの中が熱くて、疼いて仕方がない。撫でるだけでは足りない。もっと欲しい。
 もっと強い刺激が、欲しくてたまらない。 
 腰を、揺らしそうになる。それを堪えるために、私はぎゅう、と、オルギールの肩に縋る手に力を込めた。

 「・・・裸に、剥いておけば、恥ずかしくて、逃げられないだろうって・・・」
 「他には?」
 「歩きながら、脱がそう、って」
 「・・・他には?」

 オルギールの声が低くなってゆく。反比例するように、私の中の熱が高まる。

 「オルギール・・・」
 「リヴェア様、思い出して」

 執拗に、オルギールは私を追い詰めた。
 肩を撫で、胸の丸みをなぞるように撫で、時々かすめるように先端に触れる。背筋を上下に往復し、お尻まで撫で下ろすと、ほんのちょっとだけ、尻肉の割れ目に指を這わせる。びくん!とからだが跳ねると、すぐにまた柔らかく延々と肌を撫で続ける。

 「・・・あとは、てんでに。・・・イヤらしいことを」
 「何と?」
 「ああぁ!」

 掠めるだけだった指が、きゅ、と胸の尖りをつまんで、捩じった。
 のけぞる私の喉元に、オルギールの舌が這わされる。

 「リヴェア様。・・・言って下さい」
 「ヤらせろ、とか、おがみたい、とか。・・・ああ、・・・」
 「他には?」
 「いいおっぱいとか、揉ませろとか、・・・オルギール・・・」
 
 ずっと、喉元に紅い舌が這っている。美しくて妖しくて、淫魔か吸血鬼のよう。

 「入れたい、と言われたり?」
 「ああん!!」

 ちゅぷん、と長い指が一本だけ、蜜口から侵入した。
 浅いところだけを抜き差しされ、もどかしくてたまらない。
 どうしていいかわからず、馬鹿のように頭を左右に振って、与えられる快感から逃れようとする。

 「・・・オルギール、今日は、もう・・・」
 「肌は、触れられませんでしたか?」

 オルギールは全くやめるつもりはないらしい。
 喉元を舐めていた舌は、今は私の唇をひたすらなぞっている。
 話すことはできる程度に、けれど、ひたすら私の唇を舐めている。

 「リヴェア様。・・・こう、されたのでは?」
 「オルギール!!」

 あくまでも優しく、官能的に触れていた手が、突如として荒々しいものになった。
 ざぶん、と派手なお湯の音ををたてて立ち上がると、私を抱えたまま大股に寝室へ移動し、びしょ濡れのまま広い寝台に横たえられる。

 「オルギール、だめ」
 「・・・肌着は、破れてはいませんでしたが」

 豪華で居心地よく整えられた室内も、天蓋から吊るされた繊細なレースも、すぐに目に入らなくなった。オルギールが私に覆いかぶさり、唇や頬を舐めながら私のからだをまさぐる。至近距離過ぎて、彼の表情を読むことができない。

 「男共があなたを前にして放っておくはずがない。どこまで、されたのです?どこを、どうされた?」
 「胸とか、お尻とか、揉まれて」

 同じように、彼の手が私の言葉通りに動く。甘い刺激に、からだをばたつかせようとしてしまう。でも、快感と羞恥に動揺しているだけで、本気で止めてほしいわけではない。

 「からだを、触られて」
 「・・・ここは?」
 「はあああん!!」

 今夜、何度目だろう。・・・彼はまた私の中に指を突き立てた。
 ずっと、待っていた刺激。軽く、イってしまう。
 全身を震わせていると、予想に反して、すぐに指は抜かれてしまった。そしてまた、その指はからだじゅうを這いまわる。

 気が狂いそうだ。もっと欲しい。もっと、もっと------

 「そこも、さわられた。肌着の、上から」
 「・・・・・・」
 
 私の意に反して、堰を切ったようにぼろぼろと言葉があふれ出る。こんなに、詳しく言うつもりはなかったのに。 言えば、欲しいものが与えられると思ったのか。言葉が止まらない。
 
 「担がれて、足、拡げられて。・・・足の、つけね、触られたの」
 「何人くらいに?」
 「わからない。たくさん。・・・何人にも」
 「・・・・・・」
 「匂いとか、嗅がれて。・・・気持ち、悪かった」

 涙が、流れてきた。
 思い出して泣いているのではない。ただひたすら、もっと決定的な刺激が欲しくて、強い快感を味わいたくて、もどかしくて泣けてしまう。

 溢れる涙を全て舐めとったオルギールは、私の左右に手をつくと、ようやく身を起こした。
 もう、魔眼、ではないけれど、眼が据わっている。

 「他には?」
 「何も。・・・抜け道の足場、とても悪かったから私どころではなくなって」

 私は無意識にからだを捩りながらオルギールを見上げた。
 たぶん、彼には私の考えていることなど掌ををさすようにわかることだろう。
 だから何も言わずに彼の反応を待っていると。

 おもむろに、オルギールは再び、私の上に身を伏せた。
 正確には、私の、からだの中心に。

 「ひう!」
 「もう、大丈夫ですよ、リヴェア様」

 足の付け根に、オルギールは唇を押し当てながら言った。続けざまに、何度も、柔らかく湿った唇を鼠径部に受け続ける。
 大きな声を出してしまう。からだが熱くて、狂いそう。
 
 「よく、話して下さいました。・・・辛かったですね、リヴェア様・・・これから私が、奴らの触れたところを綺麗にして、治して差し上げます」

 何の心配もありませんよ。

 言うや否や、私はくるん!と寝台の上で裏返しにされた。
 すごい早業だ。どんな体術だ。

 一瞬の半分くらい、わずかに正気に戻りかけたけれど、すぐに、予想もしない感覚に頭が真っ白になった。

 「オルギールっ・・・!!」
 「こんなに、蜜でいっぱいにして。零してはもったいない」

 ずず、と啜り上げる音がした。そして、ごくりと嚥下する喉の音も。
 オルギールは、四つん這いにさせた私の下に仰向けで潜り込んだらしい。
 がっちりと開いたままの両足を抱き込まれ、腰を高く上げさせられ、私はオルギールの顔の上に自分の秘所を押し付けるようにさせられていた。  

 神とも見紛うオルギールの美貌の上で顔面騎乗なんて・・・ありえない。

 「オルギール、それ、だめ、だめ」

 ひとはあり得ない光景に直面すると、気絶するかかえって正気に戻るかどちらかだと思う。
 今は完全に後者のほうだ。さっきまでの、刺激が欲しくて頭の中が桃色に霞んで、という状況のままだったらどんなに楽だったかわからないが、残念なことにほぼ完全に正気を取り戻してしまった。
 
 羞恥で脳が茹る。でも、意識ははっきりしている。オルギールの息遣い、唇、舌の感触。高い鼻梁が、割れ目に当たるのまでまざまざと感じてしまう。考えないようにしようと思っても、それは脳内で映像化されてしまい、更なる羞恥が私を縛る。
 下から私の大腿を抱え込んだ手は、尻肉を左右に拡げて、溢れる蜜を後孔にも塗り込めている。溢れて止まらないそれを、オルギールは貪るように飲み干す。

 「美しくて、可愛らしいリヴェア様。・・・最高の、眺めです」
 「や、やあ、オルギール・・・!」
 「真っ赤になって、震えて。・・・蜜が止まらない」
 「やだ、お願い、恥ずかしいから、もう」
 「恥ずかしくて、感じるでしょう?・・・それで、いいんですよ」

 くすり、と笑う気配がした。濡れそぼった蜜口に吐息があたり、その刺激だけでまた感じてしまう。

 「奴らにされたこと、もし忘れられなくても。・・・奴らを思い出したら、このことも思い出せばいい」
 「オルギール!!!」

 いうが早いか、彼はあらためて私のそこにむしゃぶりついた。そして、蜜まみれの指を、拡げた後孔に埋め込む。

 ピンと張られた寝台の敷布は、掴むこともできない。私は拳を握りしめ、自分の声にさえ煽られながら、絶え間なく襲う絶頂に身を任せ、喘ぎ続けた。 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

溺愛三公爵と氷の騎士、と私。

あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
「泣き寝入りして目覚めたらマッパでした~溺愛三公爵と氷の騎士~」の番外編です。初めての方はぜひ2019/8/10完結の本編をお読み下さいませ!キャラと背景をご理解頂けると思います!が!こちらのみお読み下さる方へちょこっとご紹介。→→凄腕の傭兵として有名人だった「私」。初めてできた彼に誤解と嫉妬で乱暴されて、すっぽんぽんのまま大泣きしてたらいつの間にか異世界へ。そこで出会った麗しい三公爵様+人外の美貌の騎士様(注:いずれも変態臭漂う)に囲い込まれ、戦ったり陰謀に巻き込まれるうちに、気が付いたら四人全員と結婚することになっていた。そんな「私」と彼らと、「私」に入れあげるちょっぴり不憫な男のサイド・ストーリー。→→時系列無視、かつ不定期投稿となります。また、一話完結、前後編、数話になる中編などいくつも増える予定ですので、とりあえず「連載中」表示としておきます。 この作品は当サイトの他、ムーンライトノベルス、エブリスタ、魔法のiらんどに同一作品、またはその派生作品を掲載しております。上記サイトの他、YouTube、英語版翻訳サイト等、いかなる他サイトへの無断転載を禁じます。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-

猫まんじゅう
恋愛
 そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。  無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。  筈だったのです······が? ◆◇◆  「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」  拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?  「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」  溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない? ◆◇◆ 安心保障のR15設定。 描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。 ゆるゆる設定のコメディ要素あり。 つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。 ※妊娠に関する内容を含みます。 【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】 こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)

大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました

扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!? *こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。 ―― ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。 そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。 その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。 結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。 が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。 彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。 しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。 どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。 そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。 ――もしかして、これは嫌がらせ? メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。 「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」 どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……? *WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。

【R18】騎士たちの監視対象になりました

ぴぃ
恋愛
異世界トリップしたヒロインが騎士や執事や貴族に愛されるお話。 *R18は告知無しです。 *複数プレイ有り。 *逆ハー *倫理感緩めです。 *作者の都合の良いように作っています。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

【R18】転生聖女は四人の賢者に熱い魔力を注がれる【完結】

阿佐夜つ希
恋愛
『貴女には、これから我々四人の賢者とセックスしていただきます』――。  三十路のフリーター・篠永雛莉(しのながひなり)は自宅で酒を呷って倒れた直後、真っ裸の美女の姿でイケメン四人に囲まれていた。  雛莉を聖女と呼ぶ男たちいわく、世界を救うためには聖女の体に魔力を注がなければならないらしい。その方法が【儀式】と名を冠せられたセックスなのだという。  今まさに魔獸の被害に苦しむ人々を救うため――。人命が懸かっているなら四の五の言っていられない。雛莉が四人の賢者との【儀式】を了承する一方で、賢者の一部は聖女を抱くことに抵抗を抱いている様子で――?  ◇◇◆◇◇ イケメン四人に溺愛される異世界逆ハーレムです。 タイプの違う四人に愛される様を、どうぞお楽しみください。(毎日更新) ※性描写がある話にはサブタイトルに【☆】を、残酷な表現がある話には【■】を付けてあります。 それぞれの該当話の冒頭にも注意書きをさせて頂いております。 ※ムーンライトノベルズ、Nolaノベルにも投稿しています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。