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 あと少しで、その日の訓練も終わろうとしていた。

 ラムズフェルド公は勝手に自己完結して帰って行ったので、それ以上取りざたするのも馬鹿らしい。
彼らが馬場を出て行ったのを見届け、私は「むかつく」と子供の喧嘩のように言われた一件は思考の外に放り捨てることにした。

 馬場を向きなおれば、十騎ずつ四隊での整列が終わり、最後の一周が始まるところのようだ。

 「よく、訓練したな」

 腰を抱いたまま、レオン様が感嘆の声を上げる。
 然り、と、オーディアル公も頷いた。
 お二人も、ラムズフェルド公のことはさしあたりスルーすることにしたのだろう。

 褒められれば嬉しい。
 彼らは根性据えてついてきてくれて、訓練のし甲斐があると、私は言った。

 「……それにしても」

 オーディアル公は、言いにくそうに口を開いた。

 「あえて、言わせてほしい。姫君に恋する男の戯言と聞いてもらってもいい。……姫君が別動隊を率いて奇襲をかけることは、不可避なのか。……今、最後の外交努力をしている。戦争そのものは不可避でも、今の最後の調整がうまくいけば、奇襲に頼らなくてもやれるのではないかと」
 「もちろんやれるだろう、ルード」

 今頃まだそんなことを、と眉間にしわを寄せた私の代わりに、レオン様が口を挟んだ。

 「最初の軍議の際、オルギールが言ったはずだ。勝てるかどうかで言えば当然勝てる。勝たなくては困る。今度は公爵自らが大軍を率いるのだから、劇的に勝利しなくてはならないのだ」
 「話はわかるが、俺は姫君を危険にさらしてまで劇的に勝利する必要はないと思う」
 「今、まだそれを言うか、ルード」

 レオン様は私の腰に回した手に力を込めた。
 声はとても静かだけれど、こういう声のときのレオン様は、迫力があって怖い。

 「俺が、リーヴァを危険にさらしたいと思っているとでも?戦場へ行かせることでさえ、止めさせたいと思っているのに」
 「ならばやめさせればよかろう」

 オーディアル公も負けてはいなかった。
 生真面目な水色の瞳を鋭く光らせて、レオン様を睨み返す。
 ……言っておくと、右手はまだ握られたままだ。こちらも、感情の高ぶりとともに握力が増し、痛い。

 「俺たち三人が合意したことではあるが、そもそもは筆頭公爵であるお前が姫君を軍に推挙したのだ。レオンの名の下に始めたのだから、レオンの名の下に撤回することもできるだろう」
 「おやめください」

 私はいたたまれなくなって割って入った。
 腰も手も、簡単には振りほどけないので、二人に捕まえられたままの妙な体勢ではあったけれど、必死で二人の顔を見上げる。

 「レオン様、オーディアル公。おやめください。……特に、オーディアル公」

 私は、初めてみる厳しい光を宿した水色の瞳を、正面から見据えた。

 「私のことをご心配下さいまして、お礼の言葉もございません。本当に。私のようなじゃじゃ馬を、いつも姫として扱って下さって」

 本当のことだ。今の衝突だって、私のことを心配してくれたからこそなのだ。それは、嬉しい。でも。

 ……私は少々計算づくで困ったように笑んで見せた。

 とたんに、オーディアル公の表情が緩む。
 私は相当経験不足で男女間の駆け引きに疎いことは承知しているが(度々オルギールに鼻であしらわれている)、オーディアル公も相当チョロイひとかもしれない。

 「けれど、オーディアル公。私は准将の任を頂きました。その名に恥じぬ手柄が一刻も早く欲しいのです。今回のことは、グラディウスの、オーディアル公の‘劇的な勝利’であるのみならず、私の功名のためのものなのですわ。ですから」

 私は強く握られた右手をほんのわずか動かし、初めて、オーディアル公の手を握り返した。正しくは、握り返そうとした、というレベルだったのだけれど。
 振りほどこうとするのではない、初めての私の手の動きは、オーディアル公の度肝を抜くのに十分だったらしい。
 姫君、と呟いて、水色の瞳を見開く。先ほどのような鋭さではなく、熱っぽい瞳だ。

 ……不本意ながら、あと一押しだ。

 「ですから、どうか二度と、奇襲をやめさせるなどと仰せられませぬように。兵士達をご覧下さい。彼らにも、手柄を立てさせなくては。どうか、私とともに勝利を。……シグルド様」
 「!?」

 最後のダメ押しの「名前呼び」は、猛烈に効いたらしい。
 息を吞む一瞬の気配ののち。

 「ぎゃっ!」
 「おい、ルード!!」

 色気のない私の悲鳴と、レオン様の抗議の声も何のその。
 オーディアル公は腰を抱くレオン様ごと私を引き寄せ、右の頬に熱烈にちゅううぅっ!としたのだ。

 「ルード、暴走するな!」
 
 レオン様がオーディアル公を引き剝がそうとするけれど、無駄に大柄なオーディアル公は私のほっぺに唇を寄せたまま姫君、もう一度俺の名を、とかイカれたことを呟いている。

 「オーディアル公、まだ訓練中、おたわむれは、」
 「もう一度俺の名を」
 「リーヴァ、名前くらい呼んでやれ。早くこの暑苦しい男を正気に戻せ」

 辟易したレオン様がそう言ってくれたので、私は渋々シグルド様、と呼び掛けた。

 「シグルド様、そろそろ訓練も終わります。彼らを労ってやってくださいませ」
 「……わかった。姫君の仰せのとおりに」

 最後にもう一度、名残惜し気に私の右の頬をひと舐めしてから、オーディアル公は身を起こして、ようやく私の右手も解放してくれた。長時間、相当な力で握られていたので、地味に痛い。

 じんじんする右手をさすっていると、馬場を巡る蹄の音が止み、整列した兵士達を前に、それまで!と訓練の終わりを告げるオルギールの声が聞こえた。



******



 前触れなく視察に現れた総大将、オーディアル公が、兵士達の訓練の仕上がりを褒め、今後の働きについて期待すると激励をし、ひとしきり、グラディウス万歳、トゥーラ万歳、と興奮した兵士達が歓呼の声を上げたところで、本日の夜間訓練は終了した。

 さすがは公爵様だ。つい先ほどまで私の手やほっぺを舐め回していたとは思えない堂々たる話しぶりで、それだけ見ていれば悶え死にそうな麗しいお姿である。
 
 でも、今夜の私は、もう生半可なことでは「きゅん」はないと断言できる。

 名前呼びでぶっちぎれたオーディアル公は、静謐、誠実なお人柄からは想像もつかないものだった。本当に、ひとはみかけによらない。名前呼びは封印しよう、と、歓呼の声に適当に頷きながら肝に銘じていると。

 「リヴェア、帰ろう」
 「姫君、お送りしよう」

 期せずして同時に、二人の公爵様からお声がかかった。言うまでもないが、帰ろう、はレオン様で、姫君呼ばわりはオーディアル公である。

 帰るのにやぶさかではないが、送って頂く必要はない。そもそも、私のかわいいステラも控えているし、それぞれが騎馬で来たのだから、また騎馬で帰るだけのことなのでは?

 そう言おうと口を開きかけると、レオン様とオーディアル公を取り巻く空気が何やら不穏なものとなっていることに気づいた。

 じろじろ、としばらく互いに睨み合う、というか、出方を窺う様子を見せていたけれど、先にレオン様が口火を切った。

 「リヴェアは俺の居城へ帰る。当然、俺が乗せてゆく」
 「俺が次の出兵の総大将だ。このように遅くまで職務に励んでくれた姫君は、俺が感謝とともに丁重にお送り申し上げる」
 「礼だけ言っておこう、オーディアル公」
 「礼には及ばぬ、エヴァンジェリスタ公。そもそも、お送りするのは姫君だけだ。公はく帰られるがよい」
 
 ──何を言っているのでしょうか、このひとたちは。

 やめて下さい。兵士達には聞こえる距離ではないけれど、オルギールの地獄耳が聞いています……

 「だいたい、ルード。姫君姫君とうるさいぞ。総大将ともあろう身であれば、公私をわきまえ‘准将’とよぶべきではないのか」
 「挨拶もそこそこに姫君にくちづけ、耳を舐め回すレオンに言われる筋合いはない」
 「愛しい女へのささやかな愛情表現だ。お前のは言わば越権行為だ。上官が部下の手や頬を舐め回してどうする」
 「……お二人とも、おやめくださいませ」

 今夜、二回目ではないか?私は割って入った。
 頭が痛い。言い争いのレベルが低すぎる。公爵様なのに。

 一瞬、邪魔をするな、とばかりにこちらを睨んだ二人だけれど、私と認識するとすぐに破顔して、

 「リヴェア」
 「姫君」

 と、またも同時に私を呼んだ。

 輝く笑顔。なんて美麗な公爵様たち……って、顔の話ではなくて。

 私は、咳払いした。

 「私はステラに乗って」

 帰ります、と、言いかけたとき。

 「閣下、リヴェア様」

 涼やかな、オルギールの声がかけられた。
 いつの間にか騎乗し、片手には空馬の、つまり、お利口な私のステラの手綱をとっている。

 馬を連れてきてくれたのか。気が利く。

 ありがとう、と言って近づこうとしたのに、オルギールはすいっと身をかわしてしまう。

 「ちょ、っと、オルギール」
 「リヴェア様は閣下の馬に騎乗なさいませ。ステラは私が引いてまいりましょう。……オーディアル公、お話が」
 「なんの話だ、オルギール」

 あからさまに不機嫌になったオーディアル公の耳元に、オルギールは口を寄せた。
 形のよい薄い唇が、ゆっくりと言葉を紡いでいる。

 眼福!……って、そうではなくて。

 でも、美し過ぎる。わかってくれるひとがいないのが残念。
 並んでみると、少しだけ、オルギールのほうがさらに背が高いみたいだ。体格はオーディアル公のほうが逞しいけれど。オルギール、そのままちょっとぺろっと舐めちゃえばいいのに。オーディアル公はびっくりするかな?するよね?でもあのかた結構ピュアだから、オルギールがその気なら簡単に落とせそう。生真面目なかただからダメダメ言いながら陥落ってどうだろう。逞しいほうが陥落、ってなんかやらしい。背徳感の極み……

 一幅の絵のように美しい二人を見ながらうっかり妄想ワールドを炸裂させていたので、レオン様が近寄ってきているのにまるで気づかなかった。

 「リーヴァ。彼もそう言っている。一緒に帰ろう」
 「うわっ!?」

 ご機嫌になったレオン様は、私を片手で抱いて持ち上げ、そのまま器用にご自分の馬に飛び乗った。
 貴婦人のように、横座りで馬に乗るなんて滅多にないことなので、かえって緊張してしまう。

 レオン様は私の緊張と不安をすぐ察してくれて、しっかりと片手で腰を支え、もう片方の手で手綱をとった。
 おそるおそるレオン様にもたれかかると、それでいい、と言って、ぎゅ、っとさらに抱き寄せてくれる。

 軽く、馬の横腹に踵をあてる気配がすると、馬はゆっくりと動き出した。

 ──整列した兵士たち。絵のように美しいオルギールとオーディアル公。だんだん、遠ざかってゆく。
 レオン様が連れてきた衛兵達が、少し離れて後をついてくる。

 慣れれば、男のひとの胸にもたれて馬に乗るのは、決して悪いものではなかった。
 正直、乗り心地で言えば、自分で馬を駆るほうがいい。けれど、私の体を守るように囲う両腕と、もたれた胸の温かさ、耳をあてれば聞こえてくる力強い心音。……それらは、驚くほど私の心と体の緊張を解きほぐしていった。
 だからだろうか。

 「ね、レオン様」

 馬場を出て少ししてから、私が発した言葉は、自分でも驚くほど甘ったれた声になってしまった。

 やだ、恥ずかしい。

 瞬時に、頭が冷えて体を起こそうとしたけれど、レオン様に柔らかく、でも断固として遮られてしまい、あきらめてもう一度体を彼に預ける。

 「オーディアル公、壊れましたね」
 「ああ」

 憮然としつつも苦笑をこらえきれないような、不思議なトーンの声で、レオン様は応えた。

 「ああいうかたなんですね」
 「ああいう奴だ」

 私は思わず笑ってしまった。
 
 「君が、奴を壊したんだ」

 今度は完全に憮然とした声で、レオン様は言った。

 「不用意に、名前呼びなんぞするからだ」
 「名前ぐらい呼んでやれ、って、レオン様もおっしゃったのに」
 「君から引き剥がすためにやむを得ずだ」
 「……レオン様は」

 私は、レオン様の襟飾りをちょいちょい、と引っ張った。ちなみに、今日の襟飾りは、ブラックダイヤとイエローダイヤの組み合わせで、これもまた本当に見事な逸品である。

 レオン様は黙って目線だけを私に向けてくれたようだ。

 「レオン様は、初めから私に名前を呼ばせましたね」
 「そうだな」
 「それも、不用意だったのでは?……早まった、って思ったことはありません?」
 「早まった?」

 ……おっと。声のトーンが下がった。ちょっと怖い。

 「どういう意味だ?」
 「いや、その、なれなれしすぎたのではないかなぁ、って。出会ってすぐでしたから。今は仕方ないにしても」

 まあその、からだの関係もありますし。今は、名前呼びでもいいかもしれないけれど。
 今思えば、はっきりいって、スタート地点から色々飛び越え過ぎていたような。
 
 ……お返事がない。
 なんか、まずいことを言ったかな、私?

 「あの、レオン様?」
 「俺が決めたことだ」

 そうっと、上を見あげると、レオン様は首を曲げて私を見下ろしていた。無表情なのに瞳に熱がこもっていて、久しぶりにだいぶ怖い。かなり怖い。オルギールにはよく極寒の無表情で睨まれるけれど、レオン様には記憶にある限りこんな顔をされたことはない。

 乗馬の際は、正面を向いたほうがいいと思いますが。

 怖くて言えないけれど。

 「初めから。……君が俺の寝所に現れたときから、俺にはすぐわかった。君は、俺の唯一。俺の名を呼ばせるのは、君以外にいないと」
 「レオン、さま、」

 彼の唇が、私のそれを求めてゆっくりと下りてくる。

 「なれなれしすぎ?・・・心外だな、リーヴァ。出会ってすぐ、君を抱きたかったのに。それを我慢して、段階を踏まえようと、せめて名前呼びくらいは、と思ったのに」
 「んう」

 レオン様は、私の唇をはむっ、と噛んだ。
 そのあと、上下の唇にそれぞれゆっくりと舌を這わされる。

 「君にはときどきイラつかされる。……ユリアスはムカつく、と幼稚なことを言っていたが、俺のはそんなものじゃない。イラつく。俺ばかりが君を愛していて、君にはきっと俺の気持ちの半分くらいしか伝わっていない。だから今もこういうことを言う」
 「うっん、くう、、んむ……」

 力を込めた舌で唇を舐め回され、反論しようと開けた口も結局は噛みつくように塞がれ、逃げる舌は引きずり出され、噛まれ。

 衛兵がいるし、おそらくオルギールもオーディアル公もついてきている、そんな状況だというのに。
 居城に到着するまで、馬上公開羞恥プレイ、つまり、とんでもなくいやらしいくちづけにさらされ、毎度のことながら私は腰砕けになって、居住域まで抱っこで運ばれるという醜態をさらしたのだった。
 
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