HSPの独り言

ヤクモ

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12月24日

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 そんなやり方でやってるの?

 ひゅん、と矢が放たれた。

 ひどく背を丸めた私を見て、そんなつもりじゃない、怒ってはいない、と言われる。

 効率的ではないことは私自身わかっていた。しかし、それ以上に失敗を恐れていた。


 強い言葉を言う人がいる。マイナスな、否定的な言葉を日常で当たり前のように使う人がいる。そのことがわからず、こんなことで落ち込む私は弱いんだと思っていた。そうじゃなかった。使う言葉が違うから、言葉の重みも違うのだ。気にしなくてよかったのだ。

 もちろん、悪意のある言葉を発する人はいる。しかし、今の私にはどれが悪意や否定をこめているのか、どれが冗談なのか、日常で使っている言葉なのかは判断がつかない。だから、気にしないことにした。誰かが言った言葉が刺さって、泣くことはある。でも、泣いて、お終い。その後まで悩まない。

 気にしないでいられたら楽なのに。わかっているけれど、やっぱり考えてしまう。そんな時は、ポジティブに、否定されたんじゃなくて、アドバイスは私への期待があるのだから、と考える。

 生きづらくしているのは自分の考え方のときもある。そんなときは、好きなアイスでも食べてぼんやりするに限る。
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