50 / 96
浮遊都市・ルフトヘイヴン
44.羨望
しおりを挟む
空を飛ぶ、というのは誰しもが憧れることではないだろうか?
もとより翼のある種族はさておき、ない者たちからすれば、重力をものともせず空を自由に飛び回れることは羨望の的でもある。
鳥のように翼を広げ、悠々と羽ばたくのはどれだけ素晴らしい経験なのだろう。
───と、つい先程までのシリスはそう思っていた。
「怖い、怖い、怖い、これめちゃくちゃ怖い。地に足つかないっていうのめちゃくちゃ怖い」
「じきに慣れるよ。だって、浮石車にだって気にせず乗れたんでしょ?」
「高度も違うし、何より生身ってのが違うじゃん!なんか安定感が……、全然不安定ではないけど、安定感が違うんだよ!!」
シリスは冷えた背筋に身を震わせながら、アーリィの返答に声を荒げる。
はるか眼下にルフトヘイヴンの街並みが見える。もはや街並みというよりも、浮遊島全てが見渡せるほどだ。
新たな羽の関係で、目立たない場所から出立して早数分。人目を完全に避けることは出来ないが、特に絡まれることもなく概ね順調に彼女らは高度を上げていた。
問題は高さに対する圧倒的な不慣れである。
「君、あの浮いてる足場を渡ってこれたんだろう?鏡像に対峙したときだって縁からぶら下がってたじゃないか」
「あ、あああ足場とか寄る辺がないのとでは全然違うよ!だって落ちない自信あるんだから!」
特殊な条件ではあるが、高いところが苦手なのかもしれない……と、シリスが自覚した瞬間である。
ディクシアは平気な顔で羽をはためかせている。飛行術を使える彼のことだ。もしかすると今いる守護者の中では1番と言って良いほど、飛ぶことに対してのポテンシャルは高いかもしれない。
「なぁに?ビッ……シリスちゃん、高いとこ嫌なのにこの世界来てるワケ?」
「まさか生身で飛ぶとか……思ってもなかったんで」
小馬鹿にしたようにレッセが笑う。気にしたら負けだと、震える声を何とか抑えてシリスは彼女の嘲笑を流した。
「何がそんなに怖いんだか。もし仮にあのチビちゃんのコレがダメになっても、落ちたら落ちたでぶつかる直前に風魔術か何かで衝撃吸収すれば良いじゃない。ま、その場合は次こそ勝手に頑張ってって感じだけど」
「た……たしかに。それは……そう、ですね」
彼女にしては、意外にも建設的な意見だ。
高ければ高いほど落ちた場合の致死率は上がる。しかし逆を言えば地面までの激突の時間は伸びる。
これだけ高ければ浮遊術を使えるまではいかなくても、風を起こす魔術を放つする時間さえ稼げばなんとか無事に済むだろう。
言いたいことだけ言って、レッセは鼻歌混じりに大きく宙返りした。
クロスタがガードしているのでディクシアになかなか近付けていないが、思った以上に飛ぶことを楽しんでいるらしい。
よく見ればクロスタも平然とした顔で飛んでいる。飛行に問題があるのはシリスだけのようだった。
「半分は過ぎたわ。もう少し昇れば目的地だよ」
「そっか、よかっ───あれ……」
正確にはシリスとあと1人だけ、だ。
「ディランさん?」
さらに高度を上げ、ルフトヘイヴンがもはや豆粒ほどの大きさにしか見えなくなった頃。
まだ恐怖は抜けないながら、その怖さ自体に少しずつ慣れ始めたシリスは荒い呼吸を繰り返すディランに気付いた。
「はぁっ……はぁっ……」
表情は険しく、額には玉の汗が浮かんでいる。心なしか羽ばたきも最初に比べて力ない。
アーリィも彼の様子に気づいて慌ててディランの横に並んだ。
「ディラン、疲れた?そろそろゲルダの羽を使ったら?」
「……そう、だな。オマエ、は……先導、しろ」
「でも……」
「いいから───ほら。これで、いいだろ?」
どこか悔しそうな顔をしながらも、息を切らせたディランが器用にベルトのボタンを押した。
シリスたちのものよりも僅かに小さめの翼が展開され、ゆっくりと羽ばたきを始める。彼が自らの翼を休めても体は落ちることなく、アーリィはその様子を確認すると「わかった」と言って、心配そうに眉を下げながらも上空へと戻っていった。
「……くそっ……」
「辛いんですか?大丈夫です?」
「っ!」
俯いて歯軋りしたディランが、シリスの問いにびくりと肩を振るわせる。
「……はは、見苦しいところをお見せしました。もう大丈夫です」
呼吸は少し落ち着き、その腕はダラリと脱力していた。情けなさそうに力ない笑みを浮かべながら、ディランが頷く。
「見ての通り、ボクは金鷲人ですが翼が弱いのです」
「翼が弱い、ですか」
「金鷲人は基本的に頑強な翼を持っています。長く飛ぶための持久力も、高く飛ぶための筋力も、風をより多く受けるための大きさも、他の有翼種より優れています。ですがボクは……一般の金鷲人よりも翼が弱く、小さい」
ディランが示すように翼を広げた。
言われてみれば彼の翼はアーリィよりも薄くて小さい。上腕の太さはそう変わらないようにも見えるが、おそらくポイントはそこではないのだろう。
「金鷲人ならもっと高くまで飛べるはずです。ボクは翼が弱いせいでここまでが限界で。……他の有翼種だってもう少し高く飛んだ上で浮遊石を使えば、母なる島に行けるヒトもいる。でもボクはそのスタート地点にすら到達できない」
ディランの金の瞳が上空を見上げる。つられてシリスも視線を上げれば、友人たちの更なる上を悠々と羽ばたくアーリィの姿が見えた。
はるか上の天井の島。そのさらに上に位置しているだろう陽の光。
「……その点、アリィは凄い。彼女とヴィクターおじさんは誰よりも身軽に、誰よりも高く、誰よりも長く空を飛ぶことができる。血は繋がっているはずなのに、ボクは彼女の足元にも及ばない」
眩しそうに目を細め、ディランは従妹の姿を仰ぎ見ている。
羨望、憧憬。
瞳に浮かぶ色の名前は明確に定義できるものではないが、シリスはその色を知っている。
「ディランさんって、副祭司長なんでしたっけ?なろうと思ってなれるものじゃないですよね」
「これでも人心掌握は得意な方なんです。無翼種のヒトの気持ちは他の有翼種より理解できるつもりですし───種族間の仲介を担っているうちに、自然とこうなったという方が正しいでしょうか」
そう言ってディランは苦笑いをひとつ溢す。
「飛ぶことは苦手なので、祭司のくせに今まで奉納の儀に選ばれることはありませんでした……情けない話ですよね。ボクがアリィくらい強い翼を持っていれば、こうやって気を遣わせることもなかったはずです」
「それでも」
笑いを含まない声の温度に、ディランの瞳がシリスの方を向いた。
「それでも、その立場はディランさんの行動の結果で得たものじゃないですか」
翡翠と金色が絡む。鷲のような鋭さもあるその色の中に、怯えにも似た感情が隠されている気がした。
「飛ぶのが苦手なのも、家族の中で得意なことが違うのも個性です。その個性があるからいまの立場を得られてるんでしょ?」
「……」
「アリィとは違う───ディランさんはディランさんのままでいいんじゃないでしょうか」
自分の在り方を、否定することなんてない。
傍から聞けば薄い言葉に聞こえるかもしれなかった。けれど、それはシリスが自分自身にいつも言い聞かせている言葉で───かつて救われた言葉でもある。
ヒトからの偏見と自己評価では、根本的に抱えた問題は違うかもしれない。それでも、
"他者の求める姿とは違っても、自分は自分のままでいい"
と、認められたいのはきっと同じなのだ。
「……なんて、今日会ったばかりの奴が偉そうに言うことじゃないですけど」
言ってしまってから取り繕っても後の祭りだった。自らの気持ちを前面に出し過ぎてしまったと、シリスは慌てて体の前で両手を振る。
ディランは、直ぐには何も反応をしなかった。笑みで返すわけでもなく、怒るわけでもなく、ただ金の眼を大きく開いてシリスを見ていた。
「───いえ」
やがて、
「少し気持ちが楽になったかもしれません。ありがとうございます」
彼は薄く微笑んだ。
嘘だ、と、シリスは思う。
彼の瞳には未だ苦痛が宿り、その表情は曇り空を抱えている。楽になったという言葉は社交辞令か、そうでなければ彼の優しさだ。
それでも、ほんの僅かばかりでいい。心の片隅に片鱗として残すことができたのであれば……。
きっとそれはシリス自身の救いにもなるのではないかと、そんな狡いことを考えてしまうのだ。
「見えてきた!あれが母なる島だよ!」
上空からアーリィの大声が降ってくる。
再度見上げれば、まだまだ遠くはあるものの浮遊島の影が見えた。ルフトヘイヴンを上空から見たときの大きさを考えれば、それよりも少し小さいくらいの島だろうか。
シリスは気を取り直し、ディランに笑顔を向けた。彼の表情の影はすでに見えない。
「あと一踏ん張り、向かいましょうか」
「ええ、そうですね」
気合いを入れ直すと忘れかけていた恐怖が少しずつ顔を見せ始める。
シリスはそれを振り払うかのように、母なる島だけを見据えて羽を大きく羽ばたかせた。
もとより翼のある種族はさておき、ない者たちからすれば、重力をものともせず空を自由に飛び回れることは羨望の的でもある。
鳥のように翼を広げ、悠々と羽ばたくのはどれだけ素晴らしい経験なのだろう。
───と、つい先程までのシリスはそう思っていた。
「怖い、怖い、怖い、これめちゃくちゃ怖い。地に足つかないっていうのめちゃくちゃ怖い」
「じきに慣れるよ。だって、浮石車にだって気にせず乗れたんでしょ?」
「高度も違うし、何より生身ってのが違うじゃん!なんか安定感が……、全然不安定ではないけど、安定感が違うんだよ!!」
シリスは冷えた背筋に身を震わせながら、アーリィの返答に声を荒げる。
はるか眼下にルフトヘイヴンの街並みが見える。もはや街並みというよりも、浮遊島全てが見渡せるほどだ。
新たな羽の関係で、目立たない場所から出立して早数分。人目を完全に避けることは出来ないが、特に絡まれることもなく概ね順調に彼女らは高度を上げていた。
問題は高さに対する圧倒的な不慣れである。
「君、あの浮いてる足場を渡ってこれたんだろう?鏡像に対峙したときだって縁からぶら下がってたじゃないか」
「あ、あああ足場とか寄る辺がないのとでは全然違うよ!だって落ちない自信あるんだから!」
特殊な条件ではあるが、高いところが苦手なのかもしれない……と、シリスが自覚した瞬間である。
ディクシアは平気な顔で羽をはためかせている。飛行術を使える彼のことだ。もしかすると今いる守護者の中では1番と言って良いほど、飛ぶことに対してのポテンシャルは高いかもしれない。
「なぁに?ビッ……シリスちゃん、高いとこ嫌なのにこの世界来てるワケ?」
「まさか生身で飛ぶとか……思ってもなかったんで」
小馬鹿にしたようにレッセが笑う。気にしたら負けだと、震える声を何とか抑えてシリスは彼女の嘲笑を流した。
「何がそんなに怖いんだか。もし仮にあのチビちゃんのコレがダメになっても、落ちたら落ちたでぶつかる直前に風魔術か何かで衝撃吸収すれば良いじゃない。ま、その場合は次こそ勝手に頑張ってって感じだけど」
「た……たしかに。それは……そう、ですね」
彼女にしては、意外にも建設的な意見だ。
高ければ高いほど落ちた場合の致死率は上がる。しかし逆を言えば地面までの激突の時間は伸びる。
これだけ高ければ浮遊術を使えるまではいかなくても、風を起こす魔術を放つする時間さえ稼げばなんとか無事に済むだろう。
言いたいことだけ言って、レッセは鼻歌混じりに大きく宙返りした。
クロスタがガードしているのでディクシアになかなか近付けていないが、思った以上に飛ぶことを楽しんでいるらしい。
よく見ればクロスタも平然とした顔で飛んでいる。飛行に問題があるのはシリスだけのようだった。
「半分は過ぎたわ。もう少し昇れば目的地だよ」
「そっか、よかっ───あれ……」
正確にはシリスとあと1人だけ、だ。
「ディランさん?」
さらに高度を上げ、ルフトヘイヴンがもはや豆粒ほどの大きさにしか見えなくなった頃。
まだ恐怖は抜けないながら、その怖さ自体に少しずつ慣れ始めたシリスは荒い呼吸を繰り返すディランに気付いた。
「はぁっ……はぁっ……」
表情は険しく、額には玉の汗が浮かんでいる。心なしか羽ばたきも最初に比べて力ない。
アーリィも彼の様子に気づいて慌ててディランの横に並んだ。
「ディラン、疲れた?そろそろゲルダの羽を使ったら?」
「……そう、だな。オマエ、は……先導、しろ」
「でも……」
「いいから───ほら。これで、いいだろ?」
どこか悔しそうな顔をしながらも、息を切らせたディランが器用にベルトのボタンを押した。
シリスたちのものよりも僅かに小さめの翼が展開され、ゆっくりと羽ばたきを始める。彼が自らの翼を休めても体は落ちることなく、アーリィはその様子を確認すると「わかった」と言って、心配そうに眉を下げながらも上空へと戻っていった。
「……くそっ……」
「辛いんですか?大丈夫です?」
「っ!」
俯いて歯軋りしたディランが、シリスの問いにびくりと肩を振るわせる。
「……はは、見苦しいところをお見せしました。もう大丈夫です」
呼吸は少し落ち着き、その腕はダラリと脱力していた。情けなさそうに力ない笑みを浮かべながら、ディランが頷く。
「見ての通り、ボクは金鷲人ですが翼が弱いのです」
「翼が弱い、ですか」
「金鷲人は基本的に頑強な翼を持っています。長く飛ぶための持久力も、高く飛ぶための筋力も、風をより多く受けるための大きさも、他の有翼種より優れています。ですがボクは……一般の金鷲人よりも翼が弱く、小さい」
ディランが示すように翼を広げた。
言われてみれば彼の翼はアーリィよりも薄くて小さい。上腕の太さはそう変わらないようにも見えるが、おそらくポイントはそこではないのだろう。
「金鷲人ならもっと高くまで飛べるはずです。ボクは翼が弱いせいでここまでが限界で。……他の有翼種だってもう少し高く飛んだ上で浮遊石を使えば、母なる島に行けるヒトもいる。でもボクはそのスタート地点にすら到達できない」
ディランの金の瞳が上空を見上げる。つられてシリスも視線を上げれば、友人たちの更なる上を悠々と羽ばたくアーリィの姿が見えた。
はるか上の天井の島。そのさらに上に位置しているだろう陽の光。
「……その点、アリィは凄い。彼女とヴィクターおじさんは誰よりも身軽に、誰よりも高く、誰よりも長く空を飛ぶことができる。血は繋がっているはずなのに、ボクは彼女の足元にも及ばない」
眩しそうに目を細め、ディランは従妹の姿を仰ぎ見ている。
羨望、憧憬。
瞳に浮かぶ色の名前は明確に定義できるものではないが、シリスはその色を知っている。
「ディランさんって、副祭司長なんでしたっけ?なろうと思ってなれるものじゃないですよね」
「これでも人心掌握は得意な方なんです。無翼種のヒトの気持ちは他の有翼種より理解できるつもりですし───種族間の仲介を担っているうちに、自然とこうなったという方が正しいでしょうか」
そう言ってディランは苦笑いをひとつ溢す。
「飛ぶことは苦手なので、祭司のくせに今まで奉納の儀に選ばれることはありませんでした……情けない話ですよね。ボクがアリィくらい強い翼を持っていれば、こうやって気を遣わせることもなかったはずです」
「それでも」
笑いを含まない声の温度に、ディランの瞳がシリスの方を向いた。
「それでも、その立場はディランさんの行動の結果で得たものじゃないですか」
翡翠と金色が絡む。鷲のような鋭さもあるその色の中に、怯えにも似た感情が隠されている気がした。
「飛ぶのが苦手なのも、家族の中で得意なことが違うのも個性です。その個性があるからいまの立場を得られてるんでしょ?」
「……」
「アリィとは違う───ディランさんはディランさんのままでいいんじゃないでしょうか」
自分の在り方を、否定することなんてない。
傍から聞けば薄い言葉に聞こえるかもしれなかった。けれど、それはシリスが自分自身にいつも言い聞かせている言葉で───かつて救われた言葉でもある。
ヒトからの偏見と自己評価では、根本的に抱えた問題は違うかもしれない。それでも、
"他者の求める姿とは違っても、自分は自分のままでいい"
と、認められたいのはきっと同じなのだ。
「……なんて、今日会ったばかりの奴が偉そうに言うことじゃないですけど」
言ってしまってから取り繕っても後の祭りだった。自らの気持ちを前面に出し過ぎてしまったと、シリスは慌てて体の前で両手を振る。
ディランは、直ぐには何も反応をしなかった。笑みで返すわけでもなく、怒るわけでもなく、ただ金の眼を大きく開いてシリスを見ていた。
「───いえ」
やがて、
「少し気持ちが楽になったかもしれません。ありがとうございます」
彼は薄く微笑んだ。
嘘だ、と、シリスは思う。
彼の瞳には未だ苦痛が宿り、その表情は曇り空を抱えている。楽になったという言葉は社交辞令か、そうでなければ彼の優しさだ。
それでも、ほんの僅かばかりでいい。心の片隅に片鱗として残すことができたのであれば……。
きっとそれはシリス自身の救いにもなるのではないかと、そんな狡いことを考えてしまうのだ。
「見えてきた!あれが母なる島だよ!」
上空からアーリィの大声が降ってくる。
再度見上げれば、まだまだ遠くはあるものの浮遊島の影が見えた。ルフトヘイヴンを上空から見たときの大きさを考えれば、それよりも少し小さいくらいの島だろうか。
シリスは気を取り直し、ディランに笑顔を向けた。彼の表情の影はすでに見えない。
「あと一踏ん張り、向かいましょうか」
「ええ、そうですね」
気合いを入れ直すと忘れかけていた恐怖が少しずつ顔を見せ始める。
シリスはそれを振り払うかのように、母なる島だけを見据えて羽を大きく羽ばたかせた。
1
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる