パンテオニウムの神獣
パンテオニウムには美しい神獣が棲んでいる。
その角は"歴史"を糧に光り輝き、遍く人々を照らす。
数多の世界が闇に沈み幾多の命が夜へと還る中、唯一その国だけが神獣の加護を受けて形を保っていた。
神獣の角は人の歴史を贄とする。
これは、神獣に捧げた老人たちの"歴史"の話。
*1話完結型の短編集です。カクヨムでも投稿中ですが、こちらには挿絵が付きます。
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