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52話

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感覚も無くなって来た頃、倉沢社長の視線がある一点を見つめた。
そしてゆっくりとそのぽっかり空いたままの穴の中へと入れていた。

「ぎゃぁぁ……あぁぁっ……あうっ……」
「やっぱりこっちもいい反応だな」

アナルを無理矢理広げたままにして、そこへと電気棒を突っ込んだの
だった。
何度も身体を跳ねさせると終わってからも何度か痙攣を起こした。

すでに涙と鼻水、そして口から絶えず流れ出ている涎で汚れていた。
悲鳴が止まらないせいで、口を閉じる事ができない。
常に叫び続けたせいで声が枯れて来ていた。

「いい声で鳴く。今日はこのくらいにして明日も鳴いてもらうかな」

ズッポリハマったままの器具を勢いよく抜き去った。

「おふっ……ぁっ……ンッ…」
「だらしない顔だ。もっと色気を出せ…そうじゃないと店に出させ
 るぞ?」

もう何も聴こえていないのを知りながらも自分のペニスを捩じ込ん
だのだった。
腰をしっかり掴むと縦横無尽に突き入れた。

腰が止まらない。
電気を何度もかけたせいか、常にナカが痙攣しっぱなしだったから
だ。

朝方までガッツリナカにだすと、やっと腰かけたのだった。
すでに優の意識はなく、いくら気付け薬を嗅がせても、もう起きな
かった。

朝の交代で声をかけていた男に後処理を任せて倉沢社長は出ていっ
たのだった。

後処理を任された男は大きな浴槽で中の精液を掻き出す為と自分の
ちんこをナカに突っ込んだのだった。

「こいつ意識ねーのに、いい締め付けじゃん」

じゅぷじゅぷっと音を立てて犯し続けた。

「おい、何をやってるんだ!」
「矢崎、お前か…こいつマジで名器じゃん。すげー締まるんだよ、
 しかも気絶してんのによ~」
「どけよっ…それ以上やったら社長に報告するぞ」
「はぁ?お前何様のつもりだよ。中のを掻い出してやってんだろ?」
「死なせたらどーすんだ?昨日散々酷使してんだぞ?」
「それは…チッ、使えねー便器だぜ…」

悪態を吐くとそのまま出て行ってしまう。
代わりに矢崎が引き継ぐと中のを綺麗に掻き出すと全身を洗ってやる。

胸にもちんこにも真っ赤な火傷の痕があった。
今日は電極を使うと言っていたので、きっと押し当てれれたのだろう。
多めにローションを塗っておいたが、皮膚は大丈夫だろうか?

泣き腫らしたのだろう。
目元が真っ赤に腫れていた。

「ばーか…このままじゃ本当に殺されちまうぞ…」

ベッドに寝かせると側のジャミングの電源をオフにしたのだった。


その頃、家から忽然と姿を消した優の事を探している人物がいた。
喧嘩別れしたまま、本当に出て行ってしまうとは思ってもいなかった。

「誠坊ちゃん、私が目を離したせいで…」
「いや、気にしなくていい。昨日キツく当たったのは私のせいなんだ」

いつも出かける時に持っている鞄がない。
そこには前にプレゼントしたウサギのキーホルダーが付いている。

そこに入っている発信機の信号を掴むことはできなかった。
すると、いきなり途絶えたはずの信号が場所をさしている。

「どうして今なんだ……」

朝方になってやっと居場所が分かると、警察を動員して倉沢の自宅兼
事務所を抑える為の礼状をとると、それからの行動が早かった。
すぐに人員を派遣し、あっという間に取り囲んだ。
倉沢社長が会社に行っている時間に押し入ると、捜索させた。

発信機があった部屋からはもう、信号が出ていない。

「絶対にここにいるはずなんだ。」

もしいなければ、裁判沙汰になるだろう。
絶対に見つけなければならなかった。

矢崎はいち早く警察の動きを察知すると、ベッドの下に優を隠した。

多分すぐに移動させられたら二度と逃げるチャンスはなくなるだろう。
もて遊ばれて命を落とすぐらいなら…と矢崎の心遣いだった。
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