バージンのままで

秋元智也

文字の大きさ
上 下
11 / 34

第十一話

しおりを挟む
ぴちゃぴちゃと音をたてて容器の入った精液を舐め取った。
本当は嫌だけど、そうも言ってられない。
動画の為なら、これは自分じゃないと言い聞かせて別人に
なりきるつもりで演じていた。
すると、お尻の中がヒリヒリしてきて、段々身体中が熱く
なってきていた。


ムズムズするお尻を床に擦り付ける様にしている達也の変化
に気づいたのか高橋は首輪を引っ張りカメラの方へと連れ回す。 

 達也 「お尻が…ムズムズして…熱い…」
 高橋 「やっと効いてきたか…。生姜って体を温める効果が
     あるって知ってるだろ?だったら、それを尻に直接
     突っ込んだら、どうなる?」
 達也 「ムズムズするっ…」
 高橋 「不正解」

バシーン。鞭が達也の尻を容赦なく打つ。

 達也 「あぁっ!…熱い…熱いよう…」
 高橋 「正解だ。熱くなって…全身をも熱くなっていく」
 達也 「熱い…取ってぇ…」
 高橋 「もっと尻に力を入れてみろよ。ほらほら。」

バシーン。バシーン。バシーン。

連続で尻に打ち付ける鞭に達也は体を震わせ、全身を硬らせる。
体に力が入ったせいか尻の中もギュッと締め付ける。
すると中のムズムズが痒くなってきて、余計熱が籠ってしまい
その場でのたうち回った。

 達也 「あぁっ…いやっ…なかがぁ…あぁんっ…」
 高橋 「はっはっはっ。そんなによかったのか?ほら、見して
     みろよっ。」

首輪をひっぱり、引き寄せる。四つん這いにさせたままでカメラ
に尻を向けさせプラグを外す。ぽっかりあいた穴の奥の方に生姜
が刺さっており、周りのヒダはヒクヒクと痙攣して刺激を待って
いるようだった。
熱にうなされるような達也の姿は魅惑的で襲ってしまいたいくら
いだった。自分を押さえ込むと前にも使った電動ドリルを持って
来ると、先端には透明なディルドとは少し違う柔らかい素材でで
きたモノを装着した。ゆっくりと尻の中に入れ、スイッチを弱に
して動かす。中でぺちょんぺちょんと中に吸い付いては引っ張っ
て離れ、また奥に当たって吸い付いては引っ張って離れを繰り返
した。

 達也 「中の…取ってぇ…そのまま…いやぁ…」
 高橋 「まぁ、待てって」

刺激を強くしていき、強にしたときには中で暴れるようにぐちょ
ぐちょとうねるように動き回っていた。

 達也 「いやぁ…ああぁっ…おかしく…なるぅ…だめ…あぁ…」

うつ伏せ状態をひっくり返し返すともう達也のはビンビンに感じて
いた。
少し擦ってやりながら尻の中をどんどん責めると、足を閉じようと
もせず、自分から受け入れる様に背をしならせ喘ぎ続けた。
白濁色の液を腹にぶち撒けたのを見て、尻のドリルを抜き取った。
全身痙攣する様に抜いた後もしばらく体がビクビクと揺れ続けてい
た。
カメラを開いたままになったアナルへ近づけると中にあった生姜は
いつのまにかもっと奥へと入って、姿が見えなくなっていた。

 高橋 「あらら~奥に入っていっちゃったかぁ~。まぁ、今日は
     生姜を回収するまでが動画だし~、たっちゃんどうした
     い?そのままにしておく?それとも取って欲しい?」
 達也 「ふぇ?…えーーー。」

もちろん選択肢は一つしかない。

 達也 「取ってよ~。責任持って取り出してぇ~。」

と。
その言葉を待っていたかの様にローションをたっぷり塗った腕を
ゆっくりと入れていく。

 達也 「あぁ…まっ…てぇ…むり…入らないから…」
 高橋 「取って欲しいんだろう?責任持って取り出すよ。責任
     もってこの手で…ね。」

そういうと、奥へと奥へと腕を入れようとする。
指ならまだしも腕なんて入らないと思っているので必死に逃れよ
うと暴れる。

 高橋 「あんまり暴れると中傷つけちゃうぞ?」

そういうと達也の玉をギュッと握った。

 達也 「ぎゃぁぁぁーーーー。」
 高橋 「これもたっちゃんにはご褒美だったな?」

ぶら下がってゆらゆらしていた玉を何回か優しく揉むとまた、
ギュッと握り締めた。
後ろ手にソファーをしっかりと握り締め、痛みと快楽に必死
に耐えていた。

 高橋 「ん~、奥まで入らね~な~。ちょっとそこのソファ
     ーの上に乗って足広げてよ。できるでしょ?」

言われるがままに高級そうなソファーの腰掛けると高橋の方に
向けて両足を左右に開いた。
拘束はなく、自分の意思で開いていく。

 高橋 「これ、自分の意思で開いてんだよね~?エロすぎ
     でしょ。丸見えだし。」
 達也 「お前が言ったんだろ?早く取ってよ。」
 高橋 「へ~。取って下さいだろ?」

そう言ってゆっくり入れてた手をわざと早く小刻みに動かし
始めた。

 達也 「ああああぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁああぁぁぁーー」
 高橋 「ほらっ、言ってみろよ。貴方の腕で奥の方まで入れ
     て取って下さい。ってよ」
 達也 「あっ…あぁ…取って…くださ…い…あっ…」
 高橋 「ちゃんと言わないと、このままだぞ~」
 達也 「取って…下さい…奥まで…入れて…」
 高橋 「まぁ、今日のところはこんなもんで勘弁してやるよっ」

達也のペニスをキュッと絞りながら、尻の中にどんどん腕を入れ
いく。
広がる幅には限度があるが、ゆっくり伸ばしていけばどんどん大
きく広がっていく。痛みも伴うのか達也の顔を涙が伝う。
もっと、泣かせたいと思いながらも趣旨を忘れないように作業に
集中する。
親指の付け根がすっぽりと入ったらあとはズボズボと中へと入って
いった。

 高橋 「おい、見てみろよ。お前のアナルがここまで拡張してん
     だぜ?しっかり見ろよ」

本人に見えるように腰を持ち上げると真上から拳を達也のアナルに
ずっぽずっぽと入れて見せる。わなわなと震えていたが、近くのカ
メラを手に取ってその様子をゆっくりと撮影しておいた。
編集時に自分でしっかり見えるようにだった。

 達也 「こんなに開いてて元に戻るよね?」
 高橋 「戻らなくてもいいんじゃねー?俺が玩具で毎日遊んでや
     るからよ。困らねーだろ?」
 達也 「やだよ…こんなのっ…恥ずかしい…」
 高橋 「これさ、2輪刺しできるんじゃねー?」
 達也 「え…?」
 高橋 「おっ…あった。あった。」

そう言って中から歪な形の生姜を取り出した。
しおりを挟む

処理中です...