2 / 4
本格的な開発調教
しおりを挟む
「あ、ダメっ。イッちゃ、うぅ」
清潔な調教ベッドの上。アナルから溢れた潤滑油がもももイスも濡し、てらりとした光を放っている。
隘路を浅く深く犯すバイブによってぐちゅぐゅという淫らな水音が大きく響き、僕の耳に戻って来て耳まで犯されている気分になる。
僕のアナルを穿つバイブを操っているのは美丈夫の青年調教師さまで、僕が淡い恋心を傾けている方でもあるお方。
「そんなにすぐにイかせませんから、ご安心を。“もうイく”ではなく、“もうイかせて”と鳴かせて差し上げます」
背後から優しい声で、でも優しくない事をおっしゃられますが僕はこの方のそんな扱いが好き。
「ああ、そ、んなぁ」
僕は体をくねらせ、不満を体で表現する。
ご主人さまの調教の前。前戯は他の方が施して下さったのだけど、その方もけっして僕をイかせてはくれなかった。
ねっとりとした愛撫を施された乳首もぴんぴんに立ち上がってお誘いしているのだが、そこへも手を付けては下さらない。
◇
僕は輪姦された経験があり、セックスに恐怖心があったのだけどー…。
恋心を抱いているご主人さまの調教が進むうち、セックスを受け入れられるようになりつつある。
それを見透かしてか、前回までは基本的にアナルオナニーでの調教だったが、今回からご主人さま自らバイブを握ってのアナル調教へ進んだ。
うっくんんんッ。だめ、すぐにぐずぐすに蕩けちゃう。
前戯で十分解され、物欲しげにアナル口がひくひく蠢くまで徹底的に高められた後でのこのお方からのお預けはとても辛い。
調教に使うバイブも細く滑らかだった物から大きな球体が連なった細い物に変わり、その後のバイブはそれまでより太く、滑らにインサートできる材質だが肉棒っぽい形の物に変わった。
今はより肉棒っぽい形になり、大きさも増し、生々しい質感のバイブになっている。
◇
「お願いぃ、も、イかせてぇぇっ!」
僕をどんどん登りつめさせておきながら、でも絶対にイかないように緩急をつけ、隘路を押し開かれては戻りを繰り返される。
合間に乳首を抉られ、しごかれ、様々に扱われて他の敏感な部分を思い出さされる。
「まだ早いですよ。乳首ももっと感じられるんですよ。乳首イキができるくらい、そこも良くして差し上げますから楽しみになさってて下さいね」
◇
「あんっ、気持ち、い♡」
ぷしゃあっと僕の隘路に温かなオイルがたっぷりと、針のない注射に取り付けられたチューブの先から放出されます。
続いてもう一本、さっきと違う香りのオイルが流し込まれます。
「“絶頂への誘い”という混合オイルです。素晴らしい名前のオイルでしょう?
乳首にはこちらの“私もいるわ”というジェルオイルです。こちらの効果も体感しましょうね」
何度かイく寸前まで高められ、イかせてもらえないままバイブが取り出されたけどー…。
オイルの名前を聞いただけで、期待で軽くイってしまった。
乳首もぴくぴくと反応して、小ぶりだが艷やかな乳輪に形が良い乳首ですと褒めて下さったそこを主張してしまった。
「素直に反応する乳首ですね。あんまり素直でいじめたくなります」
たっぷり“私もいるわ”ってジェルオイルを乳首に盛り付けられ、丁寧に塗り拡げられる。
優しかった指使いがどんどん乳首を責立てる荒々しい指使いに変わり、それと並行して乳首一つ一つが心臓にでもなったみたいにどくどく脈打つように主張を激しくする。
「やあああぁああんっ?!
乳首、乳首が痛い?気持ち良い?びくびく、どくどくってするうぅぅっ!!!」
肘をベッドについて上体を起こして乳首を見てみると、驚くほど大きく膨らみ、乳輪もとてもぷっくりふくらんでぱんぱんになっている。
そんな乳輪と乳首を同時に、そして今までにされた事がない荒々しい手付きで責めてくるご主人さま。
「乳首イキを体に教えこむ強い効果のジェルオイルです。存分に味わってイッて下さい」
◇
「あああああっァああああ!!」
僕は背中を弓なりに反らせ、強すぎる乳首責めに身悶えた。上手く息が吸えないほどの激しい快感。もうどんな風に乳首を扱われているのかも分からない。ただただ乳首に与えられて得る快感を脳に叩き込まれる。体に刻み込まれる快感。
いつの間にか調教の後の処理をいつもして下さるポールさんも加わり、一人に一つの乳首を嬲られていた。
「ポール、こちらは任せます。アナルに注入したオイルの混ざりが悪いようなので、私はそちらを」
「畏まりました、マスター」
こんな、こんな状態でアナルまで?!
「やっ、ヤメテッ!」
僕はそれだけ叫ぶのが精一杯なほど、まだまだ乳首から感じる酷く強い甘美な快感に体を支配されている。
その上アナルまでこんなに感じるとしたら?
「大丈夫。“私もいるわ”は長くて10分しか効きません。もう効果が弱っているでしょう?
アナルに注入した“絶頂への誘い”は30分は効きますが、“私もいるわ”が効いている間の相乗効果がもたらす快感への溺れ方は、上品に淫乱な体質へ育てる最良の妙薬なのです」
「あ"ーーー~~~っ!!!」
そんな説明をしながら僕の隘路をかき混ぜていたご主人さま。すぐにオイルのもたらす効果が表れた。
隘路がびくびく痙攣しているように蠢いているッ。ゆっくりだったものが、激しく蠢くッ!!!
でも乳首だけで快感を拾っていた時よりどこか頭が冷静で、僅かに乳首と隘路がもたらす快感を味わう余裕のようなものがある。
「ほら、良いでしょう?私は泣き叫ぶだけのような調教を施すのを好みません。
自我を保ちながら、最高に甘美な波を乗り越えられる男娼を。それが依頼主の希望でもあります」
後でこの調教を思い出すと、前立腺イキで快感を覚えた体にはキツかったけど、確かにこの調教が今の僕を作ってくれた。
輪姦された記憶も遠くなり、セックスを求められる体になったのは確かにこの日からだった。
清潔な調教ベッドの上。アナルから溢れた潤滑油がもももイスも濡し、てらりとした光を放っている。
隘路を浅く深く犯すバイブによってぐちゅぐゅという淫らな水音が大きく響き、僕の耳に戻って来て耳まで犯されている気分になる。
僕のアナルを穿つバイブを操っているのは美丈夫の青年調教師さまで、僕が淡い恋心を傾けている方でもあるお方。
「そんなにすぐにイかせませんから、ご安心を。“もうイく”ではなく、“もうイかせて”と鳴かせて差し上げます」
背後から優しい声で、でも優しくない事をおっしゃられますが僕はこの方のそんな扱いが好き。
「ああ、そ、んなぁ」
僕は体をくねらせ、不満を体で表現する。
ご主人さまの調教の前。前戯は他の方が施して下さったのだけど、その方もけっして僕をイかせてはくれなかった。
ねっとりとした愛撫を施された乳首もぴんぴんに立ち上がってお誘いしているのだが、そこへも手を付けては下さらない。
◇
僕は輪姦された経験があり、セックスに恐怖心があったのだけどー…。
恋心を抱いているご主人さまの調教が進むうち、セックスを受け入れられるようになりつつある。
それを見透かしてか、前回までは基本的にアナルオナニーでの調教だったが、今回からご主人さま自らバイブを握ってのアナル調教へ進んだ。
うっくんんんッ。だめ、すぐにぐずぐすに蕩けちゃう。
前戯で十分解され、物欲しげにアナル口がひくひく蠢くまで徹底的に高められた後でのこのお方からのお預けはとても辛い。
調教に使うバイブも細く滑らかだった物から大きな球体が連なった細い物に変わり、その後のバイブはそれまでより太く、滑らにインサートできる材質だが肉棒っぽい形の物に変わった。
今はより肉棒っぽい形になり、大きさも増し、生々しい質感のバイブになっている。
◇
「お願いぃ、も、イかせてぇぇっ!」
僕をどんどん登りつめさせておきながら、でも絶対にイかないように緩急をつけ、隘路を押し開かれては戻りを繰り返される。
合間に乳首を抉られ、しごかれ、様々に扱われて他の敏感な部分を思い出さされる。
「まだ早いですよ。乳首ももっと感じられるんですよ。乳首イキができるくらい、そこも良くして差し上げますから楽しみになさってて下さいね」
◇
「あんっ、気持ち、い♡」
ぷしゃあっと僕の隘路に温かなオイルがたっぷりと、針のない注射に取り付けられたチューブの先から放出されます。
続いてもう一本、さっきと違う香りのオイルが流し込まれます。
「“絶頂への誘い”という混合オイルです。素晴らしい名前のオイルでしょう?
乳首にはこちらの“私もいるわ”というジェルオイルです。こちらの効果も体感しましょうね」
何度かイく寸前まで高められ、イかせてもらえないままバイブが取り出されたけどー…。
オイルの名前を聞いただけで、期待で軽くイってしまった。
乳首もぴくぴくと反応して、小ぶりだが艷やかな乳輪に形が良い乳首ですと褒めて下さったそこを主張してしまった。
「素直に反応する乳首ですね。あんまり素直でいじめたくなります」
たっぷり“私もいるわ”ってジェルオイルを乳首に盛り付けられ、丁寧に塗り拡げられる。
優しかった指使いがどんどん乳首を責立てる荒々しい指使いに変わり、それと並行して乳首一つ一つが心臓にでもなったみたいにどくどく脈打つように主張を激しくする。
「やあああぁああんっ?!
乳首、乳首が痛い?気持ち良い?びくびく、どくどくってするうぅぅっ!!!」
肘をベッドについて上体を起こして乳首を見てみると、驚くほど大きく膨らみ、乳輪もとてもぷっくりふくらんでぱんぱんになっている。
そんな乳輪と乳首を同時に、そして今までにされた事がない荒々しい手付きで責めてくるご主人さま。
「乳首イキを体に教えこむ強い効果のジェルオイルです。存分に味わってイッて下さい」
◇
「あああああっァああああ!!」
僕は背中を弓なりに反らせ、強すぎる乳首責めに身悶えた。上手く息が吸えないほどの激しい快感。もうどんな風に乳首を扱われているのかも分からない。ただただ乳首に与えられて得る快感を脳に叩き込まれる。体に刻み込まれる快感。
いつの間にか調教の後の処理をいつもして下さるポールさんも加わり、一人に一つの乳首を嬲られていた。
「ポール、こちらは任せます。アナルに注入したオイルの混ざりが悪いようなので、私はそちらを」
「畏まりました、マスター」
こんな、こんな状態でアナルまで?!
「やっ、ヤメテッ!」
僕はそれだけ叫ぶのが精一杯なほど、まだまだ乳首から感じる酷く強い甘美な快感に体を支配されている。
その上アナルまでこんなに感じるとしたら?
「大丈夫。“私もいるわ”は長くて10分しか効きません。もう効果が弱っているでしょう?
アナルに注入した“絶頂への誘い”は30分は効きますが、“私もいるわ”が効いている間の相乗効果がもたらす快感への溺れ方は、上品に淫乱な体質へ育てる最良の妙薬なのです」
「あ"ーーー~~~っ!!!」
そんな説明をしながら僕の隘路をかき混ぜていたご主人さま。すぐにオイルのもたらす効果が表れた。
隘路がびくびく痙攣しているように蠢いているッ。ゆっくりだったものが、激しく蠢くッ!!!
でも乳首だけで快感を拾っていた時よりどこか頭が冷静で、僅かに乳首と隘路がもたらす快感を味わう余裕のようなものがある。
「ほら、良いでしょう?私は泣き叫ぶだけのような調教を施すのを好みません。
自我を保ちながら、最高に甘美な波を乗り越えられる男娼を。それが依頼主の希望でもあります」
後でこの調教を思い出すと、前立腺イキで快感を覚えた体にはキツかったけど、確かにこの調教が今の僕を作ってくれた。
輪姦された記憶も遠くなり、セックスを求められる体になったのは確かにこの日からだった。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
【BL:R18】旦那さまに愛育調教されるオトコ妻
時枝蓮夜
BL
この世界には完全な男性1:完全な女性0.4:不完全男性0.5の割合で生まれてくる。
ぼくは不完全な男、12歳から15歳で肉体的な成長が止まり、生殖能力もない不完全男性として生まれた。
不完全男性は数の足りない女性の代用として、完全な男性の内縁のオトコ妻になる事ができる。
○
ぼくは14歳になる直前に旦那さまに見初められた。
そして15歳の春、スクールの卒業と同時に旦那さまに娶られ、オトコ妻となりました。
○
旦那さまに娶られ、オトコ妻となりましたので旦那さま好みのオトコ妻となるべく愛育調教が始まりました。
○
旦那さまのお気に召すまま、ぼくを旦那さま好みに調教して下さいませ。
調教師の卵カップルはお互いを調教し合う
時枝蓮夜
BL
この世界には完全な男性1:完全な女性0.4:不完全男性0.5の割合で生まれてくる。
不完全な男性は12歳から15歳で肉体的な成長が止まり、生殖能力も持たない身体的特徴の男達の事だ。
小柄で華奢、幼い顔立ちなのも特徴だ。
◇
そんな不完全男性は数の足りない女性の代用として、完全な男性の内縁のオトコ妻になるか、あるいはオトコ妾、男娼になる者がほとんどだ。
◇
そんな中、僕と恋人は調教師の道を選んだ。お師匠さまは国一番の人気調教師さまだ。
僕達はお師匠さまから甘やかに開発調教して頂きながら調教師の技術を得て行く。
◇
それに伴って、目に見えて夜の性活が充実するのが嬉しい。
お互いに好みの体になるように、お互いを拙いながら調教し合う僕と恋人の毎日は満ち足りている。
エロ家庭教師【ハード】 実技で教えてア・ゲ・ル
天災
BL
※「エロ家庭教師 数学は置いといて、特別なことを教えてア・ゲ・ル」の続編です。
※当作品では、カットした前編のエロシーンを配慮なしで書かれています。過激な性表現が苦手な方は、閲覧をご遠慮ください。
【BL:R18】旦那さまのオトコ妻
時枝蓮夜
BL
この世界には完全な男性1:完全な女性0.4:不完全男性0.5の割合で生まれてくる。
○
ぼくは不完全な男、12歳から15歳で肉体的な成長が止まり、生殖能力もない不完全男性として生まれた。
○
不完全男性は数の足りない女性の代用として、完全な男性の内縁のオトコ妻になる事ができる。
○
ぼくは14歳になる直前に旦那さまに見初められた。
そして15歳の春、スクールの卒業と当時に旦那さまに娶られる事が決まっている。
○
見目麗しい旦那さまに、ぼくも一目で恋に落ちた。
○
早く、その細くしなやかな腕に抱かれたい。
男性としては不完全な体だけど、旦那さまに奥深くまで愛されたい。
やっとやっと迎えた初夜。ぼくの純潔を旦那さまに散らされたくて、お腹の奥が疼いて辛いの。
○
旦那さまのお気に召すまま、ぼくを旦那さま好みに調教して下さいませ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる