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第一次太陽系大戦

第一次太陽系大戦・壺・第234章・裏切り

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太陽系をインターネットの様にエネルギーを太陽系中に送信する

エネルギーネットワークを使い

民間の船舶を始め軍の艦艇も利用して太陽系中を航行していた

西暦2086年初頭

突如としてエネルギーネットワークが停止

その原因が日本圏コロニーに在ると地球圏は発表

宇宙艦隊を送り日本圏への強制捜査を行おうとしたが

日本圏はこれを拒否宇宙艦隊を送り出し

地球艦隊と日本艦隊のにらみ合いが続く中

火星艦隊が二度に渡り

地球艦隊を攻撃する事件が発生

太陽系は地球圏・火星圏・日本圏による

全面戦争が開始されようとしていた

そんな中火星艦隊による地球艦隊への攻撃が仕組まれた物である可能性が判明

その証拠がエネルギーネットワークの中継基地に在る事が判明

妨害電波とネットワークを使った通信が出来ない中

日本艦艇はたった1隻で中継基地へと向かう

レーダーで中継基地を捉えた日本艦艇『ゆうなぎ』に

魚雷攻撃が始まる

だがレーダーに反応は無い

ステルス潜宙艦と思われた

ゆうなぎは艦載機に爆雷を装備して

ステルス潜中艦と交戦の末撃沈するも

新たな敵が迫る

戦艦1隻・巡洋艦2隻・駆逐艦3隻の艦隊は

現役のどの艦艇とも違い

識別信号も発していない事から

ゴースト艦隊と判別

圧倒的戦力差に撤退を考えたが

すでにゆうなぎは包囲され撤退は出来なかった

ゆうなぎは巡洋艦だが戦闘艦並みの防御力を持ち

長距離からの艦首砲は戦闘艦の主砲と同じ威力が在り

一撃で巡洋艦を撃沈させる事が出来

最大速度はこの時代の巡洋艦の3倍の速度が出せ

更に艦載機と強襲揚陸艇を搭載し

航空母艦の機能を有していたが

燃料を100%ネットワークエネルギーに頼るシステムは

ゆうなぎに通常の速度と艦首砲塔が使えない状態で

10倍の敵との戦いを強いる

唯一敵に航空戦力が無い事が幸いしていた

次第に艦載機は撃墜されミサイルは尽き

ゆうなぎに残されたエネルギー僅かになる

万策尽き撃沈を覚悟した時

突如ゴースト艦隊は撤退して行く

あっけに捕らわれた夕なぎの艦橋で

艦長はネットワーク中継基地へ強襲揚陸艇を使い揚陸作戦を開始する

他の宙域でもエネルギーネットワークが切れた事で

立ち往生した日本艦隊に攻撃を加えていた

ゴースト艦隊も一斉に引き上げていた

事態を察知した陰の政府はゴースト艦隊と連絡を取る

何故撤退したのか問い正す陰の大統領補佐官のR氏に

ゴースト艦隊総司令官は火星と日本を降伏させた後

我々を始末する計画はお見通しだ

これよりゴースト艦隊は陰の政府には協力しないと宣言した

困惑する陰の政府のメンバー達の中で

同じく大統領補佐官のW氏は

地球艦隊は間もなく土星圏への攻撃を始める

火星艦隊を壊滅させる事で計画は完了する

何も問題は無いと宣言

作戦はゴースト艦隊無しで進められる事が決定

ゴースト艦隊はに重要な役割を与えた

大統領補佐官Rの失点となった

次の陰の大統領の座を狙うWに取り

ゴースト艦隊の離脱は願ってもない事だったが

この時計画に取り致命的な結果をもたらす事をWは理解していなかった
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