第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI

戦後編・選択の時代

戦後編・選択の時代・参・第166章・宇宙移民

日本はすでに台湾を受け入れていたが

自力では宇宙移民が出来ない

最貧国の国民を受け入れ

総人口は3倍に膨れ上がり

火星と地球の中間に

宇宙都市の建設を始めた

短期間に3億以上の人間が必要な

宇宙都市を建設するには

これまでにない技術が必要とされた

そして何より地球圏から

多くの資材を調達する必要が在ったが

連邦議会のW国派に否決され

万事休すと成ったが

難民の中にそれを解決する

天才達が現れた

設計・建設指揮・資材の調達・連邦との交渉

彼らの働きで僅か一年で

最新型コロニー

コロニーを作る為の

『マザー・コロニー』を作り上げた

これを使う事により

外側の部分を僅か一月で作り上げ

内部を数十のリング型マシーンで3か月で完成させた

年間12基の宇宙都市を大量生産する体制が取られ

多くの移民者の受け入れに成功したが

W国は連邦政府議会を動かし

資材を凍結

日本の宇宙都市建設現場では

宇宙都市の生産が半年後に止まる事が判明

事態の解決の図る為に

日本は火星政府から

許可を取り付け

ハヤブサ2が探査した小惑星帯の

リュウグウへ向かい

資材を調達する事を決める

日本はコロニーにエンジンを取り付けた

実験コロニーを火星に向かわせた

事態を察知した連邦政府をW国が動かし

巡洋艦７（セブン）と強襲揚陸艦４４２と

高速機動空母クイーンの

連邦軍艦隊3隻が護衛する

マーズ1・マーズ４・マーズ５に

火星が必要とする物資を満載して

連邦政府特使として派遣した

連邦議会で大きな発言力を持った

W国に取り日本がこれ以上

宇宙都市を作り続ければ

地球・火星に次ぐ第三の勢力なる

それを阻止する為なら

火星を利する結果に成っても

構わないと考えていた

火星では元最貧国から亡命して来た

者達で構成した外人部隊の

宇宙艦隊が迎え撃つ体制を整えた

地球・日本・火星による

史上初の宇宙戦争が始まろうとしていた