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戦後編・選択の時代
戦後編・選択の時代・参・第143章・テント政府
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日本軍・第442部隊は
戦後半島出身者が中心に
半数の者が除隊し統一朝鮮国に戻り
統一朝鮮軍に参加した
連邦政府は
ネオ・チャイナの秘密基地攻略で
思わぬ反撃を受け
急遽・朝鮮軍と日本軍に分かれていた
第442部隊に召集を掛け
空と海から強襲する
強襲潜水空母いが・こうがの2隻に分かれ
ネオ・チャイナの拠点を目指し
F3艦載機と
ジェット・オスプレイで強襲
統一朝鮮軍・第442部隊が
エアシャトルに搭載した
大気圏突入カプセルで
降下し橋頭堡を確保し
ネオ・チャイナ基地は陥落した
大朝鮮国崩壊後
統一朝鮮国が作られたが
ソウルはインフラの全てを破壊され
短期間での再建は出来ないと判断され
平壌が首都とされた
日本軍内で第442部隊は
在日を含む朝鮮系で作られた
強襲揚陸艦を旧・韓国系の米議会の
大物である議員がその他の兵器を含め
米連邦議会のコネを最大限に利用し供給
旧・韓国海軍のイージス艦2隻と
強襲揚陸艦の艦載機を使い
あらゆる戦いに参戦
おびただしい戦果を挙げ
連合軍の中でも一目置かれた存在となる
第三次世界大戦では
朝鮮半島では7000万人が犠牲になり
無人地帯の状態で再建の為の
人手が不足していたその為に
国外に避難していた国民以外に
旧・韓国・北朝鮮・旧北中国・ロシア・
日本・欧米の各国に移住していた
朝鮮系の人々が朝鮮半島に戻って来た
言葉も育った環境も違い
旧韓国・北朝鮮政府の関係者も
殆どの者が亡くなり
無政府状態を
駐留している連合軍が収めていた
朝鮮人の組織としては
日本軍・朝鮮系部隊第442部隊以外に
まともに機能するものは無かった
連邦政府は嫌がる第442部隊に
臨時政府代行を押し付ける形で
第442部隊が1年の準備期間で
議会選挙を行ない議会を開設・
議会により各行政府が造られ
政府の形が作られた
2年が過ぎ第442部隊は軍の再建だけに
専念するつもりで臨時政府代行を降りるつもりが
大統領以下政府要人からも議会からも
そして朝鮮半島に戻って来た人々から
この1年の実績を評価され
どうか政府の各省庁のまとめ役として
残って欲しいと懇願され
大統領・議会・各省庁の連絡要員として走り回り
重要事項の実質的な話し合いや調整を行い
大半が彼らの提案がそのまま実行されてゆき
この2年間は軍用テントの中で決められて来たので
国民からはテント政府と呼ばれていた
統一朝鮮は準備期間を含め3年がすぎ
ようやく第442部隊の補佐もいらなくなり
政府代行に参加していた旧・第442部隊の隊員は
陸・海・空の3軍とは別に新設された
機動陸戦軍・第442部隊に収まり
朝鮮半島・平壌・校外
統一朝鮮軍・機動陸戦軍
第一師団駐屯所にいた
司令官の大佐は宿舎で
内閣の組閣のTV中継を見ていた
ピンポーンと入り口の呼び出しが鳴り
元副隊長で現在は妻が
いり口を開け来訪者に対応している
「あなたーお客様よー」
だれだ?と思いながら大佐が立ち上がると
TVに大佐の名前が出て来た
《国防大臣》
はあ?
おいおい・まさか・・・
「あなたお客様・キム分隊長
今度内閣官房副長官に就任したんだって」
(大佐お久しぶりです)
『キム~
この国防大臣てなんだ~
俺は聞いてないぞー』
(いや~
大統領も首相も前もって話したら
大佐は絶対断るだろうから
断られないように先に発表したんです)
『おまえ俺の気持ちはどうなる?
俺は受けんぞ』
(た・大佐・・・)
困り果てたキムの後ろで
妻が娘に何かを囁く
≪パパ大臣になるの?≫
『あ・いやパパは・・・』
≪すごーいパパかっこいい
すてきー≫
『そ・そうかな』
≪うん≫
てれながら大佐は
『とにかく大統領や首相に会いに行くか』
迎えに来た車の中で
『どうして俺を呼んだ?』
(実は大佐の役目は
国防大臣だけでなく
連邦軍宇宙艦隊の
強襲揚陸部隊の創設をお願いしたいんです)
『また戦争か・・・』
(この間のネオ・チャイナ事件で
彼らが宇宙艦隊を作る意図がはっきりしました
他にも米国の空母関係者が宇宙空母に
日本は潜水艦関係者が宇宙ステルス艦に
インドと欧州が宇宙戦闘艦を
そしてわが国が宇宙強襲揚陸艦を)
『何年で作り上げるつもりだ』
(10年から15年です)
『その後は戦争か・・・
戦争は終ったと思ったのに』
戦後半島出身者が中心に
半数の者が除隊し統一朝鮮国に戻り
統一朝鮮軍に参加した
連邦政府は
ネオ・チャイナの秘密基地攻略で
思わぬ反撃を受け
急遽・朝鮮軍と日本軍に分かれていた
第442部隊に召集を掛け
空と海から強襲する
強襲潜水空母いが・こうがの2隻に分かれ
ネオ・チャイナの拠点を目指し
F3艦載機と
ジェット・オスプレイで強襲
統一朝鮮軍・第442部隊が
エアシャトルに搭載した
大気圏突入カプセルで
降下し橋頭堡を確保し
ネオ・チャイナ基地は陥落した
大朝鮮国崩壊後
統一朝鮮国が作られたが
ソウルはインフラの全てを破壊され
短期間での再建は出来ないと判断され
平壌が首都とされた
日本軍内で第442部隊は
在日を含む朝鮮系で作られた
強襲揚陸艦を旧・韓国系の米議会の
大物である議員がその他の兵器を含め
米連邦議会のコネを最大限に利用し供給
旧・韓国海軍のイージス艦2隻と
強襲揚陸艦の艦載機を使い
あらゆる戦いに参戦
おびただしい戦果を挙げ
連合軍の中でも一目置かれた存在となる
第三次世界大戦では
朝鮮半島では7000万人が犠牲になり
無人地帯の状態で再建の為の
人手が不足していたその為に
国外に避難していた国民以外に
旧・韓国・北朝鮮・旧北中国・ロシア・
日本・欧米の各国に移住していた
朝鮮系の人々が朝鮮半島に戻って来た
言葉も育った環境も違い
旧韓国・北朝鮮政府の関係者も
殆どの者が亡くなり
無政府状態を
駐留している連合軍が収めていた
朝鮮人の組織としては
日本軍・朝鮮系部隊第442部隊以外に
まともに機能するものは無かった
連邦政府は嫌がる第442部隊に
臨時政府代行を押し付ける形で
第442部隊が1年の準備期間で
議会選挙を行ない議会を開設・
議会により各行政府が造られ
政府の形が作られた
2年が過ぎ第442部隊は軍の再建だけに
専念するつもりで臨時政府代行を降りるつもりが
大統領以下政府要人からも議会からも
そして朝鮮半島に戻って来た人々から
この1年の実績を評価され
どうか政府の各省庁のまとめ役として
残って欲しいと懇願され
大統領・議会・各省庁の連絡要員として走り回り
重要事項の実質的な話し合いや調整を行い
大半が彼らの提案がそのまま実行されてゆき
この2年間は軍用テントの中で決められて来たので
国民からはテント政府と呼ばれていた
統一朝鮮は準備期間を含め3年がすぎ
ようやく第442部隊の補佐もいらなくなり
政府代行に参加していた旧・第442部隊の隊員は
陸・海・空の3軍とは別に新設された
機動陸戦軍・第442部隊に収まり
朝鮮半島・平壌・校外
統一朝鮮軍・機動陸戦軍
第一師団駐屯所にいた
司令官の大佐は宿舎で
内閣の組閣のTV中継を見ていた
ピンポーンと入り口の呼び出しが鳴り
元副隊長で現在は妻が
いり口を開け来訪者に対応している
「あなたーお客様よー」
だれだ?と思いながら大佐が立ち上がると
TVに大佐の名前が出て来た
《国防大臣》
はあ?
おいおい・まさか・・・
「あなたお客様・キム分隊長
今度内閣官房副長官に就任したんだって」
(大佐お久しぶりです)
『キム~
この国防大臣てなんだ~
俺は聞いてないぞー』
(いや~
大統領も首相も前もって話したら
大佐は絶対断るだろうから
断られないように先に発表したんです)
『おまえ俺の気持ちはどうなる?
俺は受けんぞ』
(た・大佐・・・)
困り果てたキムの後ろで
妻が娘に何かを囁く
≪パパ大臣になるの?≫
『あ・いやパパは・・・』
≪すごーいパパかっこいい
すてきー≫
『そ・そうかな』
≪うん≫
てれながら大佐は
『とにかく大統領や首相に会いに行くか』
迎えに来た車の中で
『どうして俺を呼んだ?』
(実は大佐の役目は
国防大臣だけでなく
連邦軍宇宙艦隊の
強襲揚陸部隊の創設をお願いしたいんです)
『また戦争か・・・』
(この間のネオ・チャイナ事件で
彼らが宇宙艦隊を作る意図がはっきりしました
他にも米国の空母関係者が宇宙空母に
日本は潜水艦関係者が宇宙ステルス艦に
インドと欧州が宇宙戦闘艦を
そしてわが国が宇宙強襲揚陸艦を)
『何年で作り上げるつもりだ』
(10年から15年です)
『その後は戦争か・・・
戦争は終ったと思ったのに』
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