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第三次世界大戦・弐
第三次世界大戦・弐・第83章・太古の支配者達
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北極点を目指す政府専用機に
連合軍から連絡が入る
(A大使連合軍司令部より
北中国軍地下原子力発電所への
攻撃が始まったとの
連絡が入りました)
『そうか是非成功して欲しいな
交渉もやり易くなる』
(大使まもなく北極点です)
窓から外を見るA大使
オーロラが舞い幻想的な空間が広がる
やがて北極点から
花びらの様な形の光輝く
不思議な物が多数現れた
良く見るとそれは
ヒト型と呼ばれる
不定形生命体
(A大使北極点の扉が開きました)
『どうやら我々は受け入れられた様だ』
政府専用機は北極点に開いた
扉を通り
連合軍司令部のレーダーから消えた
【総司令日本機は成功した模様です】
(ああ・だが交渉はこれからだ
ロシアはどうだ?)
【大統領専用機も南極の扉から
入る事に成功した模様です】
(残るはアポロ21か・・・)
【シャトルは月の南局面に向け
順調に飛行中】
(人類が宇宙に進出する事を
許されるかはこの3箇所にいる
神話時代の人類との交渉に
掛かっている
もし許されない場合は
永遠にこの星から出る事は出来ない
人類に未来は無い)
重苦しい空気の中
前線指令官から
地下原子力発電所を破壊しないで
占領する事に成功したと報告が入る
直ちに連合軍は北中国軍最後の拠点
地下要塞攻略作戦を開始する
地下原子力発電所から
地下要塞に送っている
電力を遮断した
突然電力を失った北中国軍地下要塞は
100万の兵士が就寝中で消灯していた為
直ぐには騒ぎにはならなかったが
やがて換気装置や冷暖房装置が
使えない事が判明
朝食時それまで冷凍食品だが
肉や卵やさいを食べていたが
常温の野戦食のレトルトや
乾パンが出され
電力をカットされ
コーヒーを飲むための
お湯も無く
水はろ過装置が止まり
汚れた水を飲むしかなかった
原子力発電所の送電装置の故障と
発表され
2~3日程で回復すると
発表されたが
原子力発電所から脱出して来た
兵士達の口から
地下原子力発電所陥落の情報が
100万人全ての兵士に伝わるまでに
半日と掛からなかった
同時に将校用の
娯楽施設や酒やタバコなど
指向性の品々の為に
優先的に電力が回され
100万人の兵士の為の
冷凍庫の電力が切られ
3年分の食品が全て腐り
廃棄されたと知れ渡り
特に兵士達の怒りを買ったのは
将校達が飼っている
ペットの食材を
本来負傷兵や病気の兵士達の
食料を保管している
病院食をすべて廃棄してまで
場所を確保したが
将校用の病院食の貯蔵庫は
一切手を付けなかった
それでも最低限の食料を
支給されている間は
何とか表面化せずに過ぎていた
地下原子力発電所周辺の
軍事基地に対する
掃討作戦で負傷した兵士達が
地下要塞に運ばれたが
一般の兵士が入院する
軍病院ではベット不足で
収容出来なくなり
将校用の軍病院に
転院を申し出たが
将校用の軍病院は
将校用の病院も負傷兵が
多数入院していて
空きベットが無いと
転院を拒否した
だが将校用の病院も
一般の兵士が入院する病院も
看護師は同じナースセンターから
派遣されていた
その為に将校用の病院の実態が
一般の兵士が入院する患者と
所属の部隊に知れ渡った
実は将校用の病院の作りは
病気や怪我の入院患者の為だけでなく
大多数の将校は保養所として使い
大きなプール
温泉施設
娯楽施設
まるで豪華客船の様な
作りになっていて
本来一般の兵士を
転院させる場所には
ペット専用の部屋を作り
看護師達に世話をさせていた
何より豪華客船並みの設備で
作られた将校用の病院の大きさは
一般の兵士の病院設備の
3倍になっていた
多くの負傷兵が運び込まれる
一般の兵士用の病院では
医薬品のストックが不足し始め
将校用の医療品のストックを
回してもらう様に交渉したが
答えは重症の兵士の受け入れ禁止だった
多くの兵士が地下要塞の入り口で
治療も受けられず放置され
上官と言えども接見を禁止された
監視には将校直属の護衛部隊が付いていた
重症の部下の為に
賄賂を使い将校用の医薬品を手に入れ
治療し様とした上官を
規律違反の名目で射殺し
その部下も間もなく亡くなる
一般の兵士達の間では
将校への憎しみが渦巻き
何時反乱が起きてもおかしくない
状況に陥る
だが将校の間では危機感は全く無く
将校直属の護衛部隊長の英少佐が
進言しても笑って相手にされなかった
栄は一般の下士官出身で
古くからの友人で
今は特殊部隊の隊長を務める
誤軍曹と酒を酌み交わしながら
軍の現状を夜が明けるまで話し合った
連合軍から連絡が入る
(A大使連合軍司令部より
北中国軍地下原子力発電所への
攻撃が始まったとの
連絡が入りました)
『そうか是非成功して欲しいな
交渉もやり易くなる』
(大使まもなく北極点です)
窓から外を見るA大使
オーロラが舞い幻想的な空間が広がる
やがて北極点から
花びらの様な形の光輝く
不思議な物が多数現れた
良く見るとそれは
ヒト型と呼ばれる
不定形生命体
(A大使北極点の扉が開きました)
『どうやら我々は受け入れられた様だ』
政府専用機は北極点に開いた
扉を通り
連合軍司令部のレーダーから消えた
【総司令日本機は成功した模様です】
(ああ・だが交渉はこれからだ
ロシアはどうだ?)
【大統領専用機も南極の扉から
入る事に成功した模様です】
(残るはアポロ21か・・・)
【シャトルは月の南局面に向け
順調に飛行中】
(人類が宇宙に進出する事を
許されるかはこの3箇所にいる
神話時代の人類との交渉に
掛かっている
もし許されない場合は
永遠にこの星から出る事は出来ない
人類に未来は無い)
重苦しい空気の中
前線指令官から
地下原子力発電所を破壊しないで
占領する事に成功したと報告が入る
直ちに連合軍は北中国軍最後の拠点
地下要塞攻略作戦を開始する
地下原子力発電所から
地下要塞に送っている
電力を遮断した
突然電力を失った北中国軍地下要塞は
100万の兵士が就寝中で消灯していた為
直ぐには騒ぎにはならなかったが
やがて換気装置や冷暖房装置が
使えない事が判明
朝食時それまで冷凍食品だが
肉や卵やさいを食べていたが
常温の野戦食のレトルトや
乾パンが出され
電力をカットされ
コーヒーを飲むための
お湯も無く
水はろ過装置が止まり
汚れた水を飲むしかなかった
原子力発電所の送電装置の故障と
発表され
2~3日程で回復すると
発表されたが
原子力発電所から脱出して来た
兵士達の口から
地下原子力発電所陥落の情報が
100万人全ての兵士に伝わるまでに
半日と掛からなかった
同時に将校用の
娯楽施設や酒やタバコなど
指向性の品々の為に
優先的に電力が回され
100万人の兵士の為の
冷凍庫の電力が切られ
3年分の食品が全て腐り
廃棄されたと知れ渡り
特に兵士達の怒りを買ったのは
将校達が飼っている
ペットの食材を
本来負傷兵や病気の兵士達の
食料を保管している
病院食をすべて廃棄してまで
場所を確保したが
将校用の病院食の貯蔵庫は
一切手を付けなかった
それでも最低限の食料を
支給されている間は
何とか表面化せずに過ぎていた
地下原子力発電所周辺の
軍事基地に対する
掃討作戦で負傷した兵士達が
地下要塞に運ばれたが
一般の兵士が入院する
軍病院ではベット不足で
収容出来なくなり
将校用の軍病院に
転院を申し出たが
将校用の軍病院は
将校用の病院も負傷兵が
多数入院していて
空きベットが無いと
転院を拒否した
だが将校用の病院も
一般の兵士が入院する病院も
看護師は同じナースセンターから
派遣されていた
その為に将校用の病院の実態が
一般の兵士が入院する患者と
所属の部隊に知れ渡った
実は将校用の病院の作りは
病気や怪我の入院患者の為だけでなく
大多数の将校は保養所として使い
大きなプール
温泉施設
娯楽施設
まるで豪華客船の様な
作りになっていて
本来一般の兵士を
転院させる場所には
ペット専用の部屋を作り
看護師達に世話をさせていた
何より豪華客船並みの設備で
作られた将校用の病院の大きさは
一般の兵士の病院設備の
3倍になっていた
多くの負傷兵が運び込まれる
一般の兵士用の病院では
医薬品のストックが不足し始め
将校用の医療品のストックを
回してもらう様に交渉したが
答えは重症の兵士の受け入れ禁止だった
多くの兵士が地下要塞の入り口で
治療も受けられず放置され
上官と言えども接見を禁止された
監視には将校直属の護衛部隊が付いていた
重症の部下の為に
賄賂を使い将校用の医薬品を手に入れ
治療し様とした上官を
規律違反の名目で射殺し
その部下も間もなく亡くなる
一般の兵士達の間では
将校への憎しみが渦巻き
何時反乱が起きてもおかしくない
状況に陥る
だが将校の間では危機感は全く無く
将校直属の護衛部隊長の英少佐が
進言しても笑って相手にされなかった
栄は一般の下士官出身で
古くからの友人で
今は特殊部隊の隊長を務める
誤軍曹と酒を酌み交わしながら
軍の現状を夜が明けるまで話し合った
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