桃色

天野 帝釈

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幸せな日常

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もう50年も彼女と連れ立っている。

明日またここへ米子と共に散歩に来たい。

私はこれからも終わりが来るまで彼女と歩んで行くのだろう。







今は無いはずのススキがさらりと流れる音がした。
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