幸せ隔離室。

まぐろ

文字の大きさ
上 下
31 / 41

31

しおりを挟む
早瀬さんは僕の足を開かせ、お尻の穴におちんちんを当てた。熱くて硬くて、僕はきゅっと目を瞑る。

「早瀬、さん……いつでも、入れて、くださいね…」

「ああ、唯は可愛いな。もう…明日になるまで抱いてやろうかな。」

ぐちゅ。

そんな音を立てて、僕の中に早瀬さんのものが入ってきた。ゆっくりと抜き挿しされて、快感が僕の中に蓄積されていく。
いつもの暴力的な快楽じゃない、ただただ、頭を溶かすような優しい快楽に溺れていく。

「あっ…あっ…?な、なに、これぇ…っ…?か、身体全部、ぞくぞく、してっ……」

「気持ちいいな?俺もイくまで時間かかるから、ずーっと気持ちいいのが続くぞ。よかったな。唯、気持ちいいの好きだろ?」

ごりごりと気持ちいいところが重点的に撫でられる。思わず変な声が出る。そうしたら早瀬さんが面白そうに優しく笑う。
苦しく、ない。身体はビクビクして、息も荒くなるのに、全然苦しくない。もっとしてほしい。

「んぁっ…!ぁぁぁっ……!!」

「女みてーな声。イッたんだな。どう?普通の。」

「はぁ、はぁ、すき…うれし、ぃ、こんなに、幸せいっぱいでっ…な、なのに、なんか、足りない…です…」

僕がそう言うと、早瀬さんは優しく微笑んだ。そして、拳を握りしめ、ふっ、と振り上げた。ああきっと次の瞬間にはその拳は僕のお腹に…そう思っただけで、呼吸が荒くなり、きゅっと僕の中に入った早瀬さんのおちんちんを締め付けた。

「ん………あれ…?な…なんで…」

「期待してた?ごめんな?今日は普通のだから、唯は殴れないんだ。…あぁ…泣くなよ、可哀想に…はははっ…」

ぐちゅ、ぐちゅ。

いつもは、いつもはあんなに殴るのに!!どうして!!
僕は嬉しいのか悲しいのか涙をぽろぽろこぼした。僕の中で早瀬さんが射精する。どくどくと、熱いものがお腹の中で広がっていく。

「うぅっ…ひぐっ…ん゛っっ…!!………ぐすっ…」

「もうぐちゃぐちゃじゃん。泣くかイくかどっちかにしろよ。…ああ…ほんとに…唯は可愛い………ごめんな、普通のやっぱ無理だわ。前言撤回、もう耐えられない。」

ドスッ

その瞬間、僕は身体を思いっきりくの字に曲げて絶頂した。早瀬さんが、僕の柔らかいお腹を殴ってくれた。
なんて、なんて幸せなんだろう。

「ぁッがぁっ!!!!!っ…ひっ、…ひぎっ、!かひゅっ…ひゅーっ…」

「あ。やべ。唯落ち着け、呼吸困難?やばいやばい、唯!!息吸って!吐いて!」

幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ幸せ。僕の頭はそれでいっぱいだった。この痛みも苦しみも、全部幸せ。穴が空いたように足りなかったものは満たされた。

「ひゅーっ…ひゅーっ……ぁ゛ッ……へひっ…」

「ゆ、唯!!おい!どうしたんだよ!な、何がそんなに…おいって…!」

意識が、どんどん黒く塗り潰されていく。ああせっかく、気持ち良かったのに。目が覚めたらまたしてもらおう。
そう思いながら、僕の意識は落ちていった。



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

僕の調教監禁生活。

まぐろ
BL
ごく普通の中学生、鈴谷悠佳(すずやはるか)。 ある日、見ず知らずのお兄さんに誘拐されてしまう! ※♡喘ぎ注意です 若干気持ち悪い描写(痛々しい?)あるかもです。

白雪王子と容赦のない七人ショタ!

ミクリ21
BL
男の白雪姫の魔改造した話です。

バイト先のお客さんに電車で痴漢され続けてたDDの話

ルシーアンナ
BL
イケメンなのに痴漢常習な攻めと、戸惑いながらも無抵抗な受け。 大学生×大学生

年上のお兄さんにマッサージされてメスイキするショタ

抹茶
BL
タイトル通りの短編です。マッサージと称して、エッチなことをされるショタ。乳首責め、素股、メスイキ。本番はありません。

童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった

なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。 ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

少年ペット契約

眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。 ↑上記作品を知らなくても読めます。  小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。  趣味は布団でゴロゴロする事。  ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。  文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。  文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。  文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。  三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。  文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。 ※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。 ※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。

処理中です...