107 / 147
スローライフよ永遠に!編
第107話 オギャアと生まれるドラゴンベビー
しおりを挟む
生命の欠片はどこにあるのか?
そりゃあもう、命が生まれたり満ちたりしてるところだろう。
タマル一味はその土地を探すため、まずはマンイーターたちに聞き込みすることにした。
『おひさー』
キャロルが帰ってきたので、マンイーターたちがわさわさ動いた。
「あれ何か言ってるの?」
『おかえりーって。喜んでるよ。植物だと感情表現分かんないもんねー。ちゃんと植物も意思があんのよ』
「あー、そういう研究を地球にいた頃に聞いたことがある気がする」
「そうなんだー。こんにちはー!」
『ポタル、あんま近づくと食べられるわよ』
「ヒェー」
近寄って手を振っていたポタル、慌てて俺の後ろに引っ込んだ。
基本的にはマンーイーター、動物を捕食するタイプの植物だもんな。
『でさ、生命の欠片って探してるんだけど。なんか命が満ち溢れる的なとこない? え? この辺は生きてるものがたくさんいる? そりゃあそうだけどさ。……小鳥が、ドラゴンがいた沼に穴が空いたって言ってた? 卵?』
「ドラゴンの卵か。なるほど、そこは生命パワーが溢れてそうだ」
生命の欠片が生まれるからして、生半可な命ではいけないのだろう!
生半可な命ってなんだと思うが、とにかくパワフルな生き物が生まれるような場所なら、生命の欠片とかありそうではないか。
この世界はそういう短絡的なところがあるのだ。
俺はもう、かなり詳しくなったぞ。
「じゃあそっちに行くか。情報提供ありがとう。これはアイテムボックスに残っていたカエル人間だ。食べるがいい」
『ゲロゲーロ!?』
カエル人間を放ると、マンイーターたちがワーッと沸いた。
『へえ、お土産持ってきてたの? 気が利くじゃん! あたしもちょっとグッと来た』
「だめよ! タマルは私んだからね!」
『減るもんじゃないしいいじゃん。マンイーターは独占するとかそういう価値観ないのよ。タマルをシェアしようよ』
「だめーっ!」
俺を巡って女子たちが争っている……。
微笑みが浮かんでしまう光景だ。
『タマル様、行きますぞー。ご自分が動かないと二人も動かないんですからなー。ほらほら動いた動いたー』
ラムザーに背中を押されて、歩いて行く俺なのであった。
なるほど、ポタルとキャロルがわいわい言い合いながらついてくる。
そして思い出深い沼に来た。
ここで、俺たちみんなが珍妙な格好をしてエルダードラゴンと渡り合ったのだ。
あれはいい勝負だった。
そのエルダードラゴンは今、博物館にいるわけだが。
館長曰く、『あまり長く拘束しているともう一段階進化した時に博物館ごと破壊して空に飛び立ちますからね。こちらからお願いして百年ほど逗留してもらい、その後は円満に飛び立ってもらう方向で話し合いが終わっています』だと。
沼には、先ほど空でやりあったドラゴンたちがいる。
そいつらは俺を見るとビクッとして、臨戦態勢に入った。
「待て、待つのだ。俺は生命の欠片をゲットしに来ただけで、他に目的はない。え、なに? エルダードラゴンゲットしただろって? いいかね、エルダーをゲットした以上、レッサーをゲットする理由はそんなに無い……。いや、ドラゴンレシピがあるな……」
俺が素材を見る目をしたので、ドラゴンたちがざわついた。
いかん、一触即発になってしまったぞ。
『オー! タマルさん、スピーディにフィールドをホットにしますねー! レッツファイトですか!』
「平和的に行きたい!」
『タマル様、この辺りにドラゴンの抜け落ちた鱗や脱皮した抜け殻がありますぞ。これで素材になるのではないですかな?』
「ほんと? どれどれ?」
ゲットしてみたら、なるほど。
これってドラゴン素材として使えるんじゃないか。
「鱗とか殻でいけるのでハントしません! 平和! 平和に行こう!」
それでもドラゴンたちの警戒が解けなかったので、これは仕方ない。
彼らは用心深い生き物なのだ。
俺はギリースーツと対衝ブロック塀で武装しつつ、ゆっくりと沼の中ほどに入っていった。
なるほど、ドラゴンたちが囲んでいるところに、ポッカリと空いた穴がある。
そこに、キラキラと光るものが……。
ドラゴンの卵だ。
それが目の前でパリパリと割れて、中から何かが出てきた。
何かって、そりゃあ決まってる。
『オギャア!』
ドラゴンの赤ちゃんである。
エルダードラゴンの子どもかな?
『ギェーッ!』
レッサードラゴンが俺を威嚇して、バタバタ寄ってきた。
そしてドラゴンの赤ちゃんをひょいっと咥えて、飛び立っていく。
他のレッサードラゴンも飛び立った。
『あれはもしや、エルダードラゴンの奥さんたちだったのではないですかな』
「あ、なーるほど。残った卵と赤ちゃんを守るためにいたのか。しかし生命の欠片がなあ……」
「タマル! なんか卵の底でキラキラ光ってる!」
一足先に卵の殻まで到着したポタルが、ぴょんぴょんと跳ねていた。
「なんだなんだ。あっ! 何か光り輝く、曖昧な形をしたものが!!」
ピョインッ!と虫取り網でゲットする。
アイテムボックスのアイコンには、生命の欠片と記されていた。
×99とか数量もすごいぞ。
「ついにゲットしてしまったか。そして素材が揃ったぞ!」
「でもドラゴンの赤ちゃんほしかったねー」
『そうねえ、可愛かった』
「ドラゴンの赤ちゃんだぞ。めちゃくちゃ育って飯とか食べまくるから俺たちが食べる量が減るぞ」
『いらないわね』
キャロル、判断が早い。
かくして俺たちはタマル村へと戻る。
タコさん帰還の時が近づいているのである。
そりゃあもう、命が生まれたり満ちたりしてるところだろう。
タマル一味はその土地を探すため、まずはマンイーターたちに聞き込みすることにした。
『おひさー』
キャロルが帰ってきたので、マンイーターたちがわさわさ動いた。
「あれ何か言ってるの?」
『おかえりーって。喜んでるよ。植物だと感情表現分かんないもんねー。ちゃんと植物も意思があんのよ』
「あー、そういう研究を地球にいた頃に聞いたことがある気がする」
「そうなんだー。こんにちはー!」
『ポタル、あんま近づくと食べられるわよ』
「ヒェー」
近寄って手を振っていたポタル、慌てて俺の後ろに引っ込んだ。
基本的にはマンーイーター、動物を捕食するタイプの植物だもんな。
『でさ、生命の欠片って探してるんだけど。なんか命が満ち溢れる的なとこない? え? この辺は生きてるものがたくさんいる? そりゃあそうだけどさ。……小鳥が、ドラゴンがいた沼に穴が空いたって言ってた? 卵?』
「ドラゴンの卵か。なるほど、そこは生命パワーが溢れてそうだ」
生命の欠片が生まれるからして、生半可な命ではいけないのだろう!
生半可な命ってなんだと思うが、とにかくパワフルな生き物が生まれるような場所なら、生命の欠片とかありそうではないか。
この世界はそういう短絡的なところがあるのだ。
俺はもう、かなり詳しくなったぞ。
「じゃあそっちに行くか。情報提供ありがとう。これはアイテムボックスに残っていたカエル人間だ。食べるがいい」
『ゲロゲーロ!?』
カエル人間を放ると、マンイーターたちがワーッと沸いた。
『へえ、お土産持ってきてたの? 気が利くじゃん! あたしもちょっとグッと来た』
「だめよ! タマルは私んだからね!」
『減るもんじゃないしいいじゃん。マンイーターは独占するとかそういう価値観ないのよ。タマルをシェアしようよ』
「だめーっ!」
俺を巡って女子たちが争っている……。
微笑みが浮かんでしまう光景だ。
『タマル様、行きますぞー。ご自分が動かないと二人も動かないんですからなー。ほらほら動いた動いたー』
ラムザーに背中を押されて、歩いて行く俺なのであった。
なるほど、ポタルとキャロルがわいわい言い合いながらついてくる。
そして思い出深い沼に来た。
ここで、俺たちみんなが珍妙な格好をしてエルダードラゴンと渡り合ったのだ。
あれはいい勝負だった。
そのエルダードラゴンは今、博物館にいるわけだが。
館長曰く、『あまり長く拘束しているともう一段階進化した時に博物館ごと破壊して空に飛び立ちますからね。こちらからお願いして百年ほど逗留してもらい、その後は円満に飛び立ってもらう方向で話し合いが終わっています』だと。
沼には、先ほど空でやりあったドラゴンたちがいる。
そいつらは俺を見るとビクッとして、臨戦態勢に入った。
「待て、待つのだ。俺は生命の欠片をゲットしに来ただけで、他に目的はない。え、なに? エルダードラゴンゲットしただろって? いいかね、エルダーをゲットした以上、レッサーをゲットする理由はそんなに無い……。いや、ドラゴンレシピがあるな……」
俺が素材を見る目をしたので、ドラゴンたちがざわついた。
いかん、一触即発になってしまったぞ。
『オー! タマルさん、スピーディにフィールドをホットにしますねー! レッツファイトですか!』
「平和的に行きたい!」
『タマル様、この辺りにドラゴンの抜け落ちた鱗や脱皮した抜け殻がありますぞ。これで素材になるのではないですかな?』
「ほんと? どれどれ?」
ゲットしてみたら、なるほど。
これってドラゴン素材として使えるんじゃないか。
「鱗とか殻でいけるのでハントしません! 平和! 平和に行こう!」
それでもドラゴンたちの警戒が解けなかったので、これは仕方ない。
彼らは用心深い生き物なのだ。
俺はギリースーツと対衝ブロック塀で武装しつつ、ゆっくりと沼の中ほどに入っていった。
なるほど、ドラゴンたちが囲んでいるところに、ポッカリと空いた穴がある。
そこに、キラキラと光るものが……。
ドラゴンの卵だ。
それが目の前でパリパリと割れて、中から何かが出てきた。
何かって、そりゃあ決まってる。
『オギャア!』
ドラゴンの赤ちゃんである。
エルダードラゴンの子どもかな?
『ギェーッ!』
レッサードラゴンが俺を威嚇して、バタバタ寄ってきた。
そしてドラゴンの赤ちゃんをひょいっと咥えて、飛び立っていく。
他のレッサードラゴンも飛び立った。
『あれはもしや、エルダードラゴンの奥さんたちだったのではないですかな』
「あ、なーるほど。残った卵と赤ちゃんを守るためにいたのか。しかし生命の欠片がなあ……」
「タマル! なんか卵の底でキラキラ光ってる!」
一足先に卵の殻まで到着したポタルが、ぴょんぴょんと跳ねていた。
「なんだなんだ。あっ! 何か光り輝く、曖昧な形をしたものが!!」
ピョインッ!と虫取り網でゲットする。
アイテムボックスのアイコンには、生命の欠片と記されていた。
×99とか数量もすごいぞ。
「ついにゲットしてしまったか。そして素材が揃ったぞ!」
「でもドラゴンの赤ちゃんほしかったねー」
『そうねえ、可愛かった』
「ドラゴンの赤ちゃんだぞ。めちゃくちゃ育って飯とか食べまくるから俺たちが食べる量が減るぞ」
『いらないわね』
キャロル、判断が早い。
かくして俺たちはタマル村へと戻る。
タコさん帰還の時が近づいているのである。
0
お気に入りに追加
551
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
【完結】婚約破棄されて修道院へ送られたので、今後は自分のために頑張ります!
猫石
ファンタジー
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
幼馴染の彼女と妹が寝取られて、死刑になる話
島風
ファンタジー
幼馴染が俺を裏切った。そして、妹も......固い絆で結ばれていた筈の俺はほんの僅かの間に邪魔な存在になったらしい。だから、奴隷として売られた。幸い、命があったが、彼女達と俺では身分が違うらしい。
俺は二人を忘れて生きる事にした。そして細々と新しい生活を始める。だが、二人を寝とった勇者エリアスと裏切り者の幼馴染と妹は俺の前に再び現れた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる