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寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
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カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が友達の家に泊まりに行ってると思ってるはずだわ」本当はわざと深夜に帰宅して、夫を驚かせてやろうと朝から計画を立てていたの。
ドアに耳をあてると中から寝息が聞こえてくる。
「寝てるわね...喉が渇いたわ。水を飲んでこよう」
そう思ったとき、「だめよ、さっきしたばかりじゃない」と女性の声が聞こえてきた。
「いいだろう、君を抱きたいんだ」
ゴソゴソと音がすると「はん、だめ、ふふ」色っぽい女性の声が聞こえてくるのだから...穏やかではない。
あえぎ声はしだいに熱い息へと変わる。
「なんてことをしてくれてるの...」手が小刻みに震えてくる。
いつも夫と寝ている寝室のベッドで浮気相手の女と絡み合う姿を想像しただけでおかしくなる。
「ああ、あの人ったらなにを、なにをしているのよ!!」
その場で叫びたくなる気持ちを抑えて、私は足音を立てないよう寝室から離れた。
蛇口からコップに水を入れてごくりと喉を鳴らしていっきに飲み干す。
目から涙が溢れ出す。
こんなことなら、あんな人と結婚しなければよかった。
結婚するとき、どこか怪しいところがあったのだから。
そう、元カノと別れていなかったんだわ。
今頃、女性を抱いて幸せそうな顔してね。
「いや!」
寝室の前に立った私は、一瞬ドアを蹴り破ってやろうかと構えたが思いとどまった。
「取り乱してはいけないわ」
静かにドアを開けると、女性の大きな胸の谷間に顔をうずめている夫の姿が目に飛び込んできた。
「なんて幸せそうな寝顔なのかしら!」
私と寝ているときよりも幸せそう。
スマホを取り出し、電話をかけた。
1時間後。
「うわっ、な、なんでお前がここにいるんだよ!」
「あら、いちゃ悪い?あなたこそ誰なの?この女の人」
「そ、それは...」
「元カノよね?私と結婚してもお付き合いしてね」
「い、いや、それは」
「いいのよ。あなたがその気なら私も好きなようにさせてもらうわ。ねえ、入ってきて」
寝室に入ってきたのは、それはそれは美しいイケメンだった。
私は抱きつき、熱いキスをした。
「な、なにをしてるんだよ!夫の前で」
「いけない?あなただって同じようなことしてるじゃない」
私はまた熱いキスしてみせた。
「もう!やめろよ!」
「あなたしだいよね。この女と別れるなら考えてもいいけど」
イケメンのシャツのボタンを外しながら、私はそう伝えた。
「そんなこと、無理だよ」
私は上半身を裸の男の筋肉質な胸に抱きついた。
「わ、わかったよ!だから抱きつくなよ!!」
その後、夫は元カノと別れた。
「ありがとね。協力してくれて」
「ああ、愛する君のためなら...」
私は元彼の胸に顔をうずめて、幸せな余韻に浸るのだった。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が友達の家に泊まりに行ってると思ってるはずだわ」本当はわざと深夜に帰宅して、夫を驚かせてやろうと朝から計画を立てていたの。
ドアに耳をあてると中から寝息が聞こえてくる。
「寝てるわね...喉が渇いたわ。水を飲んでこよう」
そう思ったとき、「だめよ、さっきしたばかりじゃない」と女性の声が聞こえてきた。
「いいだろう、君を抱きたいんだ」
ゴソゴソと音がすると「はん、だめ、ふふ」色っぽい女性の声が聞こえてくるのだから...穏やかではない。
あえぎ声はしだいに熱い息へと変わる。
「なんてことをしてくれてるの...」手が小刻みに震えてくる。
いつも夫と寝ている寝室のベッドで浮気相手の女と絡み合う姿を想像しただけでおかしくなる。
「ああ、あの人ったらなにを、なにをしているのよ!!」
その場で叫びたくなる気持ちを抑えて、私は足音を立てないよう寝室から離れた。
蛇口からコップに水を入れてごくりと喉を鳴らしていっきに飲み干す。
目から涙が溢れ出す。
こんなことなら、あんな人と結婚しなければよかった。
結婚するとき、どこか怪しいところがあったのだから。
そう、元カノと別れていなかったんだわ。
今頃、女性を抱いて幸せそうな顔してね。
「いや!」
寝室の前に立った私は、一瞬ドアを蹴り破ってやろうかと構えたが思いとどまった。
「取り乱してはいけないわ」
静かにドアを開けると、女性の大きな胸の谷間に顔をうずめている夫の姿が目に飛び込んできた。
「なんて幸せそうな寝顔なのかしら!」
私と寝ているときよりも幸せそう。
スマホを取り出し、電話をかけた。
1時間後。
「うわっ、な、なんでお前がここにいるんだよ!」
「あら、いちゃ悪い?あなたこそ誰なの?この女の人」
「そ、それは...」
「元カノよね?私と結婚してもお付き合いしてね」
「い、いや、それは」
「いいのよ。あなたがその気なら私も好きなようにさせてもらうわ。ねえ、入ってきて」
寝室に入ってきたのは、それはそれは美しいイケメンだった。
私は抱きつき、熱いキスをした。
「な、なにをしてるんだよ!夫の前で」
「いけない?あなただって同じようなことしてるじゃない」
私はまた熱いキスしてみせた。
「もう!やめろよ!」
「あなたしだいよね。この女と別れるなら考えてもいいけど」
イケメンのシャツのボタンを外しながら、私はそう伝えた。
「そんなこと、無理だよ」
私は上半身を裸の男の筋肉質な胸に抱きついた。
「わ、わかったよ!だから抱きつくなよ!!」
その後、夫は元カノと別れた。
「ありがとね。協力してくれて」
「ああ、愛する君のためなら...」
私は元彼の胸に顔をうずめて、幸せな余韻に浸るのだった。
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