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一生、大切にするよ・・・愛してくれる不倫相手と一緒になるためにわざと夫を怒らせて
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「旦那と別れてくれ。そして、俺と一緒になろう」と、哲也さんは私を抱きしめてくれた。
こんなにも情熱的に愛してくれる哲也さんの存在が私はすごく嬉しく思う。
でも、1つだけ今すぐには受け入れられない理由があった。
その理由は、私が結婚してること。
だから、すぐに離婚し、結婚できるかは難しい。
「でも、哲也さんと一緒になりたい。どうしたらいいの・・・」
なかなか一緒になれない現実に、不倫相手への思いは募ってゆく。
そんなある日。
珍しく夫が早くに帰ってきて、「ああ、腹が減ったな。美味しいものを食べさせてくれよ」と催促してきた。
「ええ、わかったわ」
夫の大好物である肉じゃがを作って出すと「いまいちうまくないな。これじゃコンビニの肉じゃがの方がまだ美味しいよ」と言ってくる。
「な、風呂を沸かしてくれよ」というので、お風呂にお湯を入れて「ねえ、沸いたわよ」と伝えた。
「ぬるいな。嫁なら俺が快適に入れる温度を考えて風呂を沸かせよ」と注意してくる。
「お前、本当になんにもできないんだな。できの悪い嫁だ」ええ、なんとでも言うがいいわ。
「こんな人といたら、自分がダメになりそう」と思った私。
パリンッ「あっ、俺のコップを割ったな」
バリッ「俺の大切なサングラスの上に座って壊したな!」
ジュッ「ああ、大切なシャツを焦がしちゃったのかよ。もうお前とは離婚だ!この家から出て行け」
「やったわ」すべては夫をわざと怒らせて、離婚できるように、私が仕組んだ罠だった。
おかげで争うことなく、スムーズに離婚できました。
「哲也さん。私、旦那と離婚したの。これからはあなたとずっと一緒にいれるわ」と、自分の気持ちを伝えた。
「俺は本当に愛する人と結婚できるんだね。嬉しいよ。一生、大切にする」と、誓いのキスをしてくれた。
指輪を交換し合った哲也さんとの新婚旅行は南国の島巡り。
美味しい料理を食べて、夜景を見ながら熱いキスをして、大きなクイーンサイズのベッドで抱き合った。
夢のような楽しい新婚旅行を経て、日本に帰って新婚生活を始めたが、哲也さんとは喧嘩ばかり。
「こんなことじゃ前の夫の方がよかったわ」と、不倫したことをひどく後悔する私だった。
こんなにも情熱的に愛してくれる哲也さんの存在が私はすごく嬉しく思う。
でも、1つだけ今すぐには受け入れられない理由があった。
その理由は、私が結婚してること。
だから、すぐに離婚し、結婚できるかは難しい。
「でも、哲也さんと一緒になりたい。どうしたらいいの・・・」
なかなか一緒になれない現実に、不倫相手への思いは募ってゆく。
そんなある日。
珍しく夫が早くに帰ってきて、「ああ、腹が減ったな。美味しいものを食べさせてくれよ」と催促してきた。
「ええ、わかったわ」
夫の大好物である肉じゃがを作って出すと「いまいちうまくないな。これじゃコンビニの肉じゃがの方がまだ美味しいよ」と言ってくる。
「な、風呂を沸かしてくれよ」というので、お風呂にお湯を入れて「ねえ、沸いたわよ」と伝えた。
「ぬるいな。嫁なら俺が快適に入れる温度を考えて風呂を沸かせよ」と注意してくる。
「お前、本当になんにもできないんだな。できの悪い嫁だ」ええ、なんとでも言うがいいわ。
「こんな人といたら、自分がダメになりそう」と思った私。
パリンッ「あっ、俺のコップを割ったな」
バリッ「俺の大切なサングラスの上に座って壊したな!」
ジュッ「ああ、大切なシャツを焦がしちゃったのかよ。もうお前とは離婚だ!この家から出て行け」
「やったわ」すべては夫をわざと怒らせて、離婚できるように、私が仕組んだ罠だった。
おかげで争うことなく、スムーズに離婚できました。
「哲也さん。私、旦那と離婚したの。これからはあなたとずっと一緒にいれるわ」と、自分の気持ちを伝えた。
「俺は本当に愛する人と結婚できるんだね。嬉しいよ。一生、大切にする」と、誓いのキスをしてくれた。
指輪を交換し合った哲也さんとの新婚旅行は南国の島巡り。
美味しい料理を食べて、夜景を見ながら熱いキスをして、大きなクイーンサイズのベッドで抱き合った。
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「こんなことじゃ前の夫の方がよかったわ」と、不倫したことをひどく後悔する私だった。
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