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【18】修学旅行③
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翌朝、朝食バイキングで杉浦とバッタリ。
やたら眠そうに、あくびを連発する杉浦に昨夜私を部屋へ誘って来た理由を聞いてみると…
部屋の押し入れに麻雀牌があったから私を呼んで、やろうとしたけど見回り来てダメになり、他に打てる人見つからなくて仕方なく三人麻雀をした、、、
と言う返答。
·····なぁんだ。麻雀の面子揃わせに駆り出されただけかー。確かに学校でたまに麻雀ゲームやってるけどさぁ。
「………麻雀の為かい。」
仏頂面で杉浦を見据えると
「何だと思った?w
あ、ちょっとドキドキしてた?」
ああ、からかってる!
コレわざと麻雀だって伝えなかったんだな。
ま!どっちにしろ行かなかったけどね!!
「別にドキドキしてないし。
三人でやったんだぁ。」
「そうそう。
三麻の最初のルール決めとか点数計算とかよくわかんなくて、
早川いて助かったー。」
チラリと私の反応を伺うような視線を飛ばす杉浦。
えぇ!?
早川くんいたの!?
そういう大事な事は早く言ってよ!!
「……へぇ、早川くんと麻雀やったんだ。」
早川くんいたなら行っても良かったかも…なんて気持ちが少々顔に出てしまう。
「早川、お前の事お気に入りなんだってさw
まぁ、麻雀は口実で、アイツに内緒でお前を部屋に呼んでやろうと
したんだけどねw」
杉浦が私に近づき、そう言った。
「お気に……?私が!?
ホント!?それ?」
「………さぁ?
本人に直接聞いてみればw」
そんなの聞けない!!!/////
これは喜んで良いの??/////
杉浦が席に戻ると、杉浦の隣で朝食をとる早川くんへ目を移す。
……もう、寝起きもカッコイイ♡
目が合っちゃう前に、ふいっと目を逸らす。見とれてる所バレたらまずい。
三日目。
クラス全員との交流を図る為、バスの座席や観光、宿泊の班は毎回入れ替わるのだが、三日目の班は天敵クロミと同じ班。
……最悪( ´Д`)!!!
まぁ、向こうも最悪って思ってるだろうけどね。
お互い様ということで。
クロミがこちらに向かって気だるそうに歩いて来た。
「あのさぁ、ウチら別行動とらせてもらうから。
そっちは学校で決めたルート、適当に観光してよ。」
クロミと子分の様な腰巾着ギャルが班の仲間に向けてそう言った。
おっと!
別行動の方が私は有り難いけど……。
「それは……
先生に怒られちゃうからやめた方がいいよ…。」
消え去りそうな声で、大人しめの女子がクロミに異論を唱えた。
「あ"!?」
コテでクルクルに巻かれた髪を掻き上げ、睨みを利かせ、逆らえない様に威嚇するクロミ。
こっわ~~!!
私の班は誰も逆らう事は出来ず、クロミの意向に添って別々の行動をとる事になった。
クロミたちと別れ、残りのメンバーで観光名所を周り、集合時刻である17:00の15分前に集合場所のホテルへと到着した。
クロミたちはまだ到着していなかった。
そして、集合時刻5分前になっても
現れないクロミたち……。
おいおいおいおい、一体どこほっつき歩いてんだよ!
早く来てくれないと先生に別行動とってた事、バレれちゃうじゃん!
そして、定刻の17:00。
………クロミ、まだ来ない!!
えええ!?どこ行っちゃったの!?
マジで勘弁してよッ!
「るあさん、クロミさんたちはどうしたの?
一緒に行動してたんじゃないの?」
担任が腕組みをして私に詰問する。
「えっと……あ……トイレですかね……?」
何で私が言い訳しなきゃいけないのー!?
クロミ早く来い~~!!
時間守ってよ!!大迷惑ー!!
これ以上時間稼ぎ出来ない~!
それから15分が経過し、待てど暮せど現れないクロミたち。
私は冷や汗ダラダラ。
え、何??迷子?行方不明??もしかして事故にでもあった??
他の生徒たちはホテルの中へ誘導され、まだメンバーが揃っていない私たちの班と、隣のクラスのF組の男子の班が取り残された。
「どういう事か説明しなさい!
一体クロミさんたちは何処へ行ったの!?」
担任の雷が、残された班のメンバーへ落ちる。
マジ最悪。
クロミのヤツ一体どこ行っちゃったの!!?
やたら眠そうに、あくびを連発する杉浦に昨夜私を部屋へ誘って来た理由を聞いてみると…
部屋の押し入れに麻雀牌があったから私を呼んで、やろうとしたけど見回り来てダメになり、他に打てる人見つからなくて仕方なく三人麻雀をした、、、
と言う返答。
·····なぁんだ。麻雀の面子揃わせに駆り出されただけかー。確かに学校でたまに麻雀ゲームやってるけどさぁ。
「………麻雀の為かい。」
仏頂面で杉浦を見据えると
「何だと思った?w
あ、ちょっとドキドキしてた?」
ああ、からかってる!
コレわざと麻雀だって伝えなかったんだな。
ま!どっちにしろ行かなかったけどね!!
「別にドキドキしてないし。
三人でやったんだぁ。」
「そうそう。
三麻の最初のルール決めとか点数計算とかよくわかんなくて、
早川いて助かったー。」
チラリと私の反応を伺うような視線を飛ばす杉浦。
えぇ!?
早川くんいたの!?
そういう大事な事は早く言ってよ!!
「……へぇ、早川くんと麻雀やったんだ。」
早川くんいたなら行っても良かったかも…なんて気持ちが少々顔に出てしまう。
「早川、お前の事お気に入りなんだってさw
まぁ、麻雀は口実で、アイツに内緒でお前を部屋に呼んでやろうと
したんだけどねw」
杉浦が私に近づき、そう言った。
「お気に……?私が!?
ホント!?それ?」
「………さぁ?
本人に直接聞いてみればw」
そんなの聞けない!!!/////
これは喜んで良いの??/////
杉浦が席に戻ると、杉浦の隣で朝食をとる早川くんへ目を移す。
……もう、寝起きもカッコイイ♡
目が合っちゃう前に、ふいっと目を逸らす。見とれてる所バレたらまずい。
三日目。
クラス全員との交流を図る為、バスの座席や観光、宿泊の班は毎回入れ替わるのだが、三日目の班は天敵クロミと同じ班。
……最悪( ´Д`)!!!
まぁ、向こうも最悪って思ってるだろうけどね。
お互い様ということで。
クロミがこちらに向かって気だるそうに歩いて来た。
「あのさぁ、ウチら別行動とらせてもらうから。
そっちは学校で決めたルート、適当に観光してよ。」
クロミと子分の様な腰巾着ギャルが班の仲間に向けてそう言った。
おっと!
別行動の方が私は有り難いけど……。
「それは……
先生に怒られちゃうからやめた方がいいよ…。」
消え去りそうな声で、大人しめの女子がクロミに異論を唱えた。
「あ"!?」
コテでクルクルに巻かれた髪を掻き上げ、睨みを利かせ、逆らえない様に威嚇するクロミ。
こっわ~~!!
私の班は誰も逆らう事は出来ず、クロミの意向に添って別々の行動をとる事になった。
クロミたちと別れ、残りのメンバーで観光名所を周り、集合時刻である17:00の15分前に集合場所のホテルへと到着した。
クロミたちはまだ到着していなかった。
そして、集合時刻5分前になっても
現れないクロミたち……。
おいおいおいおい、一体どこほっつき歩いてんだよ!
早く来てくれないと先生に別行動とってた事、バレれちゃうじゃん!
そして、定刻の17:00。
………クロミ、まだ来ない!!
えええ!?どこ行っちゃったの!?
マジで勘弁してよッ!
「るあさん、クロミさんたちはどうしたの?
一緒に行動してたんじゃないの?」
担任が腕組みをして私に詰問する。
「えっと……あ……トイレですかね……?」
何で私が言い訳しなきゃいけないのー!?
クロミ早く来い~~!!
時間守ってよ!!大迷惑ー!!
これ以上時間稼ぎ出来ない~!
それから15分が経過し、待てど暮せど現れないクロミたち。
私は冷や汗ダラダラ。
え、何??迷子?行方不明??もしかして事故にでもあった??
他の生徒たちはホテルの中へ誘導され、まだメンバーが揃っていない私たちの班と、隣のクラスのF組の男子の班が取り残された。
「どういう事か説明しなさい!
一体クロミさんたちは何処へ行ったの!?」
担任の雷が、残された班のメンバーへ落ちる。
マジ最悪。
クロミのヤツ一体どこ行っちゃったの!!?
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