【実話】高校2年の時のクラスメイト愛しの早川くんは神イケメンでした

【6】選択授業の生物は癒し

選択授業では生物を専攻していて、隣の教室へ移動して授業を受けていた。

ボスギャルのクロミさんとは選択している科目が違うので別々の教室だった。

という訳で選択の授業は、最高の癒やしタイム。
ボスギャルから嫌な視線も飛ばされる事なく、のびのびと授業が受けられる。
生物の先生は緩いし楽しい♪

しかも、前の席は固定で早川くんなんです。
イケメンは後ろ姿だけでも目の保養になるんだよな～♪
ふふふ。

居残り保健室掃除を早川くんのお陰で回避出来たし、彼には感謝しかない。

他の男子と比べるとなんだか落ち着いてて、浮ついた感じがしない所も素敵なんだよなぁ。


そして、私の右隣の席はバスケ部のマネージャー時代に色々と気にかけてくれ、仲の良かったバスケ部員の武輝くん。

武輝くんと私は、いつも自然体でくだらないやり取りをしていた。



授業中、武輝くんはおもむろにズボンの裾を捲りあげ、


｢俺のすね毛どう思う？｣

｢無理。｣


私は真顔で冷たく即答w



すると、それを聞いていた私の前の席の早川くんが、「ぷははw」と声をあげて笑い出した。



｢じゃあさ、好きになった人が
毛ぇ濃かったらどーすんの？w｣


早川くんは後ろを向き、笑いながら私に質問する。


｢えー。最初から毛濃くない人選ぶw｣


｢なんだとぉ！？
じゃあ俺はナシって事かよ！｣

武輝くんが突っかかる。


「アハハw　ナシナシwww」


私がからかってそう言うと、武輝くんは思いっきり裾を捲くり、濃いすね毛を見せながら横から足でガシガシ攻撃してくる。


「ちょw やめて！授業中ー！」

と言いながら、私も負けじと蹴り返す。


「ボーボーのすね毛近づけるのやめてぇー！www」


まるでコントの様な私たちのやり取りを見て、早川くんは机を叩いて爆笑していた。


あ、まずい！バカだと思われてるかな（焦）


今度は早川くんが自分の右脚のズボンを捲り、線が細い様に見えて、男らしい筋肉のついた脚を通路側に出すと、


｢これは？どう？……ナシ？｣

｢それはアリだな♡｣


こちらはニッコリ笑顔で、即答するw

逆に素敵な御御足ご馳走さまです♡


「これは、セーフなんだw」

早川くんはウンウンと納得した様に頷いて、捲りあげた裾を直した。


「は！？なんで早川は良くて
俺はダメなの！？｣

「早川くんはボーボーの域じゃないからwww」


早川くんは笑いながら武輝くんに向って勝利のピースをするw


｢早川、テメー笑いすぎ！｣


武輝くんは早川くんにポコンと消しゴムを投げつける。


「武くんザーンネンw」

「T〇C通おうかな……。」

「T〇Cと〇-エステはローン勧誘エグいからオススメ出来ないね！
永久脱毛なら断然〇〇クリックだよwww」


そんなおバカなやり取りをいつもしていて、選択の生物の授業時は、自然と早川くんが後ろを向いて話しかけてくる様になった。

特進Sで授業中こんな悪ふざけしてたら締め出されるよw
普通科万歳♪
イケメンと会話出来て学校楽しい！