11 / 75
第一章 回想
10 柾Side Ⅲ
しおりを挟む
今まで女性に対して感じた事のない想いが、熱い奔流となって身体中を駆け巡る……っっ!!
自慢ではないが昔から僕はクウォーターと言う事もあり女性には人気があった方だったけれども、この年齢になるまで決まった恋人を作ってはいない。
その事では時折男友達から何度も揶揄われたし、特定を作らなかったという時点でゲイと噂されるのもないとは言えない。
全く以って不本意な話だが……。
でも真実はどんなに見目麗しい女性が言い寄ってきても、ただその気になれなかっただけ。
その気もないのに女性と軽々しく付き合うのは性に会わないしまた相手にも失礼だとも思ったけれども、実際昔美琴がまだほんの幼い頃に笑って訊いてきた事があった。
どうして柾兄は彼女を作らないの?
そんな他愛のない問いに僕は笑って「美琴以上に可愛いと思う女の子がいないから……」いや、本当にあの時はそうだった。
いや、今もか、もかしなくてもそれ以上?
いやいやいやいやまだ美琴は13歳で、僕は25歳の成人男子だろうがっっ!!
こんな想いは決して許される訳がないっっ。
それにまだ美琴は、彼女は子供なんだ!!
そう、まだ子供でこれからもっともっと色々学んでいく途中で、僕はその成長を見守り導いていく立場――――。
幾ら従兄妹同士は結婚出来るからとは言ってもこの想いは早過ぎるだろうっっ。
早……過ぎる?
この身体中に駆け巡る熱く狂おしい想いがか?
美琴がこの腕の中にいるだけで甘酸っぱい幸せと彼女を壊してしまいたくなる程に奪ってしまいたくなる想いは一体何時からだ?
たった今この瞬間……なのか?
美琴を心の奥底より、他の誰よりも愛しいと感じたのは一体何時からなのだろう。
美琴の、彼女の一挙手一投足全てが愛しいと思うのは何時から?
そんなのは決まっているっっ。
美琴がこの世に生まれ初めて逢った瞬間から――――なんだっっ。
ぎゅっと指を握られた瞬間――――僕の心も鷲掴みにされてしまったのだっっ。
こうしてこの愛しい存在が僕の傍にいてくれたからこそこっ、僕はどんな女性にも心が動かなかったんだ。
この腕の中にいる存在が誰よりも可愛くて愛しい。
こんな悲しい時なのに、いや悲しくて堪らないからこそ美琴を求めてしまう自分がいる。
琴ちゃんを失って辛いのは美琴だけじゃないっっ。
僕も愛する叔母を亡くして辛いからこそ美琴っ、僕はどうしようもなく君を求めて……。
「柾兄? あ、やっ、ちょ……っっ!?」
「――――っっ⁉」
僕は今、何をしようとしていた――――っっ!?
僕は自分自身の抱えている悲しみを知らず知らずに癒して欲しいと美琴を求め――――。
僕の胸に縋り泣いている美琴を抱締める腕に力を込め、片方の手で彼女の顎をそっと掬い上げそっと上を向かせ……。
自分の身体を屈めて美琴の甘やかな吐息に甘い唇に引き寄せられかけた刹那――――。
上目遣いで不安げに戸惑う様な声で僕へ向けて発せられた言葉で……。
僕は正気へと戻り、それまでの行動をかき消すかの様に美琴を強く胸の中へと掻き抱く。
穢れを知らない美琴の澄んだ瞳に映る欲望に満ち溢れた浅ましい自分を映したくなくてっっ!!
そしてこの浅ましい姿を愛する美琴に知られたくなくて!!
それにこれ以上本性になってはいけないと思い留まる為に……っっ。
美琴の身体から力が抜けるまで抱き締めてしまう。
美琴はその場で崩れ落ちる様に気を失うが、地面へ座り込む前に身体を抱え横抱きにする。
突然の事で吃驚させたのもあるのだろうが、この三日間美琴にとって極度の緊張感と喪失感、それに睡眠も十分に取れていなかったんだろう。
美琴……沢山泣いて感情を開放させたからどうかゆっくり休むといいよ。
それに美琴は泣いているよりも笑っている方がめっちゃ可愛いんだから……。
でも、だけどね、僕は気付いてしまったんだ。
君を心から愛しているという事を……。
僕にとって運命の半身とも思える君の存在に気付いてしまったんだよ。
本当にまだ君は子供だというのにね。
だが一度気づいてしまった以上この溢れる想いは何処までも君へ向かって、そして何時か、そう近い将来君の全てを奪い去ってしまいかねないっっ。
君の、美琴の想いや身体も関係なくこの一瞬でも、ずぶずぶに美琴へ溺れて行く自分が抑えられそうにもない。
ふ、こんな時に周平叔父さんの気持ちが痛い程わかるなんて……。
でも幸いな事に僕と美琴はまだ生きているからこそ距離を置かなければいけない。
せめて12歳と言う年齢の差が問題にならないくらいまで……。
だけどごめん美琴。
僕はそんなに強くないんだ。
体温が伝わるくらい傍に、最も愛しい存在があるという生き地獄には到底耐えられそうもないんだ。
美琴が無邪気にも僕の傍で笑ったり泣いたり怒ったり、くるくる回る表情とその温もりを感じて何も気付かなかった兄の様に振る舞う事はもう恐らく出来ないだろう。
だから自分勝手だと詰ってくれてもいいっっ。
怒っても仕方ない。
でも今は君の心と身体を護りたいからこそっ、僕は敢えて君と離れる。
何て傲慢な男と言われてもいいっ、正直待っていてくれとは声に出して言えないけれども……どうか必ず戻ってくるから、必ず美琴の元へ帰ってくるから、それまで待っていてくれないだろうか?
誰よりも、本当にこの地上で誰よりも愛している美琴……。
腕の中ですやすやと眠る美琴の形の良い、それでいてまだ幼さの残る甘く柔らかな唇へ柔らかな僕は自身の唇をそっと重ねた。
そうただ重ねるだけの口づけ。
だが美琴の甘い吐息と想像以上に柔らかな唇に、くらくらと眩暈へと襲われると同時に、僕の中で眠っていた雄の部分がゆっくりと鎌首を擡げ始め、僕は急いでそれこそなけなしの理性と言う理性を総動員させ、何時までも触れて心行くまで堪能したい美琴の唇より断腸の思いで自身の唇を離した。
きっと……いいや必ず何年先であろうと何時か僕は美琴の許へと戻り、美琴への想いを、彼女への想いの深さを時間をかけてゆっくり語ると共に、今日のこの触れた先の未来を美琴と一緒に紡いでいくのだ。
本当に自分勝手な僕でごめんね、美琴。
だけど僕は美琴が僕を慕ってくれる以上に君を想っているんだよ。
本当にどうしようもない程にね。
本音を言えば一時でも美琴と離れたくはないけれども、今のままでは僕は美琴を色々な意味で傷つけてしまう。
だから……ね、ほんの少し時間をくれないかな。
この世界でたった一人だけ、僕の大切な女の子。
そうして僕は美琴からほんのひと時離れる為だけとは言え、彼女の魅力に抗う様に一ヶ月後、慌ただしくも日本を後にした――――。
自慢ではないが昔から僕はクウォーターと言う事もあり女性には人気があった方だったけれども、この年齢になるまで決まった恋人を作ってはいない。
その事では時折男友達から何度も揶揄われたし、特定を作らなかったという時点でゲイと噂されるのもないとは言えない。
全く以って不本意な話だが……。
でも真実はどんなに見目麗しい女性が言い寄ってきても、ただその気になれなかっただけ。
その気もないのに女性と軽々しく付き合うのは性に会わないしまた相手にも失礼だとも思ったけれども、実際昔美琴がまだほんの幼い頃に笑って訊いてきた事があった。
どうして柾兄は彼女を作らないの?
そんな他愛のない問いに僕は笑って「美琴以上に可愛いと思う女の子がいないから……」いや、本当にあの時はそうだった。
いや、今もか、もかしなくてもそれ以上?
いやいやいやいやまだ美琴は13歳で、僕は25歳の成人男子だろうがっっ!!
こんな想いは決して許される訳がないっっ。
それにまだ美琴は、彼女は子供なんだ!!
そう、まだ子供でこれからもっともっと色々学んでいく途中で、僕はその成長を見守り導いていく立場――――。
幾ら従兄妹同士は結婚出来るからとは言ってもこの想いは早過ぎるだろうっっ。
早……過ぎる?
この身体中に駆け巡る熱く狂おしい想いがか?
美琴がこの腕の中にいるだけで甘酸っぱい幸せと彼女を壊してしまいたくなる程に奪ってしまいたくなる想いは一体何時からだ?
たった今この瞬間……なのか?
美琴を心の奥底より、他の誰よりも愛しいと感じたのは一体何時からなのだろう。
美琴の、彼女の一挙手一投足全てが愛しいと思うのは何時から?
そんなのは決まっているっっ。
美琴がこの世に生まれ初めて逢った瞬間から――――なんだっっ。
ぎゅっと指を握られた瞬間――――僕の心も鷲掴みにされてしまったのだっっ。
こうしてこの愛しい存在が僕の傍にいてくれたからこそこっ、僕はどんな女性にも心が動かなかったんだ。
この腕の中にいる存在が誰よりも可愛くて愛しい。
こんな悲しい時なのに、いや悲しくて堪らないからこそ美琴を求めてしまう自分がいる。
琴ちゃんを失って辛いのは美琴だけじゃないっっ。
僕も愛する叔母を亡くして辛いからこそ美琴っ、僕はどうしようもなく君を求めて……。
「柾兄? あ、やっ、ちょ……っっ!?」
「――――っっ⁉」
僕は今、何をしようとしていた――――っっ!?
僕は自分自身の抱えている悲しみを知らず知らずに癒して欲しいと美琴を求め――――。
僕の胸に縋り泣いている美琴を抱締める腕に力を込め、片方の手で彼女の顎をそっと掬い上げそっと上を向かせ……。
自分の身体を屈めて美琴の甘やかな吐息に甘い唇に引き寄せられかけた刹那――――。
上目遣いで不安げに戸惑う様な声で僕へ向けて発せられた言葉で……。
僕は正気へと戻り、それまでの行動をかき消すかの様に美琴を強く胸の中へと掻き抱く。
穢れを知らない美琴の澄んだ瞳に映る欲望に満ち溢れた浅ましい自分を映したくなくてっっ!!
そしてこの浅ましい姿を愛する美琴に知られたくなくて!!
それにこれ以上本性になってはいけないと思い留まる為に……っっ。
美琴の身体から力が抜けるまで抱き締めてしまう。
美琴はその場で崩れ落ちる様に気を失うが、地面へ座り込む前に身体を抱え横抱きにする。
突然の事で吃驚させたのもあるのだろうが、この三日間美琴にとって極度の緊張感と喪失感、それに睡眠も十分に取れていなかったんだろう。
美琴……沢山泣いて感情を開放させたからどうかゆっくり休むといいよ。
それに美琴は泣いているよりも笑っている方がめっちゃ可愛いんだから……。
でも、だけどね、僕は気付いてしまったんだ。
君を心から愛しているという事を……。
僕にとって運命の半身とも思える君の存在に気付いてしまったんだよ。
本当にまだ君は子供だというのにね。
だが一度気づいてしまった以上この溢れる想いは何処までも君へ向かって、そして何時か、そう近い将来君の全てを奪い去ってしまいかねないっっ。
君の、美琴の想いや身体も関係なくこの一瞬でも、ずぶずぶに美琴へ溺れて行く自分が抑えられそうにもない。
ふ、こんな時に周平叔父さんの気持ちが痛い程わかるなんて……。
でも幸いな事に僕と美琴はまだ生きているからこそ距離を置かなければいけない。
せめて12歳と言う年齢の差が問題にならないくらいまで……。
だけどごめん美琴。
僕はそんなに強くないんだ。
体温が伝わるくらい傍に、最も愛しい存在があるという生き地獄には到底耐えられそうもないんだ。
美琴が無邪気にも僕の傍で笑ったり泣いたり怒ったり、くるくる回る表情とその温もりを感じて何も気付かなかった兄の様に振る舞う事はもう恐らく出来ないだろう。
だから自分勝手だと詰ってくれてもいいっっ。
怒っても仕方ない。
でも今は君の心と身体を護りたいからこそっ、僕は敢えて君と離れる。
何て傲慢な男と言われてもいいっ、正直待っていてくれとは声に出して言えないけれども……どうか必ず戻ってくるから、必ず美琴の元へ帰ってくるから、それまで待っていてくれないだろうか?
誰よりも、本当にこの地上で誰よりも愛している美琴……。
腕の中ですやすやと眠る美琴の形の良い、それでいてまだ幼さの残る甘く柔らかな唇へ柔らかな僕は自身の唇をそっと重ねた。
そうただ重ねるだけの口づけ。
だが美琴の甘い吐息と想像以上に柔らかな唇に、くらくらと眩暈へと襲われると同時に、僕の中で眠っていた雄の部分がゆっくりと鎌首を擡げ始め、僕は急いでそれこそなけなしの理性と言う理性を総動員させ、何時までも触れて心行くまで堪能したい美琴の唇より断腸の思いで自身の唇を離した。
きっと……いいや必ず何年先であろうと何時か僕は美琴の許へと戻り、美琴への想いを、彼女への想いの深さを時間をかけてゆっくり語ると共に、今日のこの触れた先の未来を美琴と一緒に紡いでいくのだ。
本当に自分勝手な僕でごめんね、美琴。
だけど僕は美琴が僕を慕ってくれる以上に君を想っているんだよ。
本当にどうしようもない程にね。
本音を言えば一時でも美琴と離れたくはないけれども、今のままでは僕は美琴を色々な意味で傷つけてしまう。
だから……ね、ほんの少し時間をくれないかな。
この世界でたった一人だけ、僕の大切な女の子。
そうして僕は美琴からほんのひと時離れる為だけとは言え、彼女の魅力に抗う様に一ヶ月後、慌ただしくも日本を後にした――――。
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
私と継母の極めて平凡な日常
当麻月菜
ライト文芸
ある日突然、父が再婚した。そして再婚後、たった三ヶ月で失踪した。
残されたのは私、橋坂由依(高校二年生)と、継母の琴子さん(32歳のキャリアウーマン)の二人。
「ああ、この人も出て行くんだろうな。私にどれだけ自分が不幸かをぶちまけて」
そう思って覚悟もしたけれど、彼女は出て行かなかった。
そうして始まった継母と私の二人だけの日々は、とても淡々としていながら酷く穏やかで、極めて平凡なものでした。
※他のサイトにも重複投稿しています。
思い出を売った女
志波 連
ライト文芸
結婚して三年、あれほど愛していると言っていた夫の浮気を知った裕子。
それでもいつかは戻って来ることを信じて耐えることを決意するも、浮気相手からの執拗な嫌がらせに心が折れてしまい、離婚届を置いて姿を消した。
浮気を後悔した孝志は裕子を探すが、痕跡さえ見つけられない。
浮気相手が妊娠し、子供のために再婚したが上手くいくはずもなかった。
全てに疲弊した孝志は故郷に戻る。
ある日、子供を連れて出掛けた海辺の公園でかつての妻に再会する。
あの頃のように明るい笑顔を浮かべる裕子に、孝志は二度目の一目惚れをした。
R15は保険です
他サイトでも公開しています
表紙は写真ACより引用しました
女官になるはずだった妃
夜空 筒
恋愛
女官になる。
そう聞いていたはずなのに。
あれよあれよという間に、着飾られた私は自国の皇帝の妃の一人になっていた。
しかし、皇帝のお迎えもなく
「忙しいから、もう後宮に入っていいよ」
そんなノリの言葉を彼の側近から賜って後宮入りした私。
秘書省監のならびに本の虫である父を持つ、そんな私も無類の読書好き。
朝議が始まる早朝に、私は父が働く文徳楼に通っている。
そこで好きな著者の本を借りては、殿舎に籠る毎日。
皇帝のお渡りもないし、既に皇后に一番近い妃もいる。
縁付くには程遠い私が、ある日を境に平穏だった日常を壊される羽目になる。
誰とも褥を共にしない皇帝と、女官になるつもりで入ってきた本の虫妃の話。
更新はまばらですが、完結させたいとは思っています。
多分…
『別れても好きな人』
設樂理沙
ライト文芸
大好きな夫から好きな女性ができたから別れて欲しいと言われ、離婚した。
夫の想い人はとても美しく、自分など到底敵わないと思ったから。
ほんとうは別れたくなどなかった。
この先もずっと夫と一緒にいたかった……だけど世の中には
どうしようもないことがあるのだ。
自分で選択できないことがある。
悲しいけれど……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
登場人物紹介
戸田貴理子 40才
戸田正義 44才
青木誠二 28才
嘉島優子 33才
小田聖也 35才
2024.4.11 ―― プロット作成日
💛イラストはAI生成自作画像
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる