恋愛禁止令！〜カップリングは想像でお任せします〜1

自己紹介！

11 個人紹介 みかづき

「こんねこ！！闇夜に光るみかづきとは我のことだ！」
「と、言いたいとこですが…酒飲んでるので厨二病じゃないでーす」
いつも一緒に寝ているぬいぐるみのくくたを抱えて、配信しているみかづきは、まなつに『配信する時は酒飲んでもいい』と言われていて、大体はお酒を飲んでいる。（ただし動画の時はダメ）
「今日はぁ、自己紹介をしたいと思います！」
「では！改めて、こんねこ！みかづきです。誕生日は2月16日、20歳です！趣味は、みけと一緒にゲームをすることとか…」
がちゃんっ
という音がして、みかづきの部屋にみけが入ってきた。
「た、助けてぇ！」
「ど、どしたの。みけ」
「みけ…？あぁ、配信中か…でもっ、虫！虫が出たのっ！」
今日は休日だが、成人組はほとんど飲み会やらなんやらでおらず、みかづきのところに駆け込んできたらしい。
「女子組とまかろんが下で泣いてるの！早くしないと…」
その時、玄関からがちゃんと音がした。
誰か帰ってきたようだ。
虫に強いのは、れんやこーちゃんだからそこら辺が帰ってきて欲しいところだが…
「皆さん、どうしたんですか？そんな一箇所に集まって」
「ち、知好ちゃぁぁんっ！」
ここなっつが泣き叫んだ
玄関にいたのは、塾から帰ってきたちょこだった。
「虫、虫が出たの！助けてぇ」
みゅーもそれに続く
「助けて…」
女子組よりも情けない、まかろんが泣きながら縋り付く。
「どんな虫ですか？」
「なんか、蜘蛛みたいなやつで…」
「はいはい。」
「大きさは、中くらいで…」
「ほぉほぉ」
「背中が赤いやつだ！」
「それダメなやつですよ！害虫駆除！」
その夜、成人組が帰宅するときにはリビングにすっかり泣き腫らした女子組とまかろん、そして焦った様子のちょこと害虫駆除の人がいてみかづきとみけはその上から眺めていた。
「あ、瑞稀くん、配信は…」
「って、お酒の効果切れちゃってるって！厨二病に戻っちゃった！」
「ふはははっ！では私は配信の続きをするとしようっ！」
～ちなみに～
みかづきがメンバーの人たちをなんて呼んでいるのか！
理玖・みけ→理玖くん・みけ
ペコ・ぺこらい→ペコ・ぺこらいさん
茉奈・まなつ→茉奈さん・まなつさん
詩・みゅー→詩ちゃん・みゅー
知好・ちょこ→知好・ちょこ
伊織・まかろん→伊織くん・まかろん
蓮・れん→蓮・れん
健・けん→健兄・けん兄
康太・こーちゃん→康太・こーちゃん