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暖かい家族
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「ふぇっぐっ、ふぇっぐっ……。」
嗚咽を漏らしながら眠るケイをぽんぽんしながら私は今現在困り果てています。
理由は簡単。あの後ケイの泣き声に気付いたレムによって私の目覚めの報告がお父様達に行ってお城の中は大混乱……。みんなが揃いも揃って部屋に来た挙句騒いで騒いで騒いでいるのです。(家族以外は部屋に入れてすらいませんが……。)正直言ってうるさい……、心配してくれているのは嬉しいのだけれどうるさい……。眠いのに寝かせてくれない……。
「「シャル~!!」」
「「ジャルル~!!」」
しかも部屋に入れたお父様にお義母様、お兄様達が永遠とこんな感じで泣き騒いでいるのです……。ケイが泣き疲れて眠っているのが唯一の救いです。さっきまでのケイ以上に騒ぐお父様達と一緒に泣かれたらもう耳が持ちません。レムがクッションで起こしてくれて辛うじて起き上がっている状態なのに泣き声のせいで頭までキンキンしてしまっています。
「よ゛がったよ゛~!」
「ジャル~!」
お兄様達に至っては気持ち悪いレベルに鼻水までダラダラです。ロイヤルプリンセスにあるまじき姿……。
「ほんとうにっ、ずびっ、死んでしまうのではないかとっ、うぅ~。」
お義母様はずっと寝ていないのか目の下にものすごい隈ができています。心配をおかけしたのがとっても申し訳ありません……。
「っう、っシャル、そなたまで失うのは我は耐えられぬっ……。」
お父様は威厳がすっ飛んでいて臣下に見せられない有様です……。
みんな酷い顔だ…。
ですが、それだけ私は愛されているのですよね…?
お母様私は自惚れてもいいのでしょうか?
******************
読んでいただきありがとうございます(*´꒳`*)
嗚咽を漏らしながら眠るケイをぽんぽんしながら私は今現在困り果てています。
理由は簡単。あの後ケイの泣き声に気付いたレムによって私の目覚めの報告がお父様達に行ってお城の中は大混乱……。みんなが揃いも揃って部屋に来た挙句騒いで騒いで騒いでいるのです。(家族以外は部屋に入れてすらいませんが……。)正直言ってうるさい……、心配してくれているのは嬉しいのだけれどうるさい……。眠いのに寝かせてくれない……。
「「シャル~!!」」
「「ジャルル~!!」」
しかも部屋に入れたお父様にお義母様、お兄様達が永遠とこんな感じで泣き騒いでいるのです……。ケイが泣き疲れて眠っているのが唯一の救いです。さっきまでのケイ以上に騒ぐお父様達と一緒に泣かれたらもう耳が持ちません。レムがクッションで起こしてくれて辛うじて起き上がっている状態なのに泣き声のせいで頭までキンキンしてしまっています。
「よ゛がったよ゛~!」
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お兄様達に至っては気持ち悪いレベルに鼻水までダラダラです。ロイヤルプリンセスにあるまじき姿……。
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「っう、っシャル、そなたまで失うのは我は耐えられぬっ……。」
お父様は威厳がすっ飛んでいて臣下に見せられない有様です……。
みんな酷い顔だ…。
ですが、それだけ私は愛されているのですよね…?
お母様私は自惚れてもいいのでしょうか?
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