異世界ヤリチン成り代わり

プロローグ

終わらないちゅーとりある

グチュ、グチャと耳を塞ぎたくなるような卑猥な音が頭を痺れさせる。もう何度もだしたのに下半身は未だにずくずくと快感の最中だ。

「リ、リオっ！ひっ、も、ぅむりぃ！」
「は、っふ、りょぅ、っふ、あぐ！気持ちいい、ねっ」

だから、いっぱいだしていいよ
と俺の上で腰をくねらせていたリオは顔を近づけて舌を絡ませる。
下半身の刺激だけでも精一杯なのに、それだけでまたあっけなく達してしまう。

「あ、もうっ、出る！」
「～～んっ！……っふ、いっぱいでてる……」
まだ出続ける精子を内壁が締め付け搾り取る感触を確かめるように下腹部に手を当て満足そうに呟く。

その姿を見やってもう充分だから、と上に乗っかるリオを退けようとした手を取られ引っ張られて、リオに覆いかぶさる形になってしまった。
すぐ体を引こうとしたところで腰にガッチリ絡められた足に拒まれ、体勢を崩し意図せずまた深く挿入することになった。
反射で締めつけられ慣らされた快感に愚息は簡単に膨らみ固くする。馬鹿みたいに押し進めたくなる衝動を堪えて訴えた。

「ぐ、もう十分だからっ、分かった！チュートリアルはもういいって！」
「ん～？でも、自分で動けるようにならなきゃだろ？なぁ」

腰を浮かせて俺の腰との密着させた。こんなに息子を酷使したのは初めてで、もう気持ちいいを超えて擦り過ぎて捲れて痛い気がする。

一生懸命に腰を降って応戦するも体力も精神力も桁違いすぎる。精神体だから打ち止めは無いと聞いたがどうだろう、トラウマになるレベルで搾り取られている。まずい事に男の尻穴が美味しいことを知ってしまった。
自分の中の倫理観が緩んでいく気がした。


そうして百戦錬磨な騎士団長が本気をだしたら、平和ボケした日本人が叶うわけもなく、満足させる為色んな爛れた時を過ごすのだった。

「いやぁ！楽しかった、これっきりなんて実に惜しい！ん～、またやろうな！」
成り代わるための時がきてリオの胸に抱えられ意識が遠のいていく時、爽やかに恐ろしい幻聴が聞こえた。
甘く疼いたままの下半身の甘さが残った感覚のまま次に目を覚ました時は、俺はリオネイルに成り代わっていることだろう。