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第1章/
第15話:ことりとのデート(仮)⑥美浜家・中編
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ダイニングテーブルに就いてコーヒーを飲んでいる、ことりの母である犬山緑さんと、キッチンで料理を続けている母さん、美浜みなみ。
小学校の頃からの親友同士だと云う2人の会話は盛り上がりを見せて必然的に大きくなり、リビングでゲームをしている僕達にも必然的に漏れ聞こえて来て、非常に気まずい。
▽▽▽
「……でもね、みなみ。私はやっぱり、子供達の事には口を出すべきでは無いと思うのよ」
「それは、……頭では分かっているんだけどさ。緑だって、ヤキモキしていたんじゃないの?」
「……そりゃまあ、少しは。ことりが家でまあくんの話をしなくなって、随分経つし……」
「そうでしょう? うちでも、守が全然ことちゃんの事を話さなくなって。その空気を読んでか、麻実もね」
「……ねえ。みなみは、あんなに四六時中べったりしていた2人が急に遊ばなくなった理由、知っている? うちのことりは、全然話してくれなくて」
「話してくれないのは、守もだよ。ただ、ことちゃんの話が徐々に減って行ったのは守が暗くなって行ってからだったから、守に何か問題が有ったんじゃないかと思ってはいるかな」
「ふうん? ……そう言われて改めて考えてみると、まあくんの話が減るちょっと前の頃に、ことりの身体が急激に成長し始めたかな」
「ああ、見掛けたり挨拶する度に、かなり大きくなったなって思ってた!」
「でしょ? 私がこれなのに、何で娘だけって……」
「ああ。まあ、緑のは大きいとは言えないわよね」
「みなみのだって、似た様なもんでしょうが!」
「えぇえ? 緑のよりは大きいし」
「って、そんな話は良いの! 今言いたいのは、ことりの胸がいきなり大きくなって、まあくんが戸惑ってどう接すれば良いのか分からなくなったんじゃないかって事!」
「ああ、そう云う事ね。何でいきなりことちゃんのおっぱいの話になったのか、やっと分かったわ」
「あんたねぇ……」
「うーん……。……でもさ? 大好きな子のおっぱいが大きくなって、喜びこそすれ、あんなに暗くなる男の子って、居るのかなぁ」
「そうねえ。……まあ、大人しくなったなとは思っていたけど、その暗さがどれ程だったかは私には分からないから……」
「ついこの間迄、それは暗かったわよ。何に対しても後ろ向きって言うか、目が死んでたからね。でも、ことちゃんのおっぱいが大きくなって暗くなったって事は、守が貧乳派だったって事なのかな?」
「……あんた、バカ?」
「え、そのガチトーンは心に来るから止めて! せめて、あの有名なアニメのセリフっぽく!」
「あんたバカぁ?!」
「ありがとう、緑!」
「どういたしまして! ……って、何よ、このバカ丸出しの会話。……兎に角、2人が遊ばなくなったのは、小学校高学年の頃で間違い無いわよね?」
「うん、それで間違いないと思う。卒業式の時には別々だったもの」
「そうだとすると……。私達の当時の事を思い出してみると、何か見えて来ない?」
「うーん、当時、当時……。……男子がバカだった?」
「……男子達も、みなみには言われたくないと思うけどね」
「えっ? ヒドっ!」
「ほら、手が止まってるわよ。お腹空いたから早くして。……当時ってさ、ちょっと男子と話しているだけで、他の男子が揶揄って来なかった?」
「んー、……あぁ、確かに。そう思うと、すっごく仲良しでいつもベタベタしていた守とことちゃんは絶好の標的ね」
「でしょ? まあ、2人にはそれが当たり前だったから、ベタベタしていたって云う意識は無かったでしょうけど」
「そうだね」
「ことりは私の娘の癖に器量良しだし、その上に胸の事が重なって、男子からの揶揄いがエスカレートした事は想像に難くないわ。小学生の絶好の的の、好きな人に揉まれると胸が大きくなるって云う都市伝説も有るし」
「…………ねえ、その時の子達、今どこにいる? 小学校区だから、近所よね?」
「こら、包丁を持ったままカウンターから出て来ない。今時はそう云うの、冗談でもダメだって」
「てへっ」
「……もう。ことりも自分の胸の大きさを嫌がるきらいが当時から有ったし、優しいまあくんがそれを察して、ことりが男子達から変に揶揄われない様に考えてくれて、ことりに相談しないで自分だけの判断でその外部からの冷やかしを一身に引き受けて離れちゃったんだとか、有りそうな話じゃない?」
「……成る程。だけど、それで自分に返ってきたダメージが予想外に大き過ぎて、世を拗ねて暗くなっちゃったと。バカねえ」
「そのダメージには、そんな男子達に嫌悪感を抱いたって云うのも有るのかも知れないけどね」
「ああ、それはそうかも知れないなぁ。それ以前はことちゃんだけじゃ無くて男友達や女友達皆で一緒に遊んでいる事も有ったけど、それ以来連れて来た男友達って信行君位だから」
「ね、良い線突いているでしょ。それでことりもバカだから、まあくんの気持ちに気付かずに『今のまあくん、凄くなくなった』とか思って、冷たい態度を取る様になって来たんじゃないかな」
「うんうん、有りそう。……と、これが母さん達の推理なんだけど、どう? 守、ことちゃん!」
△△△
一段と大きな母さんの声が、キッチンから聞こえた。
………………いや、その流れで話をこっちに振るなって………………。
母さん“達”じゃなくて、殆ど緑さんの推理だし。
緑さんとはしゃいでいる母さんを診るのも地獄だし……。
ツッコミどころが多過ぎる……けど……。
……何よりも。
……ずっと誰にも言わなかった気持ちを詳らかにされて、直ぐ傍に居ることりの顔を見る事が出来ない……。
こんな話を聞かされて、ことりは今、どんな顔をしているんだろう……。
「ねえ、ことりちゃんの番だよ。……ことりちゃん? ……わ、どうしたの?! 顔真っ赤だよ?! 風邪?! 大丈夫?!」
「……うん、麻実ちゃん、ありがとう、大丈夫だから、何も言わないで……」
「うん、分かった! ……あれ? お兄ちゃんも真っ赤だよ? 2人共お顔が真っ赤で、変なの!」
ちょっ、麻実、ごめん、何も言わないで……。
「一昨日、守が『ことりとデートする』って言った時、嬉しかったな」
リビングの惨状は気にも留めずに、それでも、母さん達の会話は続いて行く。
……って、ちょっと待って。……そんな言い方してたっけ?
「それは、こっちもだよ。ことりが昨日『明日まあくんと大須に行くから』って言った時、そりゃあ嬉しかったわよ」
「でしょ! ここ何年も2人で遊んでいるって云う話を聞いていなかったし!」
「うん。取り敢えず、仲が悪くなっていた訳じゃ無くて、安心したわ」
「うちの守なんか、昨日の夜に『着て行く服が無い』って言って、麻実を連れて慌ててイオンで買って来たのよ?」
……母さん、最初に服の事を言ったのあなたでしょう……。
「あら、そうなの? 良かったわね、ことり。愛されていて」
「……あれ? でも守、今着ている上着は今朝と違うよね? どうしたの?」
「大須観音で鳩に餌を上げた後に、ことりちゃんが買ってくれたみたいだよ!」
こら麻実、燃料を投下するな……。
「へえ、そうなんだ! ことちゃん、ありがとう!」
あ、こら母さん、今のことりに振るなって……。
「ちょ、ちょっとだけ鳩の爪で傷付いちゃって、隣でそれを着ていられるのが嫌だっただけですから! ……別に、深い意味なんて無いんだから……」
……ことり、もう良いから……。
最後の方はゴニョゴニョ過ぎて、近くの僕でも聞き取り辛かった位だし。
「え? ことり? 最後は何て?」
「深い意味なんて! 無いの!」
「ふーん、深い意味は無いのに、守にプレゼントしてくれたんだね。……あ、ひょっとしてアレ? アリスの、“何でも無い日バンザイ”ってやつ?」
「ああ、もう! 違うの! そういう意味じゃ無くて!」
「……そう。本当にただ、汚れた服を着たまま守に並んで歩かれたくなかったからって言うのなら、悪いからお金返すわね。ことちゃん、守のそのシャツ、幾らだった?」
「え? ……あ、……えっと……、あの……。……違うの…………」
「ことり? 何が違うの?」
「お母さん、五月蠅い……。……これはもう私が買ってあげた物だから、お金なんて良いんです、みなみさん!」
「分かったわ。気持ちが籠ったプレゼントだったのね。ありがとう、ことちゃん」
「だから、違う…………」
ダメだ、ことり……。
2人の会話に巻き込まれた時点で、こっちの負けだ……。
3回目の3年モード。
満身創痍の僕達2人と、満面の笑みの麻実。
誰が勝ったかは、今更言う迄も無いだろう。
小学校の頃からの親友同士だと云う2人の会話は盛り上がりを見せて必然的に大きくなり、リビングでゲームをしている僕達にも必然的に漏れ聞こえて来て、非常に気まずい。
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「……でもね、みなみ。私はやっぱり、子供達の事には口を出すべきでは無いと思うのよ」
「それは、……頭では分かっているんだけどさ。緑だって、ヤキモキしていたんじゃないの?」
「……そりゃまあ、少しは。ことりが家でまあくんの話をしなくなって、随分経つし……」
「そうでしょう? うちでも、守が全然ことちゃんの事を話さなくなって。その空気を読んでか、麻実もね」
「……ねえ。みなみは、あんなに四六時中べったりしていた2人が急に遊ばなくなった理由、知っている? うちのことりは、全然話してくれなくて」
「話してくれないのは、守もだよ。ただ、ことちゃんの話が徐々に減って行ったのは守が暗くなって行ってからだったから、守に何か問題が有ったんじゃないかと思ってはいるかな」
「ふうん? ……そう言われて改めて考えてみると、まあくんの話が減るちょっと前の頃に、ことりの身体が急激に成長し始めたかな」
「ああ、見掛けたり挨拶する度に、かなり大きくなったなって思ってた!」
「でしょ? 私がこれなのに、何で娘だけって……」
「ああ。まあ、緑のは大きいとは言えないわよね」
「みなみのだって、似た様なもんでしょうが!」
「えぇえ? 緑のよりは大きいし」
「って、そんな話は良いの! 今言いたいのは、ことりの胸がいきなり大きくなって、まあくんが戸惑ってどう接すれば良いのか分からなくなったんじゃないかって事!」
「ああ、そう云う事ね。何でいきなりことちゃんのおっぱいの話になったのか、やっと分かったわ」
「あんたねぇ……」
「うーん……。……でもさ? 大好きな子のおっぱいが大きくなって、喜びこそすれ、あんなに暗くなる男の子って、居るのかなぁ」
「そうねえ。……まあ、大人しくなったなとは思っていたけど、その暗さがどれ程だったかは私には分からないから……」
「ついこの間迄、それは暗かったわよ。何に対しても後ろ向きって言うか、目が死んでたからね。でも、ことちゃんのおっぱいが大きくなって暗くなったって事は、守が貧乳派だったって事なのかな?」
「……あんた、バカ?」
「え、そのガチトーンは心に来るから止めて! せめて、あの有名なアニメのセリフっぽく!」
「あんたバカぁ?!」
「ありがとう、緑!」
「どういたしまして! ……って、何よ、このバカ丸出しの会話。……兎に角、2人が遊ばなくなったのは、小学校高学年の頃で間違い無いわよね?」
「うん、それで間違いないと思う。卒業式の時には別々だったもの」
「そうだとすると……。私達の当時の事を思い出してみると、何か見えて来ない?」
「うーん、当時、当時……。……男子がバカだった?」
「……男子達も、みなみには言われたくないと思うけどね」
「えっ? ヒドっ!」
「ほら、手が止まってるわよ。お腹空いたから早くして。……当時ってさ、ちょっと男子と話しているだけで、他の男子が揶揄って来なかった?」
「んー、……あぁ、確かに。そう思うと、すっごく仲良しでいつもベタベタしていた守とことちゃんは絶好の標的ね」
「でしょ? まあ、2人にはそれが当たり前だったから、ベタベタしていたって云う意識は無かったでしょうけど」
「そうだね」
「ことりは私の娘の癖に器量良しだし、その上に胸の事が重なって、男子からの揶揄いがエスカレートした事は想像に難くないわ。小学生の絶好の的の、好きな人に揉まれると胸が大きくなるって云う都市伝説も有るし」
「…………ねえ、その時の子達、今どこにいる? 小学校区だから、近所よね?」
「こら、包丁を持ったままカウンターから出て来ない。今時はそう云うの、冗談でもダメだって」
「てへっ」
「……もう。ことりも自分の胸の大きさを嫌がるきらいが当時から有ったし、優しいまあくんがそれを察して、ことりが男子達から変に揶揄われない様に考えてくれて、ことりに相談しないで自分だけの判断でその外部からの冷やかしを一身に引き受けて離れちゃったんだとか、有りそうな話じゃない?」
「……成る程。だけど、それで自分に返ってきたダメージが予想外に大き過ぎて、世を拗ねて暗くなっちゃったと。バカねえ」
「そのダメージには、そんな男子達に嫌悪感を抱いたって云うのも有るのかも知れないけどね」
「ああ、それはそうかも知れないなぁ。それ以前はことちゃんだけじゃ無くて男友達や女友達皆で一緒に遊んでいる事も有ったけど、それ以来連れて来た男友達って信行君位だから」
「ね、良い線突いているでしょ。それでことりもバカだから、まあくんの気持ちに気付かずに『今のまあくん、凄くなくなった』とか思って、冷たい態度を取る様になって来たんじゃないかな」
「うんうん、有りそう。……と、これが母さん達の推理なんだけど、どう? 守、ことちゃん!」
△△△
一段と大きな母さんの声が、キッチンから聞こえた。
………………いや、その流れで話をこっちに振るなって………………。
母さん“達”じゃなくて、殆ど緑さんの推理だし。
緑さんとはしゃいでいる母さんを診るのも地獄だし……。
ツッコミどころが多過ぎる……けど……。
……何よりも。
……ずっと誰にも言わなかった気持ちを詳らかにされて、直ぐ傍に居ることりの顔を見る事が出来ない……。
こんな話を聞かされて、ことりは今、どんな顔をしているんだろう……。
「ねえ、ことりちゃんの番だよ。……ことりちゃん? ……わ、どうしたの?! 顔真っ赤だよ?! 風邪?! 大丈夫?!」
「……うん、麻実ちゃん、ありがとう、大丈夫だから、何も言わないで……」
「うん、分かった! ……あれ? お兄ちゃんも真っ赤だよ? 2人共お顔が真っ赤で、変なの!」
ちょっ、麻実、ごめん、何も言わないで……。
「一昨日、守が『ことりとデートする』って言った時、嬉しかったな」
リビングの惨状は気にも留めずに、それでも、母さん達の会話は続いて行く。
……って、ちょっと待って。……そんな言い方してたっけ?
「それは、こっちもだよ。ことりが昨日『明日まあくんと大須に行くから』って言った時、そりゃあ嬉しかったわよ」
「でしょ! ここ何年も2人で遊んでいるって云う話を聞いていなかったし!」
「うん。取り敢えず、仲が悪くなっていた訳じゃ無くて、安心したわ」
「うちの守なんか、昨日の夜に『着て行く服が無い』って言って、麻実を連れて慌ててイオンで買って来たのよ?」
……母さん、最初に服の事を言ったのあなたでしょう……。
「あら、そうなの? 良かったわね、ことり。愛されていて」
「……あれ? でも守、今着ている上着は今朝と違うよね? どうしたの?」
「大須観音で鳩に餌を上げた後に、ことりちゃんが買ってくれたみたいだよ!」
こら麻実、燃料を投下するな……。
「へえ、そうなんだ! ことちゃん、ありがとう!」
あ、こら母さん、今のことりに振るなって……。
「ちょ、ちょっとだけ鳩の爪で傷付いちゃって、隣でそれを着ていられるのが嫌だっただけですから! ……別に、深い意味なんて無いんだから……」
……ことり、もう良いから……。
最後の方はゴニョゴニョ過ぎて、近くの僕でも聞き取り辛かった位だし。
「え? ことり? 最後は何て?」
「深い意味なんて! 無いの!」
「ふーん、深い意味は無いのに、守にプレゼントしてくれたんだね。……あ、ひょっとしてアレ? アリスの、“何でも無い日バンザイ”ってやつ?」
「ああ、もう! 違うの! そういう意味じゃ無くて!」
「……そう。本当にただ、汚れた服を着たまま守に並んで歩かれたくなかったからって言うのなら、悪いからお金返すわね。ことちゃん、守のそのシャツ、幾らだった?」
「え? ……あ、……えっと……、あの……。……違うの…………」
「ことり? 何が違うの?」
「お母さん、五月蠅い……。……これはもう私が買ってあげた物だから、お金なんて良いんです、みなみさん!」
「分かったわ。気持ちが籠ったプレゼントだったのね。ありがとう、ことちゃん」
「だから、違う…………」
ダメだ、ことり……。
2人の会話に巻き込まれた時点で、こっちの負けだ……。
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満身創痍の僕達2人と、満面の笑みの麻実。
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