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これが躾の成果です

④※

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「ああああああああああっイっ…!!!」

「…イっちゃったんですか?」

環さんは全身を大きく揺らして待望の絶頂を迎えた。
1ヵ月以上我慢した末に与えられた絶頂はどれほど気持ちいいだろう。
涎を垂らして余韻に浸っている環さんだけど、もちろんそれを彼女に楽しませてあげるなんて選択肢はない。

「いっああああああああああっ!!やえ、やめれっ!!」

「やめませんよ?環さんが望んだんですよね、イきたいって」

もはや強烈な快感で呂律さえ回っていない環さんを笑顔で犯していく。

「いぎぃっ!!むい、むりぃっ、しんじゃうううっ!!!」

「イったばっかりの膣内って気持ちいんですよねえ」

「やああああ!!やらああああああああっ!!んぐっ」

「ここ会社なんで静かにしてください」

「んーーー!!!んんんーーーー!!!!!」

さっきの大人しかった環さんはどこに行ったのか、必死に両手で俺の身体を押さえ抵抗してくる。
自分がイったらもう終了なんて身勝手にも程がある。
お仕置きの意味も込めて、俺はネクタイをするりと取って環さんの口に詰め、抵抗する環さんを無視してひたすら突きあげることにした。

「ん!!んん!!んん!!んうーーーーーっ!!」

「は、さっきから、うるさいですよ、っ」

またイったのか身体が跳ね膣内が閉まる。
環さんの気持ちとは裏腹に、散々焦らされた身体は肉棒を求めきゅうきゅうと締め付けてくる。

「もうイってほしいですか?」

「んん!!んんん!!」

首が折れそうなくらいに頷いて環さんは快楽から逃れようとしてる。
俺は額に浮かぶ汗を軽く拭って笑いかけた。

「俺とっても久々のえっちなんです。たっぷり楽しませてくださいねっ」

「んう!?んんーー!!んん!!!っんん!!」

環さんは涙をさらに溢れさせている。
俺に怯えて、嫌がって、それなのに身体は俺のを咥え込んで離そうとしない。
やっぱり環さんはこうじゃないと。

「ふふ、気持ちいいですか?」

「んん!!んんーーー!!」

今度は首を左右に振っている。
噓つきだなあ。

「嘘はいけませんよ」

「んぐっ!!っんん!!んー!!!」

摘まんでくださいと言わんばかりに主張している乳首を望み通りに摘まんでやると涙を流して悦んでいる。
強すぎる快楽の連続で段々と抵抗する力も弱まってきていた。

本当はもう少し楽しみたかったけど、流石にイき続ける膣内で長時間耐えるのは難しいようだ。

「環さん、あんまり、締め付けないでください…っ」

「んんん!!んんんーー!!」

「いきますよ、っ」

本当はあと5回くらいイかせたかったけど、それはまた次の機会に取っておくとしよう。
行為が終わってもなお身体をびくびくと震わせている環さんの口からネクタイを取り出すと、ぬと、と大量の唾液がネクタイに纏わりついていた。
…今日はネクタイ無しで過ごすしかない。

「環さん」

「っん」

腰を掴んで身体を起こしてやると、それすら刺激になるらしく眉根を寄せて身悶えている。
今すぐ押し倒して再度挿入したい衝動に駆られたが、その後失神した環さんの処遇に困るからやめておいた。

「んぅ…」

半開きになっていた唇にぬるりと舌を侵入させても、抵抗せず大人しく受け入れている。
それどころか、無意識なのかわからないが俺の舌に自分の舌を絡めてくる。

まだ意識が朦朧としているのだろうか。
せっかくだからこの大人しい環さんも堪能させてもらおう。

「環さん、ベーってしてください」

「べー…んむっ、んふ、ぅ」

全然理性が働いていないのをいいことに舌を出させ、かぶりつくように咥えてやった。
唾液を口の中に留めておくこともできないみたいで、環さんの口の端からは二人の混ざり合った唾液がとろとろと溢れていく。

「涎垂れてますよ」

「?」

「ここです」

涎が垂れてることにも、それを指摘されてることも分かっていない環さんはキョトンとした顔でこちらを見ている。
仕方ないから指で拭ってやると目を瞑って大人しく俺に身を委ねていた。
あまりにも大人しいから頭を撫でてみたが、それにも一切の抵抗を見せず気持ちよさそうにしている。

頭を撫でられ気持ちよさそうにしている環さんを見て、今までに感じたことのない感情が湧いた。
この人を永遠に手放したくない、と。
俺は…ペットだから俺の物にしておきたいんじゃなくて、「環さん」を俺の物にしておきたいのか?

少し思案して、すぐにかぶりを振った。
違う。今までの女と少し毛色が違うから物珍しいだけだ。
俺の独占欲が強いのはいつものことだろう。
いずれ飽きたら捨てる。
今までと変わらない。

そんなことを考えていると、突然撫でていた手を掴まれる。

「ああ、正気に戻りました?」

「…やめて」

「もー可愛くないんだから」

ちゃきちゃきと服を着ている環さん。
この人本当に現金だな。

何も言わず会議室を立ち去る環さんを煙を吐きながら見送った。

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