93 / 396
第1章 少女が統べる国と嘱託補導員
086 公式授業参観一回目
しおりを挟む
「と言う訳で、本日はセト君のお兄さんであるイサク君が授業を参観することになりました。ですが、特別なことをする必要はありません。普段通りを心がけて下さい」
朝のホームルームの時間。
セトのクラスである一年A組の担任の教師、シモン・メンプター先生に紹介され、教壇の上で彼の隣に立っていた俺は一度生徒達を見回してから軽く頭を下げた。
「セトの兄のイサク・ヨスキです。補導員をしていますが、学園に通ったことがないため、後学のために見学したく許可を頂きました。皆さん、よろしくお願いします」
そのまま、学園の流儀に合わせてミドルネームを言わずに簡潔に自己紹介する。
理由はそれらしくでっち上げておいた。
そんな俺を前にした生徒達は当然ながら何も知らないため、事前に伝えておいたセト達以外、完全にポカンとしてしまっている。突然のことでもあるし、無理もない。
もっとも、セト達にしても俺の真意を理解している訳ではないが。
勿論、学園側、と言うか、シモン先生には伝えてある。口止めもしつつ。
さすがに確証もない、ある種の勘に過ぎない俺の懸念で、弟達に余計な心配をさせたくはない。なるべく学修の邪魔はしたくない。
……この授業参観自体が邪魔と言われたら、それは謝るしかないが。
「では、イサク君は教室の後ろに。椅子を用意しましたので」
「ありがとうございます」
まだ生徒の多くが混乱して思考停止したような状態でいる内に、さっさと教室後方のスペースに置かれている木製の椅子に座る。
椅子自体は生徒達のものと同じようだが、保護者用だからか、柔らかいクッションが乗せられていた。ちょっと申し訳ない。
「では、授業を始めます」
俺が着席すると同時に授業開始の鐘が鳴り、シモン先生が淡々とした口調で告げる。
生徒達が我に返って騒がしくなる前に、押し通してしまうつもりのようだ。
「今日はまた新しい拡張祈念詠唱を学びましょう」
そうして一時間目の授業が始まった。
「拡張祈念詠唱『炸裂』です。効果は――」
まずシモン先生が祈念魔法で黒板に映像を投影し、新たな拡張祈念詠唱の効果を示す。
更に補足説明をした後、生徒達が各々その拡張祈念詠唱を用いた祈念魔法を試す。
前回はレギオが水を差したからスムーズではなかったが、今回は滞りなく進行していく。特段、変わったことは起きない。妙な気配もない。
全く恙なく時間が過ぎていき……。
「それでは、今日の授業はここまでです」
一先ず一時間目の授業は終了した。
休み時間だ。
「ふう」
軽く嘆息する。
微妙に気を張っていたので少し疲れてしまった。
久々に授業を受けたような気分だ。
「兄さん……」
と、何故だか顔を赤くしたセトが俺の傍に来て話しかけてきた。
「どうした? セト」
「お母さん達に頼まれたのは分かるけど、恥ずかしいよ」
背後のクラスメイト達を微妙に気にしながら小さな声で話す姿は、女の子とも見紛う顔立ちと相まって小動物的で可愛らしい。
俺達の様子を窺う男子生徒達の多くも、何か新たな扉を開きかけている感がある。
もっとも、彼らの多くは少女征服者を目指している訳で、実際にその扉が完全に開け放たれることはないはずだが……パートナーとして選ぶ少女化魔物の傾向が少し中性的になったりはするかもしれない。
まあ、冗談はさておき。弟の言い分は理解できなくもない。
俺も前世で授業参観があった時は少し恥ずかしかった。
特に思春期を迎えた辺りでは。
今回は保護者が俺一人だから尚更だろうしな。
クラスメイト達に馬鹿にされるかもしれないと危惧してもいそうだ。
見た感じ、レギオがいなければ、そういうことはなさそうだが。
「だから、セトと関係ないような理由を言っておいたんじゃないか。悪いとは思ってるけど、色々事情があるんだ。我慢してくれ」
「うぅ……」
至極真面目な顔と共に真摯な口調でそう伝えると、そんな俺の言動からセトはどう抗議しても覆せないと改めて理解したらしい。
不満げに呻きながらも諦めたようだった。
軽く肩を落として席に戻っていく。
すまない。セト。
そんな彼の背中に、心の中で謝っておく。
「日直」
そこへ次の授業の教師がやってきて、若干いつもより騒がしい教室を静かにさせるためか、少々低い声と共に簡潔に促した。
起立、礼、着席の後、すぐさま二時間目の授業が開始される。
以後、午前中の授業は一般教養のみだった。
国語、算数、歴史。
一年生の授業の範囲など何年も前にイリュファから教わっている内容だし、前世の知識もある。拡張祈念詠唱の練習程、生徒達の様子に視覚的な面白みがある訳でもない。
そんな状況の中で周囲にそれとなく注意を向け続けるのは、中々に辛かった。
「さすがに心配し過ぎなんじゃないの? イサク」
そして昼休み。
学生用の学食で遠くからセト達を見守りながら食事をしていると、フェリトが影の中から若干呆れたように問いかけてくる。
「セト様。本当に恥ずかしそうでした、です」
「嫌われちゃうかもよ? 過保護過ぎると」
リクルの言葉を受け、つけ加えるように言うフェリトに思わず口を噤んでしまう。
時に涙を呑んで悪役になり、後進にとっては嫌なこともしなければならないのが先達というものだが、さすがに弟に嫌われるのはきつい。
親孝行が今生の目標の一つである以上、兄弟仲はよくしておきたい。
「セト様であれば、説明すれば理解して下さるでしょう」
「……うん、だよな」
イリュファのフォローに、少し落ち着きを取り戻して頷く。
ちょっと無駄に動揺し過ぎたかもしれない。
「レギオの行方が分かるまでの辛抱、だよね?」
「ああ」
長い授業参観に割と飽きてきたのか、そう尋ねてきたサユキに頷く。
それさえ判明すれば、早急に捕まえて懸念を解消できる。
後の処分は学園の方での判断次第だ。
さすがに停学時にこれでは、退学はやむを得ないかもしれないが……。
可能なら教育を諦めないで欲しいところだ。
事態が俺の想像通りなら、形の上では被害者と言える面もあるだろうから。
後でシモン先生に軽く相談してみるとしよう。
「ともかく、午後も気を引き締めていかないとな」
そして昼食を終え、五時間目の授業の場所であるグラウンドに向かう。
次の授業は祈念魔法の実践。こちらもシモン先生の担当になっている。
聞いたところでは、よりイメージ力を高め、制御力を磨くための実習とのことだ。
グラウンドに立つ案山子的な人形の的を狙ったり、軽い模擬戦を行ったりする。
「セト君はダン君と。トバル君は――」
今日は後者のようで、二人ずつ呼ばれて各々向かい合った。
……何らかのアクションがあるなら、開けた空間にいるこの時間ではないかと思う。
逆に分かり易いから避けるような気もするが、割と短絡的で子供なレギオだ。
むしろ単純に考えた方がいいだろう。
「手加減抜きだぞ」
「分かってる」
気合い十分のダンの言葉に頷くセト。
俺も気を引き締めて周囲の様子を窺う。
現在、と言うか教室での授業の時から祈念魔法を用いて探知を行い、セト達に近づいてくる存在はすぐに察知できるようにしておいている。
とは言え、学園の敷地内を歩く人々の気配は感じられるものの、グラウンドに向かって来そうな存在の気配はない。
今日は何も起きないのだろうか。
一瞬過ぎった考えは、間違いなく俺が油断していた証拠だろう。
十二歳の子供。しかも、セトが簡単に捻ることができたレギオ。
児戯のような襲撃でもしてくるのではないかと甘く考えていた部分があった。
だが――。
「なっ!?」
この世界において力の強さは複合発露の強さ。
以前していたレギオの主張も完全な間違いではない。
優れた複合発露を持つ少女化魔物と契約を結ぶことができれば、実力が一瞬にして逆転することも十分にあり得るのだから。
そして、その一例を示すように。俺の警戒を嘲笑うかのように。
突如として、津波の如き水の壁が不自然な位置からグラウンドへと押し寄せてきた。
前世の物理法則から明らかに逸脱した異常な速度。何より、余りにも急な事態を前にシモン先生も即座には対応することができず……。
「皆、逃げろ!」
俺のそんな言葉も間に合うはずがなく、ほとんどの生徒達とシモン先生はそれに飲み込まれてしまったのだった。
朝のホームルームの時間。
セトのクラスである一年A組の担任の教師、シモン・メンプター先生に紹介され、教壇の上で彼の隣に立っていた俺は一度生徒達を見回してから軽く頭を下げた。
「セトの兄のイサク・ヨスキです。補導員をしていますが、学園に通ったことがないため、後学のために見学したく許可を頂きました。皆さん、よろしくお願いします」
そのまま、学園の流儀に合わせてミドルネームを言わずに簡潔に自己紹介する。
理由はそれらしくでっち上げておいた。
そんな俺を前にした生徒達は当然ながら何も知らないため、事前に伝えておいたセト達以外、完全にポカンとしてしまっている。突然のことでもあるし、無理もない。
もっとも、セト達にしても俺の真意を理解している訳ではないが。
勿論、学園側、と言うか、シモン先生には伝えてある。口止めもしつつ。
さすがに確証もない、ある種の勘に過ぎない俺の懸念で、弟達に余計な心配をさせたくはない。なるべく学修の邪魔はしたくない。
……この授業参観自体が邪魔と言われたら、それは謝るしかないが。
「では、イサク君は教室の後ろに。椅子を用意しましたので」
「ありがとうございます」
まだ生徒の多くが混乱して思考停止したような状態でいる内に、さっさと教室後方のスペースに置かれている木製の椅子に座る。
椅子自体は生徒達のものと同じようだが、保護者用だからか、柔らかいクッションが乗せられていた。ちょっと申し訳ない。
「では、授業を始めます」
俺が着席すると同時に授業開始の鐘が鳴り、シモン先生が淡々とした口調で告げる。
生徒達が我に返って騒がしくなる前に、押し通してしまうつもりのようだ。
「今日はまた新しい拡張祈念詠唱を学びましょう」
そうして一時間目の授業が始まった。
「拡張祈念詠唱『炸裂』です。効果は――」
まずシモン先生が祈念魔法で黒板に映像を投影し、新たな拡張祈念詠唱の効果を示す。
更に補足説明をした後、生徒達が各々その拡張祈念詠唱を用いた祈念魔法を試す。
前回はレギオが水を差したからスムーズではなかったが、今回は滞りなく進行していく。特段、変わったことは起きない。妙な気配もない。
全く恙なく時間が過ぎていき……。
「それでは、今日の授業はここまでです」
一先ず一時間目の授業は終了した。
休み時間だ。
「ふう」
軽く嘆息する。
微妙に気を張っていたので少し疲れてしまった。
久々に授業を受けたような気分だ。
「兄さん……」
と、何故だか顔を赤くしたセトが俺の傍に来て話しかけてきた。
「どうした? セト」
「お母さん達に頼まれたのは分かるけど、恥ずかしいよ」
背後のクラスメイト達を微妙に気にしながら小さな声で話す姿は、女の子とも見紛う顔立ちと相まって小動物的で可愛らしい。
俺達の様子を窺う男子生徒達の多くも、何か新たな扉を開きかけている感がある。
もっとも、彼らの多くは少女征服者を目指している訳で、実際にその扉が完全に開け放たれることはないはずだが……パートナーとして選ぶ少女化魔物の傾向が少し中性的になったりはするかもしれない。
まあ、冗談はさておき。弟の言い分は理解できなくもない。
俺も前世で授業参観があった時は少し恥ずかしかった。
特に思春期を迎えた辺りでは。
今回は保護者が俺一人だから尚更だろうしな。
クラスメイト達に馬鹿にされるかもしれないと危惧してもいそうだ。
見た感じ、レギオがいなければ、そういうことはなさそうだが。
「だから、セトと関係ないような理由を言っておいたんじゃないか。悪いとは思ってるけど、色々事情があるんだ。我慢してくれ」
「うぅ……」
至極真面目な顔と共に真摯な口調でそう伝えると、そんな俺の言動からセトはどう抗議しても覆せないと改めて理解したらしい。
不満げに呻きながらも諦めたようだった。
軽く肩を落として席に戻っていく。
すまない。セト。
そんな彼の背中に、心の中で謝っておく。
「日直」
そこへ次の授業の教師がやってきて、若干いつもより騒がしい教室を静かにさせるためか、少々低い声と共に簡潔に促した。
起立、礼、着席の後、すぐさま二時間目の授業が開始される。
以後、午前中の授業は一般教養のみだった。
国語、算数、歴史。
一年生の授業の範囲など何年も前にイリュファから教わっている内容だし、前世の知識もある。拡張祈念詠唱の練習程、生徒達の様子に視覚的な面白みがある訳でもない。
そんな状況の中で周囲にそれとなく注意を向け続けるのは、中々に辛かった。
「さすがに心配し過ぎなんじゃないの? イサク」
そして昼休み。
学生用の学食で遠くからセト達を見守りながら食事をしていると、フェリトが影の中から若干呆れたように問いかけてくる。
「セト様。本当に恥ずかしそうでした、です」
「嫌われちゃうかもよ? 過保護過ぎると」
リクルの言葉を受け、つけ加えるように言うフェリトに思わず口を噤んでしまう。
時に涙を呑んで悪役になり、後進にとっては嫌なこともしなければならないのが先達というものだが、さすがに弟に嫌われるのはきつい。
親孝行が今生の目標の一つである以上、兄弟仲はよくしておきたい。
「セト様であれば、説明すれば理解して下さるでしょう」
「……うん、だよな」
イリュファのフォローに、少し落ち着きを取り戻して頷く。
ちょっと無駄に動揺し過ぎたかもしれない。
「レギオの行方が分かるまでの辛抱、だよね?」
「ああ」
長い授業参観に割と飽きてきたのか、そう尋ねてきたサユキに頷く。
それさえ判明すれば、早急に捕まえて懸念を解消できる。
後の処分は学園の方での判断次第だ。
さすがに停学時にこれでは、退学はやむを得ないかもしれないが……。
可能なら教育を諦めないで欲しいところだ。
事態が俺の想像通りなら、形の上では被害者と言える面もあるだろうから。
後でシモン先生に軽く相談してみるとしよう。
「ともかく、午後も気を引き締めていかないとな」
そして昼食を終え、五時間目の授業の場所であるグラウンドに向かう。
次の授業は祈念魔法の実践。こちらもシモン先生の担当になっている。
聞いたところでは、よりイメージ力を高め、制御力を磨くための実習とのことだ。
グラウンドに立つ案山子的な人形の的を狙ったり、軽い模擬戦を行ったりする。
「セト君はダン君と。トバル君は――」
今日は後者のようで、二人ずつ呼ばれて各々向かい合った。
……何らかのアクションがあるなら、開けた空間にいるこの時間ではないかと思う。
逆に分かり易いから避けるような気もするが、割と短絡的で子供なレギオだ。
むしろ単純に考えた方がいいだろう。
「手加減抜きだぞ」
「分かってる」
気合い十分のダンの言葉に頷くセト。
俺も気を引き締めて周囲の様子を窺う。
現在、と言うか教室での授業の時から祈念魔法を用いて探知を行い、セト達に近づいてくる存在はすぐに察知できるようにしておいている。
とは言え、学園の敷地内を歩く人々の気配は感じられるものの、グラウンドに向かって来そうな存在の気配はない。
今日は何も起きないのだろうか。
一瞬過ぎった考えは、間違いなく俺が油断していた証拠だろう。
十二歳の子供。しかも、セトが簡単に捻ることができたレギオ。
児戯のような襲撃でもしてくるのではないかと甘く考えていた部分があった。
だが――。
「なっ!?」
この世界において力の強さは複合発露の強さ。
以前していたレギオの主張も完全な間違いではない。
優れた複合発露を持つ少女化魔物と契約を結ぶことができれば、実力が一瞬にして逆転することも十分にあり得るのだから。
そして、その一例を示すように。俺の警戒を嘲笑うかのように。
突如として、津波の如き水の壁が不自然な位置からグラウンドへと押し寄せてきた。
前世の物理法則から明らかに逸脱した異常な速度。何より、余りにも急な事態を前にシモン先生も即座には対応することができず……。
「皆、逃げろ!」
俺のそんな言葉も間に合うはずがなく、ほとんどの生徒達とシモン先生はそれに飲み込まれてしまったのだった。
0
お気に入りに追加
274
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる