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12 アシュレイ視点
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※アシュレイ視点
『自分の体を大切にしない人間が、立派な騎士になどなれる訳ないでしょ!』
ある少女にそう叱られた事がある。
訓練中、俺のことをよく思っていなかった伯爵子息が教官に隠れてナイフを忍ばせていた。
ちょっと怪我をさせるだけと、未熟なそいつは背後から俺の利き腕めがけてナイフを投げる。寸前のところで避けたつもりだなナイフは利き腕を軽く掠めた。大騒ぎにしたくなかった俺は周りに気付かれずにその場を離れ止血しようとした。もちろん投げたそいつはボコボコにしてやったが。
その時、偶然その場にやって来た少女に怪我を見られてしまったのだ。
『かすり傷程度で騒ぐなんて、騎士の恥だ』
テキパキと手当てをするお節介な少女に、当時から無愛想な俺はそう言ってやった。見ず知らずの女に手当てされる自分が恥ずかしくて、強がって少女に八つ当たりするしか出来なかった。そして、自分のことかのように泣くのを堪えながら俺を叱ったんだ。
彼女はこのことを覚えているだろうか……いや、覚えているはずがない。
俺が彼女を、グラシャ=ノーストスを好きになったあの瞬間を知るはずもないだろう。
*****
「ついに明日だな、お前の結婚パーティー」
ミハエルの結婚披露パーティー前夜、エマーソン家を訪れていた。久しぶりに男同士で語り合おう!と、ケインが強引にここへ連れてきたんだ。
「独身最後の夜、どうよミハエル」
「独身って……この間、挙式を済ませたんだから俺はもう独身ではないよ」
「まぁまぁそうだけど!明日からエリザベス嬢と住むんだろ?流石の俺たちも新婚さん引っ張り出して馬鹿騒ぎは出来ねぇよ」
ケインはケラケラと笑いながらダーツをする。
「しっかしこの間の挙式は良かったな!お前の奥さんめちゃくちゃ綺麗だったし。なぁアッシュ?」
「ああ」
「俺ちょっと泣きそうだったもん」
「ははっ、ありがとう」
ミハエルは照れながらそう言った。
ミハエルは俺と同じ騎士学校に通っていた。が、数年前に父親であるエマーソン侯爵が体調を壊しその代わりに領主の仕事を継ぐため学校を辞めた。ケインは元々騎士に興味はなく今は貴族学校でふらふらしている。だからこうして3人集まるのも本当に久しい。
「シルも呼べば良かったのにー!」
「「………」」
ケインの言葉に俺もミハエルもピタッと止まった。
「あれ?何お前ら、どしたの?」
「いやぁ、シルビアは流石に……ね、アッシュ」
「……ああ」
「何でだよー、俺らいつも遊んでたじゃん!まぁ最近は全然だけどさ、せめてこういう時くらい」
「ケイン、シルビアはもう立派な令嬢なんだよ?今までみたいに簡単に遊びに誘っては周りが変な誤解をするだろ?」
ミハエルは諭すように優しい口調でそう言った。
実のところ、シルビアには婚約者がいない。
彼女の両親であるバレイン男爵夫妻は娘のためにいくつか縁談を持ってくるものの、本人にその気がないらしく全て断っているらしい。もしこのまま時が過ぎてシルビアが独り身であり続ければ、夫妻は良からぬ噂がたつ貴族の元へ娘を送り出さなければならない。
「僕たちがシルビアと一緒にいれば他の子息たちはますます敬遠するだろう。そしたらもっとシルビアは一人になるよ」
「んー……でもさ、」
「そこまで言うならお前シルビアを娶ってやれば?」
「えっ、無理無理!父上に殺される!」
ケインは思い切り首を振る。
「まぁそうだよな、女には女の世界ってもんがある訳だし。俺らがヘタに首を突っ込めばそれこそ大怪我しちまうもんな!」
「そうだね。だからこそアッシュ」
ミハエルは俺へと向き直る。
「ちゃんと守ってあげるんだよ、グラシャ嬢を」
「無論だ」
「そうだぞ?愛しの"初恋の君"だろ?」
ケケッとからかうケインをきつく睨みつけた。こいつは昔からこの話で俺を馬鹿にしてくる。
「お前に言われなくとも分かってる」
「本当か?愛してるの一言でも言ったのか?」
「そんな簡単に言える訳ないだろ」
「ハァ?!馬鹿かお前、そんなんじゃすぐに飽きられて捨てられるさ!」
「お前じゃないんだから問題ない」
「あるね!大ありだ!」
ダーツで遊んでいたケインは真っ直ぐに俺の元にやって来て、ビシッと指をさす。
「はっきりしない男が一番嫌われるんだぜアッシュ」
「………」
「ホントに愛した女には、いつだってお前が好きだと囁きながら抱き締めるのが正解だ」
ケインの言っている事はいつもくだらない。でも、今回だけは正論だ。
俺はグラシャに伝えていない。
君が好きだ。
初めて出会った時から君に惚れている。と。
それでも、何も言わない俺のそばで微笑んでくれる彼女に甘えきっていた。
タイミング?シチュエーション?そんなものどうでも良いはずなのに。
「……恩に着る、ケイン」
「へ?お、おお」
明日のパーティー、俺はグラシャに告白する。
自分の想いを全てぶつけよう。
『自分の体を大切にしない人間が、立派な騎士になどなれる訳ないでしょ!』
ある少女にそう叱られた事がある。
訓練中、俺のことをよく思っていなかった伯爵子息が教官に隠れてナイフを忍ばせていた。
ちょっと怪我をさせるだけと、未熟なそいつは背後から俺の利き腕めがけてナイフを投げる。寸前のところで避けたつもりだなナイフは利き腕を軽く掠めた。大騒ぎにしたくなかった俺は周りに気付かれずにその場を離れ止血しようとした。もちろん投げたそいつはボコボコにしてやったが。
その時、偶然その場にやって来た少女に怪我を見られてしまったのだ。
『かすり傷程度で騒ぐなんて、騎士の恥だ』
テキパキと手当てをするお節介な少女に、当時から無愛想な俺はそう言ってやった。見ず知らずの女に手当てされる自分が恥ずかしくて、強がって少女に八つ当たりするしか出来なかった。そして、自分のことかのように泣くのを堪えながら俺を叱ったんだ。
彼女はこのことを覚えているだろうか……いや、覚えているはずがない。
俺が彼女を、グラシャ=ノーストスを好きになったあの瞬間を知るはずもないだろう。
*****
「ついに明日だな、お前の結婚パーティー」
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「独身って……この間、挙式を済ませたんだから俺はもう独身ではないよ」
「まぁまぁそうだけど!明日からエリザベス嬢と住むんだろ?流石の俺たちも新婚さん引っ張り出して馬鹿騒ぎは出来ねぇよ」
ケインはケラケラと笑いながらダーツをする。
「しっかしこの間の挙式は良かったな!お前の奥さんめちゃくちゃ綺麗だったし。なぁアッシュ?」
「ああ」
「俺ちょっと泣きそうだったもん」
「ははっ、ありがとう」
ミハエルは照れながらそう言った。
ミハエルは俺と同じ騎士学校に通っていた。が、数年前に父親であるエマーソン侯爵が体調を壊しその代わりに領主の仕事を継ぐため学校を辞めた。ケインは元々騎士に興味はなく今は貴族学校でふらふらしている。だからこうして3人集まるのも本当に久しい。
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「「………」」
ケインの言葉に俺もミハエルもピタッと止まった。
「あれ?何お前ら、どしたの?」
「いやぁ、シルビアは流石に……ね、アッシュ」
「……ああ」
「何でだよー、俺らいつも遊んでたじゃん!まぁ最近は全然だけどさ、せめてこういう時くらい」
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ミハエルは諭すように優しい口調でそう言った。
実のところ、シルビアには婚約者がいない。
彼女の両親であるバレイン男爵夫妻は娘のためにいくつか縁談を持ってくるものの、本人にその気がないらしく全て断っているらしい。もしこのまま時が過ぎてシルビアが独り身であり続ければ、夫妻は良からぬ噂がたつ貴族の元へ娘を送り出さなければならない。
「僕たちがシルビアと一緒にいれば他の子息たちはますます敬遠するだろう。そしたらもっとシルビアは一人になるよ」
「んー……でもさ、」
「そこまで言うならお前シルビアを娶ってやれば?」
「えっ、無理無理!父上に殺される!」
ケインは思い切り首を振る。
「まぁそうだよな、女には女の世界ってもんがある訳だし。俺らがヘタに首を突っ込めばそれこそ大怪我しちまうもんな!」
「そうだね。だからこそアッシュ」
ミハエルは俺へと向き直る。
「ちゃんと守ってあげるんだよ、グラシャ嬢を」
「無論だ」
「そうだぞ?愛しの"初恋の君"だろ?」
ケケッとからかうケインをきつく睨みつけた。こいつは昔からこの話で俺を馬鹿にしてくる。
「お前に言われなくとも分かってる」
「本当か?愛してるの一言でも言ったのか?」
「そんな簡単に言える訳ないだろ」
「ハァ?!馬鹿かお前、そんなんじゃすぐに飽きられて捨てられるさ!」
「お前じゃないんだから問題ない」
「あるね!大ありだ!」
ダーツで遊んでいたケインは真っ直ぐに俺の元にやって来て、ビシッと指をさす。
「はっきりしない男が一番嫌われるんだぜアッシュ」
「………」
「ホントに愛した女には、いつだってお前が好きだと囁きながら抱き締めるのが正解だ」
ケインの言っている事はいつもくだらない。でも、今回だけは正論だ。
俺はグラシャに伝えていない。
君が好きだ。
初めて出会った時から君に惚れている。と。
それでも、何も言わない俺のそばで微笑んでくれる彼女に甘えきっていた。
タイミング?シチュエーション?そんなものどうでも良いはずなのに。
「……恩に着る、ケイン」
「へ?お、おお」
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