8 / 27
第8話 拠点づくり
しおりを挟む
ハッピーの風魔法のおかげで広場がかなり広くなり、多分15メートル四方の空間が出来上がった。さらに大木も20本近く手に入り、枝もかなりの数が手に入り、1月は保てる量だ。
「よーし広がったし後はスーを待つだけかな。」
スーが狩に行って1時間ぐらいがたった。早く帰ってきて欲しいなー。
ぴょんぴょんぴょんぴょん
「あ!!スー!お帰り、怪我はしてないよね。大丈夫?そんなことよりこれを見て欲しい?」
スーが一度帰ってきた道に戻ると、なにかを連れてきた。鳥型のモンスターか?
「これはコカトリスかな。どうして見つけたの?仲間にすれば卵とか食べることができるからか。みんなーおいでー!全然こないな。」
コカトリスがおびえてるのか恥ずかしいのかわからないけど、スーの後ろでぶるぶるとしている。するとスーが触手を伸ばしてちょいちょいとコカトリス達を前に押し出す。
「クー...クエ!?クエーーー!!」
「わっと、どうしたどうしたいきなりなつき始めたよ。」
(いつものパターンでエルの魔力に気づき魅了されてしまいなつき始めた。)コカトリスたちが俺に頭をなすりつけ始める。
「ピイー!」
「ん?どうしたの?ハッピーもいきなり頭をなすりつけ始めて。」
コカトリスたちをなでてると横からハッピーが割り込むように頭をなすりつけてきた。さっきがんばって伐採作業をしてくれたご褒美でなでてあげる。
「ふー堪能しました。ところでスー、コカトリスたちはどうやって飼うの?今から柵をたてるの?というか作れるの?あ、そうだだったら家作れるかな?」
スーに聞いてみたらなんと柵を作って放し飼いするらしい。そして木があるから柵を作ることもできるらしい。家を作れるか聞いてみると触手を揺らして何か考えはじめた。
ぷるぷるぷるぷる.....ぽん!!
どうもこんにちは!!
「えーー!!新しいスーじゃん!!ミニスーちゃんのサイズじゃないね。この子は何が出来るの?」
新しいスーの誕生に大感激する。なにかできるのか聞くと、ハッピーが伐採したばかりの木を体に取り込み始める。しばらくすると体から木の板が出てきた。そしてそれをさらに加工すると柵を作り上げた。
「うおーーー!!すごいよスー、って名前をつけないとわからなくなるな。んーーと、スーの次だからラーちゃんだな。よろしく頼むね!!」
ラーちゃんの頭部をなでると『こちらこそよろしくお願いします!』と言いたげに触手を動かし始めるとコカトリスを連れておそらく設置場所であろう所に移動し始めた。
「それじゃあ、スーちゃんが家を作るんだね。俺もハッピーも手伝うよ。」
「ピイー!!」
ハッピーも元気よく羽を広げてやる気を見せる。そしてそれを聞いたスーが触手を伸ばして何かを訴える。
「え?設置はスーで、材料の運搬はハッピーがやるから俺はどんな家をつくりたいか教えればいいの?OK任せといてよ。」
さっそくハッピーが伐採済みの木を運んでくる。スーはそれを逐一取り込んで家に最適な形に加工していく。俺は理想の家をどんどん伝えていった。ハッピーに寝るのはどうするか聞いたら一緒に寝る教えてくれたので寝室は一つになった。
だいたい1時間が立った頃、家は外部が出来上がり部屋や床など内部の建築に移ったところでラーちゃんが戻って来た。
「あ、ラーちゃんお帰り。働いたばかりで申し訳ないんだけど、この下に地下室つくってくれる?作物とか肉とかあとさっきスーちゃんが取ってきた中に鉱石もあったからそれを保管したいんだ。いいかな?」
『大丈夫だよ』と触手を伸ばすとすでに設置済みのとびらから家の中に入ると、作業中のスーちゃんに話しかける。しばらく相談した後にスーが触手を地面に伸ばすとラーちゃんその中にぼふ!っと入り始めた。
どうやって作るのかと見ていると、どんどん土や石を体内に取り込んで掘り進めていた。ガーーーーーと掘り進めて行った。
30分後、外で運搬の仕事が終わったハッピーと家作りの行方を見守っていると、扉からスーちゃんが現れた。
「あ、スーちゃん終わった?地下室の方に応援に行くの?俺も行くよ。」
スーの後をついていき地下室の入り口と思われる場所に行くと、スーちゃんが入り口と下に続く階段を作り始めた。簡単に作っていく様に俺とハッピーは「へー」と言うしかなかった。
「おお、すごい広さだね。これだと沢山入りそうだね。」
その広さは圧倒的で、俺たちで使いきれるか心配になるぐらいだ。スーが壁に近づくとぷるぷる震え始めて体から棚を吐き出した。そしてとってきたものを乗せ始めた。本当に種類が多かった。並べ終わると、プルプルと震えだした。しばらくすると体からちっちゃいスーちゃん5匹が現れた。
「うおーーまた新しい子達だ。この子達は何が出来るの?」
新しいミニスーちゃに聞いてみると、触手から氷を出し始めた。
「へえーー氷を出せるんだ。そしたらなまえはコーちゃんだな。となると畑の管理をしている子達はスイちゃんだな。」
コーちゃんたちは肉の方に集まり氷を出して肉の保存をより強固なものに仕立てた。
「これでついに完成だね!!」
「よーし広がったし後はスーを待つだけかな。」
スーが狩に行って1時間ぐらいがたった。早く帰ってきて欲しいなー。
ぴょんぴょんぴょんぴょん
「あ!!スー!お帰り、怪我はしてないよね。大丈夫?そんなことよりこれを見て欲しい?」
スーが一度帰ってきた道に戻ると、なにかを連れてきた。鳥型のモンスターか?
「これはコカトリスかな。どうして見つけたの?仲間にすれば卵とか食べることができるからか。みんなーおいでー!全然こないな。」
コカトリスがおびえてるのか恥ずかしいのかわからないけど、スーの後ろでぶるぶるとしている。するとスーが触手を伸ばしてちょいちょいとコカトリス達を前に押し出す。
「クー...クエ!?クエーーー!!」
「わっと、どうしたどうしたいきなりなつき始めたよ。」
(いつものパターンでエルの魔力に気づき魅了されてしまいなつき始めた。)コカトリスたちが俺に頭をなすりつけ始める。
「ピイー!」
「ん?どうしたの?ハッピーもいきなり頭をなすりつけ始めて。」
コカトリスたちをなでてると横からハッピーが割り込むように頭をなすりつけてきた。さっきがんばって伐採作業をしてくれたご褒美でなでてあげる。
「ふー堪能しました。ところでスー、コカトリスたちはどうやって飼うの?今から柵をたてるの?というか作れるの?あ、そうだだったら家作れるかな?」
スーに聞いてみたらなんと柵を作って放し飼いするらしい。そして木があるから柵を作ることもできるらしい。家を作れるか聞いてみると触手を揺らして何か考えはじめた。
ぷるぷるぷるぷる.....ぽん!!
どうもこんにちは!!
「えーー!!新しいスーじゃん!!ミニスーちゃんのサイズじゃないね。この子は何が出来るの?」
新しいスーの誕生に大感激する。なにかできるのか聞くと、ハッピーが伐採したばかりの木を体に取り込み始める。しばらくすると体から木の板が出てきた。そしてそれをさらに加工すると柵を作り上げた。
「うおーーー!!すごいよスー、って名前をつけないとわからなくなるな。んーーと、スーの次だからラーちゃんだな。よろしく頼むね!!」
ラーちゃんの頭部をなでると『こちらこそよろしくお願いします!』と言いたげに触手を動かし始めるとコカトリスを連れておそらく設置場所であろう所に移動し始めた。
「それじゃあ、スーちゃんが家を作るんだね。俺もハッピーも手伝うよ。」
「ピイー!!」
ハッピーも元気よく羽を広げてやる気を見せる。そしてそれを聞いたスーが触手を伸ばして何かを訴える。
「え?設置はスーで、材料の運搬はハッピーがやるから俺はどんな家をつくりたいか教えればいいの?OK任せといてよ。」
さっそくハッピーが伐採済みの木を運んでくる。スーはそれを逐一取り込んで家に最適な形に加工していく。俺は理想の家をどんどん伝えていった。ハッピーに寝るのはどうするか聞いたら一緒に寝る教えてくれたので寝室は一つになった。
だいたい1時間が立った頃、家は外部が出来上がり部屋や床など内部の建築に移ったところでラーちゃんが戻って来た。
「あ、ラーちゃんお帰り。働いたばかりで申し訳ないんだけど、この下に地下室つくってくれる?作物とか肉とかあとさっきスーちゃんが取ってきた中に鉱石もあったからそれを保管したいんだ。いいかな?」
『大丈夫だよ』と触手を伸ばすとすでに設置済みのとびらから家の中に入ると、作業中のスーちゃんに話しかける。しばらく相談した後にスーが触手を地面に伸ばすとラーちゃんその中にぼふ!っと入り始めた。
どうやって作るのかと見ていると、どんどん土や石を体内に取り込んで掘り進めていた。ガーーーーーと掘り進めて行った。
30分後、外で運搬の仕事が終わったハッピーと家作りの行方を見守っていると、扉からスーちゃんが現れた。
「あ、スーちゃん終わった?地下室の方に応援に行くの?俺も行くよ。」
スーの後をついていき地下室の入り口と思われる場所に行くと、スーちゃんが入り口と下に続く階段を作り始めた。簡単に作っていく様に俺とハッピーは「へー」と言うしかなかった。
「おお、すごい広さだね。これだと沢山入りそうだね。」
その広さは圧倒的で、俺たちで使いきれるか心配になるぐらいだ。スーが壁に近づくとぷるぷる震え始めて体から棚を吐き出した。そしてとってきたものを乗せ始めた。本当に種類が多かった。並べ終わると、プルプルと震えだした。しばらくすると体からちっちゃいスーちゃん5匹が現れた。
「うおーーまた新しい子達だ。この子達は何が出来るの?」
新しいミニスーちゃに聞いてみると、触手から氷を出し始めた。
「へえーー氷を出せるんだ。そしたらなまえはコーちゃんだな。となると畑の管理をしている子達はスイちゃんだな。」
コーちゃんたちは肉の方に集まり氷を出して肉の保存をより強固なものに仕立てた。
「これでついに完成だね!!」
0
お気に入りに追加
2,040
あなたにおすすめの小説
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
貴方の愛人を屋敷に連れて来られても困ります。それより大事なお話がありますわ。
もふっとしたクリームパン
恋愛
「早速だけど、カレンに子供が出来たんだ」
隣に居る座ったままの栗色の髪と青い眼の女性を示し、ジャンは笑顔で勝手に話しだす。
「離れには子供部屋がないから、こっちの屋敷に移りたいんだ。部屋はたくさん空いてるんだろ? どうせだから、僕もカレンもこれからこの屋敷で暮らすよ」
三年間通った学園を無事に卒業して、辺境に帰ってきたディアナ・モンド。モンド辺境伯の娘である彼女の元に辺境伯の敷地内にある離れに住んでいたジャン・ボクスがやって来る。
ドレスは淑女の鎧、扇子は盾、言葉を剣にして。正々堂々と迎え入れて差し上げましょう。
妊娠した愛人を連れて私に会いに来た、無法者をね。
本編九話+オマケで完結します。*2021/06/30一部内容変更あり。カクヨム様でも投稿しています。
随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
幼女からスタートした侯爵令嬢は騎士団参謀に溺愛される~神獣は私を選んだようです~
桜もふ
恋愛
家族を事故で亡くしたルルナ・エメルロ侯爵令嬢は男爵家である叔父家族に引き取られたが、何をするにも平手打ちやムチ打ち、物を投げつけられる暴力・暴言の【虐待】だ。衣服も与えて貰えず、食事は食べ残しの少ないスープと一欠片のパンだけだった。私の味方はお兄様の従魔であった女神様の眷属の【マロン】だけだが、そのマロンは私の従魔に。
そして5歳になり、スキル鑑定でゴミ以下のスキルだと判断された私は王宮の広間で大勢の貴族連中に笑われ罵倒の嵐の中、男爵家の叔父夫婦に【侯爵家】を乗っ取られ私は、縁切りされ平民へと堕とされた。
頭空っぽアホ第2王子には婚約破棄された挙句に、国王に【無一文】で国外追放を命じられ、放り出された後、頭を打った衝撃で前世(地球)の記憶が蘇り【賢者】【草集め】【特殊想像生成】のスキルを使い国境を目指すが、ある日たどり着いた街で、優しい人達に出会い。ギルマスの養女になり、私が3人組に誘拐された時に神獣のスオウに再開することに! そして、今日も周りのみんなから溺愛されながら、日銭を稼ぐ為に頑張ります!
エメルロ一族には重大な秘密があり……。
そして、隣国の騎士団参謀(元ローバル国の第1王子)との甘々な恋愛は至福のひとときなのです。ギルマス(パパ)に邪魔されながら楽しい日々を過ごします。
結婚した次の日に同盟国の人質にされました!
だるま
恋愛
公爵令嬢のジル・フォン・シュタウフェンベルクは自国の大公と結婚式を上げ、正妃として迎えられる。
しかしその結婚は罠で、式の次の日に同盟国に人質として差し出される事になってしまった。
ジルを追い払った後、女遊びを楽しむ大公の様子を伝え聞き、屈辱に耐える彼女の身にさらなる災厄が降りかかる。
同盟国ブラウベルクが、大公との離縁と、サイコパス気味のブラウベルク皇子との再婚を求めてきたのだ。
ジルは拒絶しつつも、彼がただの性格地雷ではないと気づき、交流を深めていく。
小説家になろう実績
2019/3/17 異世界恋愛 日間ランキング6位になりました。
2019/3/17 総合 日間ランキング26位になりました。皆様本当にありがとうございます。
本作の無断転載・加工は固く禁じております。
Reproduction is prohibited.
禁止私自轉載、加工
복제 금지.
浮気くらいで騒ぐなとおっしゃるなら、そのとおり従ってあげましょう。
Hibah
恋愛
私の夫エルキュールは、王位継承権がある王子ではないものの、その勇敢さと知性で知られた高貴な男性でした。貴族社会では珍しいことに、私たちは婚約の段階で互いに恋に落ち、幸せな結婚生活へと進みました。しかし、ある日を境に、夫は私以外の女性を部屋に連れ込むようになります。そして「男なら誰でもやっている」と、浮気を肯定し、開き直ってしまいます。私は夫のその態度に心から苦しみました。夫を愛していないわけではなく、愛し続けているからこそ、辛いのです。しかし、夫は変わってしまいました。もうどうしようもないので、私も変わることにします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる