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第3章
第13話
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第13話
ガメニとダンジョンに入ってしばらく進んでいるが、中々次の階層に行けないでいた。
その理由が魔物の数だ。
最初に出てきた黄金鴉はその後も何度か出てきて、頭以外の胴体を突くと砂にならずに、そのまま残ったり、クチバシを刀で切り取り頭を突けば、金のクチバシだけが残るといった面白い結果となった。
他には翼だけを切り取り胴体を突けば、翼のみクチバシ同様に金の翼が残ると、色々試す事をやりまくると、頭は元からだが、胴体を即死させるくらいの攻撃を加えると崩れるってのが分かった。
なるべく即死させない様にして狩ってはI.Bに入れまくってると、ようやくガメニに俺が見えないマジックバックのような物を持ってる事が分かったようだ。
「なぁ、ミーツさん、そのマジックバックは何が入っているんだ?食い物とか入ってないか?入っていたら分けてくれないか?」
「あぁいいよ。何が良い?海鮮系?それとも牛魔のお肉系?野菜?」
「え、本当に何が入ってんだよ!
でも食えるなら何でも良い!後ででもいいから、上で休んでる奴等にも食わせてくれよ」
ガメニは本当に良い奴だな。
思わず撫でてしまいたくなったが、見た目ニックと同じくらいの年頃だけど、中性的な顔立ちだ。
男だろうけど、女性にも見える。
でも、口の悪さと俺って言っているし、男だろう、撫でると気持ち悪がれるだろうと思って止めた。
「良いよ。とりあえずはガメニが食いな?」
俺は海鮮系として、クラブフィッシュと人参にジャガイモを焼いてあげる事にしたが、クラブフィッシュを取り出した瞬間に黄金鴉に掻っ攫われてしまった。
俺たちから離れた場所で、複数の黄金鴉にグチャグチャに食われている。
「あぁ!オレのが~、チクショウ!
絶対許さねぇ!ミーツさん、早くあいつらをやっちまおうぜ」
「良いけど、まだあるし今度はセーフティゾーンで再度出してやるよ」
「クッ!ならまた上にあがるか、最深部にしか行くしか無いじゃないか」
「そうなのか?このダンジョンは、どの位の階層で成り立っているんだ?」
「今の所、オレたちが一番潜ってる階層は地下六階まで確認されているぜ。
まだ先もあるかもしれねぇけど、六階層の敵が手強いから、ボスまで挑戦できねぇってのもあって中々攻略できねぇんだ。
そして、このダンジョンで手に入れた金や価値のあるアイテムは、城の奴等に没収されてしまうから、中々強くもなれねぇんだ」
成る程な、だから価値のあるダンジョンを兵士を使わずに、地下牢に幽閉している冒険者を使っているのか、ダンジョン慣れしているだろうし丁度良いと思ったんだろうな。
もしかしたら、こういった事を無理矢理させる為にシルビアさんは虚言を吐いて、冒険者達を陥れて行っているのかも知れない。
おっと、クラブフィッシュを食べ終わった黄金鴉が襲い掛かって来た。
考えるのは、また後で考える事にして目の前の黄金鴉達を殲滅するべく、槍から刀に持ち替えて構えた。
「ガメニ、食い終わった黄金鴉達が来るぞ!警戒しろ」
「大丈夫だ。見てるよ!
ミーツさんこそ、大丈夫なのか?」
ガメニの言う事に無言で頷き、見た感じ五匹の黄金鴉がクチバシを前に突っ込んで来た。
俺はそれに逸早く反応して、突っ込んで来た黄金鴉を次々に刀で斬って行った。
ガメニの方を見ると、ガメニも難なく盾で防いでは斬るといった行動を取り、あっと言う間に戦闘が終わった。
まぁ、まだ第一階層だし、これ位はやれないと先に行けないよな。
そして、複数の黄金鴉を殲滅させた俺たちは、次に進むべく通路を歩いていると、目の前に大きな下に降りられる階段に行き当たった。
「これで第一階層が終わりだぜ」
「え?これで一階層が終わりなのか?
黄金鴉しか出てないし、一直線だったじゃないか!」
「そんな事をオレに言われても…」
確かに、ガメニに言っても仕方ないし、これがこのダンジョンの一階層だと、諦めて先に進む事にしよう。
二階層三階層を期待して行こう。
ガメニとダンジョンに入ってしばらく進んでいるが、中々次の階層に行けないでいた。
その理由が魔物の数だ。
最初に出てきた黄金鴉はその後も何度か出てきて、頭以外の胴体を突くと砂にならずに、そのまま残ったり、クチバシを刀で切り取り頭を突けば、金のクチバシだけが残るといった面白い結果となった。
他には翼だけを切り取り胴体を突けば、翼のみクチバシ同様に金の翼が残ると、色々試す事をやりまくると、頭は元からだが、胴体を即死させるくらいの攻撃を加えると崩れるってのが分かった。
なるべく即死させない様にして狩ってはI.Bに入れまくってると、ようやくガメニに俺が見えないマジックバックのような物を持ってる事が分かったようだ。
「なぁ、ミーツさん、そのマジックバックは何が入っているんだ?食い物とか入ってないか?入っていたら分けてくれないか?」
「あぁいいよ。何が良い?海鮮系?それとも牛魔のお肉系?野菜?」
「え、本当に何が入ってんだよ!
でも食えるなら何でも良い!後ででもいいから、上で休んでる奴等にも食わせてくれよ」
ガメニは本当に良い奴だな。
思わず撫でてしまいたくなったが、見た目ニックと同じくらいの年頃だけど、中性的な顔立ちだ。
男だろうけど、女性にも見える。
でも、口の悪さと俺って言っているし、男だろう、撫でると気持ち悪がれるだろうと思って止めた。
「良いよ。とりあえずはガメニが食いな?」
俺は海鮮系として、クラブフィッシュと人参にジャガイモを焼いてあげる事にしたが、クラブフィッシュを取り出した瞬間に黄金鴉に掻っ攫われてしまった。
俺たちから離れた場所で、複数の黄金鴉にグチャグチャに食われている。
「あぁ!オレのが~、チクショウ!
絶対許さねぇ!ミーツさん、早くあいつらをやっちまおうぜ」
「良いけど、まだあるし今度はセーフティゾーンで再度出してやるよ」
「クッ!ならまた上にあがるか、最深部にしか行くしか無いじゃないか」
「そうなのか?このダンジョンは、どの位の階層で成り立っているんだ?」
「今の所、オレたちが一番潜ってる階層は地下六階まで確認されているぜ。
まだ先もあるかもしれねぇけど、六階層の敵が手強いから、ボスまで挑戦できねぇってのもあって中々攻略できねぇんだ。
そして、このダンジョンで手に入れた金や価値のあるアイテムは、城の奴等に没収されてしまうから、中々強くもなれねぇんだ」
成る程な、だから価値のあるダンジョンを兵士を使わずに、地下牢に幽閉している冒険者を使っているのか、ダンジョン慣れしているだろうし丁度良いと思ったんだろうな。
もしかしたら、こういった事を無理矢理させる為にシルビアさんは虚言を吐いて、冒険者達を陥れて行っているのかも知れない。
おっと、クラブフィッシュを食べ終わった黄金鴉が襲い掛かって来た。
考えるのは、また後で考える事にして目の前の黄金鴉達を殲滅するべく、槍から刀に持ち替えて構えた。
「ガメニ、食い終わった黄金鴉達が来るぞ!警戒しろ」
「大丈夫だ。見てるよ!
ミーツさんこそ、大丈夫なのか?」
ガメニの言う事に無言で頷き、見た感じ五匹の黄金鴉がクチバシを前に突っ込んで来た。
俺はそれに逸早く反応して、突っ込んで来た黄金鴉を次々に刀で斬って行った。
ガメニの方を見ると、ガメニも難なく盾で防いでは斬るといった行動を取り、あっと言う間に戦闘が終わった。
まぁ、まだ第一階層だし、これ位はやれないと先に行けないよな。
そして、複数の黄金鴉を殲滅させた俺たちは、次に進むべく通路を歩いていると、目の前に大きな下に降りられる階段に行き当たった。
「これで第一階層が終わりだぜ」
「え?これで一階層が終わりなのか?
黄金鴉しか出てないし、一直線だったじゃないか!」
「そんな事をオレに言われても…」
確かに、ガメニに言っても仕方ないし、これがこのダンジョンの一階層だと、諦めて先に進む事にしよう。
二階層三階層を期待して行こう。
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