9 / 35
1章 異世界転移編
9話 魔法と世界
しおりを挟む
先程まで見えていた過去の映像が消え、ショウトの見る世界が黒に染まった。
しかし、ショウトは瞼を上げず、ただ、ひたすら思案していた。
――母さん……。
映像の消える直前、最後に見た母の笑顔が脳裏に焼き付いて離れない。
あの笑顔を奪ったのは自分。野球を辞めてからは心配ばかりかけてきたに違いない。そう思うと胸が張り裂けそうだった。
さらに、今朝、怒鳴り付けた自分の行動もその気持ちを増幅させる。すると、
「どうだい? これでわかっただろう」
サイクルの声がショウトを引き戻した。
その声に釣られるように瞼を上げる。
すると、目の前にはサイクルが腰に手を当て自信ありげ立っていた。
「……あぁ、確かにオレがショウト号と言ったことは分かった。だけど、それとお前は何の関係もないだろ」
ショウトは一瞬言葉に詰まったが、感情を隠すようにサイクルに言葉を返した。
しかし、サイクルはそんなショウトの様子を気に止めることもなく、お構いなしに口を開く。
「君は本当に頭が悪いね。さっきも言っただろ? 僕の記憶を見せるって。つまり、さっき君が見たのは僕が見ていた景色だよ」
判断力には自信があったが、イレギュラー過ぎて頭がついていかない。
それを聞いても、やはり腑に落ちなかった。なぜなら先程の映像は空を飛んでいたからだ。それなのに今、目の前に居るサイクルはしっかりと地に足をつけ立っている。
ショウトが、それについて質問しようとしたその時だった、サイクルは耳をピクッと動かし、真剣な表情になると、どこからともなく眼鏡を取り出す。それを直ぐ様掛け、突然辺りを見回した。その顔は何かを警戒しているようにも見える。その動きにショウトは言葉を飲み込んだ。
しかし、その表情は直ぐに身を潜めた。何もなかったかのように、サイクルはショウトの方を真っ直ぐ向くとニッコリ笑って口を開いた。
「今から僕が説明する事を良く聞いてね。ここから先は真剣な話になるから、茶化さないでおくれよ。あ、ただ質問は受け付けるからね。あと、メモを取るのは自由だから。それじゃあ始めるよ」
サイクルはあたかも授業をする先生のように得意気に語りだす。
その光景に、ショウトはすかさず手をあげた。
「はい、質問」
あまりの質問の早さにサイクルは呆れたのか不機嫌そうに強い口調で答える。
「次はなに?」
「もうそれ茶化してくれと言ってるような言い方だぞ。それと、さっきその眼鏡どこから出した?」
ショウトがそう質問したのには訳があっま。まず、ショウトは紙やペンを持っていないのだ。それは絶対にサイクルも分かっての事。更に眼鏡、どこから出したのか全く理解出来ない。
「そうかなぁ? まぁいいや。これね。それはこれだよ」
サイクルは手を胸の辺りにかざす。するとポンッという音と共に手のひらに鉛筆とメモ帳が現れた。
「これは、バックパック。僕の得意魔法さ」
バックパックとは、異空間に物を保管することの出来る便利な魔法だ。しかし、取り出せるのは『自分』が手に触れ、しまった物だけである。
「バックパック? 魔法? そんな技術この世に存在するわけないだろ。アニメじゃないだぜ?」
「そんな事はないよ。現に僕はそれを使えるし、それにここは君の居た世界じゃない。繋がってはいるみたいだけど、まったくの別物。君たちの知ってる言い方だと異世界とでも言った方がしっくりくるかもね。あと、君にだって魔法の力はある。ただ、君の場合は少し……、いや、かなり特殊だけどね」
サイクルはそう言うと、ダムが決壊したかのように次々とこの世界と魔法について語りだした。それはショウトが質問するのを防ぐかのように凄まじい勢いだった。
まず、この世界についてだった。
この世界はショウト目線で言うのであれば、現実世界と異なる世界。つまり異世界ということだ。
この世界では、魔法が一般的に知られており、その影響なのか様々な種族がいるらしい。
身体は弱いが魔力が高く、豊富な知識を持つエルフ。身体能力は高いが血の気の多い獣人(ビースト)。知恵があり、物を作り出す技術が高い人間(ヒューマ)。その他に混合種でハーフエルフがいるらしいが、珍しいらしくサイクルも実際に見たことはないそうだ。
更に分かった事は、元々サイクルはこちらの世界に居たらしい。
逆にショウトの居た世界がサイクルにとっては異世界だったようだ。
しかし、サイクル自身も記憶が曖昧でなぜ別世界のあそこを漂って居たのか覚えておらず、それどころか、こちらの世界でもどこで、どのように生活していたか覚えていなかった。当の本人はあまり気にして居ないようだが……。
次に魔法についてだった。
魔法は、マナという自らの体内に持つエネルギーを消費して使用する方法と、大気中のマナを集めて使用する方法があるようだ。
ショウトの居た世界でも一応は使用する事は可能らしいのだが、あちらは大気中のマナが極端に少なく、使用したとしてもその後回復させるのは、まず不可能ということだ。
魔法を使う力はこちらの人たちだけでなく、ショウトの居た世界の人間も持っているようだ。ただ、身体の作りが違い、ショウトの居た世界の人間には妨害があり、体内のマナを排出することが出来ないらしい。
だが、ごく稀にその力が漏れ出す者もいるそうだ。
その者たちに共通して言えることは、周りよりも身体能力が高いらしい。
例えば、身体の割には力が強かったり、跳躍力があったり、知能が高かったり、記憶力が高かったりと様々だ。火事場の馬鹿力も同じ原理のようだ。
さらに、魔法には種類があるらしい、一つはサイクルが得意とする補助系魔法、それと対象を攻撃する攻撃魔法、そして対象を回復、解毒などをする治癒魔法。
各魔法の中にも様々な分類があるらしいのだが、数が多すぎるからとサイクルは説明をしなかった。
そして、ショウトの事だ。
ショウトには特別な力があるらしい。
サイクルが言うには、どの種類にも属さない忘れらさられた魔法のようなもの? だと。
効果は『物に霊を宿らせる』または『物の精霊を呼び起こす』的な感じ……らしい。
ただ、その力は右手でしか使用する事が出来ないようだ。
元々ショウトにはその力があったらしいのだが、やはり何か妨害があり使うことが出来ない状態だった。
しかし、その力は完全には抑えきれていなかったらしく、たまたま? 近くを浮遊していたサイクルを自転車に憑依させてしまった、つまり付喪神としてあちらの世界で存在を安定させたということだそうだ。だが、やはりあちらはマナが少ないということもあり、本来の姿を体現するまでは出来なかったようだ。
更にその力はここ一年で強くなっていたらしい。そのせいで今まで聞こえなかった声が聞こえるようになっていたようだ。
おそらく怪我が原因で妨害、つまりリミッターが解除されたのではないかとサイクルは言っていた。
最後はあの『例の本』の事だった。
あの本はこちらの禁書だった。国が管理する図書館の立ち入り禁止区域の更に奥、封印区域に保管されていたらしいのだが、なぜか分からないがショウトの居た世界にあったらしい。
サイクル自身も見たのは初めてで効果は分かっていなかった。
推測でしかないがショウトの力に呼応するかのように術が発動したということ。
今の状況からして、おそらく異空間移動の魔導書か何かだとは思うけど……。だと。
「何となく分かった。つまりオレは、死んるんじゃなくて、魔法の使える異世界に飛ばされたってことだな?」
「そうだよ。そして特別な力があるってこと。そこが一番重要だからね」
そして、サイクルはまた辺りを見回し、何かを確認すると、ショウトの方を見てニヤリと笑ってこう言った。
「さて、それじゃあ使い方を練習してみようか! さっきから周りを彷徨いている奴もいるみたいだしね!」
その言葉を聞いたショウトは状況を確認する為、座り続けて少し痛みのあるお尻を地面から放し、立ち上がった。
「まじかよ……」
ショウトの目に映ったのは、犬よりも一回り大きい赤毛の狼のような獣だった。
「大丈夫! 相手は草原ウルフ。そんなに強くはないよ! さぁショウト! 戦闘開始だ!」
サイクルは笑顔でそう言っていたが、ショウトは初めて見る獣の姿に頭の中が真っ白になるのだった。
しかし、ショウトは瞼を上げず、ただ、ひたすら思案していた。
――母さん……。
映像の消える直前、最後に見た母の笑顔が脳裏に焼き付いて離れない。
あの笑顔を奪ったのは自分。野球を辞めてからは心配ばかりかけてきたに違いない。そう思うと胸が張り裂けそうだった。
さらに、今朝、怒鳴り付けた自分の行動もその気持ちを増幅させる。すると、
「どうだい? これでわかっただろう」
サイクルの声がショウトを引き戻した。
その声に釣られるように瞼を上げる。
すると、目の前にはサイクルが腰に手を当て自信ありげ立っていた。
「……あぁ、確かにオレがショウト号と言ったことは分かった。だけど、それとお前は何の関係もないだろ」
ショウトは一瞬言葉に詰まったが、感情を隠すようにサイクルに言葉を返した。
しかし、サイクルはそんなショウトの様子を気に止めることもなく、お構いなしに口を開く。
「君は本当に頭が悪いね。さっきも言っただろ? 僕の記憶を見せるって。つまり、さっき君が見たのは僕が見ていた景色だよ」
判断力には自信があったが、イレギュラー過ぎて頭がついていかない。
それを聞いても、やはり腑に落ちなかった。なぜなら先程の映像は空を飛んでいたからだ。それなのに今、目の前に居るサイクルはしっかりと地に足をつけ立っている。
ショウトが、それについて質問しようとしたその時だった、サイクルは耳をピクッと動かし、真剣な表情になると、どこからともなく眼鏡を取り出す。それを直ぐ様掛け、突然辺りを見回した。その顔は何かを警戒しているようにも見える。その動きにショウトは言葉を飲み込んだ。
しかし、その表情は直ぐに身を潜めた。何もなかったかのように、サイクルはショウトの方を真っ直ぐ向くとニッコリ笑って口を開いた。
「今から僕が説明する事を良く聞いてね。ここから先は真剣な話になるから、茶化さないでおくれよ。あ、ただ質問は受け付けるからね。あと、メモを取るのは自由だから。それじゃあ始めるよ」
サイクルはあたかも授業をする先生のように得意気に語りだす。
その光景に、ショウトはすかさず手をあげた。
「はい、質問」
あまりの質問の早さにサイクルは呆れたのか不機嫌そうに強い口調で答える。
「次はなに?」
「もうそれ茶化してくれと言ってるような言い方だぞ。それと、さっきその眼鏡どこから出した?」
ショウトがそう質問したのには訳があっま。まず、ショウトは紙やペンを持っていないのだ。それは絶対にサイクルも分かっての事。更に眼鏡、どこから出したのか全く理解出来ない。
「そうかなぁ? まぁいいや。これね。それはこれだよ」
サイクルは手を胸の辺りにかざす。するとポンッという音と共に手のひらに鉛筆とメモ帳が現れた。
「これは、バックパック。僕の得意魔法さ」
バックパックとは、異空間に物を保管することの出来る便利な魔法だ。しかし、取り出せるのは『自分』が手に触れ、しまった物だけである。
「バックパック? 魔法? そんな技術この世に存在するわけないだろ。アニメじゃないだぜ?」
「そんな事はないよ。現に僕はそれを使えるし、それにここは君の居た世界じゃない。繋がってはいるみたいだけど、まったくの別物。君たちの知ってる言い方だと異世界とでも言った方がしっくりくるかもね。あと、君にだって魔法の力はある。ただ、君の場合は少し……、いや、かなり特殊だけどね」
サイクルはそう言うと、ダムが決壊したかのように次々とこの世界と魔法について語りだした。それはショウトが質問するのを防ぐかのように凄まじい勢いだった。
まず、この世界についてだった。
この世界はショウト目線で言うのであれば、現実世界と異なる世界。つまり異世界ということだ。
この世界では、魔法が一般的に知られており、その影響なのか様々な種族がいるらしい。
身体は弱いが魔力が高く、豊富な知識を持つエルフ。身体能力は高いが血の気の多い獣人(ビースト)。知恵があり、物を作り出す技術が高い人間(ヒューマ)。その他に混合種でハーフエルフがいるらしいが、珍しいらしくサイクルも実際に見たことはないそうだ。
更に分かった事は、元々サイクルはこちらの世界に居たらしい。
逆にショウトの居た世界がサイクルにとっては異世界だったようだ。
しかし、サイクル自身も記憶が曖昧でなぜ別世界のあそこを漂って居たのか覚えておらず、それどころか、こちらの世界でもどこで、どのように生活していたか覚えていなかった。当の本人はあまり気にして居ないようだが……。
次に魔法についてだった。
魔法は、マナという自らの体内に持つエネルギーを消費して使用する方法と、大気中のマナを集めて使用する方法があるようだ。
ショウトの居た世界でも一応は使用する事は可能らしいのだが、あちらは大気中のマナが極端に少なく、使用したとしてもその後回復させるのは、まず不可能ということだ。
魔法を使う力はこちらの人たちだけでなく、ショウトの居た世界の人間も持っているようだ。ただ、身体の作りが違い、ショウトの居た世界の人間には妨害があり、体内のマナを排出することが出来ないらしい。
だが、ごく稀にその力が漏れ出す者もいるそうだ。
その者たちに共通して言えることは、周りよりも身体能力が高いらしい。
例えば、身体の割には力が強かったり、跳躍力があったり、知能が高かったり、記憶力が高かったりと様々だ。火事場の馬鹿力も同じ原理のようだ。
さらに、魔法には種類があるらしい、一つはサイクルが得意とする補助系魔法、それと対象を攻撃する攻撃魔法、そして対象を回復、解毒などをする治癒魔法。
各魔法の中にも様々な分類があるらしいのだが、数が多すぎるからとサイクルは説明をしなかった。
そして、ショウトの事だ。
ショウトには特別な力があるらしい。
サイクルが言うには、どの種類にも属さない忘れらさられた魔法のようなもの? だと。
効果は『物に霊を宿らせる』または『物の精霊を呼び起こす』的な感じ……らしい。
ただ、その力は右手でしか使用する事が出来ないようだ。
元々ショウトにはその力があったらしいのだが、やはり何か妨害があり使うことが出来ない状態だった。
しかし、その力は完全には抑えきれていなかったらしく、たまたま? 近くを浮遊していたサイクルを自転車に憑依させてしまった、つまり付喪神としてあちらの世界で存在を安定させたということだそうだ。だが、やはりあちらはマナが少ないということもあり、本来の姿を体現するまでは出来なかったようだ。
更にその力はここ一年で強くなっていたらしい。そのせいで今まで聞こえなかった声が聞こえるようになっていたようだ。
おそらく怪我が原因で妨害、つまりリミッターが解除されたのではないかとサイクルは言っていた。
最後はあの『例の本』の事だった。
あの本はこちらの禁書だった。国が管理する図書館の立ち入り禁止区域の更に奥、封印区域に保管されていたらしいのだが、なぜか分からないがショウトの居た世界にあったらしい。
サイクル自身も見たのは初めてで効果は分かっていなかった。
推測でしかないがショウトの力に呼応するかのように術が発動したということ。
今の状況からして、おそらく異空間移動の魔導書か何かだとは思うけど……。だと。
「何となく分かった。つまりオレは、死んるんじゃなくて、魔法の使える異世界に飛ばされたってことだな?」
「そうだよ。そして特別な力があるってこと。そこが一番重要だからね」
そして、サイクルはまた辺りを見回し、何かを確認すると、ショウトの方を見てニヤリと笑ってこう言った。
「さて、それじゃあ使い方を練習してみようか! さっきから周りを彷徨いている奴もいるみたいだしね!」
その言葉を聞いたショウトは状況を確認する為、座り続けて少し痛みのあるお尻を地面から放し、立ち上がった。
「まじかよ……」
ショウトの目に映ったのは、犬よりも一回り大きい赤毛の狼のような獣だった。
「大丈夫! 相手は草原ウルフ。そんなに強くはないよ! さぁショウト! 戦闘開始だ!」
サイクルは笑顔でそう言っていたが、ショウトは初めて見る獣の姿に頭の中が真っ白になるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
無属性魔法使いの下剋上~現代日本の知識を持つ魔導書と契約したら、俺だけが使える「科学魔法」で学園の英雄に成り上がりました~
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は今日から、俺の主(マスター)だ」――魔力を持たない“無能”と蔑まれる落ちこぼれ貴族、ユキナリ。彼が手にした一冊の古びた魔導書。そこに宿っていたのは、異世界日本の知識を持つ生意気な魂、カイだった!
「俺の知識とお前の魔力があれば、最強だって夢じゃない」
主従契約から始まる、二人の秘密の特訓。科学的知識で魔法の常識を覆し、落ちこぼれが天才たちに成り上がる! 無自覚に甘い主従関係と、胸がすくような下剋上劇が今、幕を開ける!
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる