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灼熱の太陽 編
第44話 私だって
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「俺は.......人間の醜い姿を何度も見てきた。もうそろそろ審判を下した方がいいらしい。君もそうは思わないか?」
チュン!チュン!
「はぁ~あ~......もう朝~?」
私は窓の方を見つめた。スズメ?が木の枝に止まっている.....可愛い。でも起きあがろうとは思わない。このまま布団の中で暮らしていたいなー。
トントン
誰かが私の部屋のドアを叩く。もう少し.......もう少し。
トントン!
どうやらそうは言ってられないらしい。ドアを叩く速さと強さが増していく。私は布団から起き上がり髪の毛を触りながらドアの方へと向かう。
「寝癖すごーい.....あとで直さなきゃ....。」
ガチャ
「はーい...誰ですか?」
「おはようございますサナ。」
そこにいたのはスララだった。まだ朝の7時だっていうのにどうして来たんだろう?
「はい、どうぞ一応渡しておきますね。」
スララはコートのポケットから何か取り出して私に手渡す。ずっしりと重い感触.....これはまさか!!
「頼まれていたパワーアップアイテムです。最終調整は終わりました、あとは貴方が使うだけです。」
「待ちに待ったパワーアップアイテムだーー!!」
喜びのあまり大声を出してしまう。朝だっていうのにね!これで私もリオ君みたいにパワーアップ!
そうだ私はずっと憧れていた!リオ君がスピカの街でパワーアップしたあの日から!羨ましくて仕方なかった!
パワーアップアイテムをくまなく見つめた。そのアイテムには深い緑色の狼が描かれている。赤い瞳で銃を武装している。
「これはなんだろう?レバー?」
「はい、そのレバーをベルトに装填した後に引っ張っていただけたら.......変身が可能.......って何してるんですか?」
「今から変身しようと..........。」
「ダメに決まっています。」
私がボタンを押す直前にスララに止められてしまった。ちぇーー
「あれ?サナさん今日はやけに機嫌がいいですね?」
服を着替え、屋敷の大きな部屋で朝食を食べているとリオ君が笑顔でそう聞いてきた。
「そうなんだよ♪じゃじゃーん!パワーアップアイテムぅ~!」
「それがパワーアップアイテムですか?」
2人が目をキラキラと輝かせながら私が持っているパワーアップアイテムを見つめる。やっぱり男の子はこういうの好きだよねー♪私も好きなんだけどね!
「もぐもぐ......もぐもぐ.....。」
スララはこちらをじーーっと見つめながら朝食を食べている。
「あ.....。」
スララとの約束
その1!無闇に人に見せない
その2!敵との戦闘目的以外で使用しない
その3!洗濯の時は壊れる可能性がある為必ず入れっぱなしにしてないか確認する。
その4!失くさない
これを守れない場合、1日没収します。
「大丈夫!約束はちゃんと守るよ!」
「じーーーーーっ。」
「本当ですか?あまり信じられません。」みたいな目でずっと睨んでる!怖い!そんな怖い顔してるとせっかくの可愛い顔が台無しだよ!
「そっそれじゃ私は朝食食べ終わったしお散歩行ってきます!」
私は勢いよく立ち上がる.....その時だ!
ビリリッ!
「痛ッ!!」
ご飯を食べている間正座をしていたせいで足が痺れる。そのせいで私は大勢を崩してしまい。背中から倒れてしまう。
ガツッ!!
そこで私の意識は途絶える。
この時、私は夢を見ていた。昔の思い出の夢..........。
高校生の頃の私は友達と2人で映画を観に行っていた。
「いやーーー最高だったね仮面バトラーシンカ ラスト・エボリューション!」
ショートボブのこの子の名前は......あれ?なんでだろ思い出せない。
「まさかラストで主人公が暴走してヒロインを殺しかけたタイミングでヒロインが流した涙と仲間と市民の願いが一つになって映画限定フォームのアイテムに変化するとは....しかもそれで変身した姿が1話でヒロインの描いた理想のヒーローそっくりだなんて!エモエモのエモだね!」
彼女とは高校の入学式で出会った。私の親友.....もう1人いるんだけど今日はインフルエンザで来れなかったんだよね。あとでお土産買おうっと.......。
「これはプレミアムナンダイで買うの必須でしょ!私のお財布持ってくれぇー!そうだ!映画限定グッズ買っていい?」
「うん!いいよ!買いに行こ行こ!」
映画は正直言って泣いた。最初はテレビの方を無理やり見せられていたが内心で話が進むに連れて楽しみになっている自分がいた。
私達は映画のグッズを売っているコーナーにやってきた。
「うわー!!ヒロインのぬいぐるみがあるよー!しかも主人公とセットだって!可愛いなぁぁぁぁ!このキーホルダーも最高!」
「ねぇ......。」
私は彼女に質問してみる事にした。
「どうしたの?」
「なんで主人公達は傷ついてまで強くなりたいの?」
この時の私は受験シーズンでプレッシャーで心が押しつぶされそうになっていた。無理して人前では元気なフリを頑張った。
「貴方は気楽そうでいいね。」
クラスメイトの言葉がプレッシャーの上から重くのしかかる。この人達は私の何を知っているのだろう?そう思っていた........。
「うーーん....難しい質問だね....。」
彼女は考え事をするかのように瞳を閉じる。やはり質問しなかった方が良かったのだろう。
「無理して答えなくてもいいんだよ?」
「待って!すぐ答え出すから.......「誰かを守る為」かな?」
「え?」
「私はいろんな特撮ヒーローを見てきた!ヒーローには必ず守るべき者があって正義がある。人を守る為には今よりも強い自分に「変身」する必要がある。私達は彼らが決めた物語の結末をテレビから視聴する事しかできないの。」
「..........。」
「そっそろそろお会計にしようか!」
彼女はそう言うとレジの方へと行ってしまった。あぁ、また友達を困らせてしまった。変わりたいな........こんな自分から。
そして受験が終わり、プレッシャーから解放された私は元の明るい自分に戻れた。
でもあの時の答えはまだ見つけられないでいた。そういえば映画館の帰り道で彼女から仮面バトラーのキーホルダーを貰った。あれは.......どこへ仕舞ってしまったんだろう。
「はっ!!」
目覚めると横になっていた私をうちわで仰ぎながらスララが心配そうな顔で見つめていた。
「おはようございますサナ....ケガはありませんか?」
「うっうん....大丈夫だよ。」
私は枕のようなものの上に頭を置いていた。こっこれはまさか..........。
「目が覚めたんですから早く私の膝から頭を.........。」
やっぱり!この普通の枕とは違う感触!スララの膝枕だぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁ!!幸せだぁあぁぁぁぁぁぁあ!
心の中で叫び続ける。
「もっもう少しこのままで.......。」
「ダメです。」
「はい......。」
一方その頃 森の外では
ラグル族のモーゼはまたエルフの森のバリアの前に立っていた。
「やっぱりラグル族の僕じゃ入れないか........。ノワ君はどっか行っちゃうし.......しょうがない他の子を出すか。」
そう言うと彼はため息をつきながらカードを一枚取り出し、杖で出現した魔法陣の中にカードを放り込む。
「さぁ来て!」
ニードル!!
魔法陣が光だし中から1匹のモンスターが現れる。身体中に薔薇のツルのようなもので覆われた細身のモンスター。
「あらモーゼ様!お会いできて光栄ですわ!」
「久しぶりだねイバラちゃん。早速だけどエルフの森に侵入して..........。」
「おいお前達そこで何をしている!!」
モーゼとイバラという女性のモンスターが振り返ると10人ほどのエルフの女性達が武器を構えていた。「守人」達だ。
「あら、早速バレちゃった?」
「ここは私にお任せくださいモーゼ様。ちょうど午後の運動をしたかったところですわ。」
「そう?じゃあ任せたよ。」
そう言うとモーゼは魔法陣の中へ姿を消した。
「お前....人間じゃないな?モンスターか!!」
「はぁ~?今私の事をモンスターって.....聞き捨てなりませんわ!」
イバラというモンスターはバラのツルのようなムチを取り出すと地面に思いっきり叩きつける。それと同時に何人かの守人達がイバラに向かって走り出す。
「森の精霊達よ.......グハァ!!」
詠唱をしようとした瞬間に数人の守人達の首にバラのツルが絡みつき、首を絞め始める。締める強さが強くなるほど喉の奥にトゲが刺さっていく。
「ガッ............ガッ.............。」
叫び声をあげようとしても声がもう出ない。叫び声にならない叫びとはまさにこの事だろう。喉元から血がドプドプと溢れ出る。
「ヒッ!!はっ早くこの事をエレア様達に!!」
森人の女性達は生まれたての子鹿のように震える足を無理やり動かして森に逃げようとする。
「あら?帰っちゃうの?残念ね.....まだ私のパーティーは始まったばかりなのに......。」
ズバッ!グッチャグッチグチャ!
「森がどんどん赤くなっていきますわ....オッホホホホホ!!!」
おまけコーナー
ジェネシスの正座耐久ランキング!
一位 サファイアちゃん
二位 リオ君
三位 メガネ君
四位 サナさん
キャラ全員で考えると......TOP3は!
一位 ジャッジメント
二位 マサムネくん
三位 ゾロ
正座が苦手ランキング
一位 ヴァルキル君
二位 アーサー
三位 サナさん
チュン!チュン!
「はぁ~あ~......もう朝~?」
私は窓の方を見つめた。スズメ?が木の枝に止まっている.....可愛い。でも起きあがろうとは思わない。このまま布団の中で暮らしていたいなー。
トントン
誰かが私の部屋のドアを叩く。もう少し.......もう少し。
トントン!
どうやらそうは言ってられないらしい。ドアを叩く速さと強さが増していく。私は布団から起き上がり髪の毛を触りながらドアの方へと向かう。
「寝癖すごーい.....あとで直さなきゃ....。」
ガチャ
「はーい...誰ですか?」
「おはようございますサナ。」
そこにいたのはスララだった。まだ朝の7時だっていうのにどうして来たんだろう?
「はい、どうぞ一応渡しておきますね。」
スララはコートのポケットから何か取り出して私に手渡す。ずっしりと重い感触.....これはまさか!!
「頼まれていたパワーアップアイテムです。最終調整は終わりました、あとは貴方が使うだけです。」
「待ちに待ったパワーアップアイテムだーー!!」
喜びのあまり大声を出してしまう。朝だっていうのにね!これで私もリオ君みたいにパワーアップ!
そうだ私はずっと憧れていた!リオ君がスピカの街でパワーアップしたあの日から!羨ましくて仕方なかった!
パワーアップアイテムをくまなく見つめた。そのアイテムには深い緑色の狼が描かれている。赤い瞳で銃を武装している。
「これはなんだろう?レバー?」
「はい、そのレバーをベルトに装填した後に引っ張っていただけたら.......変身が可能.......って何してるんですか?」
「今から変身しようと..........。」
「ダメに決まっています。」
私がボタンを押す直前にスララに止められてしまった。ちぇーー
「あれ?サナさん今日はやけに機嫌がいいですね?」
服を着替え、屋敷の大きな部屋で朝食を食べているとリオ君が笑顔でそう聞いてきた。
「そうなんだよ♪じゃじゃーん!パワーアップアイテムぅ~!」
「それがパワーアップアイテムですか?」
2人が目をキラキラと輝かせながら私が持っているパワーアップアイテムを見つめる。やっぱり男の子はこういうの好きだよねー♪私も好きなんだけどね!
「もぐもぐ......もぐもぐ.....。」
スララはこちらをじーーっと見つめながら朝食を食べている。
「あ.....。」
スララとの約束
その1!無闇に人に見せない
その2!敵との戦闘目的以外で使用しない
その3!洗濯の時は壊れる可能性がある為必ず入れっぱなしにしてないか確認する。
その4!失くさない
これを守れない場合、1日没収します。
「大丈夫!約束はちゃんと守るよ!」
「じーーーーーっ。」
「本当ですか?あまり信じられません。」みたいな目でずっと睨んでる!怖い!そんな怖い顔してるとせっかくの可愛い顔が台無しだよ!
「そっそれじゃ私は朝食食べ終わったしお散歩行ってきます!」
私は勢いよく立ち上がる.....その時だ!
ビリリッ!
「痛ッ!!」
ご飯を食べている間正座をしていたせいで足が痺れる。そのせいで私は大勢を崩してしまい。背中から倒れてしまう。
ガツッ!!
そこで私の意識は途絶える。
この時、私は夢を見ていた。昔の思い出の夢..........。
高校生の頃の私は友達と2人で映画を観に行っていた。
「いやーーー最高だったね仮面バトラーシンカ ラスト・エボリューション!」
ショートボブのこの子の名前は......あれ?なんでだろ思い出せない。
「まさかラストで主人公が暴走してヒロインを殺しかけたタイミングでヒロインが流した涙と仲間と市民の願いが一つになって映画限定フォームのアイテムに変化するとは....しかもそれで変身した姿が1話でヒロインの描いた理想のヒーローそっくりだなんて!エモエモのエモだね!」
彼女とは高校の入学式で出会った。私の親友.....もう1人いるんだけど今日はインフルエンザで来れなかったんだよね。あとでお土産買おうっと.......。
「これはプレミアムナンダイで買うの必須でしょ!私のお財布持ってくれぇー!そうだ!映画限定グッズ買っていい?」
「うん!いいよ!買いに行こ行こ!」
映画は正直言って泣いた。最初はテレビの方を無理やり見せられていたが内心で話が進むに連れて楽しみになっている自分がいた。
私達は映画のグッズを売っているコーナーにやってきた。
「うわー!!ヒロインのぬいぐるみがあるよー!しかも主人公とセットだって!可愛いなぁぁぁぁ!このキーホルダーも最高!」
「ねぇ......。」
私は彼女に質問してみる事にした。
「どうしたの?」
「なんで主人公達は傷ついてまで強くなりたいの?」
この時の私は受験シーズンでプレッシャーで心が押しつぶされそうになっていた。無理して人前では元気なフリを頑張った。
「貴方は気楽そうでいいね。」
クラスメイトの言葉がプレッシャーの上から重くのしかかる。この人達は私の何を知っているのだろう?そう思っていた........。
「うーーん....難しい質問だね....。」
彼女は考え事をするかのように瞳を閉じる。やはり質問しなかった方が良かったのだろう。
「無理して答えなくてもいいんだよ?」
「待って!すぐ答え出すから.......「誰かを守る為」かな?」
「え?」
「私はいろんな特撮ヒーローを見てきた!ヒーローには必ず守るべき者があって正義がある。人を守る為には今よりも強い自分に「変身」する必要がある。私達は彼らが決めた物語の結末をテレビから視聴する事しかできないの。」
「..........。」
「そっそろそろお会計にしようか!」
彼女はそう言うとレジの方へと行ってしまった。あぁ、また友達を困らせてしまった。変わりたいな........こんな自分から。
そして受験が終わり、プレッシャーから解放された私は元の明るい自分に戻れた。
でもあの時の答えはまだ見つけられないでいた。そういえば映画館の帰り道で彼女から仮面バトラーのキーホルダーを貰った。あれは.......どこへ仕舞ってしまったんだろう。
「はっ!!」
目覚めると横になっていた私をうちわで仰ぎながらスララが心配そうな顔で見つめていた。
「おはようございますサナ....ケガはありませんか?」
「うっうん....大丈夫だよ。」
私は枕のようなものの上に頭を置いていた。こっこれはまさか..........。
「目が覚めたんですから早く私の膝から頭を.........。」
やっぱり!この普通の枕とは違う感触!スララの膝枕だぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁ!!幸せだぁあぁぁぁぁぁぁあ!
心の中で叫び続ける。
「もっもう少しこのままで.......。」
「ダメです。」
「はい......。」
一方その頃 森の外では
ラグル族のモーゼはまたエルフの森のバリアの前に立っていた。
「やっぱりラグル族の僕じゃ入れないか........。ノワ君はどっか行っちゃうし.......しょうがない他の子を出すか。」
そう言うと彼はため息をつきながらカードを一枚取り出し、杖で出現した魔法陣の中にカードを放り込む。
「さぁ来て!」
ニードル!!
魔法陣が光だし中から1匹のモンスターが現れる。身体中に薔薇のツルのようなもので覆われた細身のモンスター。
「あらモーゼ様!お会いできて光栄ですわ!」
「久しぶりだねイバラちゃん。早速だけどエルフの森に侵入して..........。」
「おいお前達そこで何をしている!!」
モーゼとイバラという女性のモンスターが振り返ると10人ほどのエルフの女性達が武器を構えていた。「守人」達だ。
「あら、早速バレちゃった?」
「ここは私にお任せくださいモーゼ様。ちょうど午後の運動をしたかったところですわ。」
「そう?じゃあ任せたよ。」
そう言うとモーゼは魔法陣の中へ姿を消した。
「お前....人間じゃないな?モンスターか!!」
「はぁ~?今私の事をモンスターって.....聞き捨てなりませんわ!」
イバラというモンスターはバラのツルのようなムチを取り出すと地面に思いっきり叩きつける。それと同時に何人かの守人達がイバラに向かって走り出す。
「森の精霊達よ.......グハァ!!」
詠唱をしようとした瞬間に数人の守人達の首にバラのツルが絡みつき、首を絞め始める。締める強さが強くなるほど喉の奥にトゲが刺さっていく。
「ガッ............ガッ.............。」
叫び声をあげようとしても声がもう出ない。叫び声にならない叫びとはまさにこの事だろう。喉元から血がドプドプと溢れ出る。
「ヒッ!!はっ早くこの事をエレア様達に!!」
森人の女性達は生まれたての子鹿のように震える足を無理やり動かして森に逃げようとする。
「あら?帰っちゃうの?残念ね.....まだ私のパーティーは始まったばかりなのに......。」
ズバッ!グッチャグッチグチャ!
「森がどんどん赤くなっていきますわ....オッホホホホホ!!!」
おまけコーナー
ジェネシスの正座耐久ランキング!
一位 サファイアちゃん
二位 リオ君
三位 メガネ君
四位 サナさん
キャラ全員で考えると......TOP3は!
一位 ジャッジメント
二位 マサムネくん
三位 ゾロ
正座が苦手ランキング
一位 ヴァルキル君
二位 アーサー
三位 サナさん
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