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第148話 クリスマスプレゼント②
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駅に駆け込んでいったクリスとケイトを見送り踵を返そうとしたところに。
「アイトー、ちょっと待って」
2人が戻ってきた。
「なんだ?」
2人の手にはスマホが握られていて。
「連絡先交換しようよ。忘れるとこだった」
愛翔は苦笑いをしつつ
「ああ、交換しよう」
メールアドレス、メッセージアプリのID等を交換し
「じゃあ、またね。あたしあきらめないかならね」
「あたしだって」
2人の言葉に愛翔もしかたないとばかりに返す
「わかったわかった。でも無理だと思うよ。じゃ、元気でな」
2人がもう一度駅の雑踏に吸い込まれていくのを確認した愛翔は今度こそ本当に自宅へと足をむけた。
「ただいま」
「おかえりー」
「おかえりなさい」
愛翔が自宅のドアを開けると奥からパタパタとスリッパの足音を響かせ桜と楓が駆け寄ってくる。抱きついてくる2人を抱きしめそれぞれの頬にキスを落とす。
「なんだか……」
愛翔が言いかけてやめる。
「なによ。言いかけてやめるのは無ーし」
桜がかわいらしく頬を膨らませた。その姿に愛翔も照れくさそうに頬を指で掻きながら
「ああ、なんというか。奥さんが2人出迎えてくれたみたいだって思っただけ」
”ふつうは奥さんはひとりなのにな”と照れる愛翔だったけれど。
クリスマスの飾りつけをしたリビングルームを背景に”それだ!!”とばかりに顔を輝かせる桜と楓。
「愛翔それよ」
「愛翔、そうすればいいのよ」
突然叫んだ2人に愛翔が一歩下がり
「な、なんだよいきなり」
「あたしと楓、2人を奥さんにしてくれればいいのよ」
桜が突拍子もない事を言い出した。
「落ち着け。な桜」
「あたしは落ち着いてるわよ。ねえ楓も良いアイディアだと思わない?」
「今私も、桜と同じことを考えたわ。ねえ愛翔、無理に選ばなくても良いと思わない?」
愛翔はあまりのことに頭を抱え言葉を絞り出す。
「あのな、なんというか出鱈目な事を言い出したな」
「そうかしら、あたし楓なら愛翔とイチャイチャしてても、それこそきっとエッチなことしてても平気だと思うの。他の誰かだったら嫉妬で呪い殺したくなるだろうけど。だから、あたしとしてはあたしと楓2人を一緒に選んでくれればいいかなって」
「私もそうね、桜が愛翔とそういう関係になっても私ともそうであればきっと平気。というか今の関係をそのまま進めるだけでそうなるって言えるんじゃないかしら?」
さらに頭を抱えた愛翔が手を上げて止めに入る。
「ストップ。暴走すんな。100歩、いや1万歩譲って2人と同時に恋人関係になるってとこまではおかしいながらもまあ良い。だけどな日本では重婚は許されないって知ってるだろ」
愛翔の言葉に桜も楓も更に真剣な顔になった。愛翔が将来結婚することを想定した言葉を口にしたことが嬉しく真剣な中にも嬉しそうな目の光と同時に頬が赤く色づいている。
「愛翔があたし達とのことをそこまで真剣に考えてくれてるって思えただけでも嬉しいけど……」
そして楓が桜の言葉を引き継ぐ。
「法律は法律。ふふ、結婚だって籍を入れることを前提としなければ気にする必要もないわよ」
「2人の気持ちはわからんでもないけどな、とりあえずせっかくのクリスマスだし今日は置いておかないか?」
珍しく愛翔が逃げた。2人とは常に正面から向き合ってきた愛翔だったけれど、この問題は即答できるようなものではさすがに無かった。
「ふふ、愛翔がそんな顔をするなんて珍しい。良いわよ、愛翔を困らせたかったわけでもないから」
楓がそっと愛翔に寄り添い頬にキスを落とす。桜も反対の頬に唇を寄せる。それはいつもと変わらないはずだった。
「じゃ、パーティー始めよ」
今までの雰囲気は何だったのかというほど明るく桜が誘い
「愛翔はこっちよ」
楓の笑顔が眩しい。
「しかし、いつも思うんだけど、おまえらの料理の腕ってすごいよな」
「ふふふ、今日のはほとんど事前に作ってきてるし桜と2人掛かりだからそれほどでもないわよ」
そういうテーブルに並んでいるのはリースをかたどった彩鮮やかなサラダ、餃子の皮を使ったカップのピザ風タルト、薄切りにしたバゲットにサバ缶とクリームチーズで作ったパテが添えられ、その横に小ぶりなサンドイッチ、切り株を模したミートローフ、こ皿にきれいに並べられた薄切りローストビーフ、たっぷりのアサリ入りのクラムチャウダー、鮭とカマンベールチーズで作ったロールキャベツ、そして真ん中に照りの綺麗なローストチキン。かなり手間暇を掛けているのは普段から料理をする愛翔にはよくわかる。
「これを大したことないって言える時点で凄いって」
愛翔は苦笑いをしつつ、こんな2人からの好意にふさわしい男に成長をと改めて思う。
「はい、愛翔開けてね」
桜が愛翔に手渡したのはフタをワイヤーで止めたボトル。そして桜と楓はちょっと体を後ろに下げて耳をふさいでいる。ボトルを確認した愛翔はクスリと笑うとワイヤーを解き布巾をかぶせた。その上で布巾ごとグリグリとふたを押し上げる。”ポン”軽快な音がしてかぶせた布巾が飛び出した栓を受け止める。
愛翔、桜、楓、それぞれの前に用意してあったシャンパングラスに順番に注ぎ、ボトルをテーブルに戻すとグラスを手に取る。
「メリークリスマス!!」
グラスを掲げる愛翔の声に
「メリークリスマス!!」
桜と楓も応えグラスを同じように掲げる。シャンパングラスの中で黄金色の液体が揺れ泡がはじける。
「うふふ、愛翔とこんな風にクリスマスを過ごせるなんて夢みたい」
桜がぽおっとした顔でつぶやく。
「私も愛翔とクリスマスを一緒に過ごせて幸せ」
楓も少し頬を染め愛翔を見つめる。
「2人とも酔ったふりは効かないからな。ノンアルコールだって分かってるから」
「もう少しはムード出してくれても良いと思うんだけどな」
愛翔の突っ込みに桜がむくれながら返した。
愛翔は席を立ち桜の横に並び桜の肩に手を置き軽く抱き寄せる。
「アルコールの助けなんか借りなくても俺にとって2人は大切で大好きな女の子だよ」
そういうと桜と唇を重ねた。
「愛翔……」
楓が何か言いかけるけれど
「楓も、俺にとって特別で大好きな女の子だから」
楓ともキスを交わす。
「でも、さすがに今日は特別だからな」
その後は何気ない雑談を交わしながら食事を進めた。
「ちょっと待っててくれ」
食事を終え一息入れたところで愛翔が自室に向かう。
戻ってきた愛翔の手には2つの小さな包みがのっていた。
「こっちは桜に、で、こっちを楓に。俺からのクリスマスプレゼントだ」
そういって淡い桜色の包みを桜に、鮮やかな赤色の包みを楓に手渡す愛翔。
「「開けてみてもいい?」」
「もちろん」
嬉しそうな桜と楓にニッコリと笑顔で答える愛翔。そして包みの中身はネックレス。桜にはピンクゴールドのチェーンに鮮やかな青いペンダントトップをあしらったネックレス、楓にはホワイトゴールドのチェーンに深い緑色のペンダントトップの落ち着いたネックレスだった。
「付き合っているとか、付き合っていないとかじゃなく、それでも2人の事を想って選んでみたんだ。気に入ってくれると嬉しい」
「嬉しい。ね、愛翔がつけて」
楓が頬を染め愛翔に強請る。
「あたしも、愛翔につけて欲しい」
桜も甘えるように顔を愛翔の胸に擦り付ける。
「わかった」
愛翔は、楓の首に腕を回し軽く抱き寄せるようにホワイトゴールドのネックレスをつける。
「どうかしら?」
少し頬を赤らめ愛翔に尋ねる楓。
「うん、綺麗だ。よく似合ってる」
楓と頬にキスを交わして離れる。
桜にも抱き寄せるようにピンクゴールドのネックレスをつけさせる。
「どう?」
桜もトロンとした顔で甘えるように愛翔に見せる。
「うん、似合うよ。可愛い」
桜ともやはり頬にキスを交わし、愛翔は2人に向けて口を開いた。
「まだ、色々決断できてない俺だけどこれからもよろしくな」
「うん、大丈夫。あたしは愛翔大好きだから」
「私も愛翔の事好きよ。愛翔が決断するの待ってる。でも攻めるから覚悟しておいてね」
そして、今度は桜と楓がバッグから包みを出してきた。
「ちょっとタイミングズレちゃったけど。これあたしから。こっちは楓にね」
「私も、愛翔へのプレゼント。桜にはこれね」
桜からは海外ブランドの時計、楓からは中央にに赤い石の入ったブラックスピネルのネックレスだった。
「ふたりともありがとう、気に入ったよ」
両方を身に着けて見せながら愛翔も笑顔を見せた。
そして桜から楓へのプレゼントはアロマバスソルト。楓から桜へはフランス製のバスソープセットだった。お互いに笑顔を向ける3人の幸せな時間が流れた。
「アイトー、ちょっと待って」
2人が戻ってきた。
「なんだ?」
2人の手にはスマホが握られていて。
「連絡先交換しようよ。忘れるとこだった」
愛翔は苦笑いをしつつ
「ああ、交換しよう」
メールアドレス、メッセージアプリのID等を交換し
「じゃあ、またね。あたしあきらめないかならね」
「あたしだって」
2人の言葉に愛翔もしかたないとばかりに返す
「わかったわかった。でも無理だと思うよ。じゃ、元気でな」
2人がもう一度駅の雑踏に吸い込まれていくのを確認した愛翔は今度こそ本当に自宅へと足をむけた。
「ただいま」
「おかえりー」
「おかえりなさい」
愛翔が自宅のドアを開けると奥からパタパタとスリッパの足音を響かせ桜と楓が駆け寄ってくる。抱きついてくる2人を抱きしめそれぞれの頬にキスを落とす。
「なんだか……」
愛翔が言いかけてやめる。
「なによ。言いかけてやめるのは無ーし」
桜がかわいらしく頬を膨らませた。その姿に愛翔も照れくさそうに頬を指で掻きながら
「ああ、なんというか。奥さんが2人出迎えてくれたみたいだって思っただけ」
”ふつうは奥さんはひとりなのにな”と照れる愛翔だったけれど。
クリスマスの飾りつけをしたリビングルームを背景に”それだ!!”とばかりに顔を輝かせる桜と楓。
「愛翔それよ」
「愛翔、そうすればいいのよ」
突然叫んだ2人に愛翔が一歩下がり
「な、なんだよいきなり」
「あたしと楓、2人を奥さんにしてくれればいいのよ」
桜が突拍子もない事を言い出した。
「落ち着け。な桜」
「あたしは落ち着いてるわよ。ねえ楓も良いアイディアだと思わない?」
「今私も、桜と同じことを考えたわ。ねえ愛翔、無理に選ばなくても良いと思わない?」
愛翔はあまりのことに頭を抱え言葉を絞り出す。
「あのな、なんというか出鱈目な事を言い出したな」
「そうかしら、あたし楓なら愛翔とイチャイチャしてても、それこそきっとエッチなことしてても平気だと思うの。他の誰かだったら嫉妬で呪い殺したくなるだろうけど。だから、あたしとしてはあたしと楓2人を一緒に選んでくれればいいかなって」
「私もそうね、桜が愛翔とそういう関係になっても私ともそうであればきっと平気。というか今の関係をそのまま進めるだけでそうなるって言えるんじゃないかしら?」
さらに頭を抱えた愛翔が手を上げて止めに入る。
「ストップ。暴走すんな。100歩、いや1万歩譲って2人と同時に恋人関係になるってとこまではおかしいながらもまあ良い。だけどな日本では重婚は許されないって知ってるだろ」
愛翔の言葉に桜も楓も更に真剣な顔になった。愛翔が将来結婚することを想定した言葉を口にしたことが嬉しく真剣な中にも嬉しそうな目の光と同時に頬が赤く色づいている。
「愛翔があたし達とのことをそこまで真剣に考えてくれてるって思えただけでも嬉しいけど……」
そして楓が桜の言葉を引き継ぐ。
「法律は法律。ふふ、結婚だって籍を入れることを前提としなければ気にする必要もないわよ」
「2人の気持ちはわからんでもないけどな、とりあえずせっかくのクリスマスだし今日は置いておかないか?」
珍しく愛翔が逃げた。2人とは常に正面から向き合ってきた愛翔だったけれど、この問題は即答できるようなものではさすがに無かった。
「ふふ、愛翔がそんな顔をするなんて珍しい。良いわよ、愛翔を困らせたかったわけでもないから」
楓がそっと愛翔に寄り添い頬にキスを落とす。桜も反対の頬に唇を寄せる。それはいつもと変わらないはずだった。
「じゃ、パーティー始めよ」
今までの雰囲気は何だったのかというほど明るく桜が誘い
「愛翔はこっちよ」
楓の笑顔が眩しい。
「しかし、いつも思うんだけど、おまえらの料理の腕ってすごいよな」
「ふふふ、今日のはほとんど事前に作ってきてるし桜と2人掛かりだからそれほどでもないわよ」
そういうテーブルに並んでいるのはリースをかたどった彩鮮やかなサラダ、餃子の皮を使ったカップのピザ風タルト、薄切りにしたバゲットにサバ缶とクリームチーズで作ったパテが添えられ、その横に小ぶりなサンドイッチ、切り株を模したミートローフ、こ皿にきれいに並べられた薄切りローストビーフ、たっぷりのアサリ入りのクラムチャウダー、鮭とカマンベールチーズで作ったロールキャベツ、そして真ん中に照りの綺麗なローストチキン。かなり手間暇を掛けているのは普段から料理をする愛翔にはよくわかる。
「これを大したことないって言える時点で凄いって」
愛翔は苦笑いをしつつ、こんな2人からの好意にふさわしい男に成長をと改めて思う。
「はい、愛翔開けてね」
桜が愛翔に手渡したのはフタをワイヤーで止めたボトル。そして桜と楓はちょっと体を後ろに下げて耳をふさいでいる。ボトルを確認した愛翔はクスリと笑うとワイヤーを解き布巾をかぶせた。その上で布巾ごとグリグリとふたを押し上げる。”ポン”軽快な音がしてかぶせた布巾が飛び出した栓を受け止める。
愛翔、桜、楓、それぞれの前に用意してあったシャンパングラスに順番に注ぎ、ボトルをテーブルに戻すとグラスを手に取る。
「メリークリスマス!!」
グラスを掲げる愛翔の声に
「メリークリスマス!!」
桜と楓も応えグラスを同じように掲げる。シャンパングラスの中で黄金色の液体が揺れ泡がはじける。
「うふふ、愛翔とこんな風にクリスマスを過ごせるなんて夢みたい」
桜がぽおっとした顔でつぶやく。
「私も愛翔とクリスマスを一緒に過ごせて幸せ」
楓も少し頬を染め愛翔を見つめる。
「2人とも酔ったふりは効かないからな。ノンアルコールだって分かってるから」
「もう少しはムード出してくれても良いと思うんだけどな」
愛翔の突っ込みに桜がむくれながら返した。
愛翔は席を立ち桜の横に並び桜の肩に手を置き軽く抱き寄せる。
「アルコールの助けなんか借りなくても俺にとって2人は大切で大好きな女の子だよ」
そういうと桜と唇を重ねた。
「愛翔……」
楓が何か言いかけるけれど
「楓も、俺にとって特別で大好きな女の子だから」
楓ともキスを交わす。
「でも、さすがに今日は特別だからな」
その後は何気ない雑談を交わしながら食事を進めた。
「ちょっと待っててくれ」
食事を終え一息入れたところで愛翔が自室に向かう。
戻ってきた愛翔の手には2つの小さな包みがのっていた。
「こっちは桜に、で、こっちを楓に。俺からのクリスマスプレゼントだ」
そういって淡い桜色の包みを桜に、鮮やかな赤色の包みを楓に手渡す愛翔。
「「開けてみてもいい?」」
「もちろん」
嬉しそうな桜と楓にニッコリと笑顔で答える愛翔。そして包みの中身はネックレス。桜にはピンクゴールドのチェーンに鮮やかな青いペンダントトップをあしらったネックレス、楓にはホワイトゴールドのチェーンに深い緑色のペンダントトップの落ち着いたネックレスだった。
「付き合っているとか、付き合っていないとかじゃなく、それでも2人の事を想って選んでみたんだ。気に入ってくれると嬉しい」
「嬉しい。ね、愛翔がつけて」
楓が頬を染め愛翔に強請る。
「あたしも、愛翔につけて欲しい」
桜も甘えるように顔を愛翔の胸に擦り付ける。
「わかった」
愛翔は、楓の首に腕を回し軽く抱き寄せるようにホワイトゴールドのネックレスをつける。
「どうかしら?」
少し頬を赤らめ愛翔に尋ねる楓。
「うん、綺麗だ。よく似合ってる」
楓と頬にキスを交わして離れる。
桜にも抱き寄せるようにピンクゴールドのネックレスをつけさせる。
「どう?」
桜もトロンとした顔で甘えるように愛翔に見せる。
「うん、似合うよ。可愛い」
桜ともやはり頬にキスを交わし、愛翔は2人に向けて口を開いた。
「まだ、色々決断できてない俺だけどこれからもよろしくな」
「うん、大丈夫。あたしは愛翔大好きだから」
「私も愛翔の事好きよ。愛翔が決断するの待ってる。でも攻めるから覚悟しておいてね」
そして、今度は桜と楓がバッグから包みを出してきた。
「ちょっとタイミングズレちゃったけど。これあたしから。こっちは楓にね」
「私も、愛翔へのプレゼント。桜にはこれね」
桜からは海外ブランドの時計、楓からは中央にに赤い石の入ったブラックスピネルのネックレスだった。
「ふたりともありがとう、気に入ったよ」
両方を身に着けて見せながら愛翔も笑顔を見せた。
そして桜から楓へのプレゼントはアロマバスソルト。楓から桜へはフランス製のバスソープセットだった。お互いに笑顔を向ける3人の幸せな時間が流れた。
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