94 / 116
94.海ですることといえば
しおりを挟む
「荷物番は私がするから。あなたたちは思う存分遊びに行ってらっしゃい」
と、自称できる大人のさなえさんがそう言ってくれたものだから、俺たちはご厚意に甘えて海遊びへと繰り出した。
このまま海へ直行したいところだったが、その前で俺たちは足を止めることになる。
「海って何をして遊ぶ場所なんですか?」
青い海を前にして、梨乃はそんな今更な疑問を口にした。
「何をしてって……梨乃は海に来たことがないのか?」
「いいえ、去年も来ましたし。でもこうやって水着に着替えて本格的に遊ぶということがなかったもので」
「は? 水着に着替えもしないなら海で何をしてたんだよ?」
泳いだり潜ってみたり、水着なしでできることが思いつかない。ボートに乗って遊ぶなら水着はいらないか?
梨乃の答えは、そんな俺の予想とは違ったものだった。
「海は眺めているだけで楽しいですから。波の音を聞くだけで心が落ち着きます」
梨乃はそう言いながら海を眺めていた。賑やかな海水浴場なので落ち着く場所ではなさそうだがな。
つーか、それって楽しいのか?
「りのちんは大人の楽しみ方をしているんだねー」
のほほんとした感想を口にする羽彩。適当なこと言っている感がすごいな。
「そんな梨乃ちゃんに海での遊びの定番というものを教えてあげましょう」
ドヤ顔をしながら胸を張る日葵。ビキニだけでは心もとないと言わんばかりにぽよんと揺れた。揺れたのである。どこがとは言わないけど!
そうしてどこから出てきたのか、日葵が手に取ったのはおっぱいのように大きなスイカだった。……あれ、今表現おかしくなかったか? まあいいか。
「海といえば、やっぱりスイカ割りが定番だよね!」
「言うと思ったし!」
スイカを持ってニッコリする日葵に、羽彩は鋭くツッコミを入れた。羽彩の手が二つのスイカに当たってぷるるんと激しく揺れる。あれ、今表現が……まあいいか。
「美味しそうだね晃生くん♪」
「……何がだ?」
なぜかエリカが耳元で囁いてくる。言っている意味がわからず、俺は視線を逸らした。
「まったく、ひまりんってば。どんだけスイカ割りが好きなんだよー」
「え、普通のことでしょ? みんな海に来たら絶対にスイカ割りをするはずよ」
「そ、そうなの日葵ちゃん? だったら絶対にしないと海に来た意味がないよね」
「りのちん騙されんな。絶対って言うほどじゃないから」
「何を言っているのよ羽彩ちゃん。スイカ割りは由緒正しい遊びなのよ。いいえ、これは遊びなんて生ぬるいことを言っていられないわ。むしろ競技ね」
「それは大げさじゃね?」
「そんなことないわ。スイカ割りはれっきとした競技よ。日本スイカ割り推進協会が認定版としてルールを提示しているんだから」
「スイカ割り推進協会……? え、マジ? そんなんがあるの? ちゃんとしたルールがあるのも初耳なんですけど」
「あたしも知らなかったですよ。日葵ちゃんは物知りだね」
羽彩と日葵と梨乃はきゃいきゃいと盛り上がっているようだ。同級生三人組だもんな。あのノリになると俺はちょっと入りづらい。
「そういう時は私が一緒にいてあげるよ♪」
「……何の話だ?」
エリカが俺に寄り添ってくる。考えが読まれた気がしてちょっと恥ずかしい。
あと二つのスイカを当ててくれてありがとうございます! 触る以上のことを散々やっているはずなのに、海と水着というシチュエーションになるとまた違った気持ちを抱くらしい。また一つ、人生の勉強になった。
「それなら羽彩ちゃんはスイカ割り以外にどんな遊びがあるか知っているの?」
「えー? うーん……砂山崩しとか」
「砂山崩しってなんですか?」
「えっとね、砂山を作ってそのてっぺんに棒を刺してね。順番に砂を削っていくのね。で、棒を倒した人の負けってルール」
「私も小さい頃にやったわ。案外面白いわよね」
「アタシも小さい頃にしかやったことないけどねー。でも白熱した覚えはあるかな」
「あたしはしたことないです。簡単そうですし、それならあたしにもできそうですね」
「じゃあ砂山崩しもやりましょう。スイカ割りの後でね」
「ひまりん、スイカ割りは譲らないのな」
それにしても女子が戯れている光景って良いよなぁ。水着という日常生活であれば無防備な姿で、いつも通りおしゃべりに花を咲かせている。
あ、また揺れた。しかもシンクロしたみたいに三人同時に……。学校でもあんな風におしゃべりしている時に揺れているのだろうか。こんなの目にしたら健全な男子なら妄想せずにはいられなくなるだろうが。
「妄想で済ませる気なんてないくせにね♪」
「……」
エリカは楽し気に笑っていた。こうまで頭の中を読まれると彼女のからかいから逃れられない。
「あははっ。そんな目で見てもダーメ♪ 表情と態度に出ていてわかりやすいんだもん。晃生くんは可愛いなぁ♡」
「そんな風に調子に乗ってからかってくるんなら、嫌って言われても可愛がりまくってやるぞ?」
「うん……。私、絶対に嫌がらないから。私がおかしくなるまでたくさん可愛がってほしいな……♡」
……欲望が抑えきれなくなるからそういう顔するなよな。
さすがにこんな大衆の面前でスッキリするわけにもいかない。エリカもそれがわかっているのか「後でね♡」と俺だけに聞こえる声で誘惑する。
エリカは俺から身を離すと、三人娘に声をかける。
「はいはいはーい。私は砂のお城を作ってみたいな。シュノーケリングやウインドサーフィンはしたことがあるんだけど、砂遊びってやったことがないんだよ」
「シュノ……? サーフィン? なんかそっちの方が面白そうなんですけど」
羽彩は頭に疑問符を浮かべながらも、エリカが口にした遊びに興味を惹かれていた。
「砂のお城ですか……。任せてください。砂のお城作りは得意中の得意です!」
梨乃の顔つきが変わる。水着になってから自信なさげだったのが嘘のように、堂々と胸を張った。ぽよよん。
「せっかくだから全部やりましょうよ。大丈夫、それだけの時間は充分あるわ。そういうわけで、まずはスイカ割りね♪」
日葵が話をまとめる。みんなは笑いながら声を合わせて応じた。
遊ぶのはいいんだけどさ……、浜辺での遊びしか提案されないってどういうこと? 誰か一人くらい海に入りたい奴はいないのかよっ。
エリカに誘惑されてたぎってしまったこの身体を、どうやって冷ませばいいのやら……。俺は恨みがましい目で、スイカ割りをしようとはしゃいでいる女たちの尻を見つめるばかりであった。
と、自称できる大人のさなえさんがそう言ってくれたものだから、俺たちはご厚意に甘えて海遊びへと繰り出した。
このまま海へ直行したいところだったが、その前で俺たちは足を止めることになる。
「海って何をして遊ぶ場所なんですか?」
青い海を前にして、梨乃はそんな今更な疑問を口にした。
「何をしてって……梨乃は海に来たことがないのか?」
「いいえ、去年も来ましたし。でもこうやって水着に着替えて本格的に遊ぶということがなかったもので」
「は? 水着に着替えもしないなら海で何をしてたんだよ?」
泳いだり潜ってみたり、水着なしでできることが思いつかない。ボートに乗って遊ぶなら水着はいらないか?
梨乃の答えは、そんな俺の予想とは違ったものだった。
「海は眺めているだけで楽しいですから。波の音を聞くだけで心が落ち着きます」
梨乃はそう言いながら海を眺めていた。賑やかな海水浴場なので落ち着く場所ではなさそうだがな。
つーか、それって楽しいのか?
「りのちんは大人の楽しみ方をしているんだねー」
のほほんとした感想を口にする羽彩。適当なこと言っている感がすごいな。
「そんな梨乃ちゃんに海での遊びの定番というものを教えてあげましょう」
ドヤ顔をしながら胸を張る日葵。ビキニだけでは心もとないと言わんばかりにぽよんと揺れた。揺れたのである。どこがとは言わないけど!
そうしてどこから出てきたのか、日葵が手に取ったのはおっぱいのように大きなスイカだった。……あれ、今表現おかしくなかったか? まあいいか。
「海といえば、やっぱりスイカ割りが定番だよね!」
「言うと思ったし!」
スイカを持ってニッコリする日葵に、羽彩は鋭くツッコミを入れた。羽彩の手が二つのスイカに当たってぷるるんと激しく揺れる。あれ、今表現が……まあいいか。
「美味しそうだね晃生くん♪」
「……何がだ?」
なぜかエリカが耳元で囁いてくる。言っている意味がわからず、俺は視線を逸らした。
「まったく、ひまりんってば。どんだけスイカ割りが好きなんだよー」
「え、普通のことでしょ? みんな海に来たら絶対にスイカ割りをするはずよ」
「そ、そうなの日葵ちゃん? だったら絶対にしないと海に来た意味がないよね」
「りのちん騙されんな。絶対って言うほどじゃないから」
「何を言っているのよ羽彩ちゃん。スイカ割りは由緒正しい遊びなのよ。いいえ、これは遊びなんて生ぬるいことを言っていられないわ。むしろ競技ね」
「それは大げさじゃね?」
「そんなことないわ。スイカ割りはれっきとした競技よ。日本スイカ割り推進協会が認定版としてルールを提示しているんだから」
「スイカ割り推進協会……? え、マジ? そんなんがあるの? ちゃんとしたルールがあるのも初耳なんですけど」
「あたしも知らなかったですよ。日葵ちゃんは物知りだね」
羽彩と日葵と梨乃はきゃいきゃいと盛り上がっているようだ。同級生三人組だもんな。あのノリになると俺はちょっと入りづらい。
「そういう時は私が一緒にいてあげるよ♪」
「……何の話だ?」
エリカが俺に寄り添ってくる。考えが読まれた気がしてちょっと恥ずかしい。
あと二つのスイカを当ててくれてありがとうございます! 触る以上のことを散々やっているはずなのに、海と水着というシチュエーションになるとまた違った気持ちを抱くらしい。また一つ、人生の勉強になった。
「それなら羽彩ちゃんはスイカ割り以外にどんな遊びがあるか知っているの?」
「えー? うーん……砂山崩しとか」
「砂山崩しってなんですか?」
「えっとね、砂山を作ってそのてっぺんに棒を刺してね。順番に砂を削っていくのね。で、棒を倒した人の負けってルール」
「私も小さい頃にやったわ。案外面白いわよね」
「アタシも小さい頃にしかやったことないけどねー。でも白熱した覚えはあるかな」
「あたしはしたことないです。簡単そうですし、それならあたしにもできそうですね」
「じゃあ砂山崩しもやりましょう。スイカ割りの後でね」
「ひまりん、スイカ割りは譲らないのな」
それにしても女子が戯れている光景って良いよなぁ。水着という日常生活であれば無防備な姿で、いつも通りおしゃべりに花を咲かせている。
あ、また揺れた。しかもシンクロしたみたいに三人同時に……。学校でもあんな風におしゃべりしている時に揺れているのだろうか。こんなの目にしたら健全な男子なら妄想せずにはいられなくなるだろうが。
「妄想で済ませる気なんてないくせにね♪」
「……」
エリカは楽し気に笑っていた。こうまで頭の中を読まれると彼女のからかいから逃れられない。
「あははっ。そんな目で見てもダーメ♪ 表情と態度に出ていてわかりやすいんだもん。晃生くんは可愛いなぁ♡」
「そんな風に調子に乗ってからかってくるんなら、嫌って言われても可愛がりまくってやるぞ?」
「うん……。私、絶対に嫌がらないから。私がおかしくなるまでたくさん可愛がってほしいな……♡」
……欲望が抑えきれなくなるからそういう顔するなよな。
さすがにこんな大衆の面前でスッキリするわけにもいかない。エリカもそれがわかっているのか「後でね♡」と俺だけに聞こえる声で誘惑する。
エリカは俺から身を離すと、三人娘に声をかける。
「はいはいはーい。私は砂のお城を作ってみたいな。シュノーケリングやウインドサーフィンはしたことがあるんだけど、砂遊びってやったことがないんだよ」
「シュノ……? サーフィン? なんかそっちの方が面白そうなんですけど」
羽彩は頭に疑問符を浮かべながらも、エリカが口にした遊びに興味を惹かれていた。
「砂のお城ですか……。任せてください。砂のお城作りは得意中の得意です!」
梨乃の顔つきが変わる。水着になってから自信なさげだったのが嘘のように、堂々と胸を張った。ぽよよん。
「せっかくだから全部やりましょうよ。大丈夫、それだけの時間は充分あるわ。そういうわけで、まずはスイカ割りね♪」
日葵が話をまとめる。みんなは笑いながら声を合わせて応じた。
遊ぶのはいいんだけどさ……、浜辺での遊びしか提案されないってどういうこと? 誰か一人くらい海に入りたい奴はいないのかよっ。
エリカに誘惑されてたぎってしまったこの身体を、どうやって冷ませばいいのやら……。俺は恨みがましい目で、スイカ割りをしようとはしゃいでいる女たちの尻を見つめるばかりであった。
13
お気に入りに追加
334
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし〜
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
凌辱系エロゲの世界に転生〜そんな世界に転生したからには俺はヒロイン達を救いたい〜
美鈴
ファンタジー
※ホットランキング6位本当にありがとうございます!
凌辱系エロゲーム『凌辱地獄』。 人気絵師がキャラクター原案、エロシーンの全てを描き、複数の人気声優がそのエロボイスを務めたという事で、異例の大ヒットを飛ばしたパソコンアダルトゲーム。 そんなエロゲームを完全に網羅してクリアした主人公豊和はその瞬間…意識がなくなり、気が付いた時にはゲーム世界へと転生していた。そして豊和にとって現実となった世界でヒロイン達にそんな悲惨な目にあって欲しくないと思った主人公がその為に奔走していくお話…。
※カクヨム様にも投稿しております。
妻がエロくて死にそうです
菅野鵜野
大衆娯楽
うだつの上がらないサラリーマンの士郎。だが、一つだけ自慢がある。
美しい妻、美佐子だ。同じ会社の上司にして、できる女で、日本人離れしたプロポーションを持つ。
こんな素敵な人が自分のようなフツーの男を選んだのには訳がある。
それは……
限度を知らない性欲モンスターを妻に持つ男の日常
無能な悪役王子に転生した俺、推しの為に暗躍していたら主人公がキレているようです。どうやら主人公も転生者らしい~
そらら
ファンタジー
【ファンタジー小説大賞の投票お待ちしております!】
大人気ゲーム「剣と魔法のファンタジー」の悪役王子に転生した俺。
王族という血統でありながら、何も努力しない怠惰な第一王子。
中盤で主人公に暗殺されるざまぁ対象。
俺はそんな破滅的な運命を変える為に、魔法を極めて強くなる。
そんで推しの為に暗躍してたら、主人公がキレて来たんだが?
「お前なんかにヒロインと王位は渡さないぞ!?」
「俺は別に王位はいらないぞ? 推しの為に暗躍中だ」
「ふざけんな! 原作をぶっ壊しやがって、殺してやる」
「申し訳ないが、もう俺は主人公より強いぞ?」
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル総合週間ランキング50位入り。1300スター、3500フォロワーを達成!
庭木を切った隣人が刑事訴訟を恐れて小学生の娘を謝罪に来させたアホな実話
フルーツパフェ
大衆娯楽
祝!! 慰謝料30万円獲得記念の知人の体験談!
隣人宅の植木を許可なく切ることは紛れもない犯罪です。
30万円以下の罰金・過料、もしくは3年以下の懲役に処される可能性があります。
そうとは知らずに短気を起こして家の庭木を切った隣人(40代職業不詳・男)。
刑事訴訟になることを恐れた彼が取った行動は、まだ小学生の娘達を謝りに行かせることだった!?
子供ならば許してくれるとでも思ったのか。
「ごめんなさい、お尻ぺんぺんで許してくれますか?」
大人達の事情も知らず、健気に罪滅ぼしをしようとする少女を、あなたは許せるだろうか。
余りに情けない親子の末路を描く実話。
※一部、演出を含んでいます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる