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2020年 夏

夏 皐月16日 雑談と、個人出版小説『四季と食べる-春-』、漫画『アポロンの誘惑』

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 気が付いたら、すでに五月半ばだ。

 本はちらちらと読んではいるが、今は毎日、必死に『至宝のオメガ』の続きを書いているので、それほど読んでいない。
 ずっと低空飛行ラインだったが、この間、感想が急に入ってから、なぜだかポイントがはねた。
 ありがたいことだ。
 まあ、期待するとしんどいので、一時的なことだと思うことにして、横に置いている。執着すると疲れるから、意識的にしないようにしている。

 
 最近、職場にいる年下の女の子が、わたしがゲーム好きだと知って、(と言っても、剣と魔法の世界観の、RPGばかりだが)、「ツイステッド・ワンダーランド」というゲームを教えてくれた。
 「沼りますよ」と言われて、帰宅するなりダウンロードした(笑)

 プロローグを見終えたところで、オープニングが流れてきゅんとした。かっこいい。
 ジャミルを選んでスタートしたが、プロローグを呼んで、エースというキャラが好きになった。
 最初に絵だけ見た時は、あまり容姿が好みではなかったのだが、声とノリが好きすぎて、かっこよく見え始めた。
 
 映画「マレフィセント」を見てから、マレフィセント推しとしては、マレフィセントみたいな見た目の青年も好きだ。(強いのに、招待状が届かない、ぼっち疑惑のある不憫さも惹かれるものがある。まだ冒頭なのでわからないが)
 
 とりあえずやってみて、ある日、唐突に飽きることが多いのだが。
 リズムゲームが楽しいので、しばらく楽しむつもりだ。


 前に読んだのだが、野原耳子著の個人出版小説で、『四季と食べる -春-』という電子書籍がある。

 家をたずねる人の形でやってくる「四季」を料理でもてなす主人公の話だ。

 男主人公だが、BLではないと思う。

 まったりと料理を楽しむ様子が良かった。

 そのうち残りの季節も出るのかな? のんびり楽しみに待っている。


 それから、ハーレクインコミックの『アポロンの誘惑』を読んだ。

 あらすじは、

「家族想いのエズミは、妹が出会ったばかりのミュージシャンと結婚すると聞き、思い止まらせるためギリシアへと向かった。
ところが彼女の前におもわぬ敵が現れた。
妹の婚約者の叔父セオは二人の結婚に賛成で、エズミになにかと対立してくる。しかも業を煮やした彼はエズミの気をそらすため彼女を誘惑し始めて!?」

 である。

 エズミとセオの恋愛もので、妹とセオの甥の様子も書かれている。

 叔父といっても、セオはエズミと同年代くらいの男だ。たぶん。

 会ったばかりで結婚しようとする妹の結婚を反対する姉エズミの気持ちも分かるのだが。

 父の友人に性的虐待を受けていたエズミが、妹にも打ち明けられなかったのはかわいそうだなと思う。心配させたくないのは分かるが、恋愛だけでなく、妹と話して、家族として分かち合う展開でも良かったかも…。

 …と考えたりはしたが、まあ、ミュージックビデオ撮影のために、シェイクスピアの「テンペスト」を演じるのが、良い味を出していたので、ロマンチックだった。

 シェイクスピアの「テンペスト」は簡単に読んだことがあるが、最初のほうでざせつしたので(笑)、こんな話なんだなあと思った。そのうち、再トライしてみたい。

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