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2020年 春

春 弥生6日 漫画『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?1』

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 急に寒くなった。

 この数日で、カランコエのつぼみがようやく開き、一輪だけ花が咲いた。
 なんだか想像していたのと違っていた。
 
 いかにも生命力が強い多肉植物系だろうから、原色のきれいな花が咲くんじゃないかと思っていたが、白い。
 しかもがく? にほとんど隠れている。
 株が増えていくさまはキモチワルイくらいなのに、花は大したことないなんて。

 なぜか妙にがっかりしている自分がいるが、たくさんついているつぼみの一つくらいは原色かもしれないから、しばらく見守っておこうと思う。


 キンドルアンリミテッドを見ていたら、前から気になっていたがどうにも買えずにいた『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』の漫画版の一巻があった。

 どうやらラノベのほうもアンリミで読めるようだ。

 漫画版の絵が好みである。

 研究と強さにしか興味のない魔王候補の魔術師が、エルフに一目ぼれして、全財産をはたいて買う。

 しかし、コミュ障とあくどい言い方しかできず、次第にエルフに心配される目を向けられていくのに笑ってしまった。

 どうもエルフは呪い子という存在で、故郷でも奴隷のような扱いをされていたようだ。
 主人公は仲間意識を感じ、どうやったらこのエルフが笑うだろうかと考えていて、いちいちきゅんときては感動しているのが微笑ましかった。

 少年向けラノベなのだろうが、この奥手さはもう、少女漫画のレベルである。

 正直、女性としても好きだ。

 魔術を使うシーンもかっこいい。

 ラノベも読みたいが……漫画で読み進めるか迷っている。

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