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2020年 春

春 如月11日 『十三世紀のハローワーク』、漫画『零の神域』1,2

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 寒い日が続いていたが、そろそろ暖かくなっていくようだ。
 とか言って、どうせ五月あたりまでは寒暖差が激しいのだろうが。

 ここのところ疲れるから、毎日、栄養ドリンクを一瓶の半分だけ飲んでいる。常飲するのはあんまりよくないよなあ。なんでこんなに疲れるのかと真剣にへこんでいたが。

 よくよく考えれば、治療中の持病のせいじゃないか。
 
 忘れていた。
 調子が悪いと血圧が上がるため、血圧の薬を渡されているのだ。

 最近は調子が悪い時だけ飲むようにとドクターに言われているせいで、ちょっと存在を忘れていた。

 たまに大真面目に馬鹿なことをするから、気を付けたい。


 お休みだったので、買い出しついでにひさしぶりに書店に行った。
 書店っているだけで楽しい。
 
 新刊がまったく知らない小説や漫画ばかりになっていて、圧倒されて帰ってきた。

 以前から買おうと思っていた同人誌のグレゴリウス山田著の『十三世紀のハローワーク』が、大型本で商業出版されているのを見つけた。

 オンラインで買うのも面倒だなあと、半年くらい放置していたのだ。
 2700円(+税)もしたが、買った。
 ゆっくり読むつもりだ。

 『白銀のヴィオラント』で、途中で出した「盗賊騎士」なんかものっている。
 
 
 あまり小説を読む気になれず、めずらしくキンドルアンリミテッドで漫画を読んでいた。

 『零の神域』の1、2巻だ。

 正直、グロ系が苦手なので、わたしにはしんどすぎて無理だから、3巻以降は読めなさそうだ。

 2巻の途中くらいまで、主人公が逃げるタイプだからもやもやする。
 
 でも、「死が見える能力」を使って、デスゲームを生き残っていくのがすごい。

 これがただモンスターと人間の戦いならまだしも、人間の闇な面が複雑にからんでいくから怖い。

 ホラーとグロ耐性があって、ゲームものを好む人にはおすすめだろうか。


 他にも少女漫画を試し読みしてみたりしていたのだが、「暁のヨナ」「黎明のアルカナ」「水神の生贄」あたりがほんと、重くてしんどすぎて……いやされたいわたしにはつらくて続きは無理そうだ。

 「コールドゲーム」といい、なんか、シリアスなのが増えてないだろうか? 
 
 「黎明のアルカナ」は、敵国にとつぐ花嫁と敵国の王子の婚姻もので、BLではよく見る設定だから、最初は面白そうに思えたのだが。

 あんなに身体能力が高く、人間の苦労をやすやすと飛び越えていく獣人が、戦国の時代で人間の使い捨てにされるような状況が、わたしには納得できなかった。

 むしろ獣人優位の国で、人間が奴隷になっているほうが納得できる。
 だからもやもやしてしまって、続きまで手をのばす気になれなかった。


 無理だったり好みと合わなかったりしても、どこが自分にとって無理なのかをちゃんと分析しておきたい。

 その上で、どんな話なら読みたいか考えて、作品作りにいかせるようにしておこうと思って、理由についても考えている。

 たまに「生理的に無理」「倫理観の違いで無理」とかあるから、それはもうどうしようもないが。


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