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温泉の効能!
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「朝風呂良いねぇ。」
「温泉来たって感じするね。」
千春と頼子は一泊し、朝風呂を堪能しながら話す。
「女風呂のヒノキ風呂も良いねぇ。」
頼子は浴槽を摩りながら呟く。
「世界樹だけどねぇ~。」
「効能付きそうだよね。」
「それは無いっしょ、温泉の効果はあると思うけど。」
「鑑定してみ?」
「無理、私の鑑定じゃ効能分かんないもん。」
「アイトネ様は?」
「鑑定だけにアイトネ呼んだら悪いじゃん。」
『呼んだ?』
「呼んで無いよ。」
『気持ち良さそうねー。』
「入る?」
『お邪魔しちゃおうかしら♪』
アイトネは軽く手を振ると真っ裸になり湯船に浸かる。
「あー洗わず入ったぁ。」
『私は汚れないもの。』
「神様だもんねぇ・・・ブクブク。」
顔の半分を湯船に沈めながら呟く千春、頼子が思い出した様にアイトネに問いかける。
「アイトネ様、この浴槽って世界樹の木なんですけど、変な効果付いてません?」
『流石に効果は付かないわよ。』
アイトネはそう言い鑑定する。
『・・・。』
「どうしました?」
頼子は浴槽のお湯を手ですくったまま固まるアイトネに声を掛ける。
『うん、まぁ、想定内よ、うん。』
「・・・。」
千春はお湯から顔を半分出したままジト目でアイトネを見つめる。
「何か付いてた感じですねぇ。」
あはははと笑いながら言う頼子。
『温泉の相乗効果かしら、まぁ劇的に効果ある訳じゃ無いし問題はないわ。』
「で、どんな効果なの?」
千春が聞くとアイトネが答える。
『万能薬の微弱効果ねぇ。』
「微弱?」
『何度も入るか、この湯を飲めばそれなりに効果あるわねぇ。』
「・・・うん、何も聞いてない、気のせい気のせい。」
「あーーー、気持ちいいねぇ。」
窓の外を見ながら千春と頼子、そしてアイトネは現実逃避した。
-----------------
「おはようチハル、早いわね温泉入ってたの?」
「おはようございますお母様、女湯の方を楽しんできました。」
「そう、わたしも昨日の夜そっちに入ったわ。」
千春に答えるマルグリット。
「結構飲んでましたけど、大丈夫ですか?お酒呑んでお風呂は危ないですよ?」
「何年お酒呑んでると思ってるの?それくらい分かるわよ、でも不思議なのよねぇ、女湯の方に浸かってたら酔いが覚めちゃったのよ。」
「・・・そう言う事もありますよ、うん、あるある。」
『おはようメグちゃん。』
「アイさん来てたんですね。」
『えぇ、チハルが温泉の効「「わぁーーーーーー!」」』
思わず声を上げる千春と頼子。
「・・・はぁ、そう言う事ね。」
何かしら察したマルグリットは苦笑いする。
「チハルさん!朝食の準備出来ました!おはようございますマルグリット王妃殿下、アイトネ様!」
元気よくモリアンが声を掛けてくる。
「昨日の晩御飯凄かったもんね、朝食も楽しみだわ。」
頼子は昨日の夕食を思い出し微笑む。
「固形燃料の代わりに火の魔石で1人用鍋とか、誰が思いついたんだろね。」
「肉も美味しかったぁ、いくらでも食べれるわアレ。」
「ヨリ、食べ過ぎて動けなかったじゃん。」
「チハルさんお部屋に食事お待ちします?」
「いや、ユラ達まだ寝てると思うから。」
「起きてましたよ?」
「マジか、んじゃ部屋で。」
「了解でっす!」
モリアンは返事をすると戻って行った。
「あ!アイトネも朝ごはん食べる?」
『頂こうかしら。』
「伝えて来ますね。」
いつの間にか後ろに立っていたサリナが答え、スタスタと歩いて行った。
「サフィー達いつから居たの?」
「ずっと居ましたよ。」
「・・・気配消して仕事するのやめてくださーい。」
千春が苦言を伝えていると、玄関の方が騒がしくなる、マルグリットは怪訝な顔をし、千春はなんだなんだ?と、廊下を歩いて行く。
「まだこの宿は営業しておりませんので。」
「お前達従業員が居るなら泊まれるのだろう!長旅で疲れておるのだ!中に入れろ!」
恰幅のいい小太りな男は女性従業員に怒鳴りつけると、千春達を見つける。
「客も居るではないか!嘘つきおって!責任者を出せぃ!」
「うっわウザっ。」
「迷惑クレーマーだ。」
『チハル、あの子消す?』
「それはやめたげて。」
「何だ小娘!私に文句あるのか!」
標的を千春に変える男、イラッとしたアイトネが手を振ろうとした時後ろから男の肩にだが乗った。
「どうされましたかな?バリジー殿。」
「メイソン殿!ジブラロール王国の宿はどうなっておるのだ!客も居る宿なのに営業してないとほざいておる!商業ギルドから指導してもらいましょうか!」
唾を飛ばしながら文句を言う男、商業ギルドマスターのメイソンは笑みを浮かべたまま聞いている。
「しかもこの小娘は私に文句まで言ってきおったぞ!私を誰だと思っておるのだ!バリジー商会の商会主じゃぞ!」
「えぇ、今はそうですね。」
「・・・今は?今もこれからもじゃろう!」
「いえ、ジブラロール王国、そして他領都でのバリジー商会との取引は今後一切される事は有りませんね。」
「な・・・何ですと?」
笑みを浮かべていたメイソンはスンッと真顔になり、静かに話す。
「このお方はジブラロール王国第一王女殿下、チハル・アル・ジブラロール様、後ろにいらっしゃる方は母君で有らせられるマルグリット王妃殿下、そして・・・女神アイトネ様でいらっしゃるのですよ。」
淡々と話すメイソン、バリジーは一瞬で顔が白くなりその場で土下座をする。
「申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!!!!!!!」
渾身の土下座を見せるバリジー、千春と頼子はビクッと後ろに下がる。
「なぁにぃ?不敬でもやらかしたの?このおっさん。」
後ろからひょっこり顔を出したのはルクレツィアだ。
「おはようルクレツィア、この男がチハルの事を小娘とか言ったのよ。」
マルグリットは腕を組み男を睨みつけながら説明する。
「へぇ、王国軍の者としては見逃せないわねぇ、切り捨てる?」
「えー!ルクレツィアさん!やめてあげて!」
『それじゃぁモート呼ぶ?』
「ん?呼んだか?」
「モートさん呼んでない!呼んでないよ!!!」
次々と現れる人達にメイソンまでが驚いた顔で見ている。
「なんだ千春、絡まれてんのかぁ?」
ルプはフェンリルの姿でのっそりと出て来ると、バリジーを睨みつける。
「ルプ様はお手を汚さなくても宜しいですわ、私がサクッと切り捨てますわ。」
「だからダメー!ルクレツィアさん!」
土下座したまま話を聞いているバリジーはガクガクと震えていた。
「え~っと、まだ営業開始してないんですよ、営業が始まってからまた来てもらっていいですか?」
「はいぃぃぃぃぃ!!!是非にともそうさせて頂きたきたく存じますますぅぅぅっぅぅぅ!!!!!」
「はい、それじゃ不問と言う事で、はーいみんな散った散った、あ、モートさんもご飯食べて行きません?」
「ん?あぁ頂くとしよう。」
「温泉も有りますから、良かったら泊まって行ってください、ココ私の温泉宿なんで。」
「へぇ、面白い物を作るもんだな。」
皆は興味を無くし奥へ消えて行く。
「それじゃメイソンさん、不問にしたんで営業停止処分もしなくて良いんで。」
「宜しいので?」
「だって、大きな商会なんですよね?従業員さんとか職失っちゃいますもん。」
「まぁ・・・そうですなぁ、バリジー殿、チハル王女殿下がお咎め無しと下してくれたのだ、しっかり恩を返すのですよ。」
「はいぃぃぃ!!!申し訳ありませんでしたぁ!!!」
バリジーはそう言うとペコペコと頭を下げ出て行った。
「チハル王女殿下は優しいですなぁ、小娘とまで言われましたのに。」
「はははは、小娘だからしょうがないですよ。」
「でも千春が居て良かったねあの人、どう転んでもこの世から消えてたよね。」
「だねぇ、お母様も冷気漏れてたからね、多分魔法発動してたよね。」
「あぁ、そうでした、チハル王女殿下、この温泉旅館は如何でしたか?」
「文句なし!最高!」
「うん!めっちゃ最高!今日も泊まりたいくらい!」
「それは良かったです、ダーサンも喜ぶでしょう。」
話をしているとスマホから音が鳴る。
「あ、ミオが今日来るってよ。」
頼子はそう言うとLIMEで返事を返す。
「・・・・千春、もう一泊出来る?」
「なんで?」
「ほら。」
頼子がスマホを掲げ美桜を返信を見せる。
「うわぁ、ずるいずるいずるいって・・・しゃーない、今日も泊まるかぁ、メイソンさん大丈夫ですよね?」
「勿論で御座います。」
ニッコリと微笑むメイソン、頼子は美桜に返信すると次々と他メンバーからもコメントが飛んでくる。
「うん、全員集合だわ。」
「ま、いんじゃない?どうせ暇じゃんw」
そして二日連続の温泉旅館宿泊が決定した。
「温泉来たって感じするね。」
千春と頼子は一泊し、朝風呂を堪能しながら話す。
「女風呂のヒノキ風呂も良いねぇ。」
頼子は浴槽を摩りながら呟く。
「世界樹だけどねぇ~。」
「効能付きそうだよね。」
「それは無いっしょ、温泉の効果はあると思うけど。」
「鑑定してみ?」
「無理、私の鑑定じゃ効能分かんないもん。」
「アイトネ様は?」
「鑑定だけにアイトネ呼んだら悪いじゃん。」
『呼んだ?』
「呼んで無いよ。」
『気持ち良さそうねー。』
「入る?」
『お邪魔しちゃおうかしら♪』
アイトネは軽く手を振ると真っ裸になり湯船に浸かる。
「あー洗わず入ったぁ。」
『私は汚れないもの。』
「神様だもんねぇ・・・ブクブク。」
顔の半分を湯船に沈めながら呟く千春、頼子が思い出した様にアイトネに問いかける。
「アイトネ様、この浴槽って世界樹の木なんですけど、変な効果付いてません?」
『流石に効果は付かないわよ。』
アイトネはそう言い鑑定する。
『・・・。』
「どうしました?」
頼子は浴槽のお湯を手ですくったまま固まるアイトネに声を掛ける。
『うん、まぁ、想定内よ、うん。』
「・・・。」
千春はお湯から顔を半分出したままジト目でアイトネを見つめる。
「何か付いてた感じですねぇ。」
あはははと笑いながら言う頼子。
『温泉の相乗効果かしら、まぁ劇的に効果ある訳じゃ無いし問題はないわ。』
「で、どんな効果なの?」
千春が聞くとアイトネが答える。
『万能薬の微弱効果ねぇ。』
「微弱?」
『何度も入るか、この湯を飲めばそれなりに効果あるわねぇ。』
「・・・うん、何も聞いてない、気のせい気のせい。」
「あーーー、気持ちいいねぇ。」
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「おはようチハル、早いわね温泉入ってたの?」
「おはようございますお母様、女湯の方を楽しんできました。」
「そう、わたしも昨日の夜そっちに入ったわ。」
千春に答えるマルグリット。
「結構飲んでましたけど、大丈夫ですか?お酒呑んでお風呂は危ないですよ?」
「何年お酒呑んでると思ってるの?それくらい分かるわよ、でも不思議なのよねぇ、女湯の方に浸かってたら酔いが覚めちゃったのよ。」
「・・・そう言う事もありますよ、うん、あるある。」
『おはようメグちゃん。』
「アイさん来てたんですね。」
『えぇ、チハルが温泉の効「「わぁーーーーーー!」」』
思わず声を上げる千春と頼子。
「・・・はぁ、そう言う事ね。」
何かしら察したマルグリットは苦笑いする。
「チハルさん!朝食の準備出来ました!おはようございますマルグリット王妃殿下、アイトネ様!」
元気よくモリアンが声を掛けてくる。
「昨日の晩御飯凄かったもんね、朝食も楽しみだわ。」
頼子は昨日の夕食を思い出し微笑む。
「固形燃料の代わりに火の魔石で1人用鍋とか、誰が思いついたんだろね。」
「肉も美味しかったぁ、いくらでも食べれるわアレ。」
「ヨリ、食べ過ぎて動けなかったじゃん。」
「チハルさんお部屋に食事お待ちします?」
「いや、ユラ達まだ寝てると思うから。」
「起きてましたよ?」
「マジか、んじゃ部屋で。」
「了解でっす!」
モリアンは返事をすると戻って行った。
「あ!アイトネも朝ごはん食べる?」
『頂こうかしら。』
「伝えて来ますね。」
いつの間にか後ろに立っていたサリナが答え、スタスタと歩いて行った。
「サフィー達いつから居たの?」
「ずっと居ましたよ。」
「・・・気配消して仕事するのやめてくださーい。」
千春が苦言を伝えていると、玄関の方が騒がしくなる、マルグリットは怪訝な顔をし、千春はなんだなんだ?と、廊下を歩いて行く。
「まだこの宿は営業しておりませんので。」
「お前達従業員が居るなら泊まれるのだろう!長旅で疲れておるのだ!中に入れろ!」
恰幅のいい小太りな男は女性従業員に怒鳴りつけると、千春達を見つける。
「客も居るではないか!嘘つきおって!責任者を出せぃ!」
「うっわウザっ。」
「迷惑クレーマーだ。」
『チハル、あの子消す?』
「それはやめたげて。」
「何だ小娘!私に文句あるのか!」
標的を千春に変える男、イラッとしたアイトネが手を振ろうとした時後ろから男の肩にだが乗った。
「どうされましたかな?バリジー殿。」
「メイソン殿!ジブラロール王国の宿はどうなっておるのだ!客も居る宿なのに営業してないとほざいておる!商業ギルドから指導してもらいましょうか!」
唾を飛ばしながら文句を言う男、商業ギルドマスターのメイソンは笑みを浮かべたまま聞いている。
「しかもこの小娘は私に文句まで言ってきおったぞ!私を誰だと思っておるのだ!バリジー商会の商会主じゃぞ!」
「えぇ、今はそうですね。」
「・・・今は?今もこれからもじゃろう!」
「いえ、ジブラロール王国、そして他領都でのバリジー商会との取引は今後一切される事は有りませんね。」
「な・・・何ですと?」
笑みを浮かべていたメイソンはスンッと真顔になり、静かに話す。
「このお方はジブラロール王国第一王女殿下、チハル・アル・ジブラロール様、後ろにいらっしゃる方は母君で有らせられるマルグリット王妃殿下、そして・・・女神アイトネ様でいらっしゃるのですよ。」
淡々と話すメイソン、バリジーは一瞬で顔が白くなりその場で土下座をする。
「申し訳ありませんでしたぁぁぁ!!!!!!!!」
渾身の土下座を見せるバリジー、千春と頼子はビクッと後ろに下がる。
「なぁにぃ?不敬でもやらかしたの?このおっさん。」
後ろからひょっこり顔を出したのはルクレツィアだ。
「おはようルクレツィア、この男がチハルの事を小娘とか言ったのよ。」
マルグリットは腕を組み男を睨みつけながら説明する。
「へぇ、王国軍の者としては見逃せないわねぇ、切り捨てる?」
「えー!ルクレツィアさん!やめてあげて!」
『それじゃぁモート呼ぶ?』
「ん?呼んだか?」
「モートさん呼んでない!呼んでないよ!!!」
次々と現れる人達にメイソンまでが驚いた顔で見ている。
「なんだ千春、絡まれてんのかぁ?」
ルプはフェンリルの姿でのっそりと出て来ると、バリジーを睨みつける。
「ルプ様はお手を汚さなくても宜しいですわ、私がサクッと切り捨てますわ。」
「だからダメー!ルクレツィアさん!」
土下座したまま話を聞いているバリジーはガクガクと震えていた。
「え~っと、まだ営業開始してないんですよ、営業が始まってからまた来てもらっていいですか?」
「はいぃぃぃぃぃ!!!是非にともそうさせて頂きたきたく存じますますぅぅぅっぅぅぅ!!!!!」
「はい、それじゃ不問と言う事で、はーいみんな散った散った、あ、モートさんもご飯食べて行きません?」
「ん?あぁ頂くとしよう。」
「温泉も有りますから、良かったら泊まって行ってください、ココ私の温泉宿なんで。」
「へぇ、面白い物を作るもんだな。」
皆は興味を無くし奥へ消えて行く。
「それじゃメイソンさん、不問にしたんで営業停止処分もしなくて良いんで。」
「宜しいので?」
「だって、大きな商会なんですよね?従業員さんとか職失っちゃいますもん。」
「まぁ・・・そうですなぁ、バリジー殿、チハル王女殿下がお咎め無しと下してくれたのだ、しっかり恩を返すのですよ。」
「はいぃぃぃ!!!申し訳ありませんでしたぁ!!!」
バリジーはそう言うとペコペコと頭を下げ出て行った。
「チハル王女殿下は優しいですなぁ、小娘とまで言われましたのに。」
「はははは、小娘だからしょうがないですよ。」
「でも千春が居て良かったねあの人、どう転んでもこの世から消えてたよね。」
「だねぇ、お母様も冷気漏れてたからね、多分魔法発動してたよね。」
「あぁ、そうでした、チハル王女殿下、この温泉旅館は如何でしたか?」
「文句なし!最高!」
「うん!めっちゃ最高!今日も泊まりたいくらい!」
「それは良かったです、ダーサンも喜ぶでしょう。」
話をしているとスマホから音が鳴る。
「あ、ミオが今日来るってよ。」
頼子はそう言うとLIMEで返事を返す。
「・・・・千春、もう一泊出来る?」
「なんで?」
「ほら。」
頼子がスマホを掲げ美桜を返信を見せる。
「うわぁ、ずるいずるいずるいって・・・しゃーない、今日も泊まるかぁ、メイソンさん大丈夫ですよね?」
「勿論で御座います。」
ニッコリと微笑むメイソン、頼子は美桜に返信すると次々と他メンバーからもコメントが飛んでくる。
「うん、全員集合だわ。」
「ま、いんじゃない?どうせ暇じゃんw」
そして二日連続の温泉旅館宿泊が決定した。
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