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教国ティータイム!
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「アミア司祭とカルバ司祭が?」
「はい、玉砕したと。」
「聖女はそこまで手強いとは、小娘と侮ったか。」
「いえ、側に女神様ともう一柱の神が居たとか。」
「なんだと!?女神はまだわかる!しかしもう一柱とはどう言う事だ!?」
「わかりません、アミア司祭はそれ以上仰りませんでした。」
「・・・私は手を引く、側に二柱顕現させる事が出来る聖女に何が出来ると言うんだ。」
「そうだな、私も手を引く、どう考えても自殺行為だ、メルザード枢機卿の二の舞は遠慮したい。」
男達はそう言うと、暫く沈黙が続き、解散して行った。
-----------------
「モート様って神様なんですよね?」
日葵はモートに問いかける。
「人間からすれば神と言われる者達と立場は同じだが、神かと言われれば否だな。」
微笑みながら答えるモート。
「死神って神様じゃ無いの?」
千春は、あれ?と首を傾げながら呟く。
『この世界ではモートは信仰対象じゃ無いもの・・・あれ?モート信仰されてるわよ?』
「・・・あー、名乗ったのは失敗だったか。」
失敗と言いながらも微笑むモート。
「誰に信仰されてるの?」
『元帝国が有った周りの国々ね、モートあそこ管理しなさいな。』
「柄じゃ無いだろう、この世界ならアイトネ1人で問題ないしな。」
『日本の管理者と交流して思ったんだけど、複数の管理者は有りだと思うわ。』
「それは知っている、しかしデメリットも有る、」
モートはお茶を啜りながら答える。
「デメリット?」
千春は気になりモートに聞く。
「あぁ、千春の世界でも沢山の血が流れた事はあるだろう、信仰する神が居るか居ないかは別としてな。」
「・・・宗教戦争?!」
「そうだ、人間は自分の信仰する神が絶対だと思わせ、正義の名の下に戦争をする、そして多くの血が流れる。」
『管理者としては面白く無いわ、でも必然でもあるの。』
「戦争が必然なの?!」
アイトネから驚く答えが出て驚く千春。
『チハルは戦争で1万人戦死者が出るのと、戦争しない事で民が疫病や飢饉で5万人死ぬと言われたらどう思う?』
「・・・えぇぇぇ。」
『ごめんなさい、少し意地悪だったかしら、でもそう言う宗教戦争もあると言う事よ、それを聖戦と呼び、多くの血が流れる、でも結果的に多くの民が救われる事も事実なの、勿論そう言う事関係なく侵略戦争をする者達もいるけれど。』
悲しそうにアイトネは言う。
「神様・・・管理者は何もしないの?」
『しないわ、世界の均衡には関わらない事ですもの、他の世界では関わる神もいるけど。』
「たしかに信仰を得る為に駒のように人間を扱う者もいるな。」
「ルール的にそれはどうなの?」
「グレーね、その世界のルールとしての部分だもの。」
一息吐き、アイトネもお茶を飲む。
「それで?話し戻りますけど、モートさん神様するの?」
「今後の成り行き次第って所かな?」
『そうね、まぁ私としては一柱として迎え入れても問題ないわ、元から信仰神の勢力争いなんて無縁な世界だもの。』
「元帝国かぁ・・・。」
「千春がトイレに行ったら滅びた国だよね。」
ふと思い出し口にする頼子。
「ヨーリー!あえて言わなかったのにっ!」
「あははは!で、帝国無くなって周りの国が強くなった感じ?」
「話じゃ連合国みたいな感じになったらしいよ。」
「へぇ、良い方に向かえば良いねぇ。」
「チハル一度行ってみるかい?」
不意にモートが千春へ問いかける。
「私が?!何で?!」
「チハルも信仰されている1人だからだよ。」
「えぇぇ、何で私が信仰されるのぉ?!」
「結果的にチハルのおかげで皇帝が没したからだな、人の口に扉は付けれないって奴だ。」
「・・・その心は?」
「チハルが元帝国近隣の国に料理を広めると、もれなく俺に美味しい供物が捧げられる。」
「んぁぁぁ!やっぱりかぁぁぁ!でもモートさんにもスッゴイお世話になってるもんなぁ。」
腕を組みながら千春は考え込む。
「千春、また新しい食材とかあるかもよ?」
こそっと耳打ちする頼子。
「んーーー!行くか!」
「いつ行く?」
「まだ教国で教えて無い物もあるし、行くなら明日以降だね。」
「移動は?」
美桜が言うと、千春はアイトネを見る。
『大丈夫よ、また新しいお菓子や料理食べれそうですもの♪』
「チハル、行くのでしたら一度王国に戻って下さいね。」
「え?何で?」
「マルグリット王妃殿下へ行く事を伝えなければいけません。」
「そうなの?」
「はい、元皇妃ルイーズ様はマルグリット王妃殿下の知己ですから。」
「へぇ、それってやっぱりお国的な事で必要な感じ?」
「はい、黙って行けば確実に揉め事になるかと。」
「うひぇー、アイトネ、モートさんそう言う事なんだけど、良い?」
アイトネとモートは、良いわよ~、構わない、と返事をする。
「それじゃぁ、作る予定の無い物もレシピ作っておきますかぁ。」
「手伝うよ、レシピはググれば良い?」
「うん、ケーキは確実に作れるから、メレンゲで作るパターンでお願い、あとは生クリームホイップでしょー、アイトネ何か食べた事ある物で欲しいお菓子ある?」
『ポテチとアイスクリーム!』
「おっけー、ポテチは良いとして、アイスクリームはバニラ見つけたし、今日の夜作ろう。」
「それじゃウチはパフェのレシピ作るねー。」
「私はこっちのフルーツでジャム作るわ。」
美桜と麗奈も参戦し、それぞれ侍女が書き留めていく。
「私は何しよっか。」
日葵は皆を見ながら言う。
「ヒマリはホットケーキお願い。」
「おっけー!お願いされた!」
千春に言われ、日葵は嬉しそうに答え、レシピを探し一緒に書き留めて行った。
「はい、玉砕したと。」
「聖女はそこまで手強いとは、小娘と侮ったか。」
「いえ、側に女神様ともう一柱の神が居たとか。」
「なんだと!?女神はまだわかる!しかしもう一柱とはどう言う事だ!?」
「わかりません、アミア司祭はそれ以上仰りませんでした。」
「・・・私は手を引く、側に二柱顕現させる事が出来る聖女に何が出来ると言うんだ。」
「そうだな、私も手を引く、どう考えても自殺行為だ、メルザード枢機卿の二の舞は遠慮したい。」
男達はそう言うと、暫く沈黙が続き、解散して行った。
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「モート様って神様なんですよね?」
日葵はモートに問いかける。
「人間からすれば神と言われる者達と立場は同じだが、神かと言われれば否だな。」
微笑みながら答えるモート。
「死神って神様じゃ無いの?」
千春は、あれ?と首を傾げながら呟く。
『この世界ではモートは信仰対象じゃ無いもの・・・あれ?モート信仰されてるわよ?』
「・・・あー、名乗ったのは失敗だったか。」
失敗と言いながらも微笑むモート。
「誰に信仰されてるの?」
『元帝国が有った周りの国々ね、モートあそこ管理しなさいな。』
「柄じゃ無いだろう、この世界ならアイトネ1人で問題ないしな。」
『日本の管理者と交流して思ったんだけど、複数の管理者は有りだと思うわ。』
「それは知っている、しかしデメリットも有る、」
モートはお茶を啜りながら答える。
「デメリット?」
千春は気になりモートに聞く。
「あぁ、千春の世界でも沢山の血が流れた事はあるだろう、信仰する神が居るか居ないかは別としてな。」
「・・・宗教戦争?!」
「そうだ、人間は自分の信仰する神が絶対だと思わせ、正義の名の下に戦争をする、そして多くの血が流れる。」
『管理者としては面白く無いわ、でも必然でもあるの。』
「戦争が必然なの?!」
アイトネから驚く答えが出て驚く千春。
『チハルは戦争で1万人戦死者が出るのと、戦争しない事で民が疫病や飢饉で5万人死ぬと言われたらどう思う?』
「・・・えぇぇぇ。」
『ごめんなさい、少し意地悪だったかしら、でもそう言う宗教戦争もあると言う事よ、それを聖戦と呼び、多くの血が流れる、でも結果的に多くの民が救われる事も事実なの、勿論そう言う事関係なく侵略戦争をする者達もいるけれど。』
悲しそうにアイトネは言う。
「神様・・・管理者は何もしないの?」
『しないわ、世界の均衡には関わらない事ですもの、他の世界では関わる神もいるけど。』
「たしかに信仰を得る為に駒のように人間を扱う者もいるな。」
「ルール的にそれはどうなの?」
「グレーね、その世界のルールとしての部分だもの。」
一息吐き、アイトネもお茶を飲む。
「それで?話し戻りますけど、モートさん神様するの?」
「今後の成り行き次第って所かな?」
『そうね、まぁ私としては一柱として迎え入れても問題ないわ、元から信仰神の勢力争いなんて無縁な世界だもの。』
「元帝国かぁ・・・。」
「千春がトイレに行ったら滅びた国だよね。」
ふと思い出し口にする頼子。
「ヨーリー!あえて言わなかったのにっ!」
「あははは!で、帝国無くなって周りの国が強くなった感じ?」
「話じゃ連合国みたいな感じになったらしいよ。」
「へぇ、良い方に向かえば良いねぇ。」
「チハル一度行ってみるかい?」
不意にモートが千春へ問いかける。
「私が?!何で?!」
「チハルも信仰されている1人だからだよ。」
「えぇぇ、何で私が信仰されるのぉ?!」
「結果的にチハルのおかげで皇帝が没したからだな、人の口に扉は付けれないって奴だ。」
「・・・その心は?」
「チハルが元帝国近隣の国に料理を広めると、もれなく俺に美味しい供物が捧げられる。」
「んぁぁぁ!やっぱりかぁぁぁ!でもモートさんにもスッゴイお世話になってるもんなぁ。」
腕を組みながら千春は考え込む。
「千春、また新しい食材とかあるかもよ?」
こそっと耳打ちする頼子。
「んーーー!行くか!」
「いつ行く?」
「まだ教国で教えて無い物もあるし、行くなら明日以降だね。」
「移動は?」
美桜が言うと、千春はアイトネを見る。
『大丈夫よ、また新しいお菓子や料理食べれそうですもの♪』
「チハル、行くのでしたら一度王国に戻って下さいね。」
「え?何で?」
「マルグリット王妃殿下へ行く事を伝えなければいけません。」
「そうなの?」
「はい、元皇妃ルイーズ様はマルグリット王妃殿下の知己ですから。」
「へぇ、それってやっぱりお国的な事で必要な感じ?」
「はい、黙って行けば確実に揉め事になるかと。」
「うひぇー、アイトネ、モートさんそう言う事なんだけど、良い?」
アイトネとモートは、良いわよ~、構わない、と返事をする。
「それじゃぁ、作る予定の無い物もレシピ作っておきますかぁ。」
「手伝うよ、レシピはググれば良い?」
「うん、ケーキは確実に作れるから、メレンゲで作るパターンでお願い、あとは生クリームホイップでしょー、アイトネ何か食べた事ある物で欲しいお菓子ある?」
『ポテチとアイスクリーム!』
「おっけー、ポテチは良いとして、アイスクリームはバニラ見つけたし、今日の夜作ろう。」
「それじゃウチはパフェのレシピ作るねー。」
「私はこっちのフルーツでジャム作るわ。」
美桜と麗奈も参戦し、それぞれ侍女が書き留めていく。
「私は何しよっか。」
日葵は皆を見ながら言う。
「ヒマリはホットケーキお願い。」
「おっけー!お願いされた!」
千春に言われ、日葵は嬉しそうに答え、レシピを探し一緒に書き留めて行った。
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