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地獄の20階!
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「うわぁ、コレ降りれないじゃん。」
落とし穴を降りて9階のエリアに入った千春は下を見ながら言う。
「あれサメじゃん?」
「ワニっぽいのも居るね。」
「あ、あそこ陸地あんじゃん。」
頼子達も下を見ながら千春に言う。
『ここは降りなくても良いじゃろ。』
「そうだな、下の階層に行くのはどこだろうな。」
「あそこじゃ無いですか?」
コンは美桜の頭の上で小狐のまま手を向ける。
「・・・なんか居るね。」
「恐竜?」
「ネッシーじゃん。」
「いや、ここネス湖じゃ無いし。」
『儂が倒してくるかの。』
「ロイロちょっと待って、私も魔法やりたい!」
『構わんが、一発当てたら儂が突っ込むぞ?』
「うん、倒せなかったらよろしく!」
千春は箒に乗ったままゆっくり近づいていく、もちろん皆も付いてくる。
「んじゃ行くね。」
千春は箒から手を離し、手を前に出す。
「水魔法か、水棲の魔物は耐性あるぞ?」
『まぁ儂が倒せば良いことじゃ、好きにさせてやれば良いんじゃよ。』
ルプとロイロは倒せない前提で準備をする。
「よし!ウォーターカッター!」
バシュッーーー!!
千春は前に出した水の玉から細い水を高速で飛ばす、魔物は千春達には気付いていたが、細い水に気付いた時には頭を貫いていた。
「あ、勢いありすぎて切れなかった。」
「カッターじゃなくレーザーじゃん。」
美桜は崩れ落ちる魔物を見ながら呟く。
「このエリアも魔物大量発生してないね。」
「大量にはいねぇが、今の水竜は中々高ランクじゃねーか?」
『チハルが一撃で倒したがな。』
千春達の会話を聞いたエーデルが予想を立てる。
「上層と違い数ではなく質が高くなってるのでしょうか。」
「でも弱かったよ?」
「いえ、本来はかなり強い魔物です、チハル様の魔法が強いのです、どういった魔法なのですか?水棲の魔物に水魔法で一撃など聞いた事が有りません。」
「えっと、本当は料理に使おうと思ってウォーターカッターをやったんだけど・・・。」
「だけど?」
言い難そうに言う千春に、頼子が問いかける。
「まな板まで切断しちゃった。」
「いや、ヤバすぎっしょそれ。」
「で、攻撃魔法に使えるかなーってね。」
「どれくらい威力上げたのさ。」
「水深1万めーとるー♪」
「行ったことあんの?」
「無いわ!でも魔力で掛けれる限界まで上げてて、よくわかんないんだよね。」
「凄いって事は分かったよ。」
「これさ、水と一緒に砂も混ぜて飛ばすとヤバいらしいんだー、でも土魔法無いから出来ないんだよね。」
「ほほーう?千春、ちょっと試していい?」
頼子はニヤリと笑い千春にウォーターカッターの魔法を使わせる。
「ほい!あとは飛ばすだけ!」
「おっけ!おりゃ!」
頼子は土魔法で細かい砂を千春の出した水に混ぜる。
「おっけ!」
「ういっ!ウォーターカッター!」
千春は倒れたまま動かない水棲魔物に当て横に動かす。
「・・・これは凄いですな。」
『・・・チハル、これ儂に当てるなよ、耐えれる自信ないぞ。』
「えードラゴンの鱗なら耐えれるんじゃない?」
『無理じゃな、今の威力と貫通力を見た限り、確実に切れる。』
「魔法有なら?」
「・・・無理じゃろなぁ、魔法と言いながら完全に物質じゃからな。」
「ま、使えるって言う事で!回収して次の階いくよ!」
威力が分かり、ウキウキの千春と頼子はビェリーに魔物を回収させると次の階へ向かう、そして4人は満足したのか、次の階からドラゴンの殲滅で一気に20階まで駆け下りた。
「19階ヤバかったね。」
「かなり魔物が溜まってましたね。」
千春とサフィーナは上の階を思い出し、話しをする。
「ビェリー、コン、気付いたか?」
「やっぱりルプも気付いとった?わっちもさっき感じたんよ。」
「はい、原因は十中八九これでしょうね。」
ルプが言うと、ビェリーとコンも頷く。
「なに?原因わかったの?」
「多分な、一度上に戻って聞いてから確認してもいいが。」
「聞く?上で?」
「あぁ原因はこの国にある。」
「え!?国?何かしたの?」
「そうだな、千春、龍脈って聞いた事あるか?」
ルプは千春に問いかける。
「あー良い気が流れる所で、神社とか建てられたりするんだっけ?」
「あぁ、概ね正解だ。」
「で?ココ龍脈通ってるの?」
「正確に言うと、龍脈ではないんだろうが、魔力が通る道がある。」
「へぇ、で?通る道が有ったらどうなるの?」
「魔物が育ちやすい。」
「・・・あ、それじゃ龍脈のせいで魔物が大発生!?」
「そう言う事だ。」
千春に説明をしていると、ロイロが問いかける。
『しかしそれが原因なら、急に増えるのは変じゃろ、昔からあるじゃろ、このダンジョンは。』
「この国に者に聞いてみないと分からねぇが、要石となる物を動かしたか・・・破壊したか。」
「そうやね、要石が無くなったら龍脈の動きが変わるけんね。」
「動かすだけなら、大きな変化は無いのですが、破壊した可能性が高いですね。」
ロイロの問いかけにルプ達が答える。
「魔力の龍脈かー、それじゃ討伐しまくっても根本的な解決にならないって事?」
「そう言う事だ、これ以上先に進んで殲滅してもまた増えるって事だな。」
「それは残念だなぁ、せっかく魔法の特訓も兼ねて狩り出来ると思ったのに。」
「・・・千春それなんだが、上の階から魔物の量が多かっただろ。」
「うん、今までの階で一番多かったね。」
「食物連鎖って知ってるか?」
「それくらい知ってるよ!」
「それじゃ魔物達は何を食べて増える?」
「大きな魔物は小さな魔物?」
「あぁ正解だ、それじゃ小さな魔物は何を食べる?」
「・・・え?」
「その小さな魔物の食べる餌が湧き出る魔力だったら?」
「・・・ちょっとまって・・・あ!!!!」
何かを思い出したように千春が叫ぶ。
「思い出したか、千春が嫌がる魔物は何処に居るって言ってたか覚えてるか?」
「・・・20階前後の階層。」
「そう言う事だ、さて、その餌共が集まって来た音が聞こえるんだが。」
ルプが耳を澄ませ、コンも耳を立てる、するとラルカが怯えながら千春に言う。
「チハル様!チハル様!!!これはダメです!ダメなやつがいっぱい!いっぱい!!!」
ラルカが鳥肌全開で千春に言うと同時に、少し離れた所から、ワサワサと音を立てながら黒光りの奴が大量に現れる、もちろん大型犬サイズで小さくない。
「ロイロ!!!!!ママドラ!!!!!!れふ!らい!!!!いー!ある!さん!!!!」
大きな声で千春がドラゴン達に命令する。
「焼き払ってぇぇ!!!!!!!!!!」
落とし穴を降りて9階のエリアに入った千春は下を見ながら言う。
「あれサメじゃん?」
「ワニっぽいのも居るね。」
「あ、あそこ陸地あんじゃん。」
頼子達も下を見ながら千春に言う。
『ここは降りなくても良いじゃろ。』
「そうだな、下の階層に行くのはどこだろうな。」
「あそこじゃ無いですか?」
コンは美桜の頭の上で小狐のまま手を向ける。
「・・・なんか居るね。」
「恐竜?」
「ネッシーじゃん。」
「いや、ここネス湖じゃ無いし。」
『儂が倒してくるかの。』
「ロイロちょっと待って、私も魔法やりたい!」
『構わんが、一発当てたら儂が突っ込むぞ?』
「うん、倒せなかったらよろしく!」
千春は箒に乗ったままゆっくり近づいていく、もちろん皆も付いてくる。
「んじゃ行くね。」
千春は箒から手を離し、手を前に出す。
「水魔法か、水棲の魔物は耐性あるぞ?」
『まぁ儂が倒せば良いことじゃ、好きにさせてやれば良いんじゃよ。』
ルプとロイロは倒せない前提で準備をする。
「よし!ウォーターカッター!」
バシュッーーー!!
千春は前に出した水の玉から細い水を高速で飛ばす、魔物は千春達には気付いていたが、細い水に気付いた時には頭を貫いていた。
「あ、勢いありすぎて切れなかった。」
「カッターじゃなくレーザーじゃん。」
美桜は崩れ落ちる魔物を見ながら呟く。
「このエリアも魔物大量発生してないね。」
「大量にはいねぇが、今の水竜は中々高ランクじゃねーか?」
『チハルが一撃で倒したがな。』
千春達の会話を聞いたエーデルが予想を立てる。
「上層と違い数ではなく質が高くなってるのでしょうか。」
「でも弱かったよ?」
「いえ、本来はかなり強い魔物です、チハル様の魔法が強いのです、どういった魔法なのですか?水棲の魔物に水魔法で一撃など聞いた事が有りません。」
「えっと、本当は料理に使おうと思ってウォーターカッターをやったんだけど・・・。」
「だけど?」
言い難そうに言う千春に、頼子が問いかける。
「まな板まで切断しちゃった。」
「いや、ヤバすぎっしょそれ。」
「で、攻撃魔法に使えるかなーってね。」
「どれくらい威力上げたのさ。」
「水深1万めーとるー♪」
「行ったことあんの?」
「無いわ!でも魔力で掛けれる限界まで上げてて、よくわかんないんだよね。」
「凄いって事は分かったよ。」
「これさ、水と一緒に砂も混ぜて飛ばすとヤバいらしいんだー、でも土魔法無いから出来ないんだよね。」
「ほほーう?千春、ちょっと試していい?」
頼子はニヤリと笑い千春にウォーターカッターの魔法を使わせる。
「ほい!あとは飛ばすだけ!」
「おっけ!おりゃ!」
頼子は土魔法で細かい砂を千春の出した水に混ぜる。
「おっけ!」
「ういっ!ウォーターカッター!」
千春は倒れたまま動かない水棲魔物に当て横に動かす。
「・・・これは凄いですな。」
『・・・チハル、これ儂に当てるなよ、耐えれる自信ないぞ。』
「えードラゴンの鱗なら耐えれるんじゃない?」
『無理じゃな、今の威力と貫通力を見た限り、確実に切れる。』
「魔法有なら?」
「・・・無理じゃろなぁ、魔法と言いながら完全に物質じゃからな。」
「ま、使えるって言う事で!回収して次の階いくよ!」
威力が分かり、ウキウキの千春と頼子はビェリーに魔物を回収させると次の階へ向かう、そして4人は満足したのか、次の階からドラゴンの殲滅で一気に20階まで駆け下りた。
「19階ヤバかったね。」
「かなり魔物が溜まってましたね。」
千春とサフィーナは上の階を思い出し、話しをする。
「ビェリー、コン、気付いたか?」
「やっぱりルプも気付いとった?わっちもさっき感じたんよ。」
「はい、原因は十中八九これでしょうね。」
ルプが言うと、ビェリーとコンも頷く。
「なに?原因わかったの?」
「多分な、一度上に戻って聞いてから確認してもいいが。」
「聞く?上で?」
「あぁ原因はこの国にある。」
「え!?国?何かしたの?」
「そうだな、千春、龍脈って聞いた事あるか?」
ルプは千春に問いかける。
「あー良い気が流れる所で、神社とか建てられたりするんだっけ?」
「あぁ、概ね正解だ。」
「で?ココ龍脈通ってるの?」
「正確に言うと、龍脈ではないんだろうが、魔力が通る道がある。」
「へぇ、で?通る道が有ったらどうなるの?」
「魔物が育ちやすい。」
「・・・あ、それじゃ龍脈のせいで魔物が大発生!?」
「そう言う事だ。」
千春に説明をしていると、ロイロが問いかける。
『しかしそれが原因なら、急に増えるのは変じゃろ、昔からあるじゃろ、このダンジョンは。』
「この国に者に聞いてみないと分からねぇが、要石となる物を動かしたか・・・破壊したか。」
「そうやね、要石が無くなったら龍脈の動きが変わるけんね。」
「動かすだけなら、大きな変化は無いのですが、破壊した可能性が高いですね。」
ロイロの問いかけにルプ達が答える。
「魔力の龍脈かー、それじゃ討伐しまくっても根本的な解決にならないって事?」
「そう言う事だ、これ以上先に進んで殲滅してもまた増えるって事だな。」
「それは残念だなぁ、せっかく魔法の特訓も兼ねて狩り出来ると思ったのに。」
「・・・千春それなんだが、上の階から魔物の量が多かっただろ。」
「うん、今までの階で一番多かったね。」
「食物連鎖って知ってるか?」
「それくらい知ってるよ!」
「それじゃ魔物達は何を食べて増える?」
「大きな魔物は小さな魔物?」
「あぁ正解だ、それじゃ小さな魔物は何を食べる?」
「・・・え?」
「その小さな魔物の食べる餌が湧き出る魔力だったら?」
「・・・ちょっとまって・・・あ!!!!」
何かを思い出したように千春が叫ぶ。
「思い出したか、千春が嫌がる魔物は何処に居るって言ってたか覚えてるか?」
「・・・20階前後の階層。」
「そう言う事だ、さて、その餌共が集まって来た音が聞こえるんだが。」
ルプが耳を澄ませ、コンも耳を立てる、するとラルカが怯えながら千春に言う。
「チハル様!チハル様!!!これはダメです!ダメなやつがいっぱい!いっぱい!!!」
ラルカが鳥肌全開で千春に言うと同時に、少し離れた所から、ワサワサと音を立てながら黒光りの奴が大量に現れる、もちろん大型犬サイズで小さくない。
「ロイロ!!!!!ママドラ!!!!!!れふ!らい!!!!いー!ある!さん!!!!」
大きな声で千春がドラゴン達に命令する。
「焼き払ってぇぇ!!!!!!!!!!」
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