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ママさんズと神様!
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千春達がチョコを作っている頃、ママさんズはアイトネとお茶をしていた。
「はぁ、一息吐けたわ。」
頼子の母、智美はコーヒーをグイっと飲むと溜息を吐く。
『メロンっていう果実なのね、とっても美味しいわぁ~♪』
「アイトネ様あちらにはメロン無いのですか?」
『敬語は要らないわ、普通に話ししてくれると嬉しいわ~。』
美桜の母、美咲が敬語で話すとアイトネはケラケラ笑いながら答える。
『向こうにはこんなに美味しい果実は無いわ~、色々と品種改良してきたのね。』
「そうですね、日本以外に海外でもフルーツは美味しく、食べやすく研究してますねぇ。」
麗奈の母、麗子はアイトネに言葉を返す。
「さて、皆LIMEの交換しない?」
「しましょ!来週も集まるのよね?」
「集まるというか麗奈ちゃんに付いて行く感じになるのかなぁ。」
「そうね、ウチのヨリは絶対来週も行くでしょうから。」
「旦那にはなんて言おうかしら。」
「娘たちのママ会で良いじゃない、実際そうだし?」
「そうそう、ウチのも週末好きにして良いって言えば二つ返事でOKくれるわよ。」
智美と美咲は問題無いとウキウキだ。
「うちは行けるか微妙だなぁ~。」
「レイコの旦那厳しい?」
「厳しくは無いけどー、ほったらかしすると拗ねるのよねぇ。」
麗子は旦那のショボンとした顔を思い出しながら苦笑いする。
『私がちょちょいと精神に魔法掛けてあげましょうか?』
アイトネがフラペチーノを飲みながら恐ろしい事を言う。
「いや!さすがにそれはダメでしょ!」
「んー、それはちょっと気が引けるわ。」
「もういっその事話しちゃう?」
ママさんズは、ウーーーンと唸りながら考える、するとアイトネに声を掛ける女性が現れた。
「あら、アイちゃんこっち来てたの?」
『ウカちゃん!そうなの!ヨリ達のママに誘われてフラペチーノ奢ってもらったの~♪』
宇迦之御魂神ことウカちゃんは軽く挨拶をすると、ママさんズにも声を掛ける。
「うちのコンがお世話になってます。」
「・・・えっと・・・?」
「狐ちゃんが居たでしょ?」
「あ!うちのミオに付いてた狐!?」
「そ、私の使い、しばらく一緒にさせてあげてね。」
そう言うと同じ席に座るウカちゃん。
「あの、神様・・ですよね?」
元巫女の智美は若干引き気味に確認する。
「えぇ、日本じゃ宇迦之御魂神とか呼ばれてるわ。」
「えぇぇ・・・・お稲荷様じゃないですかぁ。」
「え?お稲荷様って狐の?」
千春達と同じように狐が神様と思った美咲と麗子は智美に問いかける。
「狐は御使い様、神様はウカノミタマノカミって言うのよ。」
『ウカちゃんは何してるの?』
ふいに現れたウカちゃんにアイトネが聞く。
「コーヒーを飲みに来たのよ。」
「まぁコーヒー店だもんね。」
「そりゃそうだ。」
「神様もコーヒー飲むのねぇ。」
「あなた達もウカとかウカノで良いわよ、長いのよあの名前、それで?何してたの?」
「来週もあっちの世界に遊びに行く為の計画を練ってました。」
智美がウカちゃんに旦那事情を話し、うまく向こうへ行く算段を付けようと苦悩中だと話をする。
「ん~・・・そうねぇ、私も使いを向こうに連れて行ってもらってる訳だし、ちょっと協力しちゃおうかしら。」
『何かあるのかしら~?』
「大したものでは無いわよ。」
そう言うと何もない空間を軽く掴むと手を開く。
「勾玉ですね。」
「綺麗~。」
「これは?」
三人は勾玉を見ながらウカちゃんに聞く。
「これを持って念じながら話をすると疑わずその言葉を信じるわ。」
「ヤバいやつだ。」
「犯罪待ったなしのアイテムだ。」
「ダメな奴じゃないですか!?」
詐欺師が喜びそうなアイテムをウカちゃんはママさんズに渡す。
「そんなに強力な物じゃないわよ、疑ってる相手には余り効かないし、あーそうなんだ、って思いやすくなる程度よ。」
「十分過ぎますけどね。」
「貸していただけるんですか?」
「えぇ、あなた達が生きている間はあなた達が好きなように使っていいわ、持ち主が消えたらその勾玉も消滅するから。」
何でも無いと言うようにウカちゃんは言う。
「よし!これで来週も異世界に行ける!」
「ちょっと後ろめたいけどね!」
「有難うございますウカ様。」
智美と美咲はニコニコしながら、そして麗子はウカちゃんにお礼を言う。
「あ!そうだ、アイちゃんコレ渡しておくわ。」
そう言って出したのはスマホだ。
『やった!本当に準備してくれたのね~♪』
「えぇ、一応私のスマホの番号入れておいたから、前教えたように使ってね。」
『わかったわ~♪』
「え、神様がスマホ?」
「契約は誰がしたの?」
「ウカ様名義じゃない?」
「あ、あなた達LIMEの登録してたわよね、私のも入れておいて、何かあったらLIMEしてね。」
『私も~!トモミ!私も~!』
日本人として普通に生活圏を確保している宇迦之御魂神ことウカちゃんはママさんズ、そしてアイトネとアドレス交換をした。
「はぁ、一息吐けたわ。」
頼子の母、智美はコーヒーをグイっと飲むと溜息を吐く。
『メロンっていう果実なのね、とっても美味しいわぁ~♪』
「アイトネ様あちらにはメロン無いのですか?」
『敬語は要らないわ、普通に話ししてくれると嬉しいわ~。』
美桜の母、美咲が敬語で話すとアイトネはケラケラ笑いながら答える。
『向こうにはこんなに美味しい果実は無いわ~、色々と品種改良してきたのね。』
「そうですね、日本以外に海外でもフルーツは美味しく、食べやすく研究してますねぇ。」
麗奈の母、麗子はアイトネに言葉を返す。
「さて、皆LIMEの交換しない?」
「しましょ!来週も集まるのよね?」
「集まるというか麗奈ちゃんに付いて行く感じになるのかなぁ。」
「そうね、ウチのヨリは絶対来週も行くでしょうから。」
「旦那にはなんて言おうかしら。」
「娘たちのママ会で良いじゃない、実際そうだし?」
「そうそう、ウチのも週末好きにして良いって言えば二つ返事でOKくれるわよ。」
智美と美咲は問題無いとウキウキだ。
「うちは行けるか微妙だなぁ~。」
「レイコの旦那厳しい?」
「厳しくは無いけどー、ほったらかしすると拗ねるのよねぇ。」
麗子は旦那のショボンとした顔を思い出しながら苦笑いする。
『私がちょちょいと精神に魔法掛けてあげましょうか?』
アイトネがフラペチーノを飲みながら恐ろしい事を言う。
「いや!さすがにそれはダメでしょ!」
「んー、それはちょっと気が引けるわ。」
「もういっその事話しちゃう?」
ママさんズは、ウーーーンと唸りながら考える、するとアイトネに声を掛ける女性が現れた。
「あら、アイちゃんこっち来てたの?」
『ウカちゃん!そうなの!ヨリ達のママに誘われてフラペチーノ奢ってもらったの~♪』
宇迦之御魂神ことウカちゃんは軽く挨拶をすると、ママさんズにも声を掛ける。
「うちのコンがお世話になってます。」
「・・・えっと・・・?」
「狐ちゃんが居たでしょ?」
「あ!うちのミオに付いてた狐!?」
「そ、私の使い、しばらく一緒にさせてあげてね。」
そう言うと同じ席に座るウカちゃん。
「あの、神様・・ですよね?」
元巫女の智美は若干引き気味に確認する。
「えぇ、日本じゃ宇迦之御魂神とか呼ばれてるわ。」
「えぇぇ・・・・お稲荷様じゃないですかぁ。」
「え?お稲荷様って狐の?」
千春達と同じように狐が神様と思った美咲と麗子は智美に問いかける。
「狐は御使い様、神様はウカノミタマノカミって言うのよ。」
『ウカちゃんは何してるの?』
ふいに現れたウカちゃんにアイトネが聞く。
「コーヒーを飲みに来たのよ。」
「まぁコーヒー店だもんね。」
「そりゃそうだ。」
「神様もコーヒー飲むのねぇ。」
「あなた達もウカとかウカノで良いわよ、長いのよあの名前、それで?何してたの?」
「来週もあっちの世界に遊びに行く為の計画を練ってました。」
智美がウカちゃんに旦那事情を話し、うまく向こうへ行く算段を付けようと苦悩中だと話をする。
「ん~・・・そうねぇ、私も使いを向こうに連れて行ってもらってる訳だし、ちょっと協力しちゃおうかしら。」
『何かあるのかしら~?』
「大したものでは無いわよ。」
そう言うと何もない空間を軽く掴むと手を開く。
「勾玉ですね。」
「綺麗~。」
「これは?」
三人は勾玉を見ながらウカちゃんに聞く。
「これを持って念じながら話をすると疑わずその言葉を信じるわ。」
「ヤバいやつだ。」
「犯罪待ったなしのアイテムだ。」
「ダメな奴じゃないですか!?」
詐欺師が喜びそうなアイテムをウカちゃんはママさんズに渡す。
「そんなに強力な物じゃないわよ、疑ってる相手には余り効かないし、あーそうなんだ、って思いやすくなる程度よ。」
「十分過ぎますけどね。」
「貸していただけるんですか?」
「えぇ、あなた達が生きている間はあなた達が好きなように使っていいわ、持ち主が消えたらその勾玉も消滅するから。」
何でも無いと言うようにウカちゃんは言う。
「よし!これで来週も異世界に行ける!」
「ちょっと後ろめたいけどね!」
「有難うございますウカ様。」
智美と美咲はニコニコしながら、そして麗子はウカちゃんにお礼を言う。
「あ!そうだ、アイちゃんコレ渡しておくわ。」
そう言って出したのはスマホだ。
『やった!本当に準備してくれたのね~♪』
「えぇ、一応私のスマホの番号入れておいたから、前教えたように使ってね。」
『わかったわ~♪』
「え、神様がスマホ?」
「契約は誰がしたの?」
「ウカ様名義じゃない?」
「あ、あなた達LIMEの登録してたわよね、私のも入れておいて、何かあったらLIMEしてね。」
『私も~!トモミ!私も~!』
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