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チョコフォンデュ!
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「ふむ、問題ないな。」
ふとエンハルトが呟き千春が聞き返す。
「何が?チョコレートの出来具合?」
「いや、妖精の村に来ることが、だな。」
「飛んだらすぐ村だし、ここ近辺はエルフさん達が警備してるから安全らしいよ、ドライアドさんも居るし。」
「世界樹もここに有るのか?」
「ここよりもっと森の奥の方、魔法で見えなくしてるんだって、フェアリーリングですぐ行けるけど。」
森を見ながら2人は話す。
「行きたいの?」
「んー、見てみたいとは思うが魔法で見えない様にしてるって事は何かしら秘匿することがあるんだろう、やめておく。」
そう言ってエンハルトは千春に微笑む。
「チハルー!チョコ試作第一号出来たってよー!」
美桜が千春とエンハルトに声をかける。
「はーい、ハルト試食しよ!」
「そうだな。」
2人は家の中に入り、皆で第一号のチョコを食べる。
「んー風味?なんか物足りない感あるね。」
「でも舌触りはもうチョコじゃん。」
「アイスにかけて食べたら美味しいかも。」
「あれじゃん!?チョコフォンデュでフルーツと食べたら美味しいかも!」
美桜がチョコフォンデュと言うと一緒に食べていた長老の奥様の目が光る。
「フルーツですね、すぐ準備しますわね。」
そう言うと匂いで寄ってきていたのか数人の妖精に声をかける、そして妖精は四方に散って行った。
「それじゃせっかく固めたけどもっかい溶かしますか。」
ちはるがそう言うと長老奥様は平らな板と鍋を持ってくる。
「今の話ですと溶かしたチョコを果物に付けて食べるんですわよね?」
「はい、その通りです。」
「それではこの鍋にチョコを入れましょう。」
鍋にチョコを入れるとゆっくりチョコが溶けていく。
「これ魔道具ですか?」
「えぇ、温度も変えれる魔導コンロです。」
ヘラで混ぜながら均等に溶かしていく、
「それじゃもうちょっとゆるくしたいのでミルク貰えますか?」
「わかりました。」
奥様が持ってきたミルクをチョコの半分ほど入れかき混ぜる。
「おー、いい感じじゃん?」
頼子が嬉しそうに言う。
「チハル、フルーツ持ってきてないの?」
「あるよーん、苺とバナナ、缶詰なら桃とかみかんあるけど。」
「バナナと苺いいね、切り分けるから出して。」
「あいよ。」
アイテムボックスから出したバナナと苺を美桜と麗奈が受け取り苺は洗ってヘタを取りバナナは一口サイズに切り分け皿に乗せていく。
「はーい出来たよー。」
「あ、妖精さん帰ってきた。」
「おー!見た事ない果物だ!」
オレンジっぽい物や葡萄、そして見たことのないフルーツがテーブルに並べられる。
「コレに果物を入れるんですのー?」
「えっとね、こうやってフォークに果物に刺して付けて食べるんだよ。」
千春がチョコフォンデュを実践して教え、一口で食べる。
「うん、美味しい!」
「ウチも食べる!」
「私もー。」
「リリ、こっちに妖精用の小さいフルーツ作ったからこれ食べなー。」
小さく切ったフルーツに爪楊枝を刺しリリに見せる麗奈、そして始まったチョコフォンデュにワラワラと妖精が集まる。
「いっぱい来たね妖精さん。」
「まぁいっぱい来てもこのサイズだし足りるでしょ。」
手の上に乗れるサイズの妖精を見ながら千春と頼子が話す。
「ハルト美味しい?」
「美味しいな、こう言う食べ方も有るんだな。」
「チーズでやるとチーズフォンデュって言うんだよ。」
「ほぉ、チーズか、酒に合いそうだな。」
千春とエンハルトが話をしている間もフルーツはどんどん食べられて行く。
「お待たせしました、森で採れた果物ですよ。」
奥様が森のフルーツを切り分け持ってくる、そしてそのフルーツもあっという間に消えていった。
「美味しかったわー。」
「ヤバー、お昼あれだけ食べてこれはヤバいなー。」
「体重ヤバい。」
「レナの魔道具付けたら体重0になる!」
「いや、見た目変わんないから。」
「くっ!そうだった!」
千春たちが笑いながら話していると妖精たちが集まり何かをしている。
「ん?どうしたんだろ。」
「集まってんね。」
「リリあれ何してんの?」
「あー、多分お礼を作ってますのー。」
「お礼?」
妖精達が集まり輪になる、そして1人の妖精の手元に光り輝く宝石が現れた。
「チハル様、これは私達からのお礼です。」
そう言って千春に宝石を渡す、千春はそれを摘み受け取る。
「おーめっちゃ綺麗。」
「何これ宝石?」
「リリこれ何?」
「妖精の涙と言われる宝石ですわー。」
そう言うとエンハルトが声を上げる。
「妖精の涙だと?!」
「知ってんの?ハルト。」
「知っている・・・と言うか聞いた事があるくらいだが。」
「へぇ、珍しい物なのね。」
「そうだな、国宝になるくらいの宝石だ。」
「マジか・・・。」
摘んだ宝石を光に当てるとキラキラと輝いている。
「何か凄い効果が有る宝石とか?」
頼子が覗き込みながら言うとリリが答える。
「魔石と同じ様に魔力を保有出来ますわー。」
「へぇー魔道具にも出来るって事?」
「その通りですわー。」
ドヤ顔でふんぞりかえるリリ。
「ただその保有量が桁違いなんだがな。」
ぽつりと呟くエンハルト。
「桁違い?凄いの?」
「そうだなぁ、調べてみないと分からんがな。」
ふぅんとあまり宝石に興味のない千春は頼子達に言う。
「誰か使う~?」
「おい!」
「え?」
「ほいほい人にやる物じゃないぞ?!」
「でもチョコフォンデュのお礼って事は皆んなで作ったから皆んなの物じゃん?」
「えぇ、千春貰っときなよ。」
「そうだよ、なんか持ってたら面倒事巻き込まれそう。」
「ソレな!はい!それはチハルの物でーす!」
頼子達は揃って千春に押し付けた。
「しゃーない、ありがたく貰っておきますか。」
そしてアイテムボックスに入れ妖精達にお礼を言う。
「君たちありがとうね。」
「こちらこそ!美味しい食事をありがとう!」
千春と妖精は笑顔でお礼し合う。
「リリもアレ作れるの?」
「作れますわ、でも私1人だと100年に一個くらいですわねー。」
「100年!?」
「この人数なら2~3年に1個は作れますわよー。」
わちゃわちゃと残りのチョコを掬い食べている妖精たちを見ながら麗奈とリリが話す。
「因みにあの妖精の涙で魔道具作ると何が出来んの?」
「んー、精霊の魔法を閉じ込めたり出来ますわね、ドライアド様なら出来ると思いますけどー、呼びます?」
「いや、やめとこか、面倒事増えそう。」
麗奈は聞かなかった事にした。
ふとエンハルトが呟き千春が聞き返す。
「何が?チョコレートの出来具合?」
「いや、妖精の村に来ることが、だな。」
「飛んだらすぐ村だし、ここ近辺はエルフさん達が警備してるから安全らしいよ、ドライアドさんも居るし。」
「世界樹もここに有るのか?」
「ここよりもっと森の奥の方、魔法で見えなくしてるんだって、フェアリーリングですぐ行けるけど。」
森を見ながら2人は話す。
「行きたいの?」
「んー、見てみたいとは思うが魔法で見えない様にしてるって事は何かしら秘匿することがあるんだろう、やめておく。」
そう言ってエンハルトは千春に微笑む。
「チハルー!チョコ試作第一号出来たってよー!」
美桜が千春とエンハルトに声をかける。
「はーい、ハルト試食しよ!」
「そうだな。」
2人は家の中に入り、皆で第一号のチョコを食べる。
「んー風味?なんか物足りない感あるね。」
「でも舌触りはもうチョコじゃん。」
「アイスにかけて食べたら美味しいかも。」
「あれじゃん!?チョコフォンデュでフルーツと食べたら美味しいかも!」
美桜がチョコフォンデュと言うと一緒に食べていた長老の奥様の目が光る。
「フルーツですね、すぐ準備しますわね。」
そう言うと匂いで寄ってきていたのか数人の妖精に声をかける、そして妖精は四方に散って行った。
「それじゃせっかく固めたけどもっかい溶かしますか。」
ちはるがそう言うと長老奥様は平らな板と鍋を持ってくる。
「今の話ですと溶かしたチョコを果物に付けて食べるんですわよね?」
「はい、その通りです。」
「それではこの鍋にチョコを入れましょう。」
鍋にチョコを入れるとゆっくりチョコが溶けていく。
「これ魔道具ですか?」
「えぇ、温度も変えれる魔導コンロです。」
ヘラで混ぜながら均等に溶かしていく、
「それじゃもうちょっとゆるくしたいのでミルク貰えますか?」
「わかりました。」
奥様が持ってきたミルクをチョコの半分ほど入れかき混ぜる。
「おー、いい感じじゃん?」
頼子が嬉しそうに言う。
「チハル、フルーツ持ってきてないの?」
「あるよーん、苺とバナナ、缶詰なら桃とかみかんあるけど。」
「バナナと苺いいね、切り分けるから出して。」
「あいよ。」
アイテムボックスから出したバナナと苺を美桜と麗奈が受け取り苺は洗ってヘタを取りバナナは一口サイズに切り分け皿に乗せていく。
「はーい出来たよー。」
「あ、妖精さん帰ってきた。」
「おー!見た事ない果物だ!」
オレンジっぽい物や葡萄、そして見たことのないフルーツがテーブルに並べられる。
「コレに果物を入れるんですのー?」
「えっとね、こうやってフォークに果物に刺して付けて食べるんだよ。」
千春がチョコフォンデュを実践して教え、一口で食べる。
「うん、美味しい!」
「ウチも食べる!」
「私もー。」
「リリ、こっちに妖精用の小さいフルーツ作ったからこれ食べなー。」
小さく切ったフルーツに爪楊枝を刺しリリに見せる麗奈、そして始まったチョコフォンデュにワラワラと妖精が集まる。
「いっぱい来たね妖精さん。」
「まぁいっぱい来てもこのサイズだし足りるでしょ。」
手の上に乗れるサイズの妖精を見ながら千春と頼子が話す。
「ハルト美味しい?」
「美味しいな、こう言う食べ方も有るんだな。」
「チーズでやるとチーズフォンデュって言うんだよ。」
「ほぉ、チーズか、酒に合いそうだな。」
千春とエンハルトが話をしている間もフルーツはどんどん食べられて行く。
「お待たせしました、森で採れた果物ですよ。」
奥様が森のフルーツを切り分け持ってくる、そしてそのフルーツもあっという間に消えていった。
「美味しかったわー。」
「ヤバー、お昼あれだけ食べてこれはヤバいなー。」
「体重ヤバい。」
「レナの魔道具付けたら体重0になる!」
「いや、見た目変わんないから。」
「くっ!そうだった!」
千春たちが笑いながら話していると妖精たちが集まり何かをしている。
「ん?どうしたんだろ。」
「集まってんね。」
「リリあれ何してんの?」
「あー、多分お礼を作ってますのー。」
「お礼?」
妖精達が集まり輪になる、そして1人の妖精の手元に光り輝く宝石が現れた。
「チハル様、これは私達からのお礼です。」
そう言って千春に宝石を渡す、千春はそれを摘み受け取る。
「おーめっちゃ綺麗。」
「何これ宝石?」
「リリこれ何?」
「妖精の涙と言われる宝石ですわー。」
そう言うとエンハルトが声を上げる。
「妖精の涙だと?!」
「知ってんの?ハルト。」
「知っている・・・と言うか聞いた事があるくらいだが。」
「へぇ、珍しい物なのね。」
「そうだな、国宝になるくらいの宝石だ。」
「マジか・・・。」
摘んだ宝石を光に当てるとキラキラと輝いている。
「何か凄い効果が有る宝石とか?」
頼子が覗き込みながら言うとリリが答える。
「魔石と同じ様に魔力を保有出来ますわー。」
「へぇー魔道具にも出来るって事?」
「その通りですわー。」
ドヤ顔でふんぞりかえるリリ。
「ただその保有量が桁違いなんだがな。」
ぽつりと呟くエンハルト。
「桁違い?凄いの?」
「そうだなぁ、調べてみないと分からんがな。」
ふぅんとあまり宝石に興味のない千春は頼子達に言う。
「誰か使う~?」
「おい!」
「え?」
「ほいほい人にやる物じゃないぞ?!」
「でもチョコフォンデュのお礼って事は皆んなで作ったから皆んなの物じゃん?」
「えぇ、千春貰っときなよ。」
「そうだよ、なんか持ってたら面倒事巻き込まれそう。」
「ソレな!はい!それはチハルの物でーす!」
頼子達は揃って千春に押し付けた。
「しゃーない、ありがたく貰っておきますか。」
そしてアイテムボックスに入れ妖精達にお礼を言う。
「君たちありがとうね。」
「こちらこそ!美味しい食事をありがとう!」
千春と妖精は笑顔でお礼し合う。
「リリもアレ作れるの?」
「作れますわ、でも私1人だと100年に一個くらいですわねー。」
「100年!?」
「この人数なら2~3年に1個は作れますわよー。」
わちゃわちゃと残りのチョコを掬い食べている妖精たちを見ながら麗奈とリリが話す。
「因みにあの妖精の涙で魔道具作ると何が出来んの?」
「んー、精霊の魔法を閉じ込めたり出来ますわね、ドライアド様なら出来ると思いますけどー、呼びます?」
「いや、やめとこか、面倒事増えそう。」
麗奈は聞かなかった事にした。
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