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冒険者ギルドで登録したぞ!
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「今回もモリーの家に馬車置いて行くの?」
「あぁ、モリアン大丈夫か?」
「はい!大丈夫ですよー。」
「それじゃエルドール子爵邸に向かってくれ。」
エンハルトが指示をすると御者は返事をして向かう。
「ハルト、やっぱりみんな狩り行きたいらしいんだよね。」
「説得できなかったか。」
「うん、無理だった。」
「ハルトさん、ダメですか?」
「まぁ行く時ちゃんと護衛を付けるなら構わないが、何処に行くつもりだ?」
「「ダンジョン!」」
麗奈と美桜が揃って声をだす。
「それじゃ先に冒険者登録だな。」
「ん?冒険者じゃないと入れない?」
「あぁ一応あそこは国の管理下にある、そして冒険者ギルドはその管轄を任せてる民間のギルドだ。」
「へぇ、何時まで開いてるの?冒険者ギルド。」
「基本休みは無い、いつでも誰かが居る、何があるか分からないからな。」
「へー。」
「ただ事務的な仕事は暗くなれば止まる、まぁ歩いて行っても間に合うだろ。」
そしてモリアンの家に馬車を置きその足で冒険者ギルドに向かう。
「おー!久しぶりな冒険者ギルド!」
「チハル街並み凄いね。」
「中世のヨーロッパ?」
「さぁ?中世のヨーロッパがどんなのか知らないから分かんないな私は。」
千春が冒険者ギルドを見ていると、麗奈、美桜、頼子は街並みを観察していた。
「たのもー!」
「おいチハル。」
「何?」
「その言い方だと喧嘩売りに言ってる事になるぞ?」
「そなの?まぁ私みたいな小娘が言っても笑って流せないと冒険者なんて出来ないっしょ。」
「チハルちゃん!!!」
「お?ユーリンじゃん!久しぶり!!!」
狼の牙で斥候をしているユーリンが立ち上がり千春とハイタッチをする。
「どう?アイテムボックス使いこなしてる?」
「ばっちり!もう狩りに行って持ち帰る量が激増よ!」
「よかったねー!装備も変わった?」
「そりゃ変わるよー、チハルちゃんのおかげで一年分くらい儲かったんだから!フル装備揃えたよ。」
「こんにちはチハルさん!」
「あ、シャルルも元気?」
「はい!元気です!」
「野郎どもは?」
「今討伐報告してますよ。」
「ほ~。」
「チハルちゃん何しに来たの?喧嘩売り?」
「違うよ~、ちょっとダンジョン行きたくてさ、冒険者登録しとくかーって話になって来た。」
「噓でしょ、でもチハルちゃんなら冒険者出来るよねぇ、回復テイマーとしても過剰火力だし。」
ユーリンは呆れた様に見る。
「チハルさんダンジョンってエイクラーのダンジョンですか?」
「名前は知らないよ、山の麓って言ってた所、だよね?ハルト。」
「あぁたしかエイクラーって言うはずだ。」
「だってさ。」
「チハル受付行くぞ。」
「ほいほい、またねユーリン、シャルル。」
2人に手を振り受付に行く。
「いらっしゃいませ・・・王女殿下。」
「こんにちわ!冒険者登録を4人お願いします、あ、ハルトもしとく?」
「俺は持ってるぞ。」
「そなの!?王子なのに?」
「王女なのに登録してるチハルが言うのはどうなんだ?」
「あー、うん、そだね。」
「はい、登録ですね、こちらの用紙にご記入下さい。」
「う・・文字書けない、サフィー!」
「はい、そうだと思いました、モリー、レナとミオの分も書いてあげて。」
「了解です!」
モリアンはテーブルに座り麗奈と美桜に聞きながら記入していく。
「チハルはテイマーで良いですか?ヒーラーですか?」
「どっちなんだろう。」
「どっちも書いておきましょうか。」
サラサラと書いていく。
「ヨリは?」
「職業?んー・・・魔法は闇と土なんだよなぁ。」
「ヨリもテイマーメイジで書いておきましょう、実際そうですし。」
「うぃ、お願いしまーす。」
サフィーナは書き終わると受付に提出する。
「それではこのプレートに血を一滴お願いします。」
「はーい。」
渡された針でプスっと刺し血をプレートに落とす。
「千春躊躇なく刺したね。」
「チハルが初めてヒール使った時思い出しました。」
「あー、サフィーに針借りていきなり刺したもんね私。」
「ヒール」
千春は自分にヒールを掛け血を止める。
「あ、そっかそれがあるんだった。」
千春のヒールを見てホッとした頼子は針を刺しプレートに血を落としすぐに千春に指を見せる。
「はい、ヒール。」
「おぉ、一瞬で痛み消えた。」
「チハルさんこっちもお願いしまーす。」
美桜と麗奈もプレートに血を落とし、回復を見ていたので直ぐに千春に指を出す。
「はい、ヒール・・・ヒール。」
「サンキューチハル。」
「ありがとチハル。」
「これで登録が終わりました、本来ですと研修期間として『木級』がありますが、チハル王女殿下の実力は他のギルドからも聞いておりますので、『銅級』からのスタートになります。」
「へぇ、ありがとー、他の皆も?」
「はい、4人でパーティを組む事を考えると研修テストは直ぐに終わるので意味がないと思いますので。」
「そうなんだ、因みにテストって何です?」
「ゴブリン、もしくはコボルトを1人2匹なんですが、チハル王女のパーティですと・・・。」
「そだね、1000匹くらい来てもロイロとルプがやっつけるね。」
「え、ロイロちゃんとルプ君ってそんなに強いの?」
「うん、めっちゃ強い。」
そして用事は終わったと千春は後ろを向くと狼の牙が千春を見ていた。
「チハル様お久しぶりです。」
「あ、あー、あー・・・ぱーパ・・・」
「パトリスですよチハル。」
「そう!パトリスさん!久しぶり!」
「ユーリンとシャルルは直ぐに名前でたのに・・・忘れられてた。」
「大丈夫だ、多分俺達も忘れられてる。」
「そんな事はないよ!ガリクソン君と・・トーマス君!」
「ガーランです。」
「トリスです。」
「うん!久しぶり!」
「ははは・・・。」
「それでチハル様、冒険者登録してダンジョンに行くんですって?」
「うん、私はあんまり行きたくないけど、この3人がねー。」
「ちょっと千春、私は行きたいって言ってないよ。」
頼子が反論する。
「そうなんっすね、まぁロイロさんとルプさんが居るなら大丈夫でしょうけど、中層とかは気を付けて下さいね、スライムとか結構居るんで。」
「スライムって雑魚じゃないの?」
「雑魚じゃないっすよ、物理攻撃は効きませんし武器は酸で傷みます。」
「んじゃ火魔法?」
「火は嫌がりますが、火力が低ければ逃げすらしません。焚火に水掛けたら消えるでしょう、そんな感じで焚火くらいじゃ消されます。」
「んじゃどうやって?」
「核が有るんです、小さいんですがそこを狙うしか無いです。」
「めんどくさいな。」
「えぇ、土魔法で埋めて逃げるか凍らせるか、風魔法で切り刻むの選択になります。」
「了解、良い情報ありがとう。」
「いえいえ、この前のお礼にもなりませんよこれくらい。」
そう言うと男3人はニコニコした顔で千春に礼を言う。
「よし!それじゃ冒険者ギルドにはもう用はない!ご飯食べに行こう!」
「チハル、それってギルドの中で言う事じゃなくね?」
「そうだよ、そんな大きな声で・・・初めて来た私でも分かるわ。」
「まぁ千春だしいんじゃね?」
美桜と麗奈はダメだろと言うが、頼子はケラケラ笑いながら言う、そして外に出るとロイロとルプが大人しく座って待っていた。
「終わったか?千春。」
「うん、終わったよー、あ~ロイロ、スライムって倒せる?」
「倒したことは無いな、倒す必要あるか?」
「え?結構強いっぽいけど。」
「弱いわあんな物、踏めば潰れて溶けるわ。」
「あー、核ごと潰すのね。」
「あんな物出てもすぐ蹴散らすわ、数に入れんでも良いわ。」
「うぃー、出たらヨロシク。」
冒険者ギルドの用事が終わり、千春達は皆で買い食いをし、居酒屋で千春のレシピ料理を色々食べ、こちらのお酒を少し飲み、夜の王都の街を満喫したのであった。
「あぁ、モリアン大丈夫か?」
「はい!大丈夫ですよー。」
「それじゃエルドール子爵邸に向かってくれ。」
エンハルトが指示をすると御者は返事をして向かう。
「ハルト、やっぱりみんな狩り行きたいらしいんだよね。」
「説得できなかったか。」
「うん、無理だった。」
「ハルトさん、ダメですか?」
「まぁ行く時ちゃんと護衛を付けるなら構わないが、何処に行くつもりだ?」
「「ダンジョン!」」
麗奈と美桜が揃って声をだす。
「それじゃ先に冒険者登録だな。」
「ん?冒険者じゃないと入れない?」
「あぁ一応あそこは国の管理下にある、そして冒険者ギルドはその管轄を任せてる民間のギルドだ。」
「へぇ、何時まで開いてるの?冒険者ギルド。」
「基本休みは無い、いつでも誰かが居る、何があるか分からないからな。」
「へー。」
「ただ事務的な仕事は暗くなれば止まる、まぁ歩いて行っても間に合うだろ。」
そしてモリアンの家に馬車を置きその足で冒険者ギルドに向かう。
「おー!久しぶりな冒険者ギルド!」
「チハル街並み凄いね。」
「中世のヨーロッパ?」
「さぁ?中世のヨーロッパがどんなのか知らないから分かんないな私は。」
千春が冒険者ギルドを見ていると、麗奈、美桜、頼子は街並みを観察していた。
「たのもー!」
「おいチハル。」
「何?」
「その言い方だと喧嘩売りに言ってる事になるぞ?」
「そなの?まぁ私みたいな小娘が言っても笑って流せないと冒険者なんて出来ないっしょ。」
「チハルちゃん!!!」
「お?ユーリンじゃん!久しぶり!!!」
狼の牙で斥候をしているユーリンが立ち上がり千春とハイタッチをする。
「どう?アイテムボックス使いこなしてる?」
「ばっちり!もう狩りに行って持ち帰る量が激増よ!」
「よかったねー!装備も変わった?」
「そりゃ変わるよー、チハルちゃんのおかげで一年分くらい儲かったんだから!フル装備揃えたよ。」
「こんにちはチハルさん!」
「あ、シャルルも元気?」
「はい!元気です!」
「野郎どもは?」
「今討伐報告してますよ。」
「ほ~。」
「チハルちゃん何しに来たの?喧嘩売り?」
「違うよ~、ちょっとダンジョン行きたくてさ、冒険者登録しとくかーって話になって来た。」
「噓でしょ、でもチハルちゃんなら冒険者出来るよねぇ、回復テイマーとしても過剰火力だし。」
ユーリンは呆れた様に見る。
「チハルさんダンジョンってエイクラーのダンジョンですか?」
「名前は知らないよ、山の麓って言ってた所、だよね?ハルト。」
「あぁたしかエイクラーって言うはずだ。」
「だってさ。」
「チハル受付行くぞ。」
「ほいほい、またねユーリン、シャルル。」
2人に手を振り受付に行く。
「いらっしゃいませ・・・王女殿下。」
「こんにちわ!冒険者登録を4人お願いします、あ、ハルトもしとく?」
「俺は持ってるぞ。」
「そなの!?王子なのに?」
「王女なのに登録してるチハルが言うのはどうなんだ?」
「あー、うん、そだね。」
「はい、登録ですね、こちらの用紙にご記入下さい。」
「う・・文字書けない、サフィー!」
「はい、そうだと思いました、モリー、レナとミオの分も書いてあげて。」
「了解です!」
モリアンはテーブルに座り麗奈と美桜に聞きながら記入していく。
「チハルはテイマーで良いですか?ヒーラーですか?」
「どっちなんだろう。」
「どっちも書いておきましょうか。」
サラサラと書いていく。
「ヨリは?」
「職業?んー・・・魔法は闇と土なんだよなぁ。」
「ヨリもテイマーメイジで書いておきましょう、実際そうですし。」
「うぃ、お願いしまーす。」
サフィーナは書き終わると受付に提出する。
「それではこのプレートに血を一滴お願いします。」
「はーい。」
渡された針でプスっと刺し血をプレートに落とす。
「千春躊躇なく刺したね。」
「チハルが初めてヒール使った時思い出しました。」
「あー、サフィーに針借りていきなり刺したもんね私。」
「ヒール」
千春は自分にヒールを掛け血を止める。
「あ、そっかそれがあるんだった。」
千春のヒールを見てホッとした頼子は針を刺しプレートに血を落としすぐに千春に指を見せる。
「はい、ヒール。」
「おぉ、一瞬で痛み消えた。」
「チハルさんこっちもお願いしまーす。」
美桜と麗奈もプレートに血を落とし、回復を見ていたので直ぐに千春に指を出す。
「はい、ヒール・・・ヒール。」
「サンキューチハル。」
「ありがとチハル。」
「これで登録が終わりました、本来ですと研修期間として『木級』がありますが、チハル王女殿下の実力は他のギルドからも聞いておりますので、『銅級』からのスタートになります。」
「へぇ、ありがとー、他の皆も?」
「はい、4人でパーティを組む事を考えると研修テストは直ぐに終わるので意味がないと思いますので。」
「そうなんだ、因みにテストって何です?」
「ゴブリン、もしくはコボルトを1人2匹なんですが、チハル王女のパーティですと・・・。」
「そだね、1000匹くらい来てもロイロとルプがやっつけるね。」
「え、ロイロちゃんとルプ君ってそんなに強いの?」
「うん、めっちゃ強い。」
そして用事は終わったと千春は後ろを向くと狼の牙が千春を見ていた。
「チハル様お久しぶりです。」
「あ、あー、あー・・・ぱーパ・・・」
「パトリスですよチハル。」
「そう!パトリスさん!久しぶり!」
「ユーリンとシャルルは直ぐに名前でたのに・・・忘れられてた。」
「大丈夫だ、多分俺達も忘れられてる。」
「そんな事はないよ!ガリクソン君と・・トーマス君!」
「ガーランです。」
「トリスです。」
「うん!久しぶり!」
「ははは・・・。」
「それでチハル様、冒険者登録してダンジョンに行くんですって?」
「うん、私はあんまり行きたくないけど、この3人がねー。」
「ちょっと千春、私は行きたいって言ってないよ。」
頼子が反論する。
「そうなんっすね、まぁロイロさんとルプさんが居るなら大丈夫でしょうけど、中層とかは気を付けて下さいね、スライムとか結構居るんで。」
「スライムって雑魚じゃないの?」
「雑魚じゃないっすよ、物理攻撃は効きませんし武器は酸で傷みます。」
「んじゃ火魔法?」
「火は嫌がりますが、火力が低ければ逃げすらしません。焚火に水掛けたら消えるでしょう、そんな感じで焚火くらいじゃ消されます。」
「んじゃどうやって?」
「核が有るんです、小さいんですがそこを狙うしか無いです。」
「めんどくさいな。」
「えぇ、土魔法で埋めて逃げるか凍らせるか、風魔法で切り刻むの選択になります。」
「了解、良い情報ありがとう。」
「いえいえ、この前のお礼にもなりませんよこれくらい。」
そう言うと男3人はニコニコした顔で千春に礼を言う。
「よし!それじゃ冒険者ギルドにはもう用はない!ご飯食べに行こう!」
「チハル、それってギルドの中で言う事じゃなくね?」
「そうだよ、そんな大きな声で・・・初めて来た私でも分かるわ。」
「まぁ千春だしいんじゃね?」
美桜と麗奈はダメだろと言うが、頼子はケラケラ笑いながら言う、そして外に出るとロイロとルプが大人しく座って待っていた。
「終わったか?千春。」
「うん、終わったよー、あ~ロイロ、スライムって倒せる?」
「倒したことは無いな、倒す必要あるか?」
「え?結構強いっぽいけど。」
「弱いわあんな物、踏めば潰れて溶けるわ。」
「あー、核ごと潰すのね。」
「あんな物出てもすぐ蹴散らすわ、数に入れんでも良いわ。」
「うぃー、出たらヨロシク。」
冒険者ギルドの用事が終わり、千春達は皆で買い食いをし、居酒屋で千春のレシピ料理を色々食べ、こちらのお酒を少し飲み、夜の王都の街を満喫したのであった。
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