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女神様への対価!
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「それで!?チハルさんどう言う事なんですかね!?」
「・・・どこからです?」
「女神様とドラゴンの話ですよー!」
「えっと、ハルト兄様、ライリー、フィンレー、ユラ、私の王族5人でクレア湖に遊びに行きましたー。」
「え?ユラってのは?」
「んー街で助けた孤児で狐獣人の女の子、私が面倒見るって言ったら妹になったよ。」
「・・・・はい、分かりました、それで、クレア湖に遊びに行ったんですね。」
「そ、そんでバーベキューしたらドラゴンが匂いで釣れてご飯あげて話して名前付けたら契約しちゃった。」
「精霊ならそう言う話が過去有りましたが、ドラゴンとですか。」
「うん、そう言えば精霊に近いんだっけ?ロイロ。」
「あぁ今はこんななりじゃが元はこの世界の精霊に近いの。」
「そんで、神様の話してたらこの世界の女神様知ってるらしくて、どんな人?って聞いたら呼びやがt・・お呼びされやがりました。」
めんどくさそうに千春は話を続ける。
「ドラゴン、ロイロさんが女神様と知り合いもビックリですけど、昨日はチハルさんが呼びましたよね?」
「うん、クレア湖で来た時にケーキあげたらまた食べたいから呼んでねって神託スキルくれたのね、だからアイトネには連絡取れるようになったの、ついでに聖女の称号付いたけどね。」
「聖女ですか!今騎士団と魔法師団ではチハルさんが聖女だと噂になってまして、本当に聖女になっていたとはビックリですね。」
「私もビックリだよ!」
はぁ、と一息つきサフィーナが淹れたお茶を口に含む。
「それから?」
「・・・以上です。」
「えぇぇ、あの異常な回復量の魔法は?」
「んーMP足んなかったのをアイトネが一時的に増やしてくれたから出来たの、普段は無理だよ。」
「そう言う事ですか、正直教会でも欠損も回復出来る人間は居ませんからね。」
「どんだけ増やしたか知らないけどそれでもMP全部使ったみたいだからねー、ヤバかったわ。」
「そうですね、本来でしたら数日は眠り続けるでしょうね、あの女神の接吻は魔力回復の為だったんですね。」
ローレルが接吻と言った瞬間サフィーナと千春の眉がピクリと動く。
「その事は忘れて、私のファーストキスがああああ!」
「女性同士ですし、チハルは気を失ってましたからノーカンですよ。」
サフィーナが千春にフォローをかける。
「そう言えば女神様が帰る時に、とっておきをって言ってましたけど、何なんですか?」
「あーそれは直接アイトネが回復すると対価に私の寿命が必要って言ってて、私自身にMP増やすだけなら私のとっておきデザートで良いって言うからそっちで契約したのよ。」
「そうですか、把握しました、そのデザートと言うのを今日お渡しするんですね。」
「そ、3時のオヤツに作って来たからもう少ししたらお母様の所に行って皆で食べるよ。」
千春の説明は終わり、ローレルがハース領で進めている塩田の話等を色々聞いた。
「へーそれじゃ早速塩作り出したのね。」
「はい、それとチハルさんのお父様からポンプと言う物の設計や波を利用した自然の放水等を教えて頂きまして・・・またあっちに行く必要が・・・・」
「・・・・どんまい!」
「私、魔法師団の団長なんですけどねぇ。」
「しょうがないじゃん、他に理解出来る人が居れば代わりに行くんだろうけど。」
「それです!今からでも教え込めば代わりに行かせる事が出来ます!」
「がんばれ、それじゃそろそろ私はお母様の所に行って来るよ。」
壁掛け時計を見ると結構な時間話をしていたようで、そろそろオヤツの時間だ。
「それじゃローレルさんがんばってー。」
手をフリフリしながらローレルと別れマルグリットの部屋に向かった。
「お母様戻りましたー。」
「チハルおねえちゃんおかえりなさい!」
アルベルがドアを開けるとユラが飛びついてくる。
「ただいま~♪」
「チハルおかえりなさい、とっておきは出来た?」
「出来ましたよー、あ、あとエリーナさんとアルベルさんも一緒に食べても良いですか?」
「良いわよ?普段から私と3人の時は一緒にお茶してるもの。」
ニッコリと微笑みながらエリーナを見ると部屋の鍵を閉める。
「一応ね、執事長とかが見るとあまりよろしく無い事もあるからね?」
フフッと笑いながら皆がソファーに座る。
「それじゃアイトネ呼びますね。」
『ハーイ!チハルー!』
「うわあぁぁ!!!・・・・・・びっくりしたぁ!って、まだ呼んでないよね?」
『待ちきれなくて見てたもの~♪』
「寿命3日は縮んだわ!」
神託で呼ぶ前に現れたアイトネに呆れたように声を掛ける千春。
「それじゃ出すねー。」
フルーツパフェを出して皆の前に並べていく、長いスプーンはサフィーナがアイテムボックスから出し添えていく。
「これがとっておきのデザート、フルーツパフェで~す。」
『美味しそうね!』
「ほんと、凄く美味しそうだわ。」
侍女達もウンウンと頷きながらフルーツパフェを見ていた。
「それじゃ食べましょう。」
「「「「「いただきます。(じゃー)」」」」」
『んーーーー!おいしいわー!』
「冷たいクリームも入ってるのね。」
「はい、アイスクリームと言うお菓子が中に入ってます、今度ルノアーさんに作り方教えるんで食べれる様になりますよ。」
「あら、それは嬉しいわ!」
みんなワイワイとフルーツパフェを味わいながら食べる。
「チハルおかわりじゃー!」
「はいよー、アイトネの分もう一個作ったけど食べれる?」
もう底のフレークをシャクシャクしながら食べ終わりそうなアイトネに声を掛ける。
『頂くわ!』
「はいどうぞ。」
もう一つアイテムボックスから出し空のグラスと入れ替えると早速食べだした。
「暑い時はこのアイスクリームって良いわねぇ、作るのは簡単なの?」
「材料自体はよくある物ばかりなんですけど攪拌するのがちょーっと大変ですね、でも調理人さんたち屈強な人が多いんで多分大丈夫です。」
「そうね、新米兵士より戦闘力有るものね、うちの料理人。」
笑いながらマルグリットも納得していた。
「アイトネ、対価はこれで良かった?」
『えぇ十分よ。』
「ちなみに聞いてみたかったんだけど、なんでキスしたの?」
『・・・え?』
「な・ん・で・き・す・し・た・の?」
『・・・可愛かったから?』
「ほぉぉう?」
『良いじゃない!女神のキスって貴重なのよ!?』
「はぁ・・・もういいよ覚えてないし、それと、もしアイトネが直接あの副団長さん回復させたら私の寿命何年くらい持って行かれたの?」
『・・・・・三日くらい?』
「・・・・・ふぅぅぅぅん、さっき呼んでも無いのに出てきた時ビックリして3日くらい寿命縮んでない?」
『そんなので縮まないわよ。・・・多分 (ボソッ)』
「まぁ結果助けてもらったんだから良いけどね、ありがとうねアイトネ。」
『チハルのそう言う所大好き、それじゃご馳走になったし、また呼んでね♪』
綺麗に食べ終わったグラスを置くとアイトネはいつもの様に微笑みながら手を振り消えて行った。
「相変わらずじゃのー、まぁ悪い管理者ではないから許してやれ。」
「許すも何も有難いよ、結果助けてくれてるんだし、対価なんて言ってるけど皆で食べるオヤツだしね。」
「そうそう、チハル、帰って来た騎士団から女神様の事とチハルが聖女だって広まってるわよ。」
「はい、ローレルさんからも聞きました、これもう止まらないですよね。」
「えぇもう口止めさせても無理ね、本格的に教会も動くかもしれないわねぇ。」
「あ、それは大丈夫ですよ。」
「そうなの?」
「はい、教会に言われたらアイトネが直接出て来て話付けてくれるらしいんで。」
「女神様が直接・・・?」
「はい、最悪の場合、教国が消滅します。」
「うそでしょ?」
「本当です、私も止めたくらいなので。」
「儂が代わりにブレスかましても良いんじゃぞ?」
「ロイロもダメだからね?」
笑いながら言うロイロに千春は苦笑しながら言う。
「チハル、その・・・話付けて最悪教国が消滅の対価は?」
「既に払い済みです、日本のケーキ数個で話付いてます。」
「ケーキで消滅するの!?」
「するらしいです、まぁアイトネ曰くですけど、信仰心があまり無いらしくてちょっと天罰落としちゃおっかって話だったんですよ、止めましたけどね?」
「それもどうかと思うけど、取りあえず教会に対しての心配はしなくて良さそうね。」
「そうですね、アイトネ・・女神様への対価が軽すぎる気がしますけどね。」
そう言って皆はお茶を飲みながら、「はぁ」と現実逃避するような溜息を吐き呆ける。
午後のゆっくりした時間、皆の考えるのは1つだった
(ケーキで国が消滅かー、はぁ・・・。)
「・・・どこからです?」
「女神様とドラゴンの話ですよー!」
「えっと、ハルト兄様、ライリー、フィンレー、ユラ、私の王族5人でクレア湖に遊びに行きましたー。」
「え?ユラってのは?」
「んー街で助けた孤児で狐獣人の女の子、私が面倒見るって言ったら妹になったよ。」
「・・・・はい、分かりました、それで、クレア湖に遊びに行ったんですね。」
「そ、そんでバーベキューしたらドラゴンが匂いで釣れてご飯あげて話して名前付けたら契約しちゃった。」
「精霊ならそう言う話が過去有りましたが、ドラゴンとですか。」
「うん、そう言えば精霊に近いんだっけ?ロイロ。」
「あぁ今はこんななりじゃが元はこの世界の精霊に近いの。」
「そんで、神様の話してたらこの世界の女神様知ってるらしくて、どんな人?って聞いたら呼びやがt・・お呼びされやがりました。」
めんどくさそうに千春は話を続ける。
「ドラゴン、ロイロさんが女神様と知り合いもビックリですけど、昨日はチハルさんが呼びましたよね?」
「うん、クレア湖で来た時にケーキあげたらまた食べたいから呼んでねって神託スキルくれたのね、だからアイトネには連絡取れるようになったの、ついでに聖女の称号付いたけどね。」
「聖女ですか!今騎士団と魔法師団ではチハルさんが聖女だと噂になってまして、本当に聖女になっていたとはビックリですね。」
「私もビックリだよ!」
はぁ、と一息つきサフィーナが淹れたお茶を口に含む。
「それから?」
「・・・以上です。」
「えぇぇ、あの異常な回復量の魔法は?」
「んーMP足んなかったのをアイトネが一時的に増やしてくれたから出来たの、普段は無理だよ。」
「そう言う事ですか、正直教会でも欠損も回復出来る人間は居ませんからね。」
「どんだけ増やしたか知らないけどそれでもMP全部使ったみたいだからねー、ヤバかったわ。」
「そうですね、本来でしたら数日は眠り続けるでしょうね、あの女神の接吻は魔力回復の為だったんですね。」
ローレルが接吻と言った瞬間サフィーナと千春の眉がピクリと動く。
「その事は忘れて、私のファーストキスがああああ!」
「女性同士ですし、チハルは気を失ってましたからノーカンですよ。」
サフィーナが千春にフォローをかける。
「そう言えば女神様が帰る時に、とっておきをって言ってましたけど、何なんですか?」
「あーそれは直接アイトネが回復すると対価に私の寿命が必要って言ってて、私自身にMP増やすだけなら私のとっておきデザートで良いって言うからそっちで契約したのよ。」
「そうですか、把握しました、そのデザートと言うのを今日お渡しするんですね。」
「そ、3時のオヤツに作って来たからもう少ししたらお母様の所に行って皆で食べるよ。」
千春の説明は終わり、ローレルがハース領で進めている塩田の話等を色々聞いた。
「へーそれじゃ早速塩作り出したのね。」
「はい、それとチハルさんのお父様からポンプと言う物の設計や波を利用した自然の放水等を教えて頂きまして・・・またあっちに行く必要が・・・・」
「・・・・どんまい!」
「私、魔法師団の団長なんですけどねぇ。」
「しょうがないじゃん、他に理解出来る人が居れば代わりに行くんだろうけど。」
「それです!今からでも教え込めば代わりに行かせる事が出来ます!」
「がんばれ、それじゃそろそろ私はお母様の所に行って来るよ。」
壁掛け時計を見ると結構な時間話をしていたようで、そろそろオヤツの時間だ。
「それじゃローレルさんがんばってー。」
手をフリフリしながらローレルと別れマルグリットの部屋に向かった。
「お母様戻りましたー。」
「チハルおねえちゃんおかえりなさい!」
アルベルがドアを開けるとユラが飛びついてくる。
「ただいま~♪」
「チハルおかえりなさい、とっておきは出来た?」
「出来ましたよー、あ、あとエリーナさんとアルベルさんも一緒に食べても良いですか?」
「良いわよ?普段から私と3人の時は一緒にお茶してるもの。」
ニッコリと微笑みながらエリーナを見ると部屋の鍵を閉める。
「一応ね、執事長とかが見るとあまりよろしく無い事もあるからね?」
フフッと笑いながら皆がソファーに座る。
「それじゃアイトネ呼びますね。」
『ハーイ!チハルー!』
「うわあぁぁ!!!・・・・・・びっくりしたぁ!って、まだ呼んでないよね?」
『待ちきれなくて見てたもの~♪』
「寿命3日は縮んだわ!」
神託で呼ぶ前に現れたアイトネに呆れたように声を掛ける千春。
「それじゃ出すねー。」
フルーツパフェを出して皆の前に並べていく、長いスプーンはサフィーナがアイテムボックスから出し添えていく。
「これがとっておきのデザート、フルーツパフェで~す。」
『美味しそうね!』
「ほんと、凄く美味しそうだわ。」
侍女達もウンウンと頷きながらフルーツパフェを見ていた。
「それじゃ食べましょう。」
「「「「「いただきます。(じゃー)」」」」」
『んーーーー!おいしいわー!』
「冷たいクリームも入ってるのね。」
「はい、アイスクリームと言うお菓子が中に入ってます、今度ルノアーさんに作り方教えるんで食べれる様になりますよ。」
「あら、それは嬉しいわ!」
みんなワイワイとフルーツパフェを味わいながら食べる。
「チハルおかわりじゃー!」
「はいよー、アイトネの分もう一個作ったけど食べれる?」
もう底のフレークをシャクシャクしながら食べ終わりそうなアイトネに声を掛ける。
『頂くわ!』
「はいどうぞ。」
もう一つアイテムボックスから出し空のグラスと入れ替えると早速食べだした。
「暑い時はこのアイスクリームって良いわねぇ、作るのは簡単なの?」
「材料自体はよくある物ばかりなんですけど攪拌するのがちょーっと大変ですね、でも調理人さんたち屈強な人が多いんで多分大丈夫です。」
「そうね、新米兵士より戦闘力有るものね、うちの料理人。」
笑いながらマルグリットも納得していた。
「アイトネ、対価はこれで良かった?」
『えぇ十分よ。』
「ちなみに聞いてみたかったんだけど、なんでキスしたの?」
『・・・え?』
「な・ん・で・き・す・し・た・の?」
『・・・可愛かったから?』
「ほぉぉう?」
『良いじゃない!女神のキスって貴重なのよ!?』
「はぁ・・・もういいよ覚えてないし、それと、もしアイトネが直接あの副団長さん回復させたら私の寿命何年くらい持って行かれたの?」
『・・・・・三日くらい?』
「・・・・・ふぅぅぅぅん、さっき呼んでも無いのに出てきた時ビックリして3日くらい寿命縮んでない?」
『そんなので縮まないわよ。・・・多分 (ボソッ)』
「まぁ結果助けてもらったんだから良いけどね、ありがとうねアイトネ。」
『チハルのそう言う所大好き、それじゃご馳走になったし、また呼んでね♪』
綺麗に食べ終わったグラスを置くとアイトネはいつもの様に微笑みながら手を振り消えて行った。
「相変わらずじゃのー、まぁ悪い管理者ではないから許してやれ。」
「許すも何も有難いよ、結果助けてくれてるんだし、対価なんて言ってるけど皆で食べるオヤツだしね。」
「そうそう、チハル、帰って来た騎士団から女神様の事とチハルが聖女だって広まってるわよ。」
「はい、ローレルさんからも聞きました、これもう止まらないですよね。」
「えぇもう口止めさせても無理ね、本格的に教会も動くかもしれないわねぇ。」
「あ、それは大丈夫ですよ。」
「そうなの?」
「はい、教会に言われたらアイトネが直接出て来て話付けてくれるらしいんで。」
「女神様が直接・・・?」
「はい、最悪の場合、教国が消滅します。」
「うそでしょ?」
「本当です、私も止めたくらいなので。」
「儂が代わりにブレスかましても良いんじゃぞ?」
「ロイロもダメだからね?」
笑いながら言うロイロに千春は苦笑しながら言う。
「チハル、その・・・話付けて最悪教国が消滅の対価は?」
「既に払い済みです、日本のケーキ数個で話付いてます。」
「ケーキで消滅するの!?」
「するらしいです、まぁアイトネ曰くですけど、信仰心があまり無いらしくてちょっと天罰落としちゃおっかって話だったんですよ、止めましたけどね?」
「それもどうかと思うけど、取りあえず教会に対しての心配はしなくて良さそうね。」
「そうですね、アイトネ・・女神様への対価が軽すぎる気がしますけどね。」
そう言って皆はお茶を飲みながら、「はぁ」と現実逃避するような溜息を吐き呆ける。
午後のゆっくりした時間、皆の考えるのは1つだった
(ケーキで国が消滅かー、はぁ・・・。)
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